英語力が一番伸びる語学学校

コラム

世界共通語としての英語。英語はいかに他の言語よりも広く使われているか

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イギリスのEU離脱に伴い、一部のフランスの政治家からEUの公用語から英語をなくすべきだという声が上がっているようです。

L'anglais ne peut plus être la troisième langue de travail du parlement européen #Brexit

— Jean-Luc Mélenchon (@JLMelenchon) 2016年6月24日

フランスの政治家ジャンリュック・メランション氏は「英語は欧州議会(European Parliament)の第3公用語にもなれない」とツイートしています。

この発言に対して、「フランス人の英語に対する嫉妬だ」というがネットで揶揄されていますが、英語の世界に占める地位が一部のフランス人のやっかみを買っているのかもしれません。

今回は、「大英帝国の最大の資産」と言われる英語の強さについてまとめてみました。英語がなぜ世界で特権的に優位な地位を占めており、「世界共通語」と呼ばれているのかが分かる内容となっています。

英語は世界で最も利用者数の多い言語である

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世界には話者が1,000人以下の言語も含めると約6,000の言語があると言われています。その中でも母語の話者数のランキングは下記のようになります。

ネイティブスピーカーの数

1位 マンダリン  9億人
2位 ヒンディー語 4億8600万人
3位 スペイン語 4億7000万人
4位 英語 4億人
5位 アラビア語  2億9500万人

ネイティブスピーカーの数だけでみると英語は中国語、スペイン語に次ぐ4位で世界1位ではありません。しかし、第二言語として英語を利用している人を含めると英語話者の数は大幅に増えます。

第二言語を含む話者数

1位 英語  20億人
2位 マンダリン 10億9000万人
3位 ヒンディー語 6億5100万人

List of languages by total number of speakers

また、100万人以上の英語話者がいる国が世界で73カ国あり、公用語として採用している国は50カ国以上にのぼります。このことから英語は世界で最も利用者数の多い言語であると言えます。

また、これだけ多くの人口が利用しているため、言語の持つ経済力、言語総生産でも英語は圧倒的に優位となっています。週間エコノミストによると、2012年の段階で英語圏の生産性は全世界のGDPの25%を占めています。このデータは英語を第一言語としている国の集計ですので、第二言語として利用している人の集計も含むと規模はさらに大きくなります。英語環境とつながることがビジネス上でも有利になることが示唆されています。

週間エコノミスト 特集:英語と経済 2014年1月14日号

英語は世界の国際機関の公用語である

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利用者数の多い英語は、当然ながら世界の国際機関や地域の機関の多くでも公用語とされています。知名度の高い国際機関では概ね、英語は公用語の一つとされています。下記は、英語を公用語としている国際機関や地域の機関の一覧です。

国際連合、経済協力開発機構、世界貿易機関、国際電気通信連合 、国際電気標準会議 、国際標準化機構、万国郵便連合 、国際労働機関、国際司法裁判所、国際刑事裁判所 、国際海洋法裁判所 、列国議会同盟 、イスラム諸国会議機構 、国際オリンピック委員会、国際サッカー連盟

アフリカ連合、アラブ・マグレブ連合、欧州連合、北大西洋条約機構、石油輸出国機構、東南アジア諸国連合、南米共同体、西アフリカ諸国経済共同体、米州機構、南アジア地域協力連合

国際機関の公用語の一覧

英語は学問でも世界の共通言語である

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英語で書かれる科学論文の比率は年々高まっています。2014年の生命科学に関する論文では95.4%が英語で書かれた論文でした。生物学、化学、物理学など科学分野の研究では実質的に英語が共通言語となっています。

Ballabeni氏によると、世界で書かれる科学論文の中での英語論文の比率は年々高まっています。PubMedデータベースに収載された2014年出版の生命科学論文のうち、95.4%が英語論文でした。PubMedで論文数上位の20か国のうち、英語論文の比率が95%を下回るのはフランスと中国の2か国に留まります。

また、英語が上手くないことが研究論文の評価を不利にする要因になりうるようです。イギリスのNew Scientistに掲載された論文によると英語がうまくないために論文の審査がスムーズに行われず、不利な結果になることがあると報告されています。

英語がうまくないということは「不利な立場になる研究者を出すもうひとつの要因である。アメリカのiPS細胞研究者を牽引してきたMITのルドルフ・イェーニッシュ(Rudolf Jaenisch)によれば、アジアからの論文の中には、あまりに英語がうまく書けていないばかりに審査が困難なものもあるという

英語が下手だと研究の掲載やインパクトに影響があるか?

また、有名科学雑誌ネイチャーでは、英語力の低さのために論文が上手く査定されないことがないように校閲サービスも行っています。これほど、科学研究では英語が支配的な言語となっています。

ネイチャーが論文執筆者向け英文校閲サービスを開始

英語はインターネットの登場でさらに優位な地位を占める

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Which are the world's most influential languages?

英語がインターネットの登場によりますます加速されています。Web Techinology Surveyの調査によるとインターネット上に占める言語別のウェブサイト数では、全体の53.4%が英語と圧倒的な一位となっています。

また、2013年のデータではウィキペディアの編集者のうち英語で編集する編集者が全言語の62%を占めて圧倒的な一位となっています。その役160万人の英語編集者により、約2億回の編集が行われており、ウィキペディア上では英語が圧倒的に情報量の多い言語となっています。

インターネット上の文字情報は圧倒的に英語が優位となっており、英語が使えるほうが新しい情報の獲得が有利になってきています。とくに、現在の成長産業であるITの分野では、プログラミング言語やソフトウェアについて英語での情報が他の言語の情報量を圧倒しており、英語なくしては新しい技術に追いつくことが難しくなってきています。

以上のように、英語は世界の中で最も活用されている言語です。今後も引き続き、ビジネスや学問などで活躍するための共通言語はおそらく英語が多くを占めることが予想されますので、早いうちから英語学習に取り組みましょう。

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