海外就職活動で気をつけるべき3つのこと。マレーシアへ海外転職を成功されたMegumiさんインタビュー(後編)

12655985_1006005012804350_1746073643_o-1-768x576

新卒でマカオで海外就職し3年間働かれたMegumiさんは、海外転職を決意、サウスピーク卒業後にマレーシアにて就職されました。後編では、Megumiさんの海外就職活動を詳細に伺いました。

 

前編:マレーシアへ海外転職したMegumiさんが語る、新卒海外就職からサウスピーク留学まで

「新卒時代は箸にも棒にもかからなかった」が、海外転職は大健闘

ーー実際に海外就職活動を開始した後の流れを教えてください。

まず海外就職・転職用書類作成が終わったあと、GJJを通して就労を希望していたタイとマレーシアの現地の人材紹介会社に応募してもらいました。結果、マレーシアで6社、タイで8社の企業から連絡を頂いていました。

マレーシアでは5社面接・3社内定し、タイでは7社面接・2社内定していました。選考結果が全て出る前に就職する会社を決めてしまったので、選考中にお断りを入れた会社もありました。

ーー12社面接して、5社内定ですね。大健闘、といったところでしょうか。

12077079_939186746152844_1512169495_n

↑マレーシアの風景。

はい、決して悪くない結果だったと思います。私は新卒時代、箸にも棒にもかからずマカオに渡りましたが、海外転職では健闘できました。これから海外就職活動する人達には「諦めるな」と伝えたいです。

ーー就職活動は実質どの程度の期間を要したのでしょうか。

活動期間自体は実質1ヶ月で、書類準備も含めると2ヶ月かかりました。書類作成さえ終われば後は応募のために書類送付、書類送付の後は現地の人材紹介会社とSkype面談でした。1週間くらいかけて、応募先すべてと話しました。

ーー海外就職活動で、苦労した点はありましたか。

まず、現地の人材紹介会社とのやりとりが大変でしたね。タイで6社、マレーシアで3社に登録していたので、Skype面談後にもの凄い勢いで求人紹介のメールを頂きました。本当にすごい量のメールがきたんです。これは「頑張らないと乗り切れないレベル」のタスクでした(笑)。

大抵「こんな仕事はいかがですか」と10件ほど求人が添付されたメールを頂きましたが、その都度求人を出している会社のWebサイトを見て、精査しました。さすがに紹介いただいた全ての会社に応募するわけにもいかず、行きたいところをこの時点である程度選ぶ必要がありました。

まだ仕事も始まっていないのに、「メール返信が終わらない・・・」と途方に暮れた瞬間もありました(笑)。

海外就職対策講座で「キャリアの棚卸し」

ーーMegumiさんは海外就職対策講座を受講されていました。具体的にどのように転職活動を進められたか教えてください。

まず海外就職プランでアドバイザーと、海外就職・転職用書類の作成をしました。主に、「キャリアの棚卸し」を一緒にしてもてもらいました。

ーー「キャリアの棚卸し」とは具体的にはどういうことをされたんですか。

私は当時営業職としてキャリアチェンジすることを希望していました。よって、今までの職務経験をすべて洗い出して、「営業として適性があるか」を見定め、今までの職務経験の中で「営業職として成果を出せる行動原理」を見いだしてもらいました。それを書類に落とし込んでいくので、できあがる書類は「営業職としてPRできる書類」になるわけですね。

客観的に第三者に話を聴いてもらって初めて気がつきましたが、日系ホテルで働いていたときの実務の中に、営業職として働くにあたり生かせるものがありました。例えばメール・電話対応です。お客様が宿泊するか迷われている時、お客様のベネフィットを考えながら、お話していました。職業としてはホテルスタッフですが、これは営業活動です。また、企画をホテル内で行っていましたが、その点についても棚卸しした結果、「営業企画」としてラベリングできました。

こういった棚卸し⇒PRしたい要素の抽出⇒就きたい仕事とのすり合わせを繰り返し、5回ほど面談した段階で書類が完成していました。

私は今回が人生で初めての転職だったので、「自分を売りたいように見せる作り」と「キャリアの棚卸し」をやっていただいて助かりましたね。今度からは自分でもできますし、最初に良い方法でやれて良かったです。

機会を最大化する「人材紹介会社の複数社登録」のメリット

ーー本プランではGJJが提携する人材紹介会社複数社に登録するという方式をとっていますが、この点ではいかがでしたか。

12081453_939186742819511_693713477_n

↑今回の海外就職活動でお世話になった航空会社・Airasia。

結果として、複数の紹介会社に登録して転職活動を行えて良かったです。なぜなら、「確実に選択肢が多くなるから」ですね。「B社しか持っていない求人」が存在するので、現地で活動する際も自分の可能性を最大化できます。海外就職活動を行う上で、紹介頂ける求人は多い方が良いです。思いも寄らなかった出会いがあるかもしれませんからね。

また、複数社の人材コンサルタントの方のお話を伺えることもメリットでした。大抵、現地渡航後にお話を伺う機会があるのですが、今の自分の状況に対して色んな立場の人からアドバイスが貰えます。

例えば、私は営業職志望だったのですが、とある会社のカスタマー・サポート職と最終的にどちらにするか迷っていました。言ってしまえば、後者の求人の方が好待遇だったんです。でも営業職として働くことにも未練がありました。

そんなとき、「Megumiさんは営業としてキャリアを積む方がおもしろくなると思う」と言ってくださるコンサルタントの方がいらしたり、「この先人生長いので、海外就職人生をプランする上で、待遇を取るのは悪くない」と言ってくださる方もいらっしゃいました。

そんなアドバイスを貰う度に、「そう思う」「そう思わない」と毎回感じていました。自分の反応を省みて、「自分はこう考えているんだ」と自分の基準がよく理解できるようになりました。

次回海外転職するなら気をつける3つのこと

ーーもし次回海外転職することがあったら、ご自身にアドバイスすることを教えてください。

12669171_1006005079471010_1709336529_o-768x1024-2

はい、大きく分けると3つの点で気をつけると思います。

1つは、人材紹介会社の担当者の方とこまめに連絡をとることです。もっと「仕事を取りに行く」という意志があることを見せておけばよかったなあと思っています。なぜなら、候補者側の意志によって先方の熱量も変動するからです。就職活動を一緒に行ってもらう上で、お互いに熱量がある状態で仕事をさせていただいた方が、決まりやすいことも多いですから。

それに就職活動を始めると自分の心境はどんどん変化していきます。私もはじめは営業職の他に秘書職も希望していました。ですが、不思議と活動途中で秘書職への希望はなくなっていったんです。その時「秘書職は辞めて、営業職に絞ろうと思います」と伝えたら、「それならこういう案件が追加でありますよ!」と教えてくれました。こちらが先方を信頼して、前向きに取り組んでいれば、先方も熱量を持って答えてくれます。海外就職活動成功のための、ひとつのコツなのではないでしょうか。

ーー非常に本質的なアドバイスですね。海外就職活動は、ひとりでは成しえませんからね。

2つめは、早めに現地入りすることですね。実際に現地入りして実感するのは、「現地入りすると人材紹介会社や企業の動きが非常に速い」ということです。日本に居るときと全然スピード感が違います。

「Megumiさん、もうマレーシア来てるならこの会社の人と会ってみる?」「Megumiさん、いつまでマレーシアに居るの?」等気に掛けていただき、結果紹介してもらえる案件数が増えます。在職されている期間から活動を開始される方も多いでしょうが、紹介された求人数がまとまってきたら「いつ頃に現地入りする」ということは決めて、早めに伝えておいた方がいいです。

私の場合、日本にいる間に頂いた求人で興味を持っていたものが、現地入り前にクローズとなったことがありました。他社では、「現地に来るなら面接しますが、日本に居る間には面接はできません」と言われたこともありました。海外で自分に合った職を得る機会を最大化するためには、早めに現地入りしてじっくり活動した方が良いです。

ーー先方も忙しいですから、きっと現地入りもしないと志望度が低いと見なされるんでしょうね。

最後に、「案件に対する自分の心境を、人材紹介会社にこまめに伝える」ことですね。私は就職活動の終盤で、営業職で仕事するか、違う職だが良い給与をとるか、の二択で迷っていました。

後で聴いた話でしたが、良いなとは思うけど待遇が悪い案件も、交渉次第で待遇を改善してもらえることがあるとのことでした。「この求人が良いけど、待遇が悪い」場合は、躊躇いなく人材紹介会社に伝えた方が良いです。彼らもプロフェッショナルですから企業と交渉できますし、それが人材紹介会社と活動を行うメリットです。

海外就職に、変な謙虚さは不要です。自分を安売りする必要はないです。自分がどうすれば最も高く売れるかを考えましょう。

ーーお答え頂きありがとうございました。海外就職は就職してからが勝負なので、頑張ってください。これからも応援しています!

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • follow us in feedly
  • LINEで送る

執筆者
  • twitter
  • facebook

Ryo Kanno

海外就職アドバイザー。インドネシアでの勤務経験を生かし、海外就職・海外転職対策講座にて海外就職のサポートを行っています。海外就職をメイントピックにした個人ブログ Keep Rockin’!BRO を運営中です。Twitter IDは@kanchan_r