takaharu1

↑Takaharuさん(左)と、同僚のフィリピン人社員(右)。
サウスピーク卒業後に、フィリピン・マニラの日系IT企業にて内定されたTakaharuさん。働いて既に半年が経過しました。そんなTakaharuさんに、「現場で求められる英語力」「求められる英語力に対しフィリピン留学でできること」を伺いました。

「日本ではもう経験できない高度経済成長を肌で体験したい」フィリピン・マニラのIT企業に内定したTakaharuさんの海外就職活動体験談

「海外の優秀な人材と働けるための英語力をつけたい」TOEIC880点まで到達したTakaharuさん

「マニラの表参道」タギックでアジアの成長の勢いを肌で感じる日々

ーーお久しぶりです、今はマニラのどこにお住まいなんですか。

現在、タギックという、マニラにある新興住宅地兼ビジネス街兼商業都市のような場所に住んでいます。

ーーTakaharuさんは以前のインタビューで「発展の勢いを感じるアジアで働きたい」とおっしゃっていました。実際に働かれて、いかがでしょうか。

はい、発展・成長の勢いを感じますね。このエリアは特に、どんどん新しいビルも建ちますし、入居する会社も増えています。コンドミニアムもどんどん建っていますね。横には、大型ショッピングモールが建っていて、まさに成長を感じます。ちなみに、こんな良い立地なのに会社からは徒歩10分なので、嬉しいですね。

ーーそんなとこに建っているコンドミニアムに住んでいるんですか。申し分なさそうですね。

takaharu4

↑Takaharuさんが入居するコンドミニアムの1階部分。CoCo壱番屋もテナントで入っています。

住居も申し分ないです。リビングがあって、ベッドルームがある、それなりに広い部屋に住んでいます。家賃は全て会社負担なので、給料はそのまま手取りになるのがありがたいですね。東京だったらこういうレベルのところに住もうと思うと結構家賃高いですし、会社から徒歩10分の場所に暮らすのは難しいです。
明らかに、東京に居たころに比べて良い暮らしをさせてもらっています。ありがたいですね。

マニラ就職は、フィリピン人スタッフとのスケジュール管理が肝

ーーなんか、とても良い暮らしをされているようで、羨ましいです(笑)。マニラではどんなお仕事をされているのですか。

日系のスマホやPC向けゲーム開発事業を行っている会社で、ゲームの企画・運営職として仕事をしています。私は日本人として採用されたので、日本人向けソーシャルゲームの企画・運営に関わることを色々をさせていただいてます。

例えば、課金ゲーム上のキャラクター企画やその能力値設定等は業務の範囲内です。ゲーム上に出現させるポップアップの発注・管理なんかも仕事のうちのひとつです。

ーー日本人としての価値が生きるような仕事なんでしょうか。

この案件は、日本語ベースのゲーム開発案件なので、基本的に日本人社員が企画・運営に携わっていますね。他にも、同じチームで数人の日本人が働いています。

ゲームの向こうにいる日本人顧客からのメール対応もしますので、日本語ネイティブスピーカーであり、日本の商習慣を知り、日本人として働ける人であることは絶対条件ですね。ただ、開発の知識はないので、開発チームに聴くときは英語で聴きます。

あと、最近法人営業として仕事をする機会にも恵まれました。ゲームの企画・運営も平行して取り組み、今度営業として東京の展示会に参加する予定です。

ーーひとえに海外就職といっても、現場では大変なことがたくさんあると思います。Takaharuさんが現場で働いていて、感じる大変さを聴かせてください。

12970103_921874101243526_1531941535_o

↑マニラでランチを食べるローカル食堂エリア。

海外就職ならではといえば、一緒に働いているフィリピン人の予定調整が下手なことです。例えば、こちらから他部署のフィリピン人担当者に依頼している仕事で、今日締め切りのものがあるとします。この場合、終わらなければ残業してでも取り組まねばなりません。当然ですよね、締め切りが今日なわけですから。

ただ、理想としては勿論、残業なしで終わらせるべきなんです。会社としては無駄な残業に残業代を払うわけにはいきません。日本の事情は存じ上げていませんが、定時内に終わらせられる仕事は、必ず終わらせるべきなんです。

ーーそうですよね。

こういう状況のときは、退社時刻である17時半の30分から1時間前くらいには、連絡頂く必要があります。それなのに、17時くらいに終わったという連絡と共に成果物を貰うことが多いんです。そうなるともう退社時刻に間に合いませんから、私が依頼したその担当者と一緒に残業することになります。

本当はその他部署の担当者が、ちゃんと現場を管理して成果物を早めに上げてくるべきなんですが、それがどうしてもできないようです。こちらとしては他部署に口を出しにくいですし、ちゃんと管理してほしいのですが・・・。

これはひとつのわかりやすい例ですが、日々仕事している中で、彼らのスケジュール管理への意識に対しては、問題意識を感じています。日本人は生まれながらにして、厳しい時間感覚を持っているので、ここらへんどうフォローしていくはひとつ非常に重要な点だと感じます。

TOEIC800点あれば十分通用するが、会議で主導権を握るのは未だ難しい

ーー東南アジアの方々は大らかですからね・・・。そういった時や、日々の会議においては英語でコミュニケーションを取ることになると思うのですが、いかがでしょうか。

takaharu3

↑こういう高層ビルでTakaharuさんも日々働かれています。

現時点で、英語力についてはコミュニケーション上あまり不足は感じません。フィリピン人担当者に仕事を依頼して、一緒に会議するくらいは問題ないですね。
また、3人程度の会議だと十分主導権を握れますし、会話に困ることもありません。これはTOEIC880点までサウスピークで向上させたおかげです。

具体的にいうと、まずリスニングについては、会議でも問題なく他人の発言は聴き取れます。マニラで働いているフィリピン人も、ネイティブスピーカー並の速さで話すわけではないですし、綺麗な英語ではありません。サウスピークでTOEIC800点後半まで上げれば、十分通用する世界です。特に、英語が公用語のフィリピンでここまで通用するなら、正直東南アジアならどこでも通用するんじゃないでしょうか。

あと、職場で触れる書類やメールは全部英語なんですよね。その意味でも、読み書きの能力をサウスピークで向上させたのは役に立っています。もし集中して勉強して英語力を向上させていなかったら、英語への抵抗感もあるでしょうし、なかなか厳しいのではないでしょうか。

ただ、どちらかというとそれよりも、専門知識を知らないだとか、会議中に意見を持って主張することが難しいですね。
例えば、10人が出席する会議で、1,2人激しく主張する方がいらっしゃる場合は、なかなか自分で割って入っていくことは未だ難しいです。言っていることは分かりますし、たまに発言もするのですが、なかなか主導権は握れません。恐らく英語力というよりは、その場で主導権を握る力が足りないのだと思います。

サウスピークでもグループレッスンで3人で話す練習をしていましたが、今あの訓練は効果があったんだと実感しますね。それでも多人数になるとまた難しいので、サウスピークに在学中の方で、英語を実務で使おうという人は、真剣にやった方が良いと思います。

「素早く簡潔に伝えたいことを伝える力」はフィリピン留学でつけられる

ーーそういうときに対応するために、TOEIC試験を指標に英語の総合力を向上させる以外に、サウスピークでやっておくべきことはありますか。

12935169_921874087910194_1001131579_n

↑Takaharuさんサウスピーク卒業時の記念写真。

サウスピークに居る間に簡単な表現でもいいので、言いたいことが伝えられるようにしておくべきです。それはライティングでもスピーキングでも、です。日本語で言えば簡単であろうことが、英語だとちゃんと説明しようとしすぎて、難しくなってしまうことが往々にしてあります。簡潔に、相手に伝わるように英語で伝えることが必要です。

例えば、サウスピークのグループレッスンに写真描写レッスンがありますが、とても役に立ちますね。状況を描写する力は、仕事では案外大事なんです。今こういうことが起きていて、こうである、ということは簡潔に素早く伝えられる必要があります。

自分が言いたいことを言う心理的ハードルが幾分か低いと、会議で意見を言うときもある程度楽です。私もサウスピークで散々その練習をやっていたので、まだついていけています。

ーー総合的な英語力向上と、意見を言う練習をフィリピン留学でやっていれば、闘う土俵には上がれるという印象を受けました。貴重なお話ありがとうございました。引き続き、マニラで頑張ってください!