日本語禁止校でなぜ日常英会話能力が向上するのか?2つの校舎でサウスピーク留学を経験したNaokiさんが語る

12939326_1586517088331641_1892651404_n

↑感極まっているNaokiさん(右端)とフィリピン人講師達。

名前 Naokiさん
職業/年齢 20歳、大学生
留学期間 8週間
開始時の英語力 TOEIC665点(L:350,R:315)→TOEIC690点(L:350,R340)

日本語禁止校では、自分より上級者とのレベルの差を肌で感じられる

ーーご留学お疲れ様です。今回何週間留学されたんですか。

8週間ですね。4週間はサウスピーク・オリジナル校で勉強し、後半4週間は日本語禁止校で勉強しました。

ーーなぜオリジナル校から日本語禁止校に移動されたんですか。

ひとことで言うと、自分の英語力が今どのくらいなのか試したかったからです。もっといえば、自分が日本人の中でどのくらいのレベルなのかを、実感として知りたかったからです。

ーーオリジナル校に居るよりも、日本語禁止校の方が、自分の力試しができるということですか。

DSC07616

↑オリジナル校、プレミアム校ではEOPバッジという制度があり、任意で利用できます。

サウスピークの他の校舎では、特に制限がないので、みんな日本語で話しています。English only Policyカード(※このカードをぶらさげている人は英語しか喋ってはいけない、という制度)も制度として存在しているものの、基本的には任意です。オリジナル校でこのカードを使っている人も、勿論一部でした。だからどうしても、別に日本語で話してもいいって、心に余裕が生まれてしまうんですよね。

そこで、本当に英語しか話してはいけない環境に行ったらどうなるのか、自分はどこまで通用して、何ができないのか。他の日本人生徒はどこまで英語を話せているのか。TOEIC試験では測りきれないその部分に、挑戦してみたかったんです。

ーー実際に日本語禁止校に留学してみて、いかがですか。

正直、自分の英語力はまだまだだなと思いましたね。この校舎にはTOEIC900点レベルの方もいらっしゃるんですが、そういう方々と話していると、「こんな英語表現知っているんだ」「こんだけ話せるんだ」と衝撃を受けます。日本語禁止校は、こうやって他の日本人が自分より英語ができるということを肌で感じられるので、結構屈辱を感じます(笑)

Naoki

ーーそのTOEIC900点レベルの生徒のことを詳しく教えてくれますか。

その生徒さんは、とにかく話すときに使う英文法が的確なんですよ。完璧ですよね。それに英単語・英語表現もよく知っていることを、彼と話す度に感じましたね。僕なら「factor」を使う場面で、「ingredients」と言い換えたりしてきて、そういうのがまたいやらしいんですよ(笑)僕も負けじと、いつもなら「easy」と言ってしまうところを、「uncomplicated」と言い換えてみたりしてました。

ーーいいですね、その切磋琢磨されている感じ。

TOEIC900点レベルの生徒はこんなレベルなのか、と肌で感じましたね。あと、スピーチコンテストも軒並みレベルが高いです。日本語禁止校にはTOEIC600点以上の生徒しかいないので、ある程度話せることは前提で、その上でめちゃくちゃ堂々と話していたり、内容が非常に濃いものであったり、毎回学ぶことが多かったです。

(※サウスピークでは隔週で、各自スピーチ原稿を用意・練習し、他の生徒・講師の前でスピーチを披露する場があります)

とある生徒さんは1週間の留学でスピーチコンテストに出場されていたんですが、英文の構成がとてもしっかりしていて、結論(主張)→根拠(理由)→具体例→結論(再論)、完璧な構成の中に内容が詰まっていて、「1週間でもこんなにレベルの高い生徒さんがいるのか」と驚愕しました。

ーーやれること全部やっておられるみたいですね。

彼のように、日本語禁止校で1週間や2週間留学される方は、間違いなく自分の英語力を試したいと思って来ているでしょうね。短期だし、どうせならレベルが高いところでしのぎを削っている場所に行きたいという思いがあるようでした。

日常会話の能力が向上する「日本語禁止」という環境

ーーそれなりに英語力ある日本人達が、日本人同士で英語を話し、しのぎを削る場所。それが日本語禁止校なんですね。

Naoki-2

↑Naokiさん(左)にインタビューしている、日本語禁止校・日本人スタッフのAkiさん。(右)

そういう上級者や学習意欲の高い方々と英語だけで生活していると、日常会話で使うような英単語もどんどん学べますし、同時に英会話能力も向上した実感がありました。フィリピン人講師と英語で話すのも勿論勉強になるのですが、日本語禁止校では、同じように留学している日本人とですら英語で話さないといけません。

日本人スタッフに学習相談するのも、新入生オリエンテーションも英語、注意されるのも英語、お昼のアナウンスも勿論、英語です。だから、例えば洗濯物を出すときも英語なんですよ。今まで、「do the laundry」(洗濯する)なんて表現知りませんでしたし、使ったこともありませんでした。

こういうのは日本に居てもなかなか学べないし、TOEIC試験の参考書にも記載はありません。だって、TOEIC試験に洗濯の話題って出ないじゃないですか。

その場で「あっ、これなんて言うかわからない」と思ったら、調べるしかないんですよ。調べて、ああこう言うのかとはじめて知って、次から使う。これだけでも、どんどん日常英会話で使う語彙力は増強されますね。分からない表現に直面することって、日々ありますから。

日本語禁止環境だと、嫌が応でも、英語を話す力は鍛えられますよね。話せなければ、洗濯物すら出せませんからね。学習相談もできませんし。そういう意味では、サウスピークで最も過酷な環境なんじゃないでしょうか。

ーー分からないことは勉強しないと分からないですもんね。でも、そういうことを毎回しなければいけないのは、ストレスになりませんか。

勿論、負荷がかかっている感じは日々感じていますよ。でも、僕は楽しいですね。おそらく、さすがにTOEIC500点以下の人達が日本語が完全に禁止の環境に居ると、苦痛だと思います。

やっぱり一通り文法や単語の基礎が分かっていないと、話すこともままなりませんから。僕なんて、一度目の留学(TOEIC500点時)に日本語禁止校に来てたら、1日目でぶっ倒れていたと思います(笑)やっぱり最低TOEIC600点レベルは必要なんだな、と感じますね。

TOEIC600点以下の初中級者にとって、日本語禁止校は励みになるはず

EOP3-8

↑フィリピン人講師と楽しく談笑している日本語禁止校の生徒さん達。

オリジナル校で留学していたときに、日本人スタッフの方に日本語禁止校への移動を相談したことがあるんですよ。そしたら、「日本語禁止校は英語しか話してはいけない環境で、オリジナル校よりも自分に負荷をかけていくことになるから今より苦しくなる。でも、より負荷を求めて英語力を上げていきたい人なら良い環境だから、もう本人次第だね」ということを言われたんです。

「日本語を禁じて負荷をかける」ことが、日本語禁止校では当然の空気です。別にご飯がより美味しいわけでも、設備が良いわけでもなく、「日本語禁止」の環境で勉強するために来る人達が現にたくさんいるんです。このことに、日本語禁止校の価値があるのだと思います。

ーー自分で更なる負荷を期待する方々、ですね。

言ってしまえば、そういう学習のモチベーションを持つ猛者達しか、日本語禁止校にはいません。そういう人達が集まっている場所がある、TOEIC600点以上からしか入学ができない、ということは、これから英語学習頑張ろう!という初中級者の方々には励みになるのではないでしょうか。更なる高みがあるというのは、素晴らしいことですよ。

↓ Naokiさんの英語スピーチ

ーー人は皆、次に次に目標が見えると頑張る気になれますからね。

今回僕はすごく、「上に引っ張られる」感覚がありました。やっぱりここに来ると、自分より英語できる人しかいないわけじゃないですか。英会話能力でも、それなりに自分のことを話せる人達ばかりです。こういう環境に来れば、また新たな目標があるということを体感できますよね

TOEIC600点以上にならないと日本語禁止校には入学できないんですが、「こんな環境なんだぞ」ということを初中級者の方々に知って貰えれば、みんな、いつかは挑戦してやるという気になると思います。

ーーTOEIC500点時代にオリジナル校、600点越えてから日本語禁止校を体験したNaokiさんだからこそ、言えることですね。英語上級者目指して、引き続き頑張って下さい!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly
  • LINEで送る

執筆者
神農 亮
  • twitter
  • facebook

神農 亮

海外就職アドバイザー。インドネシアでの勤務経験を生かし、海外就職・海外転職対策講座にて海外就職のサポートを行っています。海外就職をメイントピックにした個人ブログ Keep Rockin’!BRO を運営中です。Twitter IDは@kanchan_r