フィリピン留学でTOEIC試験の点数を高め、就職活動・転職活動を有利に進める

フィリピン留学黎明期は「マンツーマンレッスンでひたすら英会話をする」というレッスン形式が一般的で、英会話能力以外の向上にはあまり注目が集まっていませんでした。

しかし、フィリピン留学では実は「聞く・読む・話す・書く」の4技能全てを向上させることが可能であることが分かり、今ではTOEIC®試験の対策も行うことも可能だと広く知れ渡りつつあります。

そして、TOEIC試験の点数を短期間で高めるためにフィリピン留学をする日本人が現在増えています。以前のような「英語で話せるようになりたい」という漠然とした動機ではなく、「フィリピン留学でTOEIC試験の点数を200点上げることで就職活動・転職活動を有利に進めたい」という実際的な動機でフィリピン留学をする人達が増加しています。

◆参考ニュース
「TOEICスコア700点以上」の87.6%が転職に成功、60.4%が年収UPを実現した(マイナビニュース 2015/1/9)

就職活動・転職活動において、TOEIC試験で700点、800点、900点を獲得していれば明らかに有利になります。こういう背景があるため、フィリピン留学という機会を活用して「3ヶ月でTOEIC試験の点数を200?300点上げる」人達が増えているのです。

特に中堅レベルの文系学部に所属する大学生が、就職活動前にTOEIC(R)試験で730点、860点に到達するためにフィリピン留学をする事例が2016年には顕著に増えていると感じています。

転職エージェント(奥)と話すサウスピークの学生(手前)。転職活動ではTOEIC(R)試験の点数が見られます。

転職エージェント(奥)と話すサウスピークの学生(手前)。転職活動ではTOEIC(R)試験の点数が見られます。

TOEIC(R)試験対策は日本でやるもの?

こういうことを書くと、「TOEIC(R)試験対策は日本でやるもの」「フィリピン留学では英会話をすべき」という「何の役にも立たない正論(?)」を言う人達が出てきます。そういう横槍に対しては「日本でTOEIC®試験で高得点を獲得するのは可能か」という疑問を逆に返します。

これまでに多くの語学学習者に接してきた経験を踏まえて言うと、「日本人で英語を独学でものに出来るのは10人に1名もいない」です。実際、最低限の英会話(英単語を並べるだけでなく、文章での英会話)が出来るようになる基準と言われているTOEIC®試験800点の基準に到達しているのは、TOEIC®試験の受験者の上位10%程度です。

「TOEIC(R)試験対策は日本でやるもの」という正論(?)を言っている人達が、その達成率が1割程度しかないことを分かった上でこの発言をしているのか甚だ疑問です。もし本当に「日本でTOEIC(R)試験対策が十分に可能」であれば、今よりもずっと多くの人達がこの800点の基準に到達しています。

実際、「TOEIC(R)試験対策は日本でやるもの」「フィリピン留学では英会話をすべき」というようなことを言っている人の多くが「そもそもTOEIC®試験を真面目に勉強しておらず受験もしていないフィリピン留学の業界関係者」か「大多数の日本人の基準から外れている一部の英語学習マニア達」です。

フィリピン留学という機会を活かせば短期間にTOEIC(R)試験の点数を大幅に高めることができます。また点数を高めるだけでなく、学んだ表現をマンツーマンレッスンで実践することで英会話と英作文も出来るようになります。

今やこのような「フィリピン留学」という「学習の高速道路」があるのですから、この「高速道路」を利用出来る人はさっさと利用し、そしてTOEIC(R)試験の点数を短期間に大幅に高めています。いまや短期間で英語力を高められるフィリピン留学という機会を活用して、就職活動・転職活動を有利に進める人達が増えているのです。

TOEIC®試験800点以上の人に、お勧めなTOEIC SW試験

従来フィリピン留学で言われていたマンツーマンレッスンの強みを本当の意味で活かせるのは、TOEIC(R)試験で800点以上を取得出来る上級者達です。おそらくフィリピン留学を始めた最初の韓国人たちも800点以上の上級者であったと私は推測しています。そしてこの節はそんな10人に1人しかいない上級者の方へ向けた話です。

TOEIC®試験で800点の水準に到達している方々には、フィリピン留学では独学での勉強が難しい、「英語で話す」「英語で書く」能力を客観的に測定してもらえるTOEIC SW試験対策を行うのをお勧めしています。

フィリピン留学のマンツーマンレッスンはTOEIC SW試験との相性が良いので、私個人としては実は「フィリピン留学はTOEIC SW試験対策を中心に行った方が良い」と考えています。

しかしながら、TOEIC SW試験の受験者であれば分かるかと思いますが、TOEIC Listening Partで8割(400点)の得点を取得していないとSpeaking試験の問題文を満足に聴き取ることすら出来ません。また、800点に到達していない人達だと満足に英会話が出来ないとも多くの英語学習を見て感じています。その一方で、TOEIC®試験800点以上の上級者であれば、TOEIC SW試験の対策を行うことが可能です。

フィリピン留学ではTOEIC®試験で900点を目指すよりも、TOEIC SW試験で320点(80%の得点)、360点(90%の得点)を目指すための学習をするのがお勧めです。もし仮に320点まで到達できたならば、アメリカやカナダといった英語を第1言語とする国で暮らす際にも大きく困ることは有りません。360点まで到達出来れば、英語で議論が出来ますし、ビジネス向けの英文メールも苦労なく書けます。

「日本でTOEIC®試験800点に到達し、フィリピン留学ではTOEIC SW試験で320点、360点を目指す」というのが理想的なフィリピン留学の活用方法です。※ただし現状では10人に1人しか現実に実行出来ない。

なお、TOEIC SW試験対策と同様に、TOEFL iBT試験やIELTS試験のSpeakingとWritingの対策を行うことも可能です。

もしかしたら日本も現在の韓国と同様に、5?10年後にはTOEIC(R)試験だけでなく、TOEIC SW試験も高得点を獲得する必要があるようになっているかもしれません。その時にはフィリピン留学でTOEIC SW試験対策を行う、というのが日本社会でもより一般的な選択になると予想しています。

最後に本章のまとめとして、日本人の英語学習アドバイザーがいる語学学校とそうでない語学学校で何がどう変わるのか、という比較表を掲載します。
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(次の記事へ)第2部 フィリピン留学の失敗例、語学学校選びの基準、地雷キーワードに関して
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執筆者
柴田 はるじぇー @HAL_J
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柴田 はるじぇー @HAL_J

セブ島にある語学学校サウスピークの英語学習アドバイザー。著書に「3ヶ月でTOEIC300点上げるフィリピン留学」「20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ」