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【オンライン英会話・駅前留学・コーチング型・TOEIC塾】日本にある英語学習サービスで英語力を1番伸ばせるのはどれなのか、徹底比較!

2019年4月26日

世の中のグローバル化に伴って、日本人の「英語学習」への意識はますます高まっています。

世の中には様々な英語学習サービスがありますが、「日本人が1番英語力を伸ばせるサービス」は、一体どれなのでしょうか?

日本にある英語学習サービスとして代表的なのが「英会話スクール」「オンライン英会話」「コーチング型スクール」「TOEIC塾」の4つです。

それぞれの4つのサービスの「強みと弱み」を徹底比較しました。

<この記事の目次>

外国人と話せて楽しいけれど英語力を伸ばすには負荷が必要な「英会話スクール」

料金は格安だけれど、初級者は活用しにくい「オンライン英会話」

料金は高額。初級者対応や英会話には弱い「コーチング型スクール」

仕事をしながら長時間学習に耐えられるかが肝。生徒一括管理型の「TOEIC塾」

◆(まとめ)本当に英語力を伸ばしたいなら、どの英語学習サービスを選ぶべきか

外国人と話せて楽しいけれど、英語力を伸ばすには負荷が必要な「英会話スクール」

英会話スクールは「駅前留学」とも言われるように、駅前にあるスクールに通いながら外国人講師と英会話をすることができるサービスです。

代表的なサービスとして「GABA」さん「ベルリッツ」さん「ECC」さん「NOVA」さん「AEON」さんが挙げられます。

英会話スクールの強み

駅前留学の1番の魅力は、外国人と対面で話せることです。

日本にいながら外国人との英会話を通して、異文化体験をすることができます。外国人と話してみたいな、という人にはオススメです。

料金としては、マンツーマンレッスンであれば1回の授業で約8,000円です。

GABAさんの「レギュラープラン」の料金
出典:GABA公式サイト(https://www.gaba.co.jp/lesson/planlist.html)より引用
ベルリッツさんの料金
出典:ベルリッツ公式サイト(http://www.berlitz.co.jp/lesson/list/)より引用

決して安いとは言えない値段ですが、社会人であれば「習い事」として通うことのできる価格設定ですね。

英会話スクールの弱み

英会話スクールの弱みは「ただぼんやり通うだけでは、英語力は伸びない」ということです。

英会話スクールの利用者は、ビジネスマンだけではありません。「英語が趣味」という初級者の人も多くいます。

NHKドキュメンタリー番組『ドキュメント72時間』の「英会話教室でシーユーアゲイン」にてGABAさんが取り上げられていましたが、「何年もGABAに通ったけど英語力は伸びていない。でも外国人と話せて楽しい」という生徒さんが出演されていました。

言葉は悪いですが、目的もなく通学する方にとって英会話スクールは一種の「外国人と話せるキャバクラ」のような存在なのかもしれません。

<英会話スクールに通っていた人の体験談>

以前「駅前留学」のような英会話スクールにも通っていたのですが、生産的ではない「お喋り」をするだけの場所という印象を受け、辞めてしまいました。

他の生徒さんもただ楽しむだけに来ているといった印象で、「英語学習をしたい」という目的を持って参加しているわけではなかったと思います。

(参考体験談:2週間のフィリピン留学で、オンライン英会話や駅前留学では味わえない「発音矯正レッスン」と「グループレッスン」を体験されたNaotoさん

ただぼんやりとレッスンに通って英会話を楽しむだけでは、英語力は伸びません。

英会話スクールで英語を伸ばすためには、コツがあります。

英会話スクールの活用方法

英会話スクール自体は、日本にいながらにして外国人と英会話できるという最高の場所です。

上手く活用することで「英語力を伸ばすこと」は可能です。

活用方法は2つあります。

1. 負荷をかけて自主学習する

英語学習に真剣に取り組みたいという人が英会話スクールを利用する際は、自分自身で負荷をかけて勉強していく必要があります。

「負荷をかける」というのはつまり、自発的に予習・復習をするということです。

目安として40~50分の1レッスンごとに、最低2時間は予習・復習をしましょう。

また、可能であれば、レッスン前に英作文を作成し、その英作文の内容を担当の先生に添削してもらいましょう。

2. 日本人の英語の先生から「勉強法の指導」を受ける

予習・復習で行う学習方法に関しても、最初に日本人の専門家から適切な指導を受けましょう。

特に英語学習の正しい順番を知らない初級者の場合、間違った学習方法で勉強を進めると「回り道」をする恐れがあります。

英語が母国語の外国人は、「外国語として英語を学んでいる日本人」に適切な指導は出来ません。

適切な指導ができるのは「外国人への英語指導法」を学んだ人達のみです。

あなたが日本語を外国人に効果的に教えられないのと同様に、「母国語が英語」というだけでは満足な指導は出来ません。

そのため、「初級者・中級者は日本人で英語が出来るようになった日本人の先生」から学ぶのが効果的です。

<日本人の専門家から受けるべき指導>

◆予習・復習用の学習カリキュラム

◆使用すべき適切な英語参考書を教えてもらう

◆教材の学習方法

日本人の英語の先生からの「勉強法の指導」が無い場合、ただ場慣れするだけで「外国人と話せて嬉しかった」という感想を持って終わりです。

そのため、TOEIC LR試験で600点未満の「英語学習方法」を知らない初級者・中級者の場合、いくら英会話スクールに通っても英語力は伸びません。

初級者が英会話スクールで英語力を伸ばすには「適切な負荷の掛け方」「レッスンのコントロール方法」の2つを知っていなければいけません。

この2つを知っていることで大きく英語力を伸ばせますが、実際に英会話スクールで英語力を伸ばしている人はほとんどいません。

そして、この事実を受けて「従来型の英会話スクールでは英語が伸びない」と考える人達も増えました。

そのため、ここ数年人気を集めている、料金がかなり高いコーチング型サービスに「本気で英語力を伸ばしたい」という真剣なお客さんを奪われつつあります。コーチング型サービスについては記事後半にて詳細をまとめています。

料金は格安だけれど、初級者は活用しにくい「オンライン英会話」

続いては、オンライン英会話です。Skypeなどの無料オンライン通話サービスを活用して、世界中にいる外国人講師と英会話ができるサービスです。

代表的なのは「DMM英会話」さんや「レアジョブ」さんです。

オンライン英会話の強み

オンライン英会話の1番メリットは、価格が抜群に安いことです。

英会話スクールに比べて、レッスン単価は1/10以下にもなります。

DMM英会話さんの料金
出典:DMM英会話公式サイト(https://eikaiwa.dmm.com/plan/)より引用
レアジョブさんの「日常英会話プラン」の料金
出典:レアジョブ公式サイト(https://www.rarejob.com/payment/)より引用

通学する必要もないので、昼休みなどの空き時間にレッスンを受けることも可能です。家までの帰り道に、歩きながらスマートフォンでレッスンを受講することさえできます。

利用法次第では、非常に安いコストで英語力を高められる可能性があります。

オンライン英会話の弱み

オンライン英会話の弱みは「初級者だとオンライン英会話を活用できない」という点です。

英語の基礎力がない状態で、かつ十分な学習サポートがない状態で「喋る練習」だけをしても、レッスンを上手くコントロールできず、英語力を伸ばせません。

このサービスを活用できるのは、TOEIC LR試験で600点以上の方です。

初級者の方がオンライン英会話を活用したいのであれば、まずは日本人講師を選択して「中学・高校英文法」レベルから教わるのがいいでしょう。

日本人の英語講師から「学習方法の指導」を受けない限りは、英語力を伸ばすのは難しいです。

オンライン英会話の活用方法

オンライン英会話の活用方法は、2つあります。

初級者は「英会話を体験する」ために使おう

まず、TOEIC LR試験600点未満の初級者が「英会話ってこういうものなんだ」と体験する方法として、オンライン英会話は最適です。

英語学習に対してあまり関心が持てない人の場合も、一度実際に外国人と話す経験をすることで、英語学習に対する姿勢が変わります。「英語学習頑張るぞ!」という気持ちになる方が多いです。

そして、DMM英会話であれば、「多国籍な人と話すことが可能」です。趣味として英会話をしたい方には最適です。世界中の人達と英会話を楽しめます。

中上級者は「英会話能力を高める」ために使おう

2つめは「英会話能力を高める」ために利用するという方法です。

これがみなさんが本来オンライン英会話に期待している内容かと思いますが、この方法が上手くいくのはTOEIC LR試験が600点以上の中上級者の方々です。

「TOEIC LR 600点」という一定以上の基礎力がすでに有り、レッスンの負荷をコントロール出来るだけの基礎力がある方々であれば、オンライン英会話を使いこなせるようになります。

ただ誤解しないように補足すると、中上級者の方々でもレッスン毎に予習・復習をしないと英会話能力を高めることは出来ません。

<勉強時間の目安>

◆予習と復習:2時間

◆オンライン英会話レッスン:30分

「予習と復習8:レッスン2」の割合で学習していきましょう。

30分のレッスンに対して2時間の予習・復習は長すぎると感じるかもしれませんが、これくらいやらないと実際のところ英会話能力は伸びていかないです。

外国語習得を効果的に進めるための学問、第2言語習得論(SLA)でも「予習8:レッスン2」予習7:レッスン3」という割合が推奨されています。

「学業や仕事で使うために、本気で英語力を伸ばしたい」という方たちであれば、必ず予習・復習しながらレッスンを受けましょう。

オンライン英会話サービスが提供する「本気で英語力を伸ばすコース」

「ただ闇雲に英会話練習をしても、英語力は上がらない」という事実を踏まえて、本気で英語力を伸ばすコースを開始させたオンライン英会話サービス運営会社があります。

レアジョブさんの「本気塾」です。

「本気塾」の受講生として入学するためには、以下の2つを満たす必要があります。

・TOEIC LR試験600点以上

・毎日2時間以上の学習時間を確保できる

やはり、本当に英語力が伸びるのは「英語の基礎力がすでにあり、かつ予習・復習をしながらレッスンを受講出来る人」という認識がレアジョブさんにもあるのではないでしょうか。

ただ、レアジョブさんの「本気塾」の料金は2ヶ月40万と非常に高価です。

レアジョブさんの「本気塾」の料金
出典:レアジョブ公式サイト(https://honkijuku.rarejob.com/handson/)より引用

それだけのお金が出せないのであれば、嬉野 克也さんの『オンライン英会話の教科書を読んだ上で、通常のSkypeでのマンツーマンレッスンに臨むのがオススメです。

嬉野さんの本を参考にしながら自分で学習法を確立していけば、英語力を伸ばすことができます。


料金は高額。初級者対応や英会話には弱い「コーチング型スクール」

続いてのサービスは「コーチング型スクール」です。

代表的なサービスとしては「ENGLISH COMAPNY」さん「RIZAP ENGLISH」さん「PROGRIT」さんなどが挙げられます。

コーチング型スクールの強み

コーチング型スクールは「本当に時間がなくて、時間をお金で買いたい英語学習者」にはオススメのサービスです。

コーチング型スクールの強みは3つあります。

TOEICリスニングの指導が丁寧

コーチング型スクールでは「英語の音声変化(リエゾン)の指導」に力を入れています。

<音声変化とは>

◆2つの単語が連結する(リンキング)、音の変化のこと。

◆単語の末尾の音が消える、音の変化のこと。

これらの音声変化の指導を徹底的にすることで、TOEICリスニングの点数を上げることができます。

裏話をすると、コーチング型スクールの日本人講師は英会話を教えられません。

スピーキング能力がなくても、問題なく指導できる「音声変化」への指導が手厚くなるのはこのためです。

音声変化と発音矯正レッスンの比較

少し専門的な話をしますが、音声変化は発音矯正レッスンの一部をリスニング対策に絞って教えているという印象を私は受けました。

本来望ましい音声変化についての学習手順は、フォニックスと発音記号の読み方を学び、英語の個別の音について習熟した後に学ぶことです。語学学校サウスピークではこの順番で音声変化についての指導をしています。音声変化は発音矯正レッスンのあくまでごく一部の分野ですので。

ただ、日本ではフォニックスと発音記号について指導できる先生が日本人講師にも、そしてまたNative English Speakerにもいません。だから非常に限定的な音声変化に絞ってレッスンを提供せざるを得ないのです。この点で、日本で発音矯正レッスンを提供することの限界を感じました。

現在コーチング型スクールが提供している音声変化についてレッスンを受けても、フォニックスは学べませんし、また発音記号の知識も得られません。日本における英語の発音教育の難易度はまだまだ高いです。

日本人講師による個別指導がある

話を戻します。コーチング型スクールの2つめの強みは、日本人講師による個別指導がある点です。

従来の英会話学校とは違い、独学用の教材として「独自の教材」ではなく「日本で市販されている高品質な教材」をオススメしてもらうことができます。

TOEICの教材であれば、通常本屋さんで3,000円程度で購入できます。英会話スクールでは「独自開発だから」という理由で30,000円の教材費がかかることもあります。

仕事をしながらでも通える

3つめの強みは、忙しいビジネスマンでも通学できるという点です。

コーチング型スクールでは、LINEを使って講師から生徒へ定期的にメッセージを送ることで「生徒に勉強をやらせきる」という強みがあります。

具体的には、35歳を超えていて「仕事で英語がどうしても必要だけど、勉強する時間が取れそうにない」「留学する時間は取れない。仕事を辞められないし、連続して1週間の有給休暇すらも取ることが出来ない。(⇔フィリピン留学は1週間から留学出来ます)」という方には向いているサービスでしょう。

コーチング型スクールの弱み

コーチング型スクールには、3つの弱みがあります。

1. レッスンが高額

2. 初級者には向いていない

3. 英会話に弱い


レッスン料が高額

1番の特徴は、レッスン料が高額であるということです。

2ヶ月で約35万円という価格帯のサービスになります。

English Companyさんの料金
出典:English Company公式サイト(https://englishcompany.jp/tuition-fees/)より引用
RIZAP Englishさんの料金
出典:RIZAP English公式サイト(https://www.rizap-english.jp/plan/course_scoreup.php)より引用
PROGRITさんの料金
出典:PROGRIT公式サイト(https://www.progrit.co.jp/course/)より引用

これだけ高額なサービスなので、お金に相当な余裕がある人でなければ通学できません。

またサービスの中身を精査してみると「リスニング能力を伸ばす(音声変化とディクテーションの指導)」「適切な英語参考書の選定」の2点だけなので、値段に合っただけの価値があるかといえば、「正直そこまでのお金を払う価値はないのでは?」と思います。

「リスニング能力を伸ばす」は従来型の英会話スクールのTOEICコースでやっていますし、後述する一部のTOEIC塾でも行っています。

また、「適切な英語参考書の選定」であれば、従来型の英会話スクールでも行っていますし。

2. 初級者には向いていない

そもそも、英語学習の経験があまりない初級者が、2~3ヶ月で成果を出すのは不可能です。

コーチング型スクールは、仕事をしながら「1日3時間の学習」を推奨します。

その間は「仕事をして勉強をして1日が終わっていく」「家族や恋人と話す時間も制限する必要がある」という修行僧のような生活になりますが、それでも成果は出ません。

1日の勉強時間90日(13週間)の勉強時間達成できること
コーチング型スクール3時間270時間中学・高校英文法を終わらせる
サウスピーク10時間
750時間中学・高校英文法を終わらせる

上位層であればTOEIC400~500点に到達

サウスピークでも、初級者の方がTOEIC試験400~500点に到達するためには、1日10時間勉強を13週間以上する必要があります。

日本で仕事をしながらでは、勉強時間がどうしても制限されます。少ない勉強時間で「全ての人が、皆同じように英語力を伸ばせる」とは思えません。

実際に、コーチング型スクール3社でTOEIC LR試験の点数が伸びている方は「もともと、ある程度基礎力があった人」、かつ「TOEIC対策に本腰を入れて取り組んだことがなかった人」という2つの条件が当てはまっている人達ばかりです。

例えば、2018年11月6日現在、ENGLISH COMPANYさんの公式ホームページには「TOEIC400点未満の初級者がTOEIC LR試験の点数を伸ばした例」は掲載されていません。

公式サイトで紹介されている卒業生の中で、最も低い点数から学習をスタートさせた方はTOEIC455点の方です。そして、この方はENGLISH COMPANYさんの1人目のモニターの方です。

ENGLISH COMPANYさんの代表取締役の方の著書の中でも、TOEIC455点は「就活の時にとりあえず受けてみた際のTOEICスコア」と紹介されています。

中学・高校の英文法知識は70%程度覚えている状態で、何の対策もせずに受験した点数だと考えられます。

同様にENGLISH COMPANYさんの新刊『マンガでわかる 最速最短! 英語学習マップ』を読んでも、初級者レベルから英語力を伸ばした人はいません。

成果が出ているのは、TOEIC LR試験で最低500点以上、かつ多くは600点前後の点数帯という「もともとある程度の英語力がある人」だけです。本当の初級者で伸びた人達はいません。

「中高時代、基礎学力に自信があったけど、英語から離れて数年経つ人」が、初めてTOEIC試験を受験した時や、初めて無対策でTOEICを受けた時というのは、実は大したスコアを取ることができません。

「TOEIC400点台」という結果が出ることは良くあります。

事実、広島大学を中心に中堅国公立大学が公開している平均スコアは400点台後半となっています。

(参考記事:TOEIC400点レベルを徹底分析|TOEIC400点台から脱出する勉強法

他2社も同様に、TOEIC515点や565点が「受講者の声」としてインタビューを受けている方の最低点になります。

こうした基礎力のある初中~中級者がTOEICの点数を伸ばすというのは、そこまで難しいことではありません。

逆に「中学・高校英文法があいまい」という初級者への学習指導が確立されていない点が、コーチング型スクールの弱みと言えるでしょう。

最近、コーチング型スクール各社はこの弱みを自覚してか「初級者コース」をスタートさせています。しかし、初級者がまず学ぶべき「中学・高校英文法」の指導を現在最も得意としてるのは、大学受験予備校です。この大学受験予備校と比べると、英文法の指導の歴史は短すぎます。そういった事情もあってか、英文法の指導を得意としていない各コーチング型スクールでは、今のところ「2,3ヶ月で目に見えた成果があった」というような体験談は書いていません。

TOEIC LR試験400点以下の初級者の英語力がどのように向上するかは、今後、卒業生の体験談などで確認するのが良いでしょう。おそらく相当年月が経ってからでないと出てこないと思われますが。

3. 英会話に弱い

コーチング型スクールの2つめの弱みは「スピーキング・ライティング能力」の向上には期待できないという点です。

やはり日本人講師の指導が中心となるコーチング型スクールでは、リスニング・リーディングの指導が中心になってきます。

そのため、英会話に関しては別途授業を用意したり、オンライン英会話に投げたりします。 また先程も述べたように、音声変化に関しても発音矯正レッスンを限定的に提供しているのが現状であるため、日本人講師の指導力の限界を感じます。

英会話・英作文の指導に関しては強みは無いと言えるので、英語上級者であれば、従来型の英会話スクールを選択する方が無難です。補足すると、TOEIC LR試験で800点未満の生徒向けとしては十分だとは思いますが。

サウスピークがコーチング型スクールを厳しい目で見る理由

サウスピークが厳しい目で「コーチング型スクール」を見るのには、理由があります。それは明らかに不誠実な広告宣伝を行っているからです。

RIZAP ENGLISHさんの点数偽装問題

まずRIZAP ENGLISHさんに関しては、サービス開始当初に「点数の偽装」とも取れる誇大広告をしていました。

出典:RIZAP ENGLISH公式サイト(http://www.rizap-english.jp/)より引用

「445点⇒895点にたったの2ヶ月でアップ!」※RIZAP ENGLISH独自の試験による結果 ←画像一番下に小さく書かれている文章

明らかに「TOEIC LR試験の点数が上がった」と誤認させるような記述をしている点が不誠実だなと思い、この広告を見た当初にさらにツッコミどころをまとめて次の記事にまとめました。

(参考記事:「ライザップイングリッシュ」でTOEIC200点アップは可能か?

記事中で点数の偽装に関して書いたところ、RIZAP ENGLISHさんから抗議が来ましたが、サウスピークとしては事実しか書いていないので今現在も記事は取り下げていません。

ENGLISH COMPANYさんの「再現性のない時短学習」

ENGLISH COMPANYさんは「生徒の勉強時間をどれだけ削減できるか」という点に力を注いでいます。

いわゆる「時短」を売りししているのですが、以前経営者の方が「1日1時間だけ勉強していて、3ヶ月でTOEICスコアが200点上がった人も過去にいる」と発言されていました。

最初にその発言を読んだ際に「何点から何点まで上がったのか具体的な点数を言及していない点が不審である」とまず思いました。そしてまた「元々高得点を取る能力があったけれど、最初の試験結果がたまたま悪かっただけなのでは?」という疑問を感じました。

サウスピークでも過去に圧倒的に優秀な生徒はいました。1ヶ月でTOEIC LR試験 300点アップ (600点⇒900点)、2ヶ月で400点アップ(500点⇒900点)という生徒はいました。

でも、彼らは、彼ら個人が極めて優秀なだけで「他の人達が同じようなことはできない。再現性は無い。」と考えたため、こういった特別すぎる例はサウスピークのウェブサイトではあえて紹介しないようにしています。

サウスピークでは再現性がない、特別すぎる事例は紹介しないようにしています。

ここでEnglish Companyさんに話を戻すと、 「1日1時間だけ勉強していて、3ヶ月でTOEICスコアが200点上がった人も過去にいる」、「わずか90時間の学習でTOEIC LR試験の点数を200点上げた」という特別すぎる事例、再現性・汎用性のない事例をあえて前面に出して紹介するのは、教育者としては極めて不誠実な態度です。

話を戻しますが、英語が出来るようになるための方程式はとてもシンプルで「時間×質=英語力」です。英語力を向上させるためには「長時間学習」が必要なのです。

もちろん「勉強の質」を上げることも重要です。しかし、いくら「勉強の質」を追求したところで、その「勉強時間」がゼロに近ければ、英語力を大きく伸ばすことはできません。 結局は、2ヶ月間に勉強できる量しか英語力は伸ばせないのです。

ENGLISH COMPANY 経営者である岡健作さんの『TOEIC(R)テスト科学的攻略法』も拝読しましたが、本のタイトルとは異なり、内容に科学的な部分はなく、ENGLISH COMPANY社の宣伝ばかりでした。

RIZAP ENGLISHさんとENGLISH COMPANYさんに関しては、公式サイトに掲載されている生徒さんの体験談を読んでて「再現性がない」と感じるものが多いです。

一部の優秀な人を選んで宣伝に使えるチャンピオンデータだけを載せているのではないでしょうか。そうではなく、再現性のある事例を出してほしいです。

ENGLISH COMPANYさんの第2言語習得論(SLA)の理論自体は良いと思います。ただ、書籍やウェブで紹介されている事例に関して、誇張表現や誇大広告が多いです。このように不誠実なことをされていると、第2言語習得論(SLA)という学問のイメージ自体が毀損するので、同業者として正直迷惑だなと思っています。

生徒一括管理型の「TOEIC塾」

最後にご紹介するのが、TOEIC塾です。TOEIC塾は大きく分けて2つの種類有ります。

最初に紹介するのは 「PRESENCE」さん※、 「NCC綜合英語学院」さん※といった学習量の管理を行うTOEIC塾です。※それぞれTOEICコース以外のコースもありますが、ここではTOEICコースについてのみ言及しています。

TOEIC塾の強み

TOEIC塾の強みは、集団でグループレッスンを受けるために、マンツーマン形式のコーチング型に比べて値段が安く済むという点です。「勉強の進捗状況を個別で管理しない」「教材を生徒毎に調整しない。受講するコースで調整する」という点で、個別管理でない点で廉価です。

また「長時間学習をやり遂げられる本気の生徒だけ」を集めるPRをしているので、必然的に長時間学習に向き合える生徒のTOEICの点数は伸びています。

NCC綜合英語学院さんの料金
出典:NCC綜合英語学院公式サイト(https://www.ncc-g.com/page6.html)より引用
PRESENCEさんの料金
出典:PRESENCE公式サイト(http://www.presence.jp/price/)より引用


TOEIC塾の弱み

コーチング型スクールと違って「生徒一律管理型」なのがTOEIC塾です。

値段が安い分、コーチング型スクールのようにマンツー面で手厚い指導を受けることはできません。

また、TOEIC塾に通うのであれば「私生活を全て捧げて、食事をするのと同じ感覚で英語学習をする」という覚悟が必要になります。

TOEICの点数上げるには、やはり長時間学習が必要です。

ですがTOEIC塾には、生活の全てを英語学習に捧げられる人ばかりが在籍しているわけではありません。

働きながら合間を縫って勉強するという忙しい社会人の生徒が多く在籍しています。 そんな忙しい生徒の「英語学習へのモチベーション」を保つのは大変ですから、塾側も自ずと宿題を忘れた生徒に対して厳しく指導せざるを得ません。

「厳しい指導」の具体例としては「宿題をしてこなかった場合、他の生徒の前ですさまじく面罵する」というものです。「この叱責があまりに厳しくて、自尊心をひどく傷つけられた。だからそれ以降のレッスンに出席する意欲が無くなった。」という方もおります。

TOEIC塾は「私生活を犠牲にしても英語学習をするぞ」という強い意思を持っていない人、つまりは初級者の人には厳しいサービスなのではないかと思います。そしてまた、ここまで厳しく自己管理しないTOEIC塾も有ります。

知識・テクニックを教えるTOEIC塾も有ります

「NCC綜合英語学院」さんや「PRESENCE」さん は宿題を出して、それをやってくるのが前提、つまり学習量の管理も行っています。一方、学習量の管理を行わずにTOEIC LR試験で必要になる知識・テクニックに絞って講義を行っているTOEIC塾も有ります。

1レッスンが3時間~半日で、予備校の講義形式で大人数向けにレッスンを行います。中村澄子先生が主催する「すみれ塾」がその代表的存在です。他にもTOEIC LR試験の参考書著者の先生であれば、このタイプの塾を主催していることが多いです。

料金は1回10,000円を超えることはないので、その他サービスと比較すると廉価です。目標管理を伴うTOEIC塾が1回のレッスンで20,000円近くするので、およそ半額になります。

料金が安いという利点が有ります。一方で「学習は自己管理する必要がある」「自分の現在のレベルに合った、適切なレッスンを自分で選択必要がある」といった必要が有ります。そのため本当の初級者がいきなり行って使いこなせるかといえば、全員がそれを実現するのは厳しいかなと思います。

「慣れるまではある程度、自分自身で試行錯誤をする必要がある」という前提条件を把握して通うのであれば、ミスマッチは少なくなります。

(まとめ)本当に英語力を伸ばしたいなら、どの英語学習サービスを選ぶべきか。

最後にまとめとして、「現在TOEIC 600点。早急に800点まで上げる必要がある」「英会話も出来るようになりたい」という方を想定してどのサービスがお勧めかをまとめました。

予算を「無制限」「月額30,000円未満」「月額10,000円未満」の3つに分けて、それぞれお勧めのサービスを紹介します。

【予算制限無し。十分にお金がある場合】

「月額15万円の月謝も特に問題ない」といえる方、お金に糸目を付けない方であれば、コーチング型スクールを選びます。選ぶのは詐欺的な宣伝・広告をしていないPROGRITを選択します。※詐欺的な広告をしている残りの2社は正直第三者として全く勧める気が起きません。

2~3ヶ月、コーチング型スクールで学び目標達成を目指します。もし目標に到達しない場合は、最大半年間通います。なお、半年通っても目標を達成できない見込みの場合、そもそもの目標設定が誤っていたということなので、学習計画全体を見直すべきでしょう。

そしてTOEIC800点に到達した段階で、GABABERLITZでNative English Speakerから指導を受けて、英会話・英作文の能力を伸ばします。

【月額30,000円未満でサービスを受ける】

「英語学習に月額10万円以上なんてとても払えません! 」という方であれば、目標管理を伴わないTOEIC塾「すみれ塾」を選択します。TOEIC塾で必要な知識・テクニックを学びます。そして、自ら学習時間を確保して勉強を進めます。

学習量の管理を任せてしまうと、どうしても高額なサービスを利用する必要が有ります。 勉強時間を確保するための1つの方法として、通勤途中にある自習室を契約するという手段が有ります。自習室がない場合は早起きして、出勤前にカフェで1時間勉強する、ということを行います(出勤後は気力・集中力がなくなっているのであまりお勧めしません)。ある程度のお金を払って学習環境を整えます。 ここまでやっても、コーチング型サービスなどの目標管理を伴うサービスよりも費用は安くなります。

また、TOEIC塾だけだと自分が必要とする知識を必ずしも全て身につけられない可能性が有るため、自分自身で英語学習法がまとまった書籍やウェブサイトを読み込みます。

なお、語学学校サウスピークでもTOEIC LR試験の学習法をまとめてウェブサイトで公開しています

ここで一点注意点を上げると、英語学習法オタクになっては駄目です。学習法の本を読むのは最大5冊までにして、あとは勉強に集中しましょう。多少効率の悪い勉強法でも、英語を勉強していれば英語力は伸びます。一方、英語勉強法を勉強しても英語力は伸びません。

TOEIC800点に到達した段階で、廉価なオンライン英会話サービスを使って英会話・英作文の能力を伸ばします。

【月額10,000円未満。学生、または本当にお金がない場合】

英語学習にお金をかけられないのであれば、基本的に独学で学びます。英語学習法がまとまった書籍やウェブサイトを読み込んで、自ら学習法を確立させます。なお、「月額30,000円」のところで記したように、英語学習法オタクにはならないように気をつけましょう。

一番の問題になるのは「長時間の英語学習を自発的に行う」ことです。これが出来る人は100人いても10人もいません。なので皆さん英語学習サービスにお金を払ってまで勉強時間を確保しているのです。

語学学校サウスピークも平日1日10時間、3ヶ月で約750時間の勉強時間を確保出来る点が好評です。そして、わざわざフィリピン・セブ島まで英語学習で缶詰になるために留学してくる日本人の方々が多くいます。

日本にいながらお金をかけずに勉強時間を確保したいのであれば、いま学生であれば学校の図書館を活用しましょう。開館から閉館まで図書館にこもり続けて勉強時間を確保しましょう。

他にも「スマートフォンに入っているゲームと音楽を全て削除する」「移動時間は必ずリスニング学習を行う」「スキマ時間は英語参考書を必ず開く」といった空き時間にすべきことを一度ノートやパソコンに全て書き出し、「空き時間=勉強時間」という認識を徹底しましょう。

また、自分一人で英語学習を続けるのは困難が伴うので、誰か一緒に伴走してくれる友人や勉強仲間がいる方が良いです。学生であれば見つけるのはそれほど困難ではないので、探してみましょう。

ここまで学生の方を対象に書きました。社会人の方は実現できそうなものを参考にしていってください。ただ、社会人の方は仕事による時間と場所の制約が厳しいため、「趣味=英語学習」「英語学習以外の私生活は制限する」といったことをしないと、現実的に十分な学習時間を確保出来ません。「月額30,000円」のところで記した「有料自習室の活用」「朝カフェの活用」を参考にしてください。

そして、TOEIC800点に到達した段階で、オンライン英会話で英会話・英作文の能力を伸ばします。 学生には月額6,000円は高いかもしれません。その場合は「2ヶ月参考書を使って知識を増やす。その後の1ヶ月で学んだ内容をオンライン英会話で実践する」というようにして、メリハリをつけて受講されるのがお勧めです。

最後に…多くの初級者・初中級者が活用するのは難しい。

ここまでの記事を読んで何か漏れているなと感じた方がいるかもしれません。それはここまでの記事において「TOEIC600点未満の初・中級者」がどのようなサービスを選ぶかについて言及していない、という点についてです。

実は成人した初・中級者が「中学・高校英文法を学ぶためのサービス」は日本ではまだ十分に整っていません。現状で英文法を十分に学べるサービスは「大学受験予備校」だけです。 そして、「大学受験予備校」を活用出来ない場合、独学で英文法の基礎を学び直す必要があるのです。

日本の英語サービスは多数ありますが、「英文法の学び直し」が出来る、かつ「初級者が、再現性のある形で、英語力を実際に伸ばしている」という有名サービスは実は存在していません。これが日本の英語サービスが抱える現状の課題です。

TOEIC LR試験で600点以上の中級者以上の方々が選べるサービスは無数にあるのですが…。

と、このまま終わってしまうとなんなので、語学学校サウスピークがまとめた初級者向け英語学習法の記事を最後に紹介してこの記事を終わります。

(参考記事) TOEIC LR試験を初めて受験する初級者向けTOEIC勉強法を紹介

(参考記事) TOEIC200点レベルを徹底分析|TOEIC200点レベル(中学英語やり直しの戦略)

(参考記事) TOEIC300点レベルからの脱出法!(中学英語からの再スタート)

(参考記事) 例4 : 英語初心者のフィリピン留学・英語学習やり直し組にお勧めのサウスピーク留学計画

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