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IoT 技術トレンド

医療・ヘルスケア分野におけるでのIoT活用事例を紹介!医療の現場でIoT技術はどのように活用されているの?

「医療やヘルスケアの分野でIoTはどのように活用されているのだろう」と考えていませんか?

IoTは発展途上の技術ですが、着実に私たちの生活に浸透しつつあります。IoTは搭載されたセンサーとネットワークを通して、あらゆるデータを取得・モニタリングすることができます。この仕組みは、医療の分野で大きな価値を発揮すると期待されています。

とはいえ、IoTが医療分野で活用されるイメージがつかないという方も多いでしょう。そこでこの記事は、医療・ヘルスケア分野でのIoT活用事例を紹介します。具体的な内容は以下になります。

・医療分野におけるIoT
・医療の現場でIoT技術はどのように活用されるのか
・医療・ヘルスケア分野のIoT活用事例
・医療分野でのIoT普及の課題

この記事を読んで、IoTがもたらす未来の医療の形を理解しましょう!

参考記事:IoTでビジネスはどう変わるのか?IoTの影響力や今後を解説

医療分野におけるIoT

世界の医療IoTの市場

まずはじめに、医療IoTの市場は世界的に拡大しています。

アメリカの
市場調査会社Grand View Researchの調査によると、2014年に584億ドルだった医療IoT市場は、2022年には4100億ドルに達すると予測されています。

病院内でIoTを活用することで、医療コストの削減が可能になります。
また、治療効果や患者の苦痛を低減させる効果も期待されており、ウェアラブル端末などでバイタルデータの取得を可能にすうことで、看護師の負担も減らすことができるでしょう。
今後はデータを取得する端末だけでなく、医療データやデバイス管理などのソフトウェアの領域で需要が高まっていくと考えられます。

 

医療分野の課題

日本の医療分野には様々な課題が山積しており、IoTはその課題解決に期待されています。例えば医療費の増加です。高齢化の影響もあり、日本は医療費が増え続けています。2017年度の「概算医療費」は、42兆2000億円と、財政を揺がすほどの多額の費用がかかっているという現状です。

医療費が増え続けると、国民の負担も重くなります。患者数が増えると、病院が不足するという事態にもなるでしょう。
医師不足も顕著であり、医師一人あたりの負担も増加し続けていると言えます。

 

医療の現場でIoT技術はどのように活用されるのか

IoTの仕組み

基礎知識として、IoTとは、身の回りのあらゆるモノがインターネットと接続される技術のことです。

デバイスからデータを取得し、クラウド上で分析することで、新たな価値を創出します。医療分野においては、ウェアラブル端末を装着した患者のバイタルデータなどをリアルタイムでモニタリングするなどの活用がされています。

バイタルデータを取得するためのIoTデバイスは、ウェアラブル端末やカメラ、温度センサーなど様々です。既存の医療器具をIoT化することにより、ネットワークで制御するなどの活用方法もあります。

医療分野におけるIoT「IoMT」

IoTは医療分野において、IoTデバイスとネットワークを利用し、様々なデータを取得するために活用されます。これにより、治療や問題の早期発見、予防が期待できます。
また、医療分野のIoTは、「IoMT(Internet of Medical Things=医療IoT)」と呼ばれることもあります。

ウェアラブル端末は実用化の段階

医療現場で近年身近になっているのが「ウェアラブル端末」です。体に装着することで、心拍数や体温などを検知し、リアルタイムで健康状態を確認できるようになります。スマートウォッチなどを日常生活で身につけている人も増えています。スマートウォッチの代表格と言える「AppleWatch」は、心拍数などに加え、転倒を検知し通知するなどの機能も搭載しており、高齢者の安全な暮らしの実現に期待されています。

ベッドなどすでに存在している器具のIoT化も可能です。ベッドそのものにセンサーが搭載され、患者の脈拍や呼吸を検知することで、睡眠の状態やバイタルデータを取得できます。病院内のベッドを全てIoT化することは、すぐには難しいかもしれませんが、将来的には院内のあらゆる器具がインターネットにつながっているかもしれません。他にも、錠剤ケースをIoT化し、薬の飲み忘れをリマインドするなどの活用方法もあるようです。



医療・ヘルスケア分野のIoT活用事例

MOVEBAND3

「MOVEBAND(ムーヴバンド)3」は腕に装着するウェアラブル端末で、睡眠や歩数、消費カロリーなどを常時計測できます。

データはスマートフォンで確認できるので、運動やダイエットのモチベーション維持にも効果を発揮します。ウェアラブル端末は、不快感を感じると、つい取り外してしまいやすいですが、本機は17gと軽量設計なため、長時間装着していても気になりません。デザインもスタイリッシュなので、あらゆるシチュエーションに適しています。

G・U・M PLAY

普段使っている歯ブラシに取り付けるアタッチメント「G・U・M PLAY」

加速度センサーが搭載されており、歯ブラシの動きを検知し、歯の磨き方のデータを取得します。取得したデータは、専門の歯科衛生士による正しい磨き方と比較され、自分が正しく歯を磨けているのかを確認することができます。

デュアルタイプ体組成計・インナースキャンデュアル

本製品「デュアルタイプ体組成計・インナースキャンデュアル」は、タニタが発売しているIoT体重計です。
体重や体脂肪だけでなく、筋肉の状態を分析する「筋質点数」の測定機能を搭載しています。筋肉量だけでなく、筋繊維の状態まで分析することができるので、より体の状態を詳細に知ることができるでしょう。体重などのデータは、スマートフォンアプリへ自動的に転送されます。

MySOS

もし街中で倒れている人や意識がない人を見つけた時、とっさに適切な行動をとることができる人は多くないのではないでしょうか。また家族に急な症状が出たらパニックになってしまうこともあるでしょう。

「MySOS」は、救命救急補助スマートフォンアプリです。とっさの時に、どのような処置をすれば良いのかを把握することができます。倒れている人を発見した時の、一次救命処置の流れをガイドしてくれたり、緊急に受診する必要がある病状なのかの目安を知ることができます。また、緊急連絡先に登録済みの人にSOS発信したり、周囲のAEDや医療施設を検索することが可能です。

外来患者案内システム・NAVIT

「NAVIT」は、来院を快適にするための情報システムです。

病院に普段慣れていない外来患者は、診察室や検査室などにスムーズにたどり着けないこともあります。院内スタッフも近くにいるとは限りません。そこで、小型の端末NAVITを受付で受け取ります。NAVITには、診察の進み具合や次に行くべき場所、待ち時間、待ち時間を有効に過ごすことができる施設などが表示されます。これにより、待ち時間も有効に活用でき、スムーズに診察を受けることができるようになるのです。



Fitbit Alta

「Fitbit Alta」は運動を促進するウェアラブル端末です。

日常生活において運動が不足している時は「運動促進メッセージ」が通知されます。つい運動をサボってしまいがちな人には、最適な機能と言えます。一定の運動を終えると「おめでとうメッセージ」も送られてくるようです。スマートフォンアプリと連動させることで、自動的に運動データが管理されます。

医療分野でのIoT普及の課題

医療分野でのIoT普及には、いくつかの課題も残されています。

セキュリティ

IoTを医療で活用する際に、もっとも課題とされるのがセキュリティです。

IoTはネットワークを介して、様々な情報をやり取りします。普段私たちが使うパソコンやスマートフォンと同様のものなのです。家電などのと異なり、医療現場でやり取りされる情報は、患者の命に関わるので、徹底して管理されなければいけません。情報漏洩によって患者のプライバシーが侵害される恐れもありますし、情報が書き換えられてしまった場合は、適切な処置ができなくなる可能性もあります。セキュリティに問題があった場合、重大な事故につながるのです。

このような事態を防ぐためには、技術の向上が欠かせません。また政府機関によるセキュリティ管理の基準設定も必要です。厚生労働省の医療情報ネットワーク基盤検討会が2017年に公表した「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン第5版」では、IoT機器に関し医療機関等が遵守すべき事項等の規定が設けられました。


参考記事:【必見】IoTのセキュリティの基礎知識やリスク、対策を解説!

     IoTに使われる「センサー」とは?種類や用途について解説

破損・紛失

医療の現場ではウェアラブル端末などを使用することになるため、破損や紛失のリスクもあります。小型のIoTデバイスは繊細な構造であることも多く、故障の発生率も高いです。患者の治療やモニタリングをIoTデバイスに依存してしまった場合、故障や紛失により、様態変化の情報が検知されず、命に関わる重大事故につながる可能性もあります。

端末の耐久性を高めるのはもちろん、普段の生活に欠かせない存在であると、利用者に認識してもらう必要があります。



IoTが命を救う未来が訪れる!

この記事では、以下の内容について解説しました。

・医療分野におけるIoT
・医療の現場でIoT技術はどのように活用されるのか
・医療・ヘルスケア分野のIoT活用事例
・医療分野でのIoT普及の課題

IoTが医療分野で活用されることがイメージできたのではないでしょうか。IoTは発展途上の技術ですが、医療などの分野では着実に実用化されています。
IoTの力によって、命が救われることが当たり前の未来が、やがて訪れるでしょう。

IoTは高齢化社会における医療の問題を一気に解決することが期待されています。医療IoT市場が活性化されることで、より暮らしやすい世の中になっていくのではないでしょうか。

 

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≪参考文献≫

【活用事例】医療ににおけるIoTシステムの活用方法
IoTのヘルスケア分野における可能性について
市場調査会社Grand View Researchの調査
「MOVEBAND(ムーヴバンド)3」
「G・U・M PLAY」
「Fitbit Alta」

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サウスピーク編集室

Naoki Kitayama

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