本記事では、マレーシアの基本情報についてお伝えします。

国・地域名 マレーシア(Malaysia)
面積 33万290平方キロメートル(日本の0.87倍)
人口 3,099万人(2015年、出所:マレーシア統計局)
首都 クアラルンプール 人口173万人(2015年)
言語 マレー語、英語、中国語、タミール語
宗教 イスラム教、仏教、ヒンドゥー教、キリスト教など
公用語 マレー語

(引用元:JETRO、マレーシア政府観光局)

 

言語:マレーシアでは、一般的に英語が使えると考えて間違いはありません。公用語はマレー語ですが、「ビジネスでは英語を使う」という意識が強いようです。よって、英語が使えればマレーシアでは問題なく働けます。中華系のマレーシア人の中には、「中国語でビジネスメールを打てない」という人も中には居る程度には、マレーシアの言語教育において、英語は重要視されています。

一方、ローカルの人々の間では、中国語(マンダリン、広東語)、マレー語が使用されることも多いです。中学、高校ではマンダリンが必須科目であり、お店の店員さんなどは英語ができないこともあります。よって、英語以外の言語ができると、よりローカルに入り込んでいくこともできるでしょう。

宗教:マレーシアにおいては、イスラム教徒が一番多いです。マレー系はほぼムスリム、東マレーシア(ボルネオ島の方)はその他の宗教もいる。また元々はイスラム教ではないけど、イスラム教にわざわざ改宗することもあります。なぜなら、国の政策方針として、イスラム教徒を優遇する傾向にあるからです。最高峰の国立大学でも、イスラム教徒7割。家を借りるときも、ムスリムなら安く借りられることも。中華系マレーシア人などは、イスラム教徒が優遇されている政府方針を見て、不満を抱く者も多い。

食文化:多民族国家であるマレーシアは、国際色豊かな食文化を形成しています。マレー料理、中華料理、インド料理の三大ジャンルの他、家庭料理のニョニャ料理なども一ジャンルを築きつつあります。マレー料理で日本人にもなじみがあるのはナシゴレンでしょう。マレー語でnasi(炒める)goren(ご飯)と書き、現地の調味料で味付けして炒めたご飯ものです。付け合わせは片面焼きした目玉焼きが普通です。

ほかにはサテーと呼ばれる、鶏・牛・羊肉を使い甘辛のココナッツソースで味付けした串焼きや、ラクサという地方によって豊富な味付けの麺料理があります。マレー料理に共通するのは味付けに現地の調味料を豊富に使っていること。ココナッツソースといった日本人に馴染みのあるものから、辛い料理には欠かせない唐辛子ベースのサンバル、アミエビをすりつぶして作ったブラチャン、樹液から作った砂糖のグラ・マラッカなど、さまざまな調味料があります。たくさんの調味料の組み合わせによって生み出される風味の豊かさがマレー料理の特徴と言えるでしょう。

中華料理に関していえば、マレーシアでは広東料理の他、北京、福建料理なども食べられますが、中国から伝わり、マレーシアで発展した料理もあります。代表的なものがクイティオで、貝や野菜、お肉が入ったライスヌードルです。地域によってオイスターソースで炒めた焼きそば風のものや、スープ入りのものがあります。インド料理ではバナナリーフカレーやロティチャナイが有名です。いずれもカリーをマレーシア風にアレンジしたものです。いずれも民族ごとの食のタブーと向き合いつつそれぞれの長所を上手く組み合わせて独自の発展を遂げています。

治安:「東南アジア2位の犯罪件数の少なさ」を誇ります。しかし、一方で「日本の23倍の犯罪件数」ともいわれています。マレーシア国内では1日50〜60台、自動車が盗まれている(など)と言われています。普通に生活していると、治安の悪さは感じませんが、たまに事件のニュースが耳に入ってくる程度。クアラルンプールでも、地域によっては中・低所得者層が居住する地域は危険とはされています。

ストリートチルドレンがいるわけではありませんが、KL市内では度々ひったくり事件も起きています。 ISISの事件がきっかけで、注意喚起の連絡を受けたこともありますが、外務省のホームページでも、クアラルンプールは概ね安全とされています。なまじ平和なので、つい気を抜いてしまいがちですが、駐車するときは見えるところに荷物を置かない等、最低限気をつけるべき事はあります。

医療:東南アジアでは、医療水準が高いと言われており、住宅街には病院もあります。)プライベートホスピタルまで行くと、日本語の通訳がいたり、日本語のできるローカル医師がいたり、町医者では英語は通じます。会社で海外旅行保険に加入してくれていることもあり、後払いにはなりますが、日本の国民健康保険も利用可能です。

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