英語力が一番伸びる語学学校

英語学習法

オンライン英会話サービスの現状と未来 その3 どの講師を、どのオンライン英会話を選べば良いのか

2016年1月2日

オンライン英会話サービスの現状と未来 その2 オンライン英会話を効果的に活用する方法の続きです。

cellen03

オンライン英会話で相性の良い講師を探す方法

ーー相性の合う講師はどうやって探されていますか。

セレンさん:僕は個人的に男性講師の方が気を使わなくていいので、同姓の男性講師の人がいいです。「もっとこうして」とか「手加減しないで」とか男性講師の方が言いやすいんです。もっと言えば、「同姓で」「アクセントが少ない」「何か専門分野を持っている」という条件に当てはまる人がいい。また、相性の合う・合わないは絶対あるので、この人嫌だなみたいな感じの人は一緒にやらないようにしています。

ーーぶっちゃけた話を聞きたいのですが、「若くて可愛い女性講師」は選ばないんですか。オンライン英会話ではそういった「若くて可愛い女性講師」に期待している男性会員は一定数いますよね。

セレンさん:僕は個人的に全く興味ないです。でも、DMMモニターチャレンジでは、男性参加者の半分くらいは「若くて可愛い女性講師」を選ぶようにしていると言っています。

ーーやっぱり講師の写真が一覧で並んでいるとそうなるのでしょうか。私が以前に勤務していたオンライン英会話会社では、予約されずに残っているのが男性講師ばっかりだったんですよ。

サウスピーク・クリスマスパーティーで踊るMalou講師(写真中央)。彼女のような講師がオンライン英会話では人気を集める傾向に有ります。

サウスピーク・クリスマスパーティーで踊るMalou講師(写真中央)。彼女のような講師がオンライン英会話では人気を集める傾向に有ります。

セレンさん:オンライン英会話で「若くて可愛い女性講師」と話すのを好むとしたら、それはその人が求めているものがそういったことなのでしょうね。僕自身は別にその女性講師と何があるわけでもないし、お金払っているんだからきちんと英語ができて身になる選択をします。

ーーそういう意味ではオンライン英会話の活用方法では「英語力を高めることに興味が無い。他の人と話をしたいだけの人」もいるんだなって思いますね。別の例では、専業主婦であまり話し相手がいない人がオンライン英会話を受講していたりします。レアジョブのTV CMでも子育てしながら英会話みたいなPRをしていて、他の人とコミュニケーションをしたい人をターゲットにしている面もありますよね。レアジョブの加藤会長は、実際「25分間のリフレッシュメントの時間(癒やしの時間)を提供するのが当社のサービスだ」というような内容をブログ記事に書いていました。

セレンさん:オンライン英会話サービスの一つの側面としてはそれはあると思います。それこそ高齢者の方でずっと英語をやっていたけど、外出がしんどくて週に何回も学校に通えないみたいな人が、家で毎日話し相手として利用していますって例を私は知っています。

他にもある程度英語で話せるようになってきて、ストレス発散をするために女同士でおしゃべりしている方もいます。僕自身の例で言えば、ビジネスの相談をしてみたりしたこともあります。僕がレアジョブ使っていた時、デザイン専攻の先生に自分で作った広告チラシを修正してもらったことがあります。

ーーオンライン英会話の活用方法は本当に十人十色だなあという感じます。今はTOEIC教材など実用目的の教材が増えましたが、それ以前の教材が不足している時期はもっと自由な感じでした。いま個人的にオンライン英会話でやってみたいことは、DMM英会話を利用して東欧の人達と話すことです。

セレンさん:フィリピンの人が訛りあるように、ロシアやセルビアの方もある程度訛りはあります。びっくりするほどない人もいますが。

東欧の人達には我々と違う言語体系や、その他の背景も全く違うので話していて非常に面白いです。彼らはアイデンティティがすごく強いので、政治の話に強いし、話すと緊張感が走る。例えば、セルビアの人が自国の歴史のことを話すと温度感が違うんです。そして、日本はどうなのとか聞かれると、日本は2000年前から同じ一族が国家元首として一貫して存在している、という話をしています。

ーーDMM英会話はフィリピン人講師だけじゃないというのがおもしろいですよね。現代において、フィリピンは近い国だけど、ヨーロッパはまだ遠いですから。

セレンさん:そうですね、東欧の人達と日本人は、お互いに何にも知らない。こちらがセルビアってボスニアとどう違うんだっけとなるのと同様に、向こうも日本のことを知らないので非常に面白いです。

どの英会話サービスを選べば良いのか

ーーたくさんのオンライン英会話サービスがありますが、各社はどこがどう違うと思いますか。正直、私自身オンライン英会話業界から離れてしまったので、最新事情に関してよく分からなくなりました。レアジョブとDMMと産経オンラインが大手3社の印象ですが、この3つがどう違うのか聞かれたら、第3者視点ではそれぞれあまり違わないという印象です。

セレンさん:確かにブラジルへの拡張等のグローバルな展開では各社色々差があると思うんですが、日本人に対しての国内向けサービスとしてみた時はそんなに大きな差はないのかなと思いますね。

ーー会員数があれだけ多くなってしまうと、なるべく多くの人達に受け入れられるように、尖った個性は出さないと思います。むしろ差別化が難しいという側面もあって、現状では価格の叩き合い、値下げ競争になっていて大変だなと思います。

セレンさん:一番わかり易い差別化は価格ですからね。一方で利用者目線から見ても、尖った個性とかは求めてないと思います。質の良い講師がたくさんいて、こちらの好きな時間にレッスンが出来れば、まずはそれで十分です。

ーー3年ぐらい前はソーシャルメディア上にオンライン英会話各社の利用者コミュニティがあったんですけど、今はみんなそこから離れちゃったのかなあという感じがします。

あえて言えば、レアジョブにはまだ若干そういうコミュニティらしきものがあるものの、盛り上がっていた頃に比べると大分小さくなっているように思えます。数年前は教材の品揃えも結構差があったんですよ。でも、今はどこもそつなく揃っていますしね。

セレンさん:そうですね。オンライン英会話各社は出版社と提携していて、いい教材が揃っていると思います。大手に関しては、こっちだから英語が伸びて、こっちだからダメということはないでしょうね。

ーーあとは、フィリピン人講師の勤務形態で在宅型かオフィス勤務型のどちらかも重要でした。フィリピンのインターネット接続環境が悪かったので昔は在宅かオフィスでずいぶんと差が大きかったです。ただ、今はフィリピンのネット環境が改善されつつあるので、在宅型でも結構繋がりますね。もちろん今でも在宅型とかだったら、雨等の天候に左右はされる印象ですね。安定性で言ったらオフィス型の方が良いです。

逆に、オフィス型のデメリットとしては経費が高いのでサービスを拡大しにくいことですね。大手では、レアジョブは在宅型、DMMはオフィス型と在宅型の組み合わせですね。フィリピンのインターネット状況は日本人には想像できないかもしれないけど、21世紀だけど雨でインターネット止まったりするような、そんな世界です。オフィス勤務型では、大雨が降って、洪水が起きて出勤不能の状況も有りえます。オンライン英会話で映しだされる画面だけを見ているとわからないけど、裏ではすごいことになっています。

セレンさん:確かに、生活環境は大きく違いますね。そういった文化に触れるというのも英語を学ぶ醍醐味の一つとは思います。

ーー個人的には、日本は快適すぎるので、フィリピンが途上国であり、各種インフラがまだまだ未整備である現状も感じてもらえればなとは思いますね。フィリピンは日本の隣の国なのに、発展途上国でだいぶん違うので。

やっぱりレアジョブ月6,000円、DMM月5,000円は安すぎると思います。こんなに安くていいのか、みたいな。

セレンさん:実際、法人セミナーで「安すぎませんか」とか「講師への支払いはどうなっているのか」等の質問がありました。

ーー今だと、講師の給料はフルタイムで月に3万円前後ぐらいですね。フィリピン人講師の質を上げるためにも、もう少し料金を高くしても良いのではと個人的には思います。大手オンライン英会話サービスでは難しいかもしれないけど、中小のオンライン英会話サービスで生き残っていくのは、「フィリピン人講師の質の向上による差別化」だと思いますね。大手はもはや差がないので、中小オンライン英会話サービスは是非そこで尖ってほしいです。

セレンさん:そうですね。隙間を狙って尖ったことができるといいですよね。フィリピン人英語講師の雇用機会に関しても、議論の余地はあると思うんですけど。顧客である日本人目線から言えば安いに越したことはないとも思いますね。価格の叩き合いになって、コストダウンの弊害が起きるのは良くないと思います。

月6,000円も月10,000円もやる気のある利用者からしたらそんなに変わらないので、そこの差で安定したサービスやきめ細やかさを出せば、ユーザーにとっては一つの選択肢になりえます。

(次の記事)オンライン英会話サービスの現状と未来 その4 初級者、上級者、それぞれの活用方法

「無料説明会」を開催中です。

-英語学習法

Copyright© サウスピーク日誌 , 2019 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.