フィリピン留学後にマレーシアへ海外転職したMegumiさんが語る、新卒海外就職から海外転職に至るまでの葛藤

megumi

名前 Megumiさん
年齢 20代中盤
留学期間 8週間
留学時英語力 TOEIC900点
就労国 マカオ・日系ホテル勤務⇒マレーシア・外資系企業へ内定!

サウスピークで8週間のフィリピン留学をされたMegumiさんは、サウスピーク卒業後タイとマレーシアで海外就職活動をされました。結果、マレーシアの外資系企業に就職されることになりました。
前編は、なぜMegumiさんが新卒で海外就職することを決意したのか、また海外転職を決意した経緯を伺いました。(神農)

新卒の就職活動で日本は諦め、マカオへ

ーー海外転職活動お疲れ様でした。そして内定おめでとうございます!ちなみにどういった企業でお仕事されることになったんですか。

ありがとうございます!マレーシアの外資系企業で勤務することになりました。業界は金融です。職種はカスタマーサービスです。顧客は主に日本人ですが、社内は世界各国の人が集まっているので、社内公用語は英語です。勿論会議も英語とのことです。マレーシアは英語が通じるので、生活も英語ですね。

ちなみに前職は新卒入社した香港・マカオの日系ホテルでしたので、異業種転職となります。

ーー新卒でマカオ就職ですか。多くの日本人は新卒で日本にある企業で働くことが多いですが、なぜMegumiさんは新卒で海外就職を決意されたんですか。

一言で言うと、「受かったのがたまたまマカオだったから」です。新卒時代はホテル業界で働くことを強く希望しておりまして、東京を中心に外資・日系ホテルに応募していたんですね。ですが、書類は通るんですが、面接はなかなか通らなかったんですよ。

その後、町中でもすっかりリクルートスーツの大学生を見かけなくなった頃、大学の掲示板に求人票が貼ってあったのを見つけたんです。それがマカオにある大手日系ホテルの求人だったんですね。

「これ受かったらマカオで働けるのか、おもしろいな」くらいに考えていました。ただ、マカオにも勿論人間はたくさん住んでいるのでしょうし、人間がそうして暮らしている土地なのであれば、行ってしまえばなんとかなるのかなと思っていましたね。

「海外就職なんて、エリートのやるものだと思っていた。」からの海外就職

ーー元々海外で働くことについて想像はしていたんですか。

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いや、そんなことはありませんでした。海外就職なんて、「エリートビジネスパーソンがやるもの」と思っていましたね。もっと凄い人達がやるものだと思っていました。私なんて旅行ですら海外にそこまで何度も行ったことないですし、しいていえばマレーシアでインターンシップとして短期間働いたことがあるくらいでした。

だから、半信半疑で東京の虎ノ門まで行ってそのマカオにある日系ホテルの面接を受けに行ったんです。面接に通っちゃった時には、実感がありませんでしたね。

ーーそれから3年マカオで働かれたんですね。

はい、そうです。主に日本人スタッフとして、外国人のお客様の対応は勿論のこと、日本人のお客様への対応も行っていました。日本人のお客様が来られた時には、日本語ネイティブスピーカーとして「何かお手伝いできることはありますか?」と伺いましたし、観光や旅のトラブル対応も行っていました。

ーーマカオに日本人が価値を出せる仕事があるんですね。

勤務先は日系ホテルなので、マカオに所在していても日本人のお客様もよく来るんです。海外に慣れていない日本人旅行者の方にとっては、日本人が日本語で対応してくれるのはやはり助かりますし、外国人旅行者のお客様にとっても「日本的な何かがここにある」ことはひとつの価値なんです。

お正月に餅つきをやったり、子供の日には鯉のぼりの折り紙を子供と作るワークショップを開いたりしていました。日本では何でもないようなことかもしれませんが、それがマカオで行われることには大きな価値があったんですよね。

「5年、10年働く上で次に繋がる仕事を」海外転職を決意

ーーその後転職を考えられるきっかけがあったんでしょうか。

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元々マカオに永住する気は特になかったという前提があるのですが、自分のなりたい像に迷いがあったということもひとつの理由です。ホテルのスペシャリストになりたいのかと言われるとそうではないですし、このままホテルでキャリアを積めばホテル以外仕事場を選べなくなるんじゃないかと考えました。

これからも私は海外で生活をして、仕事を続けていくつもりです。ですので、「5年、10年働く上で次につながる仕事」を探したかったんです。

ーー日本で働くことはお考えにならなかったんですか。

一度それは考えたことがありましたよ。新卒で海外に出てしまったので、日本での就労経験がないわけじゃないですか。「日本のビジネスパーソンは、こう振る舞うものでしょ」という日本的な商習慣や常識を習得していないんです。海外で日本人として働けば必ず「日本人として振る舞う」ことが求められます。それなら、このタイミングで日本で働くのもアリかなと考えましたね。日本でも数社就職活動で伺いました。

ただ、移動の電車の中で思ってしまったんです。「私がここで働くのは違うな」と。完全に直感なのですが、そう思ってしまったんですよね。日本だと友達も家族もいるから楽しいし安心なのは間違いない、でもなんか違う。だから、次も海外で働くことにしました。

ーーその後海外転職活動前に、8週間のフィリピン留学をサウスピークでされましたね。

はい、マカオに居た頃英語は使用していましたが、未だ自身の英語力が不十分だと感じていました。特にサウスピークでは発音矯正に注力することにしました。おかげで、マレーシアで転職活動した時に面接等で会話するときも、聞き返されなくなりましたね。一度で話が通じるようになりました。

以前マカオに居たときは、通じないときは筆談すらしていました。それがここまで自然に会話できるようになったのは、とてもありがたいですね。
ちなみに電話面接もありましたが、聞き返されたことはありませんでしたね。英語を話す上で発音って、お互いに快適に話すためのステップだったんだと実際に活動していて感じました。

働く国選びの基準は「就労ビザ、日本企業の多さ、治安・環境」

ーー5年、10年働く上で働く国選びはどのようにされたんですか。

基準は3つありました。1つは、就労ビザが下りやすいかどうかです。私の最終学歴は専門学校卒なので、それでも就労ビザが下りる国である必要がありました。例えば、上海だと今働こうと思っても就労ビザは大卒以上にしか下りないんですよ。実際に就活をしたマレーシアとタイだと、就労ビザは下りるんです。

2つめは、日本企業で日本語人材向け求人があることです。どれだけ英語力があっても、グローバル市場で私みたいに若くて経験の少ない日本人が闘うのは分が悪いです。日本語ネイティブスピーカーとして働けるなら、日本人としての価値を見いだしやすいですし、外国人とも闘えます。

3つめは、仕事に集中できる治安と環境であることです。先程も申し上げた通り、これから5年、10年と中長期的視野に立って海外で働いていきたいです。そう考えたときに、治安や環境面で仕事や生活に満足に集中できないのは、自分にとって良くないと思っていました。

マレーシアもタイも一度は行ったことがあり、しかもどうやら「日本人が長期的に住みたい国ランキング」で上位にあるそうなので、この2つの国で就活することにしました。

(後編に続きます。次回は、Megumiさんが実際に行った海外就職活動について、詳細にお話を伺いました。)

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執筆者
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Ryo Kanno

海外就職アドバイザー。インドネシアでの勤務経験を生かし、海外就職・海外転職対策講座にて海外就職のサポートを行っています。海外就職をメイントピックにした個人ブログ Keep Rockin’!BRO を運営中です。Twitter IDは@kanchan_r