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データサイエンティストの需要が高まっている!求められる人物像とは?

近年、ビッグデータを活用する企業が増えています。世の中にあふれている膨大なデータを整理し・処理するのがデータサイエンティストの重要な仕事。そのデータサイエンティストの需要が年々高まっています。そこで今回は、データサイエンティストの需要が高まっている理由や求められるデータサイエンティストの人物像を紹介します。

データサイエンティストブームのきっかけとは

データサイエンティストは、企業が持つ大量のデータを分析・整理して、企業にとって有益な情報を導き出します。そして、データサイエンティストが示した情報を基に、企業が新しいサービスを生み出し、事業戦略の方向性を見出します。

しかし、「データサイエンティスト」という言葉自体は、最近初めて聞いたという人もいらっしゃるでしょう。実は、「データサイエンティスト」は比較的新しく誕生し、世の中に広まった言葉なのです。では、データサイエンティストブームが起こったきっかけとは何なのでしょうか。

データ流通量の増加

近年では、1人1台はスマートフォンを所持する時代になりましたよね。スマートフォンやタブレット端末の普及によって、ネット上に流通するデータの量は爆発的に増加しました。例えば、多くの人がスマートフォンで高品質な映像を楽しんでいるでしょう。この場合、「いつ・どこで・誰が・何を視聴したか」というデータがインターネット上に蓄積していくのです。

また、医療分野でも従来は紙ベースだったカルテも電子化され、患者の病状や検査結果が医療機関で共有されるようになってきました。このような「患者の情報」もデータとして蓄積されていきます。

スマートフォンの普及や医療情報の電子化によって、インターネット上のデータが急速に増加していることが想像できるでしょう。実際に、総務省の「平成29年度 情報通信白書p.55」によると、2014年辺りから日本国内での総ダウンロードトラヒックが急速に伸びていることが見てとれます。

データトラヒックとは、通信回線上において一定時間で転送されるデータ量のこと。以上のように、ここ数年間でデータ量が急激に増加したため、データを所持している企業も日々蓄積されているデータを処理しきれないという問題に直面してしまいました。

そのため、氾濫しているデータを効率よく処理し、企業が求めている重要な情報を上手くまとめて有効化してくれる人材への需要が高まったのです。その人材こそが、近年「データサイエンティスト」と呼ばれる人たちです。

ビッグデータを活用できる人材が必要に

インターネット上にあふれている膨大なデータのことをビッグデータといいます。そして、大量のデータが流通している現在、社会の発展にはビッグデータの活用が不可欠です。以前は「ただの文字の集まり」と思われていたデータは、今や文字だけでなく、画像や音声など多種多様。

これらのデータをどのように整理・分析して活用していくかが企業成長の鍵となるでしょう。データをうまく活用しなければ企業は生き延びられないといっても過言ではありません。そのため、ビッグデータを活用できるデータサイエンティストという人材の期待はかなり高いといえます。

データサイエンティストの需要が高まっている

ビッグデータを活用したビジネスは、現在急成長しています。その中でも特に注目されているのが、「パーソナルデータ」の活用です。パーソナルデータとは言葉のごとく個人情報のこと。例えば、ICカードを使って改札を通ると、「何時何分にどこの駅から乗車して、どこの駅で下車した」というデータが記録されます。また、通信販売で「いつどんな商品を購入したか」というのもパーソナルデータですよね。

ICカードデータをマーケティングに活用

では、パーソナルデータがどのように活用されているか具体例を紹介します。日立は、「交通系ICカード分析情報提供サービス」の提供を開始しました。このサービスでは、ICカードのSuicaの履歴情報をマーケティングに活用できるのです。例えば、A駅は何時ごろに何歳くらいの利用者が多いか、などの情報が開示されます。

この情報を利用して、企業は出店計画を立てたり、広告や宣伝を設置したりできます。このように、蓄積されたICカードのパーソナルデータを集計・分析することで、マーケティングに役立てられるのです。

そして、パーソナルデータを含むビッグデータを整理し分析することで、マーケティングに役立つ情報を導き出すのが、他ならぬデータサイエンティストです。しかし、個人情報を多く含むパーソナルデータは、慎重に取り扱わなければなりません。そのため、「個人情報保護法」などの法律にも精通しているデータサイエンティストの需要も高まっていくでしょう。

データサイエンティストの需要が高い分野

データサイエンティストは多くの企業で必要とされています。そして、数ある企業の中でも特にデータを扱える人材の需要が高まっている業種があります。例えば、官公庁・金融・製薬などの業種です。これらの業種は、常に膨大なデータを所持し管理しています。

総務省統計局でのデータサイエンティストの業務

総務省統計局では、国内の様々な統計を作成しています。統計を作成するためには、当然ながら大量のデータが必要ですよね。総務省統計局の「採用情報(総合職事務系(理工系)  先輩からのメッセージ)」でも書かれてある通り、信頼性の高い公的データを適切な理論に基づいて分析し、提供していくのが統計局で働くデータサイエンティストの業務です。

例えば、「パーソナルデータの活用に関する利用者意識」についてのアンケート結果を分析します。すると、IoT時代に人々がパーソナルデータについてどのように捉えているか、また、どこまでの活用なら抵抗なく協力してくれるか、などの意識を把握できます。この分析結果を活用すれば、「パーソナルデータ活用に関するガイドライン」などの作成も可能です。

金融機関のデータは企業の将来を左右する

また、金融機関でもデータサイエンティストの需要が高まっています。例えば、有価証券報告書に記載されているデータから、企業同士の関係を見つけ出し、レポートを作成するのもデータサイエンティストの仕事の一つ。有価証券報告書には、企業の概要や営業状況など貴重なデータがたくさん含まれていますよね。

さらに、ある企業に重大なトラブルが発生した時に、関連企業の株価が変動するタイムラグも株式のデータから導き出せます。金融におけるビッグデータの活用は、一つの企業だけでなく複数の関連企業の将来を左右するといってもよいでしょう。そのため、独自の切り口でデータ分析の結果を読み取れるプロのデータサイエンティストが必要とされています。

人の命に係わる重要な薬の情報

製薬業界では、「薬」に関する様々なデータが蓄積されていますよね。例えば、「創薬」というプロセスでは、様々な天然物や化学物質を用いて薬剤の開発を行います。そのため、このプロセスでは、どんな成分がどれくらいの量でどんな効果を発揮するか、など実に様々なデータが生み出されるのです。

またMR活動においても、病院の医師や薬剤師に薬に関する情報を提供します。薬は人の命に係わるものなので、データから導き出される情報も正確で信頼性の高いものでなければならないでしょう。そのためには、ビッグデータを処理し、根拠ある情報を提供できるデータサイエンティストが求められています。

求められるデータサイエンティストの人物像

需要の高いデータサイエンティストという人材(職業)には、実際どのような人材が求められているのでしょうか。官公庁や企業で必要とされているデータサイエンティストの人物像をお伝えします。

データサイエンティストの必須スキル

データサイエンティストに最低限必要なスキルは、誰でも持ち合わせていなければなりません。データサイエンティストの必須スキルは大きく分けて3つ。「ビジネス力」と「データサイエンス力」、そして「データエンジニア力」です。

ビジネス力は、データサイエンティストに限らず、どんな職業であっても必須のスキルですよね。例えばコミュニケーション能力や思考力。業務で困難にぶつかっても、誰かに相談をしながら良く考えて解決策を導き出すという、ビジネスパーソンにとっては重要な能力です。

データサイエンス力は、データを分析する上で重要な能力。データ分析の知識や統計学・数学の知識も必要です。また、自分の持つ知識を使ってどのようにデータの分析を進めていくかを考える論理的思考も非常に重要です。

データエンジニア力は、分析したデータを活用できるように整えるスキル。データを分析しただけでは意味がありませんよね。分析したデータから役に立つ情報を導き出すためのプログラムを作り出せる能力もデータサイエンティストには必要です。

データサイエンティストに向いている人物像

必須スキル以外に、データサイエンティストに重要なことがあります。それは、常に強い好奇心や感受性を持って、新しいことに挑戦しようという考えです。世の中にあふれている膨大なデータは、時代に合わせて常に変化しています。

そのため、一度身に着けたスキルを使っているだけでは、時代に合った有益な情報は見つけられません。つまり、常に新しい情報を取り入れ、ワクワクするような探求心を持っている人物がデータサイエンティストとして求められているのです。

需要の高いデータサイエンティストを目指そう

今回は、データサイエンティストが誕生したきっかけと、特に需要の高い業種、そして求められる人物像について紹介しました。近年、膨大なデータ(ビッグデータ)を経営に活かす企業は増えています。そのため、ビッグデータの中から価値ある情報を導き出せるデータサイエンティストの需要が高まっています。

データサイエンティストには、データ分析・プログラミングのスキルは必須です。しかし、時代に対応するためにはそれだけでは不足でしょう。需要の高いデータサイエンティストを目指すために、必須スキルに加え、強い好奇心と感受性を持って、常に新しいことに挑戦できる人物になりましょう。

<参考資料>

総務省 「平成29年度 情報通信白書p.55」

日立 「交通系ICカード分析情報提供サービス」

採用情報(総合職事務系(理工系)  先輩からのメッセージ)-平成26年度-No.7

一般社団法人データサイエンティスト協会「データサイエンティスト スキルチェックリスト」

一般社団法人データサイエンティスト協会「データサイエンティストのキャリア」

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サウスピーク編集室

Naoki Kitayama

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