(2019年2月 最新版)

サウスピークは3ヶ月で、全生徒平均でTOEIC L&R試験200点UPという成果を達成しています。TOEIC L&R試験を受けた生徒の膨大なデータを保有しており、各パートの特徴や対策についても分析しています。
日本初TOEIC L&R試験(平均)200点UPを達成
2017年度TOEIC LR試験受講者全員のデータから分析。3ヶ月で「平均」TOEIC226点UP

TOEIC L&R試験はパート1、パート2、パート3、パート4、パート5、パート6、パート7で構成されており、それぞれのパート毎に形式、難易度、ひいては対策法も異なってきます。

本記事ではTOEIC L&R試験のパート7(part7)の勉強法・解答テクニックについてサウスピーク卒業生の膨大なTOEICスコアデータから分析していきます。本記事を読むことでパート7(part7)の概要および点数別の勉強法を知ることができます。

目次
1)TOEIC パート7の特徴(問題構成、配点割合、1問の目安時間)
2)TOEIC パート7で測っている基礎英語力
3)TOEIC パート7を解答するための基礎英語力(勉強法)
4)TOEIC パート7の解答テクニック
5)TOEICとワーキングメモリ・注意機能
6)読解力を中心にTOEICスコアを上げた生徒体験談
7)サウスピークのTOEICに関する取り組み
8)TOEIC各パートの特徴と対策勉強方法
9)サウスピーク留学説明会について

1)TOEIC パート7の問題構成と特徴

TOEIC パート7の問題数は全部54問。200問中54問の割合なので、1/4以上と、大きな割合を占めます。単一パートとしては最大の問題数です。

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TOEIC パート7の問題は文章の量が増え、本格的な読解が求められるのが特徴です。TOEIC L&Rにおいて最も英文の分量があるパートで、多くの方が試験中に最も時間をかけるパートでもあります。TOEIC パート7は、TOEIC L&R試験において最も英文の分量があるパートで、多くの方が試験中に最も時間をかけるパートでもあります。

また、リーディングパートの総仕上げであり、様々な要素の総合力が求められるTOEICの中で最もタフなパートです。英文の量も多く、適切に解答するには注意の分配能力、解答テクニックなど英語力以外の部分も必要になります。毎回パート7で時間が足りずに解ききれない方もという多いのではないでしょうか?

問題形式は長文読解問題が中心。文章(メール、広告、新聞記事など)があり、1つの文章に対して設問が2〜4問あります。それぞれの設問に対して4つの選択肢があるので、その中から最も適するものを1つ選択します。

このセクションにおいては1問ごとの解答時間はあまり気にしないほうが賢明でしょう。そもそもの問題文の長さも違いますし、特定の情報を見つければすぐに解ける問題もあれば、解答に時間のかかる問題もあります。

パート7全体で使える時間だけ大まかに把握しておくようにしましょう。その中でどの問題を解くのか、どの設問は飛ばすのか、など取捨選択はその時に与えられた問題の難易度によっても変わってきます。

TOEIC パート7の問題はすべて解き終わる受験生の方が少ないので、英語力だけではなく時間把握・管理を適切に行う『タイムマネジメント能力』も問われているのが、このセクションです。

2)TOEIC パート7はどのような基礎英語力を測っているのか?

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TOEIC パート7で測られている基礎英語力は総合力です。英語の長文を読むために必要なのは総合力であり、これらの諸要素の総合力がなければ長文を正しく解釈しながら読み切ることはできません。総合力と一口に言っても分かりにくいので、総合力を高めるために必要な各要素は以下の項目です。

・文法力

・語彙力

・速読力

・情報処理能力

文法力、語彙力は1つ1つの文を正確に読んでいくために必須の能力です。この2つの能力に関してはパート5、6においても必要とされ、測られています。

パート7においては限られた時間内で大量の英文を読み込む必要があるので、速読力も必要とされます。この速読力を決めるのも文法力語彙力です。確固とした文法力と語彙力があれば、それぞれの文を素早く読んで行けるので、当然、文全体としても早く読むことが可能です。

もう1つ、パート7において要求される能力は情報処理能力です。この能力は他のリーディングパートではそれほど重要ではありませんが、パート7を解答するにあたっては非常に重要です。短時間で大量の英文の情報を頭の中に保持しつつ、質問に答える作業には短期記憶、情報の取捨選択といった情報処理能力が必要不可欠です。脳のワーキングメモリに負荷がかかる課題と言えるでしょう。

※ワーキングメモリとは、短い間に記憶を蓄えて、日常の会話や作業に利用する処理メカニズムの事です。

パート7に必要な能力の図解です。白のゾーン(上)と青のゾーン(下)、2つの異なる能力が求められます。

詳しくは後述しますが、情報処理能力の程度によって文章の読み方すら変える必要があるほどパート7においては重要な能力です。この能力が必要とされるが故に英語のネイティブスピーカーでも全員がTOEICにおいて高得点をとれるわけではない理由でもあります。

3)TOEIC パート7(prat7)を解くための基礎英語力(勉強法)

このパートにおいては英語の総合力が必要とされますが、どのように勉強していけばよいでしょうか。

総合力という言葉を聞くと、一気に実力をつけたくなるところです。しかし、他のリーディングパートでもしてきたように、着実に基礎を積み重ねていきましょう。着実な努力の積み重ねのみが、真の実力をつける上で有効な手段です。

階段をのぼるように、一歩一歩着実に力をつけていきましょう!

以下にレベル別の勉強法のリンクと、その記事の中からパート7(part7)の点数を上げるために必要な部分の抜粋を記しておきます。

・手順(1)学習の準備 リスニング音源を聴きこむ

・手順(2)本文を精読し、品詞分解を行う

・手順(3)音読+リスニングを最低10回し、英文の内容を頭にインプットする

・手順(4)リスニング音源を毎日最低2時間は聴き続けて下さい。

下記のレベル別の勉強法のリンクにも書いてありますが、基本的には手順(1)から手順(4)までを継続的に学習するのが良いでしょう。その中でも特に、手順(2)及び手順(3)をより重点的に学習すること、及びその学習の過程で試験形式に慣れ親しむことでTOEIC パート7の点数は伸ばすことができます。

注意点としては手順(3)の「音読+リスニング」も必ず必要であることです。英文を構造的に把握することは手順(2)の「本文を精読し、品詞分解を行う」ことで訓練できますが、学んだ学習内容を定着させるために「音読+リスニング」を行う必要があります。

以下、それぞれのレベル別の推奨参考書を紹介いたします。より詳しい学習方法に関して各レベル別勉強法のリンク先をご参照ください。

【サウスピークが紹介する各レベル別勉強法の記事一覧】

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中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。

⇒全ての基礎を支える英文法を学び直すための教材


どんどん話せる 驚異の中学英語

⇒4コママンガとそれに続く解説のページを読み、さらにDialog(英会話文)を読み込むことで、「中学英語をもう一度ひとつひとつわかりやすく。」を自分の中に定着させます。


長文が読めるようになる中学英単語必修1200

⇒英単語を学ぶ教材。長文が20含まれています。

高校英文法をひとつひとつわかりやすく

⇒最低2周して下さい。丸暗記することよりも理解することを優先して読み進めて下さい。別冊の回答英文をリスニングCDを使って暗記するまで聴きこんで下さい。


高校英文読解をひとつひとつわかりやすく

⇒最低2周して下さい。丸暗記することよりも理解することを優先して読み進めて下さい。本書を使うことで『高校英文法をひとつひとつわかりやすく』で学んだ内容を定着させて下さい。また、空き時間には復習としてリスニングCDを聴きこんで下さい。P122からの「音読用英文の一覧」は暗唱できるようになるくらいに音読して下さい。


TOEICテスト公式プラクティス リスニング編

⇒易しめのTOEIC L&R試験 Listening Part公式対策本。公式本であるため、英単語の選択が適切であり、実際の試験の問題に近いです。


TOEICテスト公式プラクティス リーディング編

⇒易しめのTOEIC L&R試験 Reading Part公式対策本。公式本であるため、英単語の選択が適切であり、実際の試験の問題に近いです。


新TOEICテスト出る語句

⇒これまで本格的に英文読解の学習をしたことが無い方は、本書を使ってTOEIC L&R試験向けの語彙力を増やして下さい。本書は日常英会話の表現も多く使われているため、基礎の英会話表現を学ぶのにも有効です。

上記TOEIC600点を徹底分析でも挙げている、「高校英文法をひとつひとつわかりやすく」「高校英文読解をひとつひとつわかりやすく」を学習した後、以下の参考書で問題演習をし、学んだ内容を定着させましょう。

TOEIC(R)テスト 究極のゼミ Part5 & 6

※アルクにダウンロード音源有り



新TOEIC TEST 中村澄子の千本ノック!即効レッスン1

※Febeにダウンロード音源有り

上記までの参考書の学習が終わった後には、次の2冊の参考書に取り掛かりましょう。さらに英文読解の精度を上げるため、まず英文を読むこと自体に慣れ、そして、英語の語彙を増やしていきましょう。

TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編TOEICテスト新公式問題集〈Vol.6〉

⇒これら参考書に登場する全ての英語表現を暗記するくらいに繰り返し解きましょう。英文法と同様、解けなかった問題を次回以降確実に解けるようにしましょう。同時に、問題に使われている英文を精読します。一文一文を品詞分解し、知らない単語・英文表現はかならず辞書もしくは参考書で調べて、暗記するようにします。

◆ここまでの参考書が一段落した時点で、多読・多聴学習にも着手しましょう。

新公式問題を3冊(新形式Vol.1, Vol.6, Vol.5)を音読・リスニング学習でしっかりと丸暗記するくらいにやりこんだら、次はVol.4, Vol.3, Vol.2, Vol.1と古いVersionのものを軽めに流して取り組みましょう。

また、新たな英文・教材にも取り組んでいきましょう。

◆TOEIC L&R試験対策のための参考書に取り組む
⇒新公式問題を上記2冊(新形式Vol.1, Vol.6)に加え、Vol.5も終わらせる必要が有ります。


◆TOEIC問題集に加えて、ビジネスに関わる英文を読み込み・聴き込む

⇒例えば、NHKの入門ビジネス英語がTOEIC L&R試験との相性が良いです。

他にも900点を目指す人であればNHK英語教材で最難関の実践ビジネス英語に着手されても良いかもしれません。難易度は非常に高いですが、最先端のビジネス事情や洒落た会話表現について学べるのでお勧めです。

また、このような演習を通して情報処理能力も高めていく必要があります。TOEIC800点台と900点台の違いは情報処理の精度と速度である場合も多いです。この能力には現在に至るまでの学習環境なども大きく関わってくるため、短期的に上昇させることは難しいです。

しかし、TOEICにおいては問題の形式に慣れることで情報処理の精度と速度を上げることが可能です。例えば、パート7で頻出の長文形式の1つである請求書の読み方や、どこに何が書かれているのかに関する事前知識を持っておくことは、試験本番での情報処理を手助けしてくれることでしょう。

一般的な情報処理能力を向上させる事は時間がかかりますが、TOEICという限られた試験形式においては問題に慣れる事で、擬似的に情報処理能力が上がっている状態を作り出す事が可能です。

これが、TOEICの公式問題集をやり込む事が重要な理由でもあります。

演習を通して、十分に問題形式に馴染んでください。900点台取得者の中には、公式問題集の問題の文面を暗記するほどにまで音読を繰り返している方もいらっしゃるほどです。

4)TOEIC パート7(part7)の解答テクニック(有効な試験対策とは?)

TOEIC試験でよりよい点数を取るためには、基礎的な英語力を向上させることが大前提ですよね。

ですが同時にTOEIC試験の形式にも慣れておく必要があります。ここではTOEIC L&R試験を受けるにあたって必要十分な、下記の解答テクニックをご紹介いたします。

・他のパートで時間を稼ぐ

・できるだけ文章全体を読む

・自分の情報処理能力に合った読み方を体得しておく

・間違い探し型の問題の対応

・言い換えに注意する

・シングルパッセージの最後は飛ばす

1.他のパートで時間を稼ぐ
まずはパート7で最も多くの受験生にとって問題となるのが、時間が足りないことでしょう。実際にパート7の全ての問題を解き終わる受験生はそう多くはありません。TOEICにて800点台もしくはそれ以上の点数を取れるようになるまでは、全て終わらない方も多いです。

パート7は他のリーディングパートと違い、答えが文章中にあるので、時間があれば原理的には解くことができます。ですので、時間をかければ点数を取れるところにしっかり時間をかけれるように他の部分で時間を蓄えていきましょう。

リスニングパートでは流れる音声に沿って回答するため、時間を節約することはできません。そのため他のリーディングパート(パート5、6)で時間を節約しましょう。

具体的な目標としてはパート7に60分弱程度使えるとよいでしょう。そのためにはパート5、6を15分強で終わらせる必要がありますが、パート7にしっかりと取り組むためにはこれくらいの時間を確保できた方がよいでしょう。

2.できるだけ文章全体を読む
様々な読み方のコツ(問題をいくつかに分類して、その分類に合わせた読み方)をお勧めする参考書などもありますが、そのような細かい小手先の工夫を重ねるだけではパート7は対応できませんし、TOEIC学習の先にある「使える英語力」を手に入れることはできません。

ですので、問題文の読み方としては出来る限り文章全体を漏らすことなく読んでいくことがベストの対策です。TOEIC パート7では1つの質問の正解へと辿り着くために、文章の中に散りばめられた情報を統合する必要があります。なので、読んでない部分があることは、それだけ誤まった選択肢を選ぶ大きなリスク要因です。

3.自分の情報処理能力に合った読み方を体得しておく
とは言ったものの、ただ闇雲に読んでいけばいいわけではありません。長文を読んで質問に解答するためには「文章を読んで意味を理解する+設問に至るまで理解した情報を短期記憶として保持しておく」ことが必要です。

この後半部分の「短期記憶として保持しておく」ことを意識している方は実はそれほど多くないのですが、どの程度の情報量を短期記憶として保持しておけるかによって読み方を変える必要があります。

例えば、最善の方法としては問題文を最初から最後まで一度通して読み、その問題文に対する設問を最初から順番に解いていくことです。このように解いていくことで漏れがなくなりますし、問題文の同じ箇所を複数回読むムダも省くことができます。

ただし、この読み方をしていいのは「文章の内容をすべて保持しておける人」だけです。情報処理能力が高いと、このような最適化されている方法をとることもできますが、全員にお勧めできるわけではありません。

一気に文章を読むことができない場合は情報を処理していくかたまりを小分けにしていくことで対応可能です。幸いTOEIC パート7の長文問題の設問はほぼ、文章の最初の方の内容から後半の内容へと順番に問うていってくれます。ですので、設問が4つある場合には問題文を4等分して、それぞれの設問に関係ある部分を読み終わったら、その都度対応している設問に答える、という方法をとることで、一度に処理する情報の量を格段に減らすことができます。

(左)情報処理能力の高い人の読み方。文章の流れのまま読み、全ての情報を保持できるので、質問にも解答できる。 (右)情報処理の負担を減らした読み方。一度に処理しなければならない情報の量は格段に減るが、デメリットもある。

ただ、この方法では文章を読む際に中断(質問への解答)が入ってしまいます。そのことにより文章全体に散らばっている情報を統合するような質問に対応しにくくなってしまう、また、文章を小分けにして読む際にちょうど良い区切りが即座に分かるわけではないので、重複して読む部分が出てきて、タイムロスにつながってしまう、という2点のデメリットが生じてしまいます。ですので、目指すべきは「1度問題文を読んで、最初の設問から順番に答える」という方針です。

4.間違い探し型の問題の対応
最初から最後まで流れに逆らうことなく文章を読むべきと言いましたが、1つだけ文章を読んでいる途中に解答することをお勧めする場合があります。それは「設問の選択肢の中から文章に含まれていない情報を見つける問題」(間違い探し型の問題)です。

この種類の問題に対しては情報を保持していても、文章の他の部分と関連することもあまりありません。多くのことを覚えながら文章を読み進めるのは難しいので、その場で解答して、記憶の保持に伴う負荷を軽くしてあげましょう。実際にやってみると分かりますが、全ての文章を読み終わった後に自分の記憶を元に、文章に書かれていなかったことを選択することには困難を伴います。

下記の設問のように、設問に「not」が含まれるものに関しては、文章を読み進めながら文章中に出てきた内容はチェックをしていき、残ったものが文章に含まれていない内容、すなわち正解となります。

178. What is NOT mentioned about Aswebo Toys?
(A) It sells products made by hand.
(B) It operates internationally.
(C) It will introduce a new electronic toy next year.
(D) It is a growing company.
−引用:『TOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編』別冊『解答・解説』p.109より

5.言い換えに注意する
TOEIC パート6の対策としても書きましたが、長文を読む際には言い換え表現に注意することで、前半部分で分からなかったことの内容も後半で拾えることがあります。英語は言い換え表現を通じて、情報を伝達していくためです。

なので、文章全体を読む際に言い換え表現に注目することで、文章のつながりもより明確に理解できるようになりますし、読んでも分からなかった部分に描いてある内容と同じ情報が他の部分により分かりやすい表現で出てくることもありますので、積極的に言い換え表現を利用して、英文を読む手がかりとしてください。

問題を解くのに必要な労力はシングル・ダブル・トリプルパッセージにおいて基本的には後半部の方が大きくなります。 なので、オレンジ色の部分は飛ばして、時間があれば解くと効率的に解くことができます。

6.シングル・ダブル・トリプルパッセージの最後は飛ばす
上記のような対策をした上で、それでもなお時間が足りない場合には問題を解く順番を少し変えてみることも試験対策としては有効でしょう。シングルパッセージの問題には、最初の方の問題は簡単で、最後の方の問題は文章も長く、難しい、という傾向があります。ですので、時間がない場合には最後の方の長めのシングルパッセージの問題は飛ばして、ダブルパッセージ、トリプルパッセージの問題へと向かう方がより効率的に多くの問題を解くことができるでしょう。

5)TOEICとワーキングメモリ・注意機能

2)TOEIC パート7で測っている基礎英語力4)TOEIC パート7の解答テクニックでも紹介しましたが、パート7においては情報処理能力が非常に重要です。ではその情報処理能力について「ワーキングメモリ」「注意機能」の観点から見ていきましょう。

そもそも人間の脳が一度に処理できる情報量には限界があるため、外部からの刺激全てに反応・認識し情報として受け取ることはできません。

英語でも日本語でも、海外でも日本でもそれは同じです。家の中でだらだらしているときでも、TOEIC試験を受験しているときも同じことです。


つまり、TOEIC試験で現時点で自分が取れる最高のスコアを獲得するためには「英語+情報処理能力」が必要なのです。

受け取った情報を必要に応じて取捨選択する重要な役割を担っているのが「注意」です。その「注意」にも種類があり、このように分けることができます。

「持続的注意」長時間にわたって物事に注意を維持する
「選択的注意」いくつかの情報から必要なもののみを選ぶ
「分割的注意」2つ以上の対象や課題を並行して処理する
「転換的注意」関係のない情報の処理や不必要な行為を抑える。

そしてその注意機能が働く基盤となるのが、脳内のワーキングメモリと呼ばれる部分です。一時的に記憶していたことを必要な情報として取り出し、その情報を用いて何か考えるとき、ワーキングメモリが用いられます。

リーディングセクションでは、英文を読み進めながら、同時にどこに必要な情報があるのか探すために全体的に注意を配る「分配的注意」が求められます。そして英文の中から必要な情報を選ぶため「選択的注意」が作用します。

そしてまた、英文と選択肢を交互に読み、照らし合わせて答えを導き出すこともありますよね。ここで必要とされるのは「転換的注意」になりますね。

そして、TOEIC 受験の大前提となるのが、ワーキングメモリ。読んだ英文や図表の情報を記憶し、その情報をキープしたまま各設問の問題文に沿って正解を導き出さなければなりません。

つまりTOEIC試験中に自分の英語力を存分に発揮するためには、これらの注意機能とワーキングメモリを存分に働かせることが必要なのです。その注意機能とワーキングメモリの機能を磨いていくために、TOEIC 解答時の「苦手な処理タスク」を意識し改善しましょう。

TOEIC試験に限らず、自分の認知形質にあった自己流の戦略を持っておくことはとても大切なことです。ぜひ苦手な情報処理タスクとそれに関わる注意機能を意識してTOEIC対策をしてみてくださいね。

6)読解力を中心にTOEICスコアを上げた生徒体験談

文法力・読解力を中心としてTOEICスコアを大幅に上げた生徒の体験談を紹介します。彼ら・彼女らがどのように勉強したのか、長文読解でお悩みの方は実際にご覧下さい。

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海外の大学に留学中のMasakiさん、11週間のセブ留学で「英語で議論する自信」を手に入れる

3ヶ月でTOEIC700点から945点にアップ 「英語力を伸ばす唯一の道はカリキュラムを信じること」Hinakoさん

海外インターンで自分が伝えたいことを英語で伝えるために!18週間でTOEIC450点→730点までアップさせたChihiroさん

10週間のフィリピン留学でTOEIC255点から660点まで410点アップ!「英語で話せるようになるために品詞分解した」Takamitsuさん

【TOEIC330→625点】外国語学部で英語力を伸ばせず交換留学の選考漏れ。環境を変え、大学の夏休みに英語力を一気に高めたReiさん

TOEIC490点から865点に375点UP!海外の学術論文を読むために実践的な英語力をみにつけたYoshieさん

7)サウスピークのTOEICに対する取り組み

サウスピークではTOEIC LR試験のリーディングパート対策として、最初にパート5が解けるようになるためのカリキュラムを作成しています。パート7への対策としても、パート5をまずに解けるようにすることが一番の近道です。

サウスピークの学習カリキュラム総責任者 柴田浩幸

サウスピークの学習カリキュラム総責任者 柴田浩幸

パート5の短文が読めなければ(≒問題を解けなければ)、パート6やパート7の長文を読むことが出来ません。まずはパート5に取り組むことで、TOEIC LR試験に必要な文法知識を漏れ無く習得します。そのためサウスピークでは下記の順番で学びます。

1. 高校で学ぶ英文法の知識習得

2. TOEIC Part5対策

3. TOEIC Part6, Part7対策

今までに英文法の学習をみっちりとしてこなかった人の場合は細かな知識を必要とされるパート5の学習が一番辛い、という方が多いです。しかし、長文を正確に読み込むためにはまずは1文1文を確実に理解していくことが必要とされます。そして、1文1文を確実に理解するためには、文法・単語の知識は欠かせません。

「パート7の点数を伸ばしたいのに、パート5からしなければならないのか…」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、英語の総合力が求められるパート7に対しては小手先のテクニックを学ぶだけでは、大幅な点数アップは望めません。まずはパート5の学習を通して、英文読解の基礎となる文法・語彙の知識を確実なものにしてください。

長文も読め、TOEIC LR試験のリーディングパートで450点以上獲得できるというのは、英文法・英単語に関する知識をある時期に自分の中に定着させ、それをキープしてきた人ばかりです。すぐに目に見えた効果は表れにくいかもしれませんが、知識の量に比例して確実に英語力は上がっています。いずれ結果にも現れるので、その時まで日々の学習を継続してください!

8)TOEIC各パートの特徴と対策勉強方法

TOEIC各パートの特徴と対策勉強方法

9)サウスピーク留学説明会について

サウスピークではこの記事で書かれた学習法を実践しています。お気軽に説明会にご参加ください。主に東京新宿のオフィス、名古屋、大阪で出張説明会を行っています。下バナーのページに説明会で話す内容や、開催日、場所、など随時更新で掲載しています。↓↓↓

全体

こちらの記事では、TOEICの解答テクニックに重点を置いて書きました。ですがサウスピークではTOEICスコアの向上だけではなく、英語力自体(文法、単語)から、聞く、話すといった全ての能力をバランスよく向上させる学習カリキュラム、学習環境を用意しています。

「聴く」「読む」「話す」「書く」能力を高め、そして発音矯正をした上で、結果としてTOEIC LR試験の点数も上がる学習カリキュラムとなっています。これが3ヶ月で平均TOEIC200点UPが実現する理由です。⇒日本初3ヶ月間でTOEIC(平均)200点UPを実現した語学学校

サウスピークの特徴については、他のページを読んでいただいても分かるのですが、下のYou Tube動画で解説しています。 参考にしてください。↓↓↓

みなさんの英語力向上だけではなく、目標達成に貢献することも我々のミッションでありやりがいだと考えています。英語学習を通して、英語力という武器を得、キャリア開拓につなげていただければと思っています。