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<手書きvs.タイピング> メモをとるならどっちが効率的?ーアメリカの研究をもとに

みなさんは手書き派ですか?タイピング派ですか?

メモをとるとき、パソコンに打ち込んでメモをとる方も多いことでしょう。パソコンに打ち込むほうがより早くできますし、気になることがあればインターネットで調べることもできますしね。

ですが複数の研究によれば、手書きでメモを取ったほうがより頭に残り、脳にもいい影響があるとのこと。

実験で証明された事実

アメリカ・プリンストン大学のMuller教授とカリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)Oppenheimer教授は、ラップトップPCに打ち込んで記録する場合とノートにペンで書く場合の比較を行いました。

実験内容は、あまり一般的に知られておらずかつ視聴者の興味を引くであろう内容のTED(15分程度)5本を、参加者である大学生が視聴するというもの。

この実験により、ラップトップに記録した生徒に比べ、ノートに記録した生徒のほうがよりよく内容を覚えており、かつ試験結果が良かったとわかったのです。

手書きのほうが理解が深まり、記憶により長くとどまるのです。

手書きが脳に与える影響

また、ワシントン大学の教育心理学教授であるVirginia Berninger氏の研究によれば、手書きは豊かな着想を生み出し、脳神経の働きも活発になるということです。

彼は小学生2、4、6年生を対象に、パソコンへのタイピングと手書きを比較する実験を行いました。

対象者たちは作文を書いたのですが、手書きで書いた子どもたちのほうがより多く、より早く、より柔軟にたくさんのことを書いたということがわかったのです。

では最後に、脳科学教育研究所所長・桑原清四郎氏の言葉をご紹介しましょう。

文字を書くときには、指先を繊細に動かすために、脳はとても集中します。脳の神経細胞・ニューロンは、標的細胞に向かって伸びるので、その集中がいいんですね。

これがパソコンやスマホ・携帯電話と大きく違うところです。パソコンのキーボードを打つときに、指先に繊細な命令を送ることはしないので、脳への刺激が少ないんです。

よく暗記するには『書くのが一番』と言われますが、それは本当なんです。だから、いつも文字を書いている人の方が、物忘れが少ないのです。

手書きとラップトップへのタイピング入力。手で文字を書くという運動記憶とも連動して、知識をインプット、精緻化できるのかもしれません。

より早く処理でき、インターネットで情報を検索することもできるタイピング入力。多少時間はかかれど、脳神経の働きも活発になり、記憶により長くとどまる手書き記録。

場面に合わせて使い分けてみてはいかがでしょうか。

<参考>

The Pen Is Mightier Than the Keyboard: Advantages of Longhand Over Laptop Note Taking

Handwriting in the 21st Century?

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