音読の重要性。そして英語学習の基礎段階においては量をこなす事が重要であること。

この記事は先程の記事、「『英語上達完全マップ』は英文読解の正当な学習方法」の内容を補完する記事になります。

英語の基礎力を養成するためにはひたすら音読したり(音読パッケージ)、ひたすら聴き続ける(1000時間ヒアリングマラソンなど)必要があります。これは英語学習で上級に到達した人達はみなが通った道です。この「ひたすら音読&聴く」という行為は語学学習においては避けて通れない道です。

私は17歳の時に英語の文章を音読する習慣を身につけました。その音読は1つの文章を20回読むというものです。これは「「超」勉強法 (講談社文庫)」に書かれていた学習方法です。これを行うことによって英語を英語のままで理解できる、通称”英語回路”が頭の中に出来ました。

思えばこの音読行為によって、いちいち日本語に訳さずに英語を理解できるようになりました。英語が苦手な人は英語回路がないために、逐一日本語に訳している人や返り読みをしている人が多いのではないでしょうか。

英語学習をしている人で音読の習慣がない人は音読をする習慣を身につけるべきです。この音読習慣を身につけることなく英語を学ぶのは難しいです。私は「超」勉強法で紹介されている学習法を実践しましたが、今ならただ単に20回音読をするよりも効果的な方法を紹介している音読パッケージを推薦します。

中学生や高校生なら教科書を20回音読すれば たいてい教科書を丸暗記できます。また通学途中に音読した教科書本文を聴き続ければ効果的に復習できます。そうすれば英語の試験で高得点、場合によっては満点が取れます。

私は英語を音読するようになって、小学校の時になぜ国語の教科書を音読させられたのか分かった気がします。国語の教科書を音読することは早い段階で日本語回路を構築するためだったのです。

こういった音読学習法を残念ながら私は学校では習ったことがありませんでした。学校では「英語を教える」前に、まずは「英語の学び方」を教えるべきだと思います。例えば、音読する事の重要性を知らずに中学・高校の6年間を過ごした人は、せっかく英語の基礎力を身に付けられる機会を与えられているのに、それを活かせなかったのではないでしょうか。

世の中に様々な英語学習法はありますが、英語回路を作る方法は1つしかりありません。「ひたすら音読&ひたすら聴く」事です。これは必ず行なわければならない事です。

この段階の英語学習については英語上達完全マップにやるべき事が全て書かれています。そして私はもう書くことがなかったのでblogや書籍には詳細には書きませんでした。私がblogや書籍で紹介している学習法は発音語源を除けば、この英語回路が出来た後、TOEIC600点以上を取れる基礎力がある人向けの学習法が主です。

この「ひたすら音読&ひたすら聴く」の勉強法を改善、もしくは抜本的に学習時間を短くすることが出来れば、それは語学習得において世紀の大発見になるでしょう。おそらくこの大発見は脳科学の分野と結びつく極めて高度なものだと推測します。果たして本当に出来るのでしょうか?もはやSci-Fiの世界です。

語学の達人シュリーマンがいた時代から基本的に語学学習でやることは変わっていません。現在はInternetや電子機器の発達で学習の困難さはかなり軽減されましたが、それでもやはり一定量の学習時間を使って「ひたすら音読&ひたすら聴く」の行為はやらなければいけません。

この英語回路を作るための参考書は「英語上達完全マップ」以外にも日本にはすでに数多く存在しているので(特に受験英語の参考書。詳細は次の記事で紹介します)、お気に入りの参考書を見つけてまずはとにかく時間をかけて音読して、たくさん聴いてください。そして英語回路が出来たら、私が第三章以降で紹介している様々な学習法に取り組んでください。

日本には数多くの英語学習書がありますが、英語を習得するためには「ひたすら音読&ひたすら聴くという勉強」に「最低数百時間使わないといけない」と明言している本が少ないから、英語を身につけている人が少ないのではないでしょうか。語学学習は地道な努力が必要です。

もし可能であれば自分が興味のある教材を読み込んでください。また、TOEIC600点以上に到達した後には様々な英語書籍が読めるようになります。そして後ほど紹介するAudio bookを利用すれば教材の選択肢は一気に広がります。

追記

基礎力を中高の学校教育で身につけてしまうのが一番効率的です。でも、多くの人は音読20回なんてしていません。もったいないです。

大学受験が終わるまでひたすら音読と聴き取りをして、受験終了後に「書く」「話す」の勉強に着手する。これが一般的な日本の学生だと良い英語学習の仕方だと思います。そして学部時代に出来れば1年間の交換留学をすればバッチリです。

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執筆者
柴田 はるじぇー @HAL_J
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柴田 はるじぇー @HAL_J

セブ島にある語学学校サウスピークの英語学習アドバイザー。著書に「3ヶ月でTOEIC300点上げるフィリピン留学」「20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ」