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M2Mとは何か?IoTとの違いや今後の市場規模について解説

「M2Mとは何だろう?IoTとはどう違うのだろうか?」と考えていませんか?

M2MやIoTなどの新たなテクノロジーは、私たちの生活を大きく変える可能性を秘めています。近年では企業向けの展示会などでM2MやIoTなどの言葉を耳にする機会も増えています。

サービスや製品にテクノロジーが取り入れられ、徐々に身の回りにM2Mを活用した機械などが存在するようになるでしょう。

M2MやIoTなどの言葉を正確に理解したいと考えている人向けに、この記事では以下の内容について解説します。

・M2Mとは何か

・IoTとは何か

・M2MとIoTの市場規模

・M2MとIoTの課題

この記事を読んでM2Mの意味や、M2MとIoTの違いについて理解しましょう。

M2Mとは何か?

M2Mとは、「machine-to-machine」の略称で、機械同士が相互に情報をやりとりする状態を意味します。機械と機械がつながっていることで人の手を介さずに、自動で情報の処理が可能になります。これまで人間が行ってきたアクションを、機械が自動で行うことができるようになるのです。機械同士は、無線だけでなく有線で接続される場合もあります。

機械同士での情報のやりとりが行われるケースは主に以下の2つです。

①情報を収集する

機械から情報を収集することで、効率的な稼働やサービスへの応用を行うことができます。

M2Mサービスの一つに「テレメータ」と呼ばれるものがあります。遠隔に存在する機器の監視や管理を行うというもので、ガスの検針や自動販売機の在庫の管理などに活用されます。

比較的早い段階から、自動販売機の管理システムへのM2M活用は行われていました。

自動販売機がそれぞれ単体で動く場合、担当者が巡回して商品の補充を行うタイミングでしか、在庫切れに気づくことはできませんでした。在庫切れが発生しているという状態はいわば損失であると言えます。

一方、現在の自動販売機の多くはM2Mに対応しているため、モバイル通信を介して「商品の販売データ」を管理システムと自動でやりとりを行うことができます。これにより、現在その自動販売機には何がどれくらい残っているのかを正確に把握することが可能。損失を避け、効率的に商品の補充を行うことができるようになりました。

②機械を自動的にコントロールする

機械同士が相互につながっていることで、自動的に機械を動作させることが可能です。

現在、研究開発が進んでいる「自動運転自動車」がその最たる例でしょう。自動運転自動車は、搭載されたレーダーやカメラで前方にある障害物や人を認識します。さらに周囲の自動運転自動車との相互通信で、適切な車間距離を保つことができます。信号機と相互通信ができれば、指定の位置に自動で停止することも可能でしょう。

これらの技術を人工知能と組み合わせることで、イレギュラーな状況でも的確に判断を行い、アクセルやブレーキなどを操作可能になります。

M2Mはこのような高度な自動化を実現させるものであると考えられています。

M2Mは近年注目を集めている

M2Mと呼ばれる技術や製品は実はひと昔前から存在していましたが、近年大きな注目を集めるようになりました。

その理由としては、センサーを利用して様々なデータを計測する技術が向上したことが挙げられます。高性能でありながら、安く小さなセンサーが容易に手に入るようになったことにより、様々なデバイスにセンサーを搭載することができるようになりました。

また通信技術の進歩も後押ししているでしょう。無線通信はコスト面でも技術面でもハードルが低いものとなっています。電力の消耗を抑えつつ高度な通信を実現する技術も進歩しており、ネットワーク環境を作ることが非常に簡単になったのです。

こういった技術は今後もますます進歩していくでしょう。それに伴いM2Mの活用領域も拡大していくのではないでしょうか。

IoTとは何か?M2MとIoTの違いは?

IoTとは「Internet of Things」の頭文字を取った言葉です。直訳するとモノのインターネットを意味し、あらゆるモノがインターネットと接続されることを指します。

これまでインターネットとは無縁だった家電など、身の回りにあるあらゆるモノがインターネットとつながり、データを取得できたりスマートフォンや音声で操作できるようになります。

インターネットとつながったIoTデバイスの数は急増しており、2020年には500億台まで到達すると見込まれています。

M2MとIoTの違い

M2MとIoTは一見同じもののように思えるかもしれません。基本的な構造は似ていますが、両者は明確に異なるものです。

M2Mは基本的に「機械(モノ)同士がお互いに何かしらの動作を行う」ことを目的としています。相互にやりとりされる情報はあくまで閉じたものであり、ネットワークでつながるモノの数もそれほど多くは必要ありません。M2Mが目指すものは、人の手を介さずに機械を正確に制御することであり、モノ同士があれば完結するのです。

一方、IoTは不特定多数のモノから大量のデータを取得し分析を行います。これまでデータとして存在すらしていなかった情報を集めることで、情報の見える化や様々な行為の効率化を目的としています。ネットワークを通じて、モノの情報を集めるのがIoTであると言えるでしょう。

M2MとIoTの市場規模

M2Mの市場規模

矢野経済研究所が行った調査によると、2015年のM2M市場は1,610億円となっており、2016年度は1,670億円、その次年度1,770億円と右肩上がりになっています。そして、2022年度には国内M2Mの市場規模は2020億円の市場規模になると予測されています。

LPWA(Low Power Wide Area)を利用した通信、人工知能、VR、ARなどのテクノロジーのデバイス間での適用が進むであろうと考えられていることが今後の市場拡大の要因として挙げられるでしょう。

IoTの市場規模

IT分野の専門調査会社IDC Japanの調査では、IoTの市場規模も今後ますます拡大していくとの見込みです。2017年のIoT市場全体の支出額が、5兆8160億円であったのに対し、2022年の支出額は11兆7010億円になるだろうと予測されています。

2020年以降は、toBだけでなく、スマートホームなどtoC(一般消費者向け)の領域で市場が拡大すると考えられています。つまり私たちの生活にIoTが次第に浸透していくだろうということです。

M2MとIoTの課題

M2MとIoTが普及するためには、解決しなければならないいくつかの課題があります。

M2Mの課題

まず一番の課題として挙げられるのが「セキュリティ」です。セキュリティの脆弱性があった場合、他者からの攻撃などを受ける可能性があります。機械を自動的に動かす技術に欠陥があった場合、特に自動運転自動車などでは大きな被害をもたらすことになるでしょう。セキュリティの安全性をどのように高めるかという課題が残されています。

またM2Mのシステムを導入する際には、コストもかかります。高度な技術が必要となるシステムには相応の導入費や維持費がかかります。工場などにおける大規模なシステムの導入の際には、長期的な視点で導入していかなければならないので、その分コストもかかってくるでしょう。

さらにM2Mはコストをかければ確実に導入できるというものではありません。例えば機械同士が同一の規格でなかった場合は接続そのものを行うことができず、システムの構築自体ができない可能性もあるのです。

IoTの課題

IoTの普及にもいくつかの課題が残されています。

まずはM2Mと同様、セキュリティの不安です。あらゆるモノがインターネットと接続されれば、それだけウイルス被害やハッキング被害の危険性が高まります。IoTが生活に浸透すればするほどその被害は大きくなります。例えばスマートロックの操作が第三者に行われてしまえば、防犯の観点からかなり危険な事態となります。またIoTデバイスで取得しているデータが漏洩すれば、プライバシーの情報が外部に取得されることとなります。

次の課題としては、トラフィックが際限なく増大することです。トラフィックとは、通信回線でやりとりされるデータ量のこと。2012年以降、国内のトラフィックは急増しており、2016年以降は1年で約40%も増大した期間もありました。

このように通信データ量が増え続けていますが、インターネットに接続する回線で利用できるデータ量には限りがあります。膨大なデータをうまくやりとりできるようにする必要があり、こちらも問題視されているのです。

最後はバッテリーの問題です。IoT機器の多くは常にインターネットと接続している状態であるため、電力の消費も常に行われます。IoT機器に搭載されているバッテリーが消耗するとかなり早い段階で動作しなくなる恐れもあります。

またスマートフォンで操作するIoT機器の場合、スマートフォンのバッテリーが切れた時に動かすことができなくなる危険もあります。家電などでは問題ないかもしれませんが、スマートロックの解錠をスマートフォンで行う設定にしていた場合、家に入れなくなるという事態もありえないとは言い切れません。

M2MとIoTで自動化と効率化!私たちの暮らしはますます豊かになる

この記事では、以下の内容について解説しました。

・M2Mとは何か

・IoTとは何か

・M2MとIoTの市場規模

・M2MとIoTの課題

M2Mの核となるのはセンサー技術です。現在ではスマートフォンから工場まで、あらゆる場所でセンサーが使われています。そのセンサーを相互につなげ、情報をやりとりし、価値のあるデータにすることで、今以上に効率化や自動化を行うことができるでしょう。

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サウスピーク編集室

Naoki Kitayama

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