英語力が一番伸びる語学学校

コラム

【書評】英語もできないノースキルの文系はこれからどうすべきか

2015年1月8日

英語もできないノースキルの文系はこれからどうすべきか

この記事は英語もできないノースキルの文系はこれからどうすべきかの書評記事です。

 

企業の採用基準「実務経験」「業務に関連した資格」「学歴」

企業が採用時に一番に見るのは「実務経験」です。この人は自分の会社で活躍できるのか、もっと分かりやすくいうと、どれだけのお金を稼ぐことができるのか、という観点で見ます。だから採用時に一番良いのは「同業他社で活躍した経験があること」です。

しかし日本の普通の文系大学生だとそんな経験がないと思います。実務経験が無いのであれば、実務に必要となる資格があるのが望ましいです。一番の理想は弁護士か公認会計士のような難関取得を獲得しておくことです。でも、それは無理な話なので、もう少し現実味のあることを考えましょう。例えば海外で事業を行っている企業であれば、TOEIC試験で800点取得し、また英語面接も突破できるだけの英会話能力があれば、海外向けに仕事をしている部署に採用・配属される可能性が有ります。

実務経験も業務に関連した資格もないのであれば、次は大学名を見られます。あなたが東京大学・京都大学という一流大学に現役入学しているのであれば、企業は地頭の良さを見込んで採用することでしょう。一方、あまり有名でない大学の場合は大学名はほとんど何の意味も有りません。特にペーパー試験による入学試験が適切に行われていない私立大学の文系学部では大学名は意味をなしません(文学部、社会学部、政治学部など実用性が乏しい学問を選考した場合は更なる苦労が有ります)。

ここまで順番に述べた「実務経験」「業務に関連した資格」「学歴」がない人達が「英語もできないノースキルの文系」となり、就職活動で大変な苦労をすることになります。一昔前であればこういうノースキル文系学生でも「頑張ります!」だけで採用が決まっていたのですが、今ではそれが通用するのは労働条件が悪いブラック企業だけです。

本書では「実務経験」「資格」「学歴」の全てが欠けている、「英語もできないノースキルの文系」に何をすべきか、ということが解説されています。

本書で「実務経験」と「資格」を埋めるのに勧められているのが、まずは大学時代に1年間休学すること。その1年間の最初の半分を使ってフィリピン留学をして「英語力」をまず高めること(最低TOEIC600点の基準)。そして残りの半年を使って、高めた英語力を現場の業務で使用すること、それは成長激しい東南アジアで海外インターンを行い「実務経験」を積むこと。この「英語力」と「実務経験」があれば、「自己分析をして、サークル副部長の経験を自己PRする学生(≒英語もできないノースキルの文系学生)」を圧倒することが出来る、というのが本書で述べられていることです。

とても本質的な方向性が本書では示されているので「英語もできないノースキルの文系学生」は大学に入学した早い時期に読むことをお勧めです。

さてここからは「実際、フィリピン留学で英語が高められるのか」「海外生活への適応に関して」「海外インターンってどうなの?」ということを海外インターンを経験し、フィリピン留学の現場にいる立場から書いていきます。

 

フィリピン留学で英語を高められるのか。

本書の中で紹介されている「フィリピン留学」は英語力を短期間で高めるのに確かに有効な方法です。ただし2つ注意すべきことが有ります。

 

注意1.英語をちゃんと勉強すること
注意2.長時間の勉強をすること

 

注意1.英語をちゃんと勉強すること

フィリピン留学は長時間のマンツーマンレッスンが売りですが、この長時間のマンツーマンレッスンは予習・復習を行わないと進歩は非常に遅くなります、というかほとんど英語力は伸びません。予習・復習を行わなければ英会話に慣れるだけでTOEIC試験の点数はほとんど全く上がりません(特に座学学習が必須のReading Partの点数が上がらないです)。

英語力が低い学生(TOEIC600点未満)は、予習・復習の時間を確実に確保できるようにマンツーマンレッスンの時間数を制限するのがお勧めです。何も考えずにとにかく長時間のマンツーマンレッスンが良いだろうとマンツーマンレッスン6時間、マンツーマンレッスン8時間のレッスンを受けていると、仮に6ヶ月もフィリピン留学しても英語力はほとんど全く伸びなかったという失敗事例が実は続発しています。この失敗例は当事者が語りたがらないので表にはほとんど出てきません。

表に出てきた典型的な失敗事例を以下に1つ紹介します。

(参考記事)5ヶ月間の語学留学で100万円以上の費用を使った。けれど英語力が向上しなかった…。

 

注意2.長時間の勉強をすること

英語は短時間では身につきません。長時間の学習が必要です。仮に英語が全く出来ないTOEIC250点の人がTOEIC600点に到達するとなると、900時間※は必要になります。この900時間を達成するためには、一日6時間の勉強を全く休まずにして、150日(約5ヶ月)かかります。

【参考ページ】TOEIC試験 必要点数を獲得するための学習時間の目安

※実際のところ900時間では足りず、さらに200?300時間はかかると思います。

 

しかもTOEIC250点の人達の場合、机に1日6時間もの長時間座るというのが非常な苦痛が伴います。だから仮にフィリピン留学をしても、本気でない人は実はけっこうな割合で挫折しています。

そしてそういう人達でも楽しく留学期間を過ごせるように、フィリピン留学では「生徒に勉強をほとんどさせない」語学学校が8割を占めています。勉強よりも国際交流(=遊び)を重視している語学学校が大多数です。経営者が「ウチの語学学校は英語力を上げることよりも国際交流重視です」と公言している語学学校さえ有ります。そして、国際交流重視の語学学校では授業が終った後の自習室を利用する生徒の割合は1割を切っています。

こういう残念な現状があるため、もし真剣に英語を習得したいのであれば、なるべく厳しそうな語学学校※を選ばれるのをお勧めします。※ただし韓国系のスパルタ学校はTOEIC600点未満の初心者にはおよそお勧めできないです。これは脱落率が尋常でなく高いためです。

下記にTOEIC試験の点数を約400点上げた学生たちのインタビューも紹介しますので、英語力を上げるにはこれくらい勉強しなくてはいけないということを参考にしてください。

【参考記事】TOEIC400点以上を上げて交換留学を決めた!サウスピークを卒業した大学生2人にインタビュー。

 

海外生活への適応に関して ※発展途上国の場合

フィリピン・セブ島の街並み

フィリピン・セブ島の街並み

東南アジア地域での海外インターンについて記す前に、あなたが海外生活に適応できるかどうかも判断する必要が有ります。フィリピン留学は実はその点でもお勧めです。

日本は先進国で世界有数の暮らしやすい国です。また食事もとても美味しい国として有名です。そして、私のフィリピン・セブ島の第一印象は「1960年代の日本」というものでした。ここでは生活のほとんど全ての面が日本の生活と比べて質が悪いです。適応力のある人でしたら、「発展途上国だし、まあそういうもんだよな」と1ヶ月もあれば「貧乏慣れ」出来ます。フィリピン留学中にこの「貧乏慣れ」が出来ないと感じた場合は東南アジア地域で働くのは諦めた方が良いです。

 

【参考記事】意外と使える「貧乏慣れ」のスキル そこから広がるお得な選択肢

 

【フィリピンのホテル】蛇口をひねったら外れて水が噴き出した。

【フィリピンのホテル】蛇口をひねったら外れて水が噴き出した。※上記記事からお借りしました。

 

特に「食事の好き嫌いが激しい人」が向いていません。途上国では日本並に美味しい食事などは望めないです。食事は短期間は我慢できるでしょうが、好き嫌いが多い人では途上国で生きていくのは無理です。以下に元JICA隊員の方とまとめた10箇条がありますので、これを読んで無理だと思った人は東南アジアで働くことは諦めましょう。

【参考記事】こんな人は発展途上国に行かない方が良い 10項目

 

まだまだ発展途上の海外インターン

東南アジア地域での海外インターンはまだまだ発展途上です。これはつまり「業務体系が整っていない」ということです。未整備であるとは「自分の頭で考えて、自分で業務内容を提案して、その上で行動できない人はインターンは止めておいた方が良い」ということを意味しています。会社として行わなければならない業務が有り、かつ業務体系が整っているのであれば、インターンではなく社員かアルバイトを採用しています。

インターンを雇うということは業務が未整備であるということを意味しています。また、悪質な企業であると「賃金を払いたくないからアルバイトではなく、インターンを採用している」という場合も有ります。特に「無給インターン」「有償インターン ※お金を払ってインターンをさせてもらう」は無給であるがゆえに、勤務先からまともな指導がされずに「放置」されている場合が多いです。私が所属しているフィリピン留学の業界においても無給・有償インターンの問題は根深く存在しています。

5年前に私が米国に留学している際に「無給インターン」の問題が報道されていましたが、日本にもその流れが来たのかと思います。

【参考記事】米国の「無給」Internshipの問題?無給で働くということ?

 

また、東南アジア地域での「無給インターン」「有償インターン」は、日本である程度長期間のバイト経験を積み、自分の頭で考えることが出来るようになってからでないと上手くいかないのではと思います。

私からのアドバイスとしては、「出来れば給料が貰える有給インターンを選びましょう」というものです。有給インターンの場合、企業はインターン生に給料を払わなければならないので、インターンシップで発生しがちな「放置」が起こりにくいです。

有給インターンが難しい場合は「まともな指導者がいるインターン」を選択することをお勧めします。あと、「駄目なインターン先に当たってしまったら早めに切り上げましょう」。駄目なインターン先で頑張っても報われることはないです。だからこそインターンが逃げないように「インターンシップのデポジット(一時金)を取る」企業も避けるのが無難です。

実際、海外インターンは大変だと思います。でも、だからこそやる価値があるとも言えます。東南アジアという日本からすると未整備の場所で一から業務体系を創り上げる経験をすれば、就職活動でその業務経験は必ず評価されます。

 

以上、「実際、フィリピン留学で英語が高められるのか」「海外生活への適応に関して」「海外インターンってどうなの?」の3つの視点から、「英語もできないノースキルの文系学生」が「英語が出来る実務経験がある使える学生」になるために必要な過程について解説をしました。楽ではないですね。

「頑張ります」で就職できるのはもはやブラック企業だけとなってしまったので、ブラック企業に就職したくないノースキルの文系学生は「英語もできないノースキルの文系はこれからどうすべきか」を早い内に読んで、大学時代を戦略的に使って下さい。

ノースキル文系プランの料金とお申し込み方法

ノースキル文系プランの説明会を2015年3月8日に行います。お申し込みはこちらです。

著者の大石さんとサウスピークで本書に書かれた内容を実践するノースキル文系プランを開始致します。お申し込み、お問い合わせはこちらのフォームにからお願い致します。「その他」の欄に「ノースキル文系プラン」とご記入ください。

現在のTOEICスコア 留学期間 費用
TOEIC495点以下 24週間の留学 通常の留学と同料金
TOEIC500-595 20週間の留学 通常の留学と同料金
TOEIC600-695 16週間の留学 通常の留学と同料金
TOEIC700-795 12週間の留学 通常の留学料金 +3万円
TOEIC800点以上 8週間留学 通常の留学料金 +2万円

 

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