次にNew York英会話学校の良い面・悪い面の紹介です。この記事の下書きを作成して思ったのですが、私は海外の語学学校には基本的に行かなくても良いと思っていることが分かりました。そういう考えの元にこの記事を書きますので御了承お願いします。

まず良い面は様々な国の人々と知り合える事です。私が知りあったのは韓国、スペイン、スイス、ブラジル、ドイツ、タイ、フランス、イタリア、トルコ、ペルーととても多彩です。これは日本の英会話学校では体験出来ないことです。短期滞在で現地に友達のいない人はそこで知り合ったClass Mateと観光に行けば良いと思います。私も知り合った人達と観光しました。あと学校側でも観光案内をしてくれます。学校で出会った人達はあなたが知らない別の国々について教えてくれるはずです。ここで知り合ったClass Mateについては米国体験記にて詳細を紹介する予定です。

次に悪い面について以下一覧にまとめました。

  1. 生徒が真剣じゃない。
  2. 内容が不必要に難しい。
  3. 現地の言葉や日常会話を学べない。
  4. 米国人はどこにいるの?海外に来ても現地の人と話せない。

最初に「生徒が真剣じゃない」についてです。日本の場合と同じで語学学校にいる生徒は必ずしも真剣じゃありません。NYCの場合だと観光が主目的の人もいるので、特にそういう人が多いと思いました。私はClassがはじまる5分前にいつも来ていましたが、大多数の生徒はいつも遅刻してきました。他に時間を守っている生徒は韓国人とドイツ人だけでした。他の生徒が遅刻しまくるので、日本は韓国とドイツは似ているのかなと親しみを抱いていました。

また、お互いに会話をしていても相手の会話を必ずしも理解しなくても良いのでどうしても緊張感に欠けます。真剣に学びたいという人は”TOEFL Class””Business English Class”を選びましょう。私の通った学校には後者のClassはなかったのですが、人伝に聞くとこの2つのClassは真面目な生徒が多いようです。TOEFL はResume履歴書にも書ける資格なので真剣に学習している生徒が多いです。またそこでは米国の大学と似たような雰囲気を楽しめます。でも「TOEFLの勉強って別にNYCで勉強しなくても、日本国内でも十分にできるよな」とも思っているのでちょっと複雑な気持ちです。

次「習う内容が全体的に不必要なまでに難しい」についてです。英会話学校では頻出熟語とか習いましたが、全部忘れてしまいました。だって誰も日常で使わないんだもん。そういう凝った熟語表現はたぶん文学や難しいBusiness書類でだけ使われるものだといま振り返るとそう思います。また、一番難しかったのはComedyについての授業です。お笑いって米国の文化に深く根ざしたものだからさっぱり分からなかったです。あなたは米国で有名なComedian, Bill Cosbyを知っていますか。私は知りませんでした。これはお笑いの一例です。

“Hilarious! (とっても楽しい!)”という表現もそこではじめて習いました。この表現は日常で2?3回聞きました。全部が全部役に立たなかった訳ではなありません。でも、普段の授業は難しすぎて一番仲の良かった韓国人と二人で途方に暮れてたら教師から “Don’t be despaired. (絶望しないで)” とか言われてしまいました。

私としては自分が使いこなせない高尚な表現を覚えても仕方がないと思っています。また、分が関心の無い分野(私の場合は詩や小説)についての英語表現を覚えても仕方がないと思います。こういう洗練された表現はTOEICが860点を越えて、読む・書くを一通りできる段階になってから学ぶべきだと思います。860点未満の人が学んでも猫に小判です。私は実際に仕事に関連した英語を覚えたいと思っていました。ですから私のように考える人はBusiness English Classがお勧めです。出来れば語学学校もBusiness English Classのある学校を選びましょう。

3つ目の「現地の言葉や日常会話を学べない」について記します。英会話学校では生徒はお客さんなので怒られたり、汚い言葉を使われることはありません。また教師も文法的にきれいな英語ばかり話します。そこはまるで英会話学校という外界から隔離された無菌室にいるようでした。一歩学校の外に出れば、そこはくだけた汚い言葉で満ちたNYCです。そして、きれいな言葉ばかりの語学学校で過ごしているだけでは、教科書に載っているような英語しか学べません。

また、あなたの英語が通じなくても教師は辛抱強く聞いてくれますが、現地の人は聞いてくれません。英語が通じないと「ハァ!?」と大声で威嚇するように返答されます。こういう不愉快な現実とも対面しないと、あなたの英語は本当の意味で上達しません。

最後に4つ目のの「米国人はどこにいるの?海外に来ても現地の人と話せない」についてです。英会話学校にいる米国人は先生だけです。そして先生はほんの数人しかいません。先生の代わりにいるのは英語を学びにきた「外国人」ばかりです。つまり英会話学校にはNative English Speakerがほとんどいないということです。Native English Speakerと交流するためにNYCに来たのに、彼らとは話せない。話す相手はいつも「英語を母語としない外国人」ばかり。これでは何のために米国にきたのだか分かりません。そして「英語を母語としない外国人」が会話の練習相手だと、Native English Speaker相手に会話をするのと比べてあまり英語は上達しません。

この件に関連して、NYCの地下鉄の中で日本人が雑談している会話を聞いたことがあります。ちなみに、NYCだと日本語が分かる人は電車の中にいたりするので、不用意に日本語で会話しない方が良いと思いますよ。「これ聞いちゃ駄目かな」と思えるような内容の会話も聞いたことあります。閑話休題。日本から語学留学で来た(たぶん)大学生の彼は、語学学校で欧州から来たオバさん達とあまり関心の話題で英会話の練習していることを愚痴っていました。「なんで米国まで来てオバサンとロボットの話題をしなきゃいけないんだよ?」って感じの愚痴です。彼の気持ちは分かります。Native English Speakerと話せないのならほんと何のためにわざわざ米国まで語学留学に来たのだろうという気持ちになると思います。

だから私はTOEIC 800点以上の人は企業Internshipなり、現地の人々が通う学校に行くようにした方が良いと思います。そうすれば毎日Native English Speaker達に囲まれて生活できます。まず国内で英語の基礎を徹底して勉強しておく事。その上で現地にきて実際に使われているちょっと難しい応用英語を学べば良いと思います。基礎勉強だけなら日本にいても十分に出来ますので、ますは国内で徹底的に基礎勉強するのをお勧めします(最低TOEIC 800点以上、出来れば860点以上まで)。

これまでも何度も記事で記しましたが、英会話学校に行っただけ、現地に留学しただけでは決して英語力は向上しません。毎日勉強してください。私もNYC滞在中は毎日最低3?4時間英語の勉強をしていました。この点も踏まえた上で語学留学の計画を立てて下さい。

以上、海外語学学校の良い点と悪い点についてでした。次の記事では少し視点を変えて「TOEIC800点未満の人にお勧めの語学留学計画」についてです。