私が英語を勉強している理由 (2)英語を使えるかどうかで仕事内容、給料が大きく異なる

私はかつて製造業の会社に勤務していました。そしてその会社では私が入社した年の前後に売上の販売比率が国内と海外で逆転しました。すなわち、国内での売上よりも海外での売上のほうが多くなったのです。「日本企業が日本国内だけを相手にしている時代ではないのだな」とそのとき実感しました。

日本の国内市場は人口減に伴いこれから小さくなり、またBRICsやVISTAといった新興国の市場はどんどん拡大していきます。私のいた会社のような事例は珍しくなくなるでしょう。

ここで英語を使用することの利点について述べると、たとえば企業の場合では「顧客を選ぶことができます」。具体的に会社内の業務に言及すると、「国内市場の顧客相手では数百円単位の仕事からしなくてはならないが、海外市場が相手の場合は数十万円以上の仕事だけすればよい」という差がありました。

海外営業部が小額取引の顧客候補を相手にしなくてもよいのは、日本市場という「小さな市場」ではなく、英語を使って「世界の大きな市場」の中から「大きな金額を取り扱う顧客」をのみ選んで商売できるからです。

そして「数百円の仕事」と「数十万円の仕事」、この2つを比較した場合、どちらの仕事のほうが手間の割に高賃金な仕事かは言うまでもありません。また、社内の調整をするにも「数百円の仕事」と「数十万円の仕事」なら後者が圧倒的に簡単です。なぜなら取引額にかかわらず仕事内容が同じだとすれば、社内にいる技術者たちも後者の仕事を好んでやるからです。こういう背景により「海外営業部がこれからは花形」「国内営業部は斜陽」という社内の雰囲気がありました。

また社員の配属においても、国内営業部と海外営業部で明らかな差がありました。一般的に言って、前者は勉強が苦手な人が配属されて、後者は勉強ができる人が配属される傾向がありました。「特技はコミュニケーション能力です!なんでもやります」というようなことを言う人間が前者(国内営業部)に配属される傾向があります。そして必然的に「頭を使わないのであれば汗を流さなければいけません」。すなわち、「人が嫌がる仕事」「長時間労働」「肉体的にキツイ仕事」をするということです。

そしてさらなる必然ですが「頭を使わない仕事のほうが、頭を使う労働よりも低賃金です」。国内営業部のどぶ板を踏むような仕事ぶりを見て、私はこのことについて実感しました。

英語ができれば、より高収入な仕事を選ぶことができる」ということを英語を学習している人たちに強く伝えたいのです。

 

(2013年12月11日追記)私と同じような危機感を覚えた方の留学体験談を下記に抜粋紹介致します。上記文章を書いてから3年、日本企業はさらに海外への移転を強めています。

 

フィリピン留学の動機、英語学習の動機

私は地方の企業で自動車部品の量産を統括する部署に所属しており、そこでものづくりに関わるほぼ全ての業務を担当していました。仕事で英語を使用する機会は全く無く、英語は転職の時に箔が付く物と言った程度認識でした。しかし、2008年のリーマン・ショックを皮切りに円高等も相まって企業の海外移転が加速化し、会社を取り巻く環境が変わりました。

海外生産ができないのであれば案件の見積もりすらさせてもらえない、という話を社内外で聞く様になりました。海外進出の動きは今後も続く事はまず間違いなく、日本国内の産業の拠点としての重要度はどんどん落ちている、その様な情勢の中私の様に何の専門知識もない人間はどうなるのだろうか?それ所か文系の癖に英語すら満足に出来ない人間が今後生き残れるのか?と言った不安が日に日に募っていきました。

(中略)

サウスピークに来て驚いたのは最上級の5つ星クラス(TOEIC800点以上)、Advancedの生徒に想像以上に技術系の方が居た事でした。専門知識もあり英語も出来る人がわらわら居る、不安はそこで危機感に変わりました。フィリピン留学の間に英語で最低限聞く事と読む事が出来る様になっておかなければ話にならない。これがサウスピークでの留学生活の大半をTOEIC試験対策に割り振った理由でもあります。

上記文章は【歴代最高記録】Satoshiさん 3ヶ月のフィリピン留学でTOEIC試験の点数を315点上げるの記事からの抜粋です。