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「海外就職、ぶっちゃけどうなの?」タイ、マレーシア、ベトナムで海外就職したサウスピーク卒業生に聴きました!海外就職座談会(後編)

いま、急速に増えている海外就職をする日本人。フィリピン留学サウスピークも、東南アジアを中心に多くの海外就職者を輩出しています。しかし、その実態は未だ多くの人に知られていません。

ということで、今回はベトナム・ホーチミンにサウスピークの卒業生、かつ海外で働く方々にお集まりいただき、「海外就職って、ぶっちゃけどうなの?」と話を伺いました。

座談会も佳境にさしかかり、盛り上がりをみせる後編のテーマは、「日本人として海外で働くこと」。(前編はこちら↓)

「海外就職、ぶっちゃけどうなの?」タイ、マレーシア、ベトナムで海外就職したサウスピーク卒業生に聴きました!座談会(前編)

日本人としての共通認識をローカルスタッフと共有し、顧客から求められる最終的なアウトプットを出すこと

ーーそもそもの話ですが、皆さん海外就職だからといって、業務で100%英語を使って仕事しているわけではないですよね。日本語も使われていると思います。それはなぜですか?

タイShuhei:日系企業で働いていて、お客様が日本人であることが多いですからです。顧客が日系企業・日本人担当者である限り、こちらの窓口として日本人担当者を配置することがお客様にとって一番良い、むしろそうでないと仕事できないという事情があります。だから、社内のタイ人とは英語でやりとりする一方、日本語を使う機会も多いです。

マレーシアTatsuya:日系企業で日本人に対して日本人として日本語で仕事をする必要があるのは、日本人としての共通認識があるからじゃないですかね?単純に、これは失礼にあたる、これは失礼にあたらない、もそうですけど。実は、価値観の問題が言語より大きな問題かもしれません。

ベトナムH.A:締め切りの概念なんかもそうですよね。ベトナム人スタッフに「締め切りが守れないと、誰が困るのか」を分かってもらえないんですよ。私達はIT企業でプログラムを書く仕事をしていますが、彼らは自分達の作っているサーヒスがどこでどう使われているか想像つきにくいみたいです。なぜなら、日本でそのようなサービスを利用した経験がないからです。

だから日本人管理者としての仕事として、「日本のサービスってこうなんだよ」と伝える役割も担っているんですよね。

ーー非言語領域、そもそもの日本人としての価値観をもって仕事をすることを求められていることがあるんですね。

マレーシアTatsuya:日本人担当者に求められるのは「英語を使ってどうにかローカルの方々に伝達して、日系企業が求めている最終アウトプットにすること」なのでしょう。弊社は21年やっている会社で、ローカルスタッフも、10年、20年選手がいます。

それゆえ社内ではそのような認識はありますね。それをサプライヤーにお願いすると、やってもらえないということは多々あります。弊社は日本企業のやり方をわかっている、しかし取引先のローカルスタッフはそうではない、と。

ベトナムMisato:うちはローカルスタッフの部下に、名刺の渡し方から教えました。なにも知らないと、片手でポイッと渡してしまうんです。「いや、そうじゃなくて!」という(笑)弊社は企業向けにハムなどの食肉を提供していますが、ベトナム人はササミを知らないんです。ベトナムでササミを食べる文化が存在しないからです。そこを伝える、ということもあります。

ーー日本人のお客様が求めているものをローカルスタッフがいきなり提供するのは、文化的な相違から難しい。だから、そこは一度日本人が間に立ってコミュニケーションをとる必要がある。相手が求めているものを伝える必要があるんですね。

ベトナムRyotaさん:私の仕事のひとつはベトナム人チームメンバーの広義のモチベーション管理です。その一環として、ベトナム人のメンバーにキャリアの考え方を伝えています。ベトナム人はどちらかというと、「いま、この瞬間がよければいい」と考えている節があり、なにか嫌なことがあるとすぐ辞めてしまったりするんですよね。

「ベトナム人メンバーが中長期的な視野に立って会社で働き、スキルを積んでいくにはどうすればいいのか?」をこの価値観にある程度慣れ親しんでいる日本人の私が担当しています。

海外就職は親世代や地元の友人からの理解は得られるのか?

ーーこういった動きができるからこそ、アジア海外就職のチャンスが開かれているわけですね。いわゆる日本人メリット。単純な疑問なのですが、海外で働くというときに親や友人に反対されませんでしたか?

ご両親に「ちゃんとした仕事に就いて欲しい」と心配されているTatsuyaさん(右)

マレーシアTatsuya:はやく日本でちゃんとした仕事を見つけてほしいとい言われます(笑)

一同:(笑)

マレーシアTatsuya:日本で働かないことはねえ」みたいな(笑)

ベトナムMisato:私は父が海外勤務経験を活かして今の仕事をしている人なんです。海外で働きたいと話したら、「行けるなら早めに行きなさい」と言われました。

タイShuhei:両親が銀行員なのですが、海外に行くようなタイプではありません。未だ先入観、固定観念みたいなものを持っています。ですので最初は「それは正社員なのか?」と聴かれましたね。

幸いなのは、私は次男坊だということです。長男の兄は、跡取りという責任があるようで実家の近くに勤めるよう言われていました。家制度に縛られずに自由にやれるのは、次男メリットといいますか(笑)

マレーシアTatsuya:うちなんて、「金融か商社で働いてほしい」と言われてましたよ(笑)

一同:ハハハハ(笑)

ーースーツを着て、綺麗な職場で働いてほしい、みたいなイメージなんでしょうかね(笑)

ベトナムMariko:単純に結婚どうするとか、自分達の身になにかあったときに近くにいてほしい、ということは思われている気がします。ただ私も3人兄弟の末っ子ゆえ、自由にやらせてもらえている感はあります。

ベトナムH.A:海外に出る前「いつ日本に戻ってきて、なんの仕事をするのか?」と父から聞かれました。父は大企業勤めなんですよね。まだ大きな会社に入社すれば一生安定、という考えが頭の中にあるようですが、今の世の中そうではないんです。この時代にあえて古い価値観の話を押しつけられる筋合いはないと感じています。

ーー周囲のご友人の反応はいかがですか?

マレーシアTatsuya:海外すげえ!と言われますね。

ベトナムMisato:「ベトナム!?モンゴル行くの?」と言われたことありますよ(笑)

一同:ハハハハ(笑)

ベトナムMariko:「日本か海外か」、という感じありますよね、確かに。

タイShuhei:私なんて友達の中ではインドにいることになっているみたいです(笑)友人の結婚式にSkyepで遠隔参加したことがあるのですが、その際に「ではインドの牧野さん〜」と振られました(笑)

一同:(爆笑)

海外就職しても日本にいても、どこでも不安はなくならない

ーー聴いていると、皆さんのように海外就職している人とそうではない親の世代の間に、大きな断絶があるんですね。そんななか、海外就職して将来の不安を感じられることはありませんか?

ベトナムMisato:最近「将来どうするの?」と他人から聴かれることが多いです。最低3年はベトナムで働いて経験を積みたいと考えているんですが、その先は決めていないんです。そう答えると、上司だったりお客さんに「それじゃ駄目だよ」と駄目出しをされるんですよ。それで自己嫌悪に陥ったり…ということはありましたね。

ーー他人に不安にさせられる、と。日本に帰国するつもりなら、そこでちゃんと日本で就職できるのか心配されているんですかね。それじゃあ日本に居たら安心ですか?

ベトナムMisato:いやあ、日本に居ても安心じゃないと思いますよ(笑)少子高齢化、経済先行き不安ですし…

一同:ハハハハ(笑)

マレーシアTatsuya:どこにいても、永遠に不安(笑)

ベトナムMariko:不安ということではないですが、もう32歳なので結婚、出産など考えるといつかどこかの国に移動したり、というタイミングはあるんだろうなと思います。働き出してまだ1ヶ月ですけどね。

ーー日本だったら年金とか、後ろ盾があるじゃないですか。その点いかがですか?

ベトナムH.A:国がそもそも信用できないので、期待していないですね。自分で稼いでお金を確保しようと思っています。そのためにも仕事頑張らないといけませんね。

ーーそうなんですね!そういう意見は日本ではかなりレアですよ。多くの日本人はなんだかんだ「まあどうにかなるとおもっています」くらいだと思います。やっぱり、普通の日本人との間に大きな断絶がある気がします(笑)

アジア海外就職では、いじわるな人、怒る人、しがらみがない!?

ーー逆に、海外就職これが良かった!ということはありませんか?来てみて良かったとか。

マレーシアTatsuya:私生活含めて、日本のときより全然楽しいことでしょうか。マレーシアでは怒る人もいないですしね。社内・社外で話がしやすいです。日常生活も時間があり、好きなことができる。

ベトナムH.A:挑戦しやすいことです。企業文化かもしれませんが、ベトナム人は失敗したら次はこうしようという建設的な話ができます。失敗を責めるのではなく、どんどん挑戦しようという雰囲気があります。日本だと締め付けられちゃうし、揚げ足を取られたんです。経験したことがない人が挑戦して失敗して怒られたら、もう嫌になっちゃうじゃないですか。

タイShuhei:弊社はローカルスタッフが100人くらいいるんですけど、素直に「いじわるな人がいない」と感じます。日本人が100人いたら、その中に意地悪な人や気が合わない人はいると思うんです。一方タイに来ている駐在員の方には日本でも成果を出して、タイ駐在に大抜擢されている人も多いです。そういう方の元で学べるのはありがたいですね。

ベトナムH.A:「そういう言い方ないんじゃないの!?」と思うことはありますよねえ、日本で働いていると。

ハノイでプロマネとして働くMarikoさん(右)

ベトナムMariko:英語を勉強していて思うことなんですが、日本語を母国語にしている身なので、悪く言ったことについても気がつかないくらいスルスル言葉が出てくるし、受け手も空気を読む感じ取りやすさがある気がします。それに対し,英語だと細かいことはよくわからないというか。嫌み言われたとしてもそこまではわからない。英語をものすごく流暢に話せるようになったら、嫌みですらすべてをキャッチアップできるようになるんだろうな、という気はしています。

マレーシアTatsuya:日本だと会社を辞めるという文化がないから、脚を引っ張り合うような雰囲気が醸成していると思います。東南アジアだと長く1社の身を置く人なんて限られていますから、誰かの足を引っ張る意味を感じないのだと思います。そいつを責めたところでなんのメリットもない。しかし、同じ社会でずっとやっていくとなると、あるじゃないですか。

ーー確かに、東南アジアの人達は会社をカジュアルに辞めますよね。みんなの前で叱ったりしただけでも辞めますよね。辞めるという切り札があるおかげで流動性があるんでしょうか。

ベトナムMisato:それって生産性高そうですよね。だって、その会社で働きたい人しか集まらないわけじゃないですか。大して愚痴もなく。

ーーそんな中で若手のおふたりは、とても責任ある仕事を任されていると聞きました。

ベトナムMisato:日本人営業担当者として5人のベトナム人チームをまとめています。今日なにしていたの?と各人がどういう仕事をしているのか確認しながら、営業チームとして活動しています。

ーー24歳で、もう仕事が営業課長ですね(笑)ただ風間さんもそこまでお若いと、ベトナム人が言うこと聞いてくれなかったりしませんか?

ベトナムMisato:そういうことはありますね。ベトナム人は友達にならないと一緒に働いてくれないんです。だから、飲みに誘ったりとか、カフェに誘ったりとかして関係構築に勤めています。そうしていると上司には言えないようなことも聞けたり。

一同:すごい(笑)

ベトナムRyota:私は仕事で9つの開発チームの労務管理をしています。人数でいうと80人くらいですね。各人が辞めないように、モチベーション高く働けるようにキャリア面談をしたりしています。日本ではこの年齢ではさせてもらえないようなことを、海外でやらせてもらっているのはありがたいことです。

ーーそのくらいの年齢だと、自分のモチベーション管理で精一杯ですよ、普通は(笑)早い段階で、責任あるポジションの仕事ができることが海外就職のメリットなんですね。

マレーシアTatsuya:弊社も日本の中小企業なので、海外支店はアジアにあれど、海外勤務志望者は日本本社にはひとりもいないらしいです。英語できる人もまったくいないらしいです。私は営業未経験で入社したのに、その意味では国は違えど長く働くことを期待されているようです。

海外就職後の目標、豊富

ーー日本で海外志向の人がそんなにいない、というのがチャンスなのでしょうね。それでは最後に今後の抱負を聞かせてください。

タイShuhei:業界の専門知識を積み上げ、ローカルスタッフとのコミュニケーションを強化して関係構築したいです。5年くらいはいたいですね。それで、日本でも違う国でも、評価される武器を身につけたいですね。

マレーシアTatsuya:仕事の腕をつけて、自由に生きられるようになりたいですね。マレーシアの生活は満足しているので、チャンスがあったときに挑戦できるように職務経験を積みたいです。

ベトナムMisato:3年はここにいようと思っているので、3年でまずは評価される経験を積み上げたいです。なにはともあれまずは3年、ですね。

ベトナムRyota:より責任感や意志、働く上での品格を持って仕事をできるようになりたいです。そこが全く足りていないので、ビジネスパーソンとしての基礎を固めたいです。

ベトナムMariko:社内のベトナム人エンジニアに、日本人が理解していて、かつ彼らが未だ知らない、サービスを作る上で重要な考え方を伝えていきたいです。ディレクターなので教育を求められているわけではないのですが、日本人としてやるべきことなのかなと考えています。もちろん、自社サービスの改善もやりたいですね。

ベトナムH.A:日本人の素晴らしいところはそのホスピタリティであり、他の国に伝えられる価値を持っていることです。まだまだ存在する優秀なアジアの人とその価値観を共有しながら、彼らの価値も尊重しつつ、一番良いサービスを作ることを追求したいですね。それゆえ、アジアを軸足に仕事をしていくということは絶対ですね。

ーー皆様、本日はありがとうございました!とても前向きで、それでいて地に足をつけて一歩一歩前に進んでいる姿が目に浮かびました。引き続き頑張って下さい!またアジアのどこかでお会いしましょう!

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