この記事ではLanguage Exchange PartnerのNoah。私が出会ったPartnerの中でも最も愉快な人物について紹介します。これから紹介するNoahはNew Yorkの中で幸せな人間を10人挙げろと言われたら、彼はその10人の中に入っているかもしれません。Noahの楽しそうな生き方を見ていると、いつもそんな事を考えてしまいます。

Noahは現在26歳で、2歳の時に香港からNYCに移住した中華系米国人です。2歳の時に移住してきて米国で教育を受けたのでNative English Speakerです。そして、中国と米国の2つの国の国籍を持っています。また本人によると、もしかしたら3つ国籍を持っているかもしれないと言っていました。Noahが生まれた当時、香港は英国の植民地でしたから。「それだとCool(格好良い)なのにな?」とNoah、確かめたことはないらしいです。

愉快で冗談ばかり言っているNoahなので、自分の上司ともfacebookで友人関係にあると聞きました。「僕は最も上司から気に入られている部下だからね♪」とNoah。日本に置き換えると、mixiで上司と友人関係になっているってことですよね。この記事を読んでいてそういう人はいますか。もしいたらCommentをお願いします。また、Noahは私とSkypeで話す時にもいつも「今日話す冗談List」とかわざわざ作って準備しています。人を楽しませるのに全力を注ぐNoahです。例えば、Noahはこういう愉快なTV番組を紹介してくれます。米国のバラエティー番組で愉快な予告編なので是非観てください。

[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=pnXBoG64Cq0&hl=en_US&fs=1&rel=0]

そしてそんな愉快なNoahは言語の学習マニアです。これまでに「14カ国語」を学んだことがあると言いました。一緒に国連本部に言ったときには職員にエチオピア語で話しかけていました。私はエチオピア語なんて存在することも知らなかったです。以下、Noahが学習した言語一覧です。何カ国語を学んだ事があるのかと尋ねた際に、以下のListが本人から送られてきました。

  1. English
  2. Cantonese
  3. Japanese
  4. Spanish
  5. Mandarin
  6. Norwegian
  7. German
  8. Italian
  9. Russian
  10. Polish
  11. Amharic
  12. Korean
  13. French
  14. Hungarian

Noahは5番目以降の言語は簡単な挨拶と数を数えたりくらいしか出来ないらしいですが、14カ国語にも手を出すというその意欲がすごいです。さすがに多国籍・多民族で構成されるNYCの住人だけあって、色々な国に興味があるようです。私はこれまで日本人で14ヶ国語の学習をしたという人間には出会ったことはないです。

ここで質問ですが、暇な時間があれば辞書を読んでいる人はいますか。言葉が大好きな人で空き時間に辞書を読んでいる人はけっこういると思います。そして、私もNoahもそういう人間です。Noahはとにかく「言語」が大好きです。特に変な英語が大好きです。その中でも黒人英語Ebonics, ghetto Englishを愛しています。「この黒人英語分かる?」と以下のvideoのlinkを送りつけてきたのもNoahです。私は初見ではぜんぜん分かりませんでした。

  1. Your Higher Taxes pay for My healthcare thanks President Obama Healthcare Reform
  2. MAD tv – Bon Qui Qui at King Burger

特に2番目のVideoは「お客様は神様です」という日本でしか通じないであろう事を信じている人にお勧めのvideoです。その2はかなり誇張していますが、こういう応対は私もされたことがあります。結局留学中マクドナルドとウェンディーズで聞く黒人英語は最後まで分かりませんでした。

他にも色々な英語が好きで、自分の両親が話すChinglish(Chinese English)を教えてくれたりしました。あと最近は日本人のカタカナEngrishがお気に入りのようで、Skypeではカタカナ英語で話しかけてきます。ハウ ワーユー ドゥーイングとか。

そしてNoahは現在は熱心に日本語を学んでいます。彼の目的は「Video GameやAnimeを字幕無しで理解すること」。日本の文化は海外でも強いです。Noahはドラゴンボールがきっかけで日本文化が大好きになったみたいなので「か?め?は?め?は!」というようなネタも当然通じますし、それを言うと喜びます。あと、Final Fantasy 13が発売された際には「FF13 Vacation」と言って、1週間会社を休んでFF13をずっと遊んでいました。米国人のこういう働き方は良いなと思います。

ここでNoahが現在参加している日本語学習の会を紹介します。毎週木曜日に開催されているので、New York在住で興味がある人は是非参加してみてください。日本人はその場所ではきっと歓迎されます。そして会合で一番愉快な人物がNoahです。

Noahは日本語学習のために3冊の分厚い文法書を「独学で」読みきったので、基礎力は十分にあります。そして語学から少し離れますが、17歳からピアノを習い始めて、いまは達者に弾けます。Youtubeで演奏videoを公開しています。17歳から習い始めたのにピアノが弾けるようになるなんて凄いとNoahに言ったところ、彼が「僕は人よりも少し我慢強いから、新しいことを学ぶのは得意なんだよ」と言ったのを聞いて目から鱗が落ちました。これは多くの人に当てはまりますが、「新しいことをはじめてもそれをちゃんと継続できる人」は少ないです。目新しさに惹かれて何かをはじめても、すぐに飽きてしまう人が多いです。そして、すぐに投げ出すので何かが身につくことはありません。Noahが語学やピアノ演奏がちゃんと出来るようになったのは、我慢強く継続することが出来たからです。語学学習で成果が出ないと焦っている人は、成果が出るまで継続してください。私はNoahからこの教訓を学びました。

ここからNoahの仕事の話をします。NoahはWall Streetの住人です。彼はもともとは数学・物理・Computer Scienceに秀でた人間なので、その技能を活かして仕事をしています。そして日本人も知っている超有名な金融系の会社に勤めています。私も最初会社の名前を聞いたときは驚きました。そして有名かつ莫大な利益を上げている会社なので、よくマスコミに登場します。会社の前にもよく「不当な利益を吐き出せ?!」と抗議運動をしている人がいると言っていました。

不祥事が発覚した際には「法務部の人間が72時間眠らずに会社内を走り回っていた」とか裏話を教えてくれました。たくさん教えてくれました。詳細をここには書けないくらいに教えてくれました。あとNoahは持ち前の気さくさで人事部の人間とも仲良くしていて、幹部社員の給料の額まで知っていました。「あまりに莫大な金額を知って、人事部の同僚と一緒に死にたくなった」と言っていました。

Noahが勤めているのは社内のIT Systemを管理するIT部門なので不祥事下でも影響なく5時には会社をあがっていました。Noahもまた以前に紹介したJangと同様に定時帰りのWall Streetの住人です。そしてまた、Wall Streetの住人であるNoahは1日8時間しか働いていませんが、同年代の日本人の2?3倍以上の給料をもらっています。「十分な給料をもらっていて、かつ労働条件も良い」と人は優しくなれるのかなとWall Streetの住人と話す度にそういう事を考えます。

私はNYCに来るまで、Noahほど人生を楽しそうに生きている人に出会ったことありませんでした。私がこれまでの人生で出会ってきた日本人とあまりに違うNoahの生き方や学習姿勢に終始圧倒され続けています。