ビリーフ(belief):「信念」「固定観念」

英語学習者のみなさん、こんにちは。

英語学習の成果においては、本人が持っている「ビリーフ」が大きく影響すると言われています。

学習者のビリーフとは、学習者が学習に対して持つ考え方の総称のこと。性別や年齢、過去の学習歴などから影響を受けます。ビリーフがネガティブなものであれば学習者は学習に対して後ろ向きになり、ポジティブであればモチベーションが高まったりもします。

想像してみてください。「勉強しなさい」と強制され仕方なく英語を学習しているときと、海外駐在を目指して英語を学習しているときでは、モチベーションが大きく異なりますよね。

今回はそんなビリーフと英語学習のモチベーションについて、研究論文をもとに考えていきます。

参考にするのは英語教育や第二言語習得研究に造詣の深い、東京女子大学の鈴木栄教授による研究『英語学習に関する学生のビリーフ-アクション・リサーチ-』です。

英語学習者の「ビリーフ」

学習者のビリーフの研究が必要である理由は、学習者は、自らの内部に存在するビリーフに従って行動をし、学習方略を組み立てていくため、学習者のビリーフを知ることは、教える側にとって、シラバスを作りあげる上で重要であるためである。

『英語学習に関する学生のビリーフ-アクション・リサーチ-』p.86「ビリーフ研究の背景」より

ビリーフが学習者のメタ認知的な支えであると考えると、それを変えることによって、学習者のストラテジー(方略)が変化すると想定される。学習者がどのようなビリーフを持っているかを知ることにより、学習者のストラテジーが想定できる。

つまり、間違ったストラテジーを実践している学習者は、誤ったビリーフを信じていることになる。学習者が、より効果的な学習をすすめ、よい結果を出すためには、ビリーフを変えるような働きかけが必要となってくる。

英語学習に関する学生のビリーフ-アクション・リサーチ-』

p.86「ビリーフ研究の背景」より引用

例えば発音がきれいな友人に憧れて英語学習を開始した人であれば、文法中心の勉強に対してやる気がおこらず、つまらないと感じてしまうかもしれませんよね。

では、研究論文を見ていきましょう。この研究において鈴木教授は、英語学習者を対象にビリーフ研究を行いました。研究対象となったのは湘南工科大学の「英語リテラシー1」の受講生である1年生4クラス133名。

結果として、学生の約半数である47%が英語学習に対してネガティブなビリーフを持っていることが判明しました。彼らが持つ英語学習へのネガティブな考えは、「暗記しないとできない」「できない」「英語を学習する意味を感じない」の3つにまとめられました。

この結果を踏まえ、鈴木氏は生徒のモチベーションを上げるため、授業にいくつかの変更を行いました。「学生が到達できる段階を示す」「学生の持っている知識を活かす」「学習方略を示す」「自己の学習記録をつける」の4つを柱として授業を構成したのです。

この変更により、3ヶ月後の学生たちのビリーフに変化が見られ、彼らの英語学習に対するネガティブなビリーフは19%に減少しました。加えて学生から「英語の映画を見やすくなった」「新しい単語を覚えられるようになった」「文法に強くなった」などの感想が得られ、英語力が伸びたと感じた生徒がいることが分かりました。

鈴木教授はこの結果を「4月に学生のビリーフを調査し、その結果とアンケート調査の結果、試験の結果を考慮し、その結果とアンケート調査の結果、試験の結果を考慮し、授業を組み立てた結果が出たと考えてよいであろう。」と述べています。

『英語学習に関する学生のビリーフ -アクション・リサーチ-』p.93より引用

強いビリーフと柔軟なカリキュラムで、結果を出そう

ビリーフと英語学習の関係性、参考になりましたでしょうか。

さて、フィリピン留学のサウスピークには、さまざまなバックグラウンドを持つ方が留学されます。彼らに共通しているのは、英語力を上げたいという強い意志を持っていること

真剣に将来やキャリアについて考えていらっしゃるので、彼らには強いビリーフがあるのです。

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では、高い意識を持った彼らはなぜサウスピークへの留学を決めたのでしょうか?その理由として、カリキュラム学習環境があげられるでしょう。

サウスピークは以下の3つを実現し、フィリピン留学の常識を覆す革新的で効果的なカリキュラムを提供しています。

1:日本で販売されている英語参考書を教材として使えます。
2:
フィリピン留学、セブ島留学の”常識”である長時間マンツーマンレッスンを否定しました。
3:落ちこぼれを決して出さない、1人1人が自分のペースで学ぶことが出来る完全習得学習を導入しました。

サウスピークが誇るこのカリキュラムにより、生徒さんのニーズに合わせた学習プランを提供することができています。

これらの要素によって、「3ヶ月でTOEICが200点上がる」という明示的な成果を出すことができているのです。強いビリーフを持った英語学習者のみなさんが集まるフィリピン留学のサウスピークなら、互いに切磋琢磨する中でよりビリーフを強め、より良い成果を出すことができるでしょう。

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参考

『英語学習に関する学生のビリーフ-アクション・リサーチ-』

『学習者のビリーフ研究の探索 ユングの絵画分析を使ったビリーフ検索の試み』