TOEFL iBT対策を行い、4週間の留学で64点から80点へ16点アップさせ、米国大学への進学を決めた矢口雄大さん

ジェフ講師と撮影

ジェフ講師と撮影

名前 矢口雄大さん
年齢/職業 10代、高校卒業直後に留学
留学期間 4週間
開始時の英語力 TOEFL iBT 64 (Reading20/Listening15/Speaking18/Writing11) ⇒ サウスピーク留学後 TOEFL iBT 80(Reading22/Listening16/Speaking18/Writing24) 16点UP⤴︎

※サウスピーク留学後、アメリカの大学に合格。2016年8月より渡米。

アメリカの大学進学、おめでとうございます!まずは、サウスピークへの留学の経緯を教えてもらえますか?

実は、もともとは日本で医学部を目指して受験勉強をしていました。でも、途中で自分に医者は合わないなあと思って、日本の受験勉強に時間を費やすのがもったいなと思うようになりました。

そして、じゃあアメリカの大学に行こうかなと思って親に相談したら、普通に「いいよ」って感じで、何も言わずにあっさり賛成してくれたのでアメリカの大学への進学を決めました。

アメリカの大学入学申請に必要な手続きや書類を調べていたら、TOEFL試験の点数が一定以上あることが必要だと分かりました。また、留学斡旋会社のカウンセラーの方からは「基本はTOEFL iBT試験で61点以上が必要だけれど、実際には80点以上はあったほうがいい」と言われました。

TOEFL iBT試験は未受験でしたが、そのときは40ちょっとしかとれないなと試験の内容を見て思いました。そして、最初は自分でTOEFL iBT試験対策をしようと思って取り組んだのですが、1〜2日ですぐに飽きてしまいました。これはひとりで対策をするのは無理だなと感じました。

その時に、たまたま父親の友人でサウスピークに留学をしたことがある方がいて、両親がサウスピークでのフィリピン留学を勧めてくれました。そして、高校卒業後すぐに、サウスピークに留学をすることを決めました。

留学する前と後では、TOEFLのスコアが20近くあがっていますね。実感としては、他にどのような変化がありましたか?

SpeakingとWritingはかなり上がりました。

留学前はSpeaking試験はまったくできなかったのですが、4週間の留学中はとにかくSpeakingに集中していたので、まずSpeakingの力が上がり、そしてWritingの力も伸ばせました。

実は、TOEFLのSpeaking partの点数には納得いっていないんですよね。留学前と留学後の点数が一緒は変わりませんでしたが、これは違うなと、もっと伸びたはずなのになと。自分の実感値と全然違うので、再受験の申請も検討しました。結局、大学への申請時期に間に合わなくなっちゃうので、しなかったんですけれど…もう1度受験したらSpeakingの点数は上がると思います。

サウスピークでは、TOEFL対策のなかでも、特にSpeakingとListeningに注力したとのことですが、どうしてそうしようと考えたのでしょうか?

独学でTOEFL iBT試験対策の勉強をしようとしたときに、どの教材が良いのか全然分かりませんでした。だからAmazonにあったTOEFL iBTのテキストをとりあえず全部買って、一通り目を通しました。10冊ぐらいだったと思いますけど、それを見て、どういう勉強方法が自分にはいいのかなと考えました。

ReadingとListeningは中学・高校でずっとやってきたし、受験では医学部を目指していたこともあってかなり難しい問題に取り組んでいました。だから、これらはもういいかな、と。実際、サウスピーク留学中にはReadingとListeningの対策勉強はしませんでした。

逆に、SpeakingとWritingは日本でほとんどやったことがなかったので、それらをサウスピークでやりたいと思っていました。

エズロ講師と撮影
*矢口雄大さんのFacebookはこちらです。アメリカ留学等に興味のある方は気軽にメッセージを送ってくださいとのことです。

実際にサウスピークに留学して、良かったことは何ですか?

実は、他の生徒の方々のレベルがすごく高かった、というのが1番良かった点です。私は日本語禁止校を選択しましたが、在籍している生徒で学生の人達は2〜3人しかいなくて、ほとんどが社会人の方でした。
(注:日本語禁止校:TOEIC600以上の生徒のみ、選択可能。校内での日本語使用は禁止

日本では社会人の方と出会う場自体がなかったので、年上の人達の話を聞くことがすごく面白かったです。これまで大企業で働いていて転職前に留学に来ている方、インドやインドネシアといった海外の会社に就職が決まってる方、など日本では出会えない人達との交流がありました。

英語はもちろんみなさんできたし、刺激が大きかったですよね。

せっかく周りにレベルが高い方が沢山いたので、教科書にかじりついたらもったいないと思い、授業と予習・復習の時間以外は、ずっと社会人の方に話を聞いていました。廊下や一緒に食事をする際に話しました。もちろん、日本語禁止校だったので、校内での会話は英語で行いました。勉強と意識するよりも、「この人達と話したい!」という思いが先にあったので、それが自然とSpeakingの伸びにつながったのかなって思います。

交流があった社会人留学生のHiroyukiさん

交流があった社会人留学生のHiroyukiさん

(Hiroyukiさんの留学体験談)TOEIC670点から930点までアップ!「翻訳コンニャクが開発されないので英語の勉強をしました」Hiroyukiさん

アメリカの大学ではコンピューターサイエンスを学ぶ予定なんですけれど、サウスピークですごくお世話になったエンジニアの方(大竹さん)に、コンピューターやAIの最新事情を教えていただいて、面白いなって思ったのが大きいです。

また、これから海外で就職される予定の方からは、海外で働くこととか、そのためには何が必要になってくるのか、というような話も聞きました。

社会人の方の話を聞くことで、以前より多角的に物事を考えられるようになったと思うし、考え方や視野がすごく広がりました。大学生の多い他の校舎を選択していたら、ここまで英語力が伸びてなかったのではないか、と自分で思っています。

大学進学前の矢口さんにとって、とてもいい環境だったのですね。サウスピークのレッスンは、いかがでしたか?

グループレッスンの意見表明(Express Your Opinion)がすごく面白かったです。日本語禁止校で、「英語」も「話す内容」もどちらのレベルも高い人達ばっかりだったので、「いかにしてこの人達を上回ろうか」と考えながら日々レッスンを受けていました。

やっぱり自分よりできる人達が相手だと、普通にしていたら負けてしまうので、必死に考えて、発言するんですよね。そうするとまた自分よりレベルが高いことを英語で発言されて、それ聞いて「くそ〜」って思って練習していたので、英語力が伸びました。

途中で特に優秀なひとたちが卒業しちゃって寂しく思いもしました。でも、留学最後の4週目にはスピーチコンテストで優勝できたので、その時は「1位にはなれて嬉しい」と思いました。

交流のあった大学生(工学部)のチアキさん。この後、海外でインターンをする予定です。

交流のあった大学生(工学部)のチアキさん。この後、海外でインターンをする予定です。

サウスピーク留学前の高校生活では、Speakingを実践する場はなかったんですよね?いきなり英語でディスカッションをする、というのはかなりの飛躍のように感じます。サウスピークではどのように勉強を進めていたのでしょうか?

サウスピークでは最初の3週間をSpeaking対策、最後の1週間をWriting対策中心に勉強していました。医学部を目指す受験勉強でもう知識をインプットする学習十分にやっていたので、とにかくアウトプットのための学習をやろうと。

TOEFL iBT試験対策を行うTIクラスでは、最初はまったく話せなかったので、まずは型に従って話す、というところから始めました。予習をするときに話す内容や英文の構成を考えて、型通りに英文を作って、暗記できるまで繰り返し読み込んで、その上で授業で話すようにしました。

それまで日本ではSpeakingの実践の場もなかったし、話すための勉強もほとんどやってきませんでした。そのため最初は「英文法や文章の構成がめちゃくちゃ」「英単語をつなげてなんとか文章にする」という感じでした。そこをフィリピン人講師に直してもらって文章を作り直していました。そして、自分でなめらかに話せるようになるまで練習する、という流れを繰り返しました。

3〜4日間、この勉強法を続け、段々慣れてきたので次のステップに進もうと思いました。次はあえて予習をしないで、授業中質問されたことにその場で考えて、すぐに答える練習をしました。

このぶっつけ本番で対応する練習を3週間ずっと続けていたことが、Writingの伸びにつながったと思いますね。問題文を見ればすぐに英文で答えを書けるようになりました。

マージー講師と一緒に撮影

マージー講師と一緒に撮影

英語力の伸びを自覚して、勉強する方法を変えたのですね。

ずっと同じことをだらだらやっていても仕方がないので、短期間で成果を出すために、自分でどうしたらいいか考えて、授業の進め方を決めていましたね。サウスピークは希望をいうと、柔軟に対応してくれたので、それもよかったです。

素晴らしい!じゃあ、TOEFLでも20点スコアがあがっていた、Writingをどう勉強したのか、教えてもらえますか?

TOEFLのWriting問題では、300〜500語ぐらいの文章を書かなくていけない問題もあります。最初は時間内に書き切るのは不可能だと思いました(笑)。

そのため、まずは問題を見たときにどうやって自分の意見を出せばいいか、アイディアの出し方を、担当してもらっていたJeff講師に指導してもらいました。Jeff講師はすごく教養のある方だったので、とても参考になりました。※Jeffジェフ講師の写真はこの記事の一番最初に有ります。

アイディア出しの方法が分かれば、あとは自分でやるだけなので、宿題で英作文を作っていきました。その時も時間を計ってやりました。同じ予習をするにしても、他の人達よりも短い時間で終わらせることを意識していました。そして、他の社会人の生徒さんの話を聞くことに時間を使いました。

アイディア出しを手伝ってもらって、実際に作った英作文の添削もレッスン中に行っていたのでしょうか。

いえ、そうではありません。1コマ50分というレッスン時間を最大限活用したかったので、英文法の訂正には時間を使いたくありませんでした。それは有料の文章添削サービスを使用すれば出来ると考えていましたので。

対面のマンツーマンレッスンで、フィリピン留学の場でしかできないことをやりたかったので、フィリピン人講師からアイディア出しを手伝ってもらうこと、それから英文の作り方、表現方法に対するアドバイスをもらうことに時間を使いました。

こういったレッスン中の時間の使い方も、全部自分で決めました。フィリピン人講師の方たち言われたことをやらされてるだけでは駄目だと思ったので。

ドリー講師と撮影

ドリー講師と撮影

矢口さんはつねに自分に必要な勉強方法を自分で考えて実行しているんですね。社会人の方に対しても、フィリピン人講師の方達に対してもしっかり自分の意見を述べることができていて。これまでもそうだったのでしょうか?

いえ、高校まではずっと先生の言うことにただ従っているタイプでした。

え?サウスピークでは、まったくちがうタイプのようでしたが?

アメリカに行くと決めてから、意識を切り替えました。

サウスピークに来るまでは、自分で意見を考えて、その意見を表明するということもしたことがありませんでした。初めての経験でした。今回挑戦した初めてのことはどれもすごく面白かったです。サウスピークでの留学生活は自分の考え方や意識を変えるのに大きな影響がありました。

それまでも自分の意見を言いたかったけれど、高校生活ではそういうことは求められていなかったので、あえて自分の意見を発信したりはしていませんでした。

大学受験対策のインプット中心の勉強で長年溜まっていたものが、サウスピークで爆発したんですね。

そうかもしれませんね(笑)。

これからサウスピークに留学する、矢口さんと同じような立場の学生さんに何かアドバイスはありますか?

学生にとっては、英語の勉強もそうですけれど、社会勉強できるっていうのも大きいです。学生の方は、普段学校では話すことが出来ない年上の社会人の方とたくさん話しましょう。あと、外食に行った時には学生だからということでご飯おごってもらったりもできるので、そういう意味でも積極的にアタックしましょう(笑)。

せっかく留学するんだから、自分は恥ずかしがり屋だからといって、普段と同じように学生同士とばかり交流するのはもったいないです。積極的に社会人の方たちに話しかけて、話を聞きましょう。

社会人で短期留学をしているダイスケさんと撮影

社会人で短期留学をしているダイスケさんと撮影

矢口さんは今年の9月からアメリカの大学に進学されるとのことですが、何を専攻される予定ですか?

コンピューターサイエンスです。これもサウスピークで出会った社会人の方に教えていただいた影響が大きいです。今はモバイルのアプリが注目されていますが、将来的にはそれがAIに置き換わると予想しています。

今ある仕事の半分以上はAIにとって代わられるという話がありますが、それだったら、AIに仕事を奪われる職に就くよりは、AIで仕事奪う側につくほうが良いなと考えました。

たとえば、医者は「燃費が悪い」と思います。医学部で6年間勉強して、10年間研修して、ようやく一人前になった瞬間にAIに仕事奪われる。そんな近い将来の出来事が自分に起きるのはお話にならないなって。

だったら、AIを作る側になってやろうと思っています。

まずは最初に進学するアメリカの大学で良い成績を修めます。それからより専門的に学ぶ他大学に移ること、また大学院の進学も考えています。その後はアメリカでそのまま就職したいですね。

インタビューを終えての感想

日本の高校生が、フィリピン留学で英語の基礎力をあげて、アメリカの大学へ進学する。おそらく10年前には想像もできなかったような進路選択が、現実的な選択肢として可能となっていることに、まず驚きました。

といっても、その選択肢があること自体に気づいて、実際に選ぼうとするのはまったく別のことなので、日本の医大受験からここまでふりきった矢口さんも、その決断をすぐに受けいれて、さらにサウスピークへの留学まで勧めちゃう親御さんも、素晴らしいなと。

矢口さんは、常にその時点での自分の実力を把握していて、次にどういう英語学習が必要なのかを自分で考えて、先生に提案をして、授業のスタイルを変えていっています。このサイクルを自分でまわせる人は、すごく伸びますよね。

それから、周りがほとんど社会人で、ほぼ唯一の学生という環境で、臆せずどんどん話しかけていったり、それどころか「負けてなるものか」と奮起していく、その姿勢も素敵です。

矢口さんのこれからが、とても楽しみですね。アメリカでの大学生活、ぜひ謳歌してきてください!

本記事の執筆者 上田 裕美

通訳案内士(ロングツアー中心)、海外スタディツアー運営スタッフ、英語学習関連の記事執筆など。英検一級取得。横浜在住。twitter:@moriyumi0721

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執筆者
柴田 はるじぇー @HAL_J
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柴田 はるじぇー @HAL_J

セブ島にある語学学校サウスピークの英語学習アドバイザー。著書に「3ヶ月でTOEIC300点上げるフィリピン留学」「20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ」