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コラム

メーカー勤務エンジニア・サイエンス&リーディングファシリテーター。3つの顔を持つ村上英範さんの素顔に迫る。


「働き方改革」が謳われる現代の日本において、副業や企業外での活動をする人が増えてきました。

それは「エンジニア」として働く人にとっても、他人事ではありません。

エンジニアの傍ら、ブログを運営する人、イベントを企画・運営する人など
世の中には多種多様な世界で活躍する人がいます。

そこで今回は、メーカー勤務エンジニアとして働きながら、サイエンスファシリテーター、リーディングファシリテーターとして活躍する村上英範さん(@ky_hd )にお話を伺いました!

〜エンジニアがより働きやすい環境作りを〜メーカー勤務エンジニアとしての村上英範さん

ーまずは、メーカー勤務エンジニアとしての村上さんについて、何点か伺いします。今はどういった業務をされていますか?

はい。

実は4月から職種が変わったのですが、3月までは、製品開発をしていました。

会社では、環境試験機メーカーという形で、自動車・電気製品の生産設備・研究設備の開発を行っています。その中でも、自社で取扱っているコア技術を、他の市場にも用いることができないか?という事業領域を広げるための仕事をしていました。

もともと、弊社は「温度」や「湿度」などの環境をコントロールして電気部品や車のエンジンの中を再現し、自動車メーカーに試験的に使ってもらうという事業領域でビジネスをしていま

そしてその技術を応用し、例えば食品や医療関係の市場医薬品の機器や、お肉を熟成する装置などに応用した装置の開発なども行っています。

そして4月からは、会社内でエンジニアが使っているシステムの見直しやバージョンアップをする開発推進という役割に新たに挑戦しています。

ーそういったエンジニアのシステム環境改善の領域で働く中で、やりがいを感じるポイントはどういったところにありますか?

前置きとして、まだ始まったばかりなので分からない部分が多いですね(笑)

ただ、これまで自分が使う立場の人間だったのですが、その際に感じていた
「もっとこうすれば良いのに」という仕組みの部分に関わり、より現場目線でエンジニアが働きやすい環境設備を作るのは新鮮で楽しいですし、やりがいを感じるお仕事だと思います。

ーなぜそういったシステム改善の業務に携わりたいと思ったのですか?

もともと、製品開発の部分は9年間携わっており、ジョブチェンジというか、
何か新しいことにチャレンジしたいと思ったのがキッカケですね。

ー今業務をされている中で、英語を使う場面はありますか?

あまり多くはなかったですね。

ただ、たまに海外の規格を訳す時とか、クライアントが海外の方だったりした時はあったのでその時に英語は使いましたね。


ー村上さんの思う、いいエンジニアとはどういったエンジニアですか?

ずばり、自分の頭で考えることの出来るエンジニアだと思います。

それは技術的なことだけでなく、ビジネスマンとしてでも言えます。
例えば、会社の中で、もともと誰かがこうやっていたからと規定路線に従うのではなく、
自分が自らの意思でこうしたい!といったところで「自発的に行動できる」エンジニアです。

ー受け身ではなく、自発的に行動することは、エンジニアだけでなく、全ての社会人としても必要なスキルですよね。

今後のキャリアビジョンとしてどういったものを描かれていますか?

まだ新しい仕事が始まったばかりですが、まずは社内のシステム環境をアップデートし、エンジニアがより働きやすい環境作りに尽力したいと考えています。

プラス、自分ならではの与えられる価値でいうと「技術者教育」にも貢献していきたいと思っています。

具体的には、この後にお話しする、私が社外で活動しているアクティブラーニングを用いた共創学習を社内にも展開していきたいです。
そして会社の社員自身が自発的かつ主体的に行動できる人材を教育していきたいと考えています。

〜大人と子どもが科学に触れ合うキッカケ作り〜サイエンスファシリテーターとは?

ー次は、サイエンスファシリテーターとして活動されている村上さんについて伺います。そもそも、サイエンスファシリテーターとはどういったものですか?


サイエンスファシリテーターとしては、「サイエンス(科学)を起点に未来を作っていく」というコンセプトを元に、大人も子供も一緒になって主体的に科学を勉強するイベント作りをしています。

実はサイエンスファシリテーターという肩書は、私が勝手に名乗っているだけなので、世間的にはそのような言葉は存在しません

ただ、商標登録はしています(笑) 色々な方に知ってもらい、活動を共にする仲間を増やしていきたいからです。

ーなるほど!
具体的にどのようなイベントを企画・運営しているのですか?


一例として、「サイエンスブッククラブ」という読書会を開いています。
特に文系出身の方などは、今まで科学に触れ合う機会などがあまり無かったと思うので、

「科学に興味あるけど自分1人では・・・」

といった方々が気軽に科学に触れ合えるキッカケ作りのイベントを主催しています。

大きなイベントでは、神戸にあるバンドー神戸青少年科学館とコラボし、宇宙をテーマに、大人と子どもがチームメイトになって、宇宙の謎を解き明かしていくというイベントを定期開催しています。(これまで4回開催しました。)


宇宙というものは未だ謎ばかりで、同じように私たちが生きるこの世の中も答えのない事は多いです。

なので、大人が子どもに一方的に答えを教えるのではなく、大人と子どもが同じ目線に立って「宇宙」という壮大な謎に迫ることで、未来の主役である子ども達自身が主体的に未来を描けるようになるということをコンセプトにしています。

そんな中で、やって良かったなと思う時は沢山ありますね。

例えば、60歳のご年配の方が「自分たちが子どもの頃は科学の勉強が出来なかったから」といって、イベントを通して初めて出会った小学生の子どもたちと触れ合っている様子を見ると、世代間の交流を感じ、その橋渡しが出来ているのを肌で実感できています。また、お子さんと一緒に謎に挑戦することで「親子関係がとても良くなりました!」という、お父さんやお母さんのお声もいただいています。



ーこれからは、そのようなビジョンをもってこのイベントを開催していきたいですか?

これからは、イベントを全国の科学館に展開していきたいです。

また、子どもの夢を応援する学習の場も増やしたいです。今は、JAXAに入ってロケットを飛ばすという夢を持つ小学生と一緒に「夢を叶える」サイエンスワークショップや、発達障害のお子さんが通う放課後デイサービスで「月で遊ぼう」ワークショップというのも開催しており、科学館としてのイベントだけでなく、色々な人がサイエンスに主体的にチャレンジできる機会を増やし、自らの手で自身の未来を切り開くキッカケをたくさん生み出していきたいです。

〜読書を通して新たな行動を生む〜リーディングファシリテーターとは?

ー次はリーディングファシリテーターとしての村上さんについて何点か伺います。こちらも前述のサイエンスファシリテーターと同じようにイベントの開催を行っていらっしゃるのでしょうか?

そうですね。もともとは4年前に会社の中で部門勉強会として開催していたのが原点ですね。ところが会社のなかでは継続できない状況になったため、3年前から読書会型ワークショップとして社外でやるようになりました

リーディングファシリテーターとしては、ビジネス書などを集まった人と共にワークショップを通して学び、明日から実践できる新たな行動づくりを行うことを目的としています。

この読書会では、未読のまま、つまり本を”読まずに”に来ていただきます。

というのも、忙しいビジネスマンにとって、本を読んでからという参加条件があると、参加のハードルが上がってしまうからです。

そして、2~3時間のワークショップで、本にある自分にとって必要な個所と、初めて会う他の参加者の視点をシナジーさせ、次の行動の指針に繋げています。

今までに「働き方が変わった!」「チーム力が高まった!」など多数の声をいただいたり、企業研修としての読書会型ワークショップの依頼を受けたりしているので
自身が行っている共創学習ビジネスマンの悩みや職場の課題を解決するのに役に立っているんだなとやりがいを感じますね。 

もし、組織学習で、個人の働き方や組織の成果を上げることにご関心がございましたら、お気軽にお問合せいただければと思います。



ーなるほど、今まで数多くの本を読んできた村上さんですが、ズバリ、エンジニアが今読むべき本をご紹介いただけますか?


はい、以下エンジニアにおすすめしたい書籍をまとめました。

 

①『ワーク・シフト』リンダ・グラットン・著、プレジデント社(2012/7/31)

 

働き方の本ですが、エンジニアの立場からも、自分自身の専門性をどのようにつくり、成果の質をどう変容させていくかを、"3つのキーワード"で考えることができます。

 

その3つは「連続スペシャリスト」「協力して起こすイノベーション」「情熱を傾けられる経験」です。

 

2012年出版の本ですが、今も私が実践を続けている1冊です。

 

②『ジョブ理論』クレイトン・M・クリステンセン・著、ハーパーコリンズ・ジャパン(2017/8/1)

イノベーションには、開発研究の段階から「人はなぜ私の商品を買うのか?」を問うことが重要です。

 

つい技術(シーズ)からスタートしてしまいますが、私の商品は、お客様はどのような価値を感じて購入され、どのようなシーンでどのように使われているかを技術者自身が想像し具現化していくプロセスは必要不可欠だと考えます。

 

③『流れとかたち』×『流れといのち』エイドリアン・ベジャン・著、紀伊國屋書店

世界を動かすのは流れとデザインである。この「コンストラクタル法則」という著者独自の物理法則を軸に、テクノロジーや文明、生命について解き明かしていくエイドリアン・ベジャンの2冊です。

 

技術も含めあらゆる事象に、物理法則という視点を与えることで、固定観念が吹き飛び、新しい視座に変わっていきます。私もまだまだ学習中の2冊、繰り返し読んでいきたいです。



私の読書の目的は、仕事と異なる分野の書籍から、異なる視座を得ることが1つあります。

 

今回おすすめの書籍は技術の専門書ではありませんが、エンジニアがマインドや働き方をアップデートしていくことで、より良い商品・サービスを生み出せると考え、選びました。

 

世の中のエンジニアの方々と広くシェアできるととても嬉しいです。

ーありがとうございます!
これらの本は、エンジニアだけでなく、全てのビジネスマンにオススメできる本ですね。

本日は色々とお話を聞かせていただき、ありがとうございました!
今後共、村上さんの活動を応援しています!

ーありがとうございました!

「無料説明会」を開催中です。

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サウスピーク編集室

Naoki Kitayama

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