サウスピークにおいてTOEIC LR試験で600点以上の生徒の学習カリキュラムは下記の通りです。

3時間…マンツーマンレッスン
1時間…グループレッスン
4時間…義務予習(決められた範囲の予習復習)

※現時点の英語力と留学後の学習目標次第でこのレッスン構成は適時変更されます。

変更例1…TOEIC LR試験で500点未満の生徒の場合、英会話能力が低く、グループレッスンが成立しないため、グループレッスンは「英単語・英文法対策」に変更されます。

変更例2…「英文法が苦手」「TOEIC LR試験でReading Partの点数が低い」という条件に該当し、8週間以上サウスピークに留学する生徒の場合はマンツーマンレッスンが2コマ減らすことが多いです。この場合、マンツーマンレッスンの代わりに「英文法・英文読解」の対策が追加されます。

なぜ4時間もの義務予習(自習時間)を設けているのかという理由をこのページに記します。

サウスピークがなぜあえて毎日最低4時間もの自習時間を設けているのか

フィリピン留学・セブ島留学のカリキュラムに突き詰めて考えると『他の人から教わるのはそもそも効率が悪い』という点に行き着きます。1時間の独学で学べる量を10とすると、マンツーマンレッスンではそれが3から5くらいの量です。純粋に学べる量だけを考えると独学が最も効率が良いです。最初からマンツーマンレッスンだけで学ぶのは実はとても効率が悪いことなのです。

『マンツーマンレッスンの前に独学で徹底的に詰め込んで学ぶ。その上で学んだ内容をマンツーマンレッスンで発展させる」というのが理想的な学習の流れです。そして、サウスピークでは全てのレッスンを予習を行っていることを前提に行っています。そのため予習無しで行うマンツーマンレッスンよりもはるかに学習の密度が濃くなっています。

人から教わることの最大の利点は「自分一人では知ることが出来ない、また、発想することが出来ない新しい知識・経験に触れることが出来る」という点です。例えば、新分野の学習を行う最初のガイダンスで人から授業を受けるのは良いけれど、その後の基礎学習は体系化された教科書で、そして独学で学ぶ方がずっと効率よく学べます。

独学で学習の無理・無駄・ムラを解消する

独学であれば、学習の効率を悪くする無理・無駄・ムラを解消することが出来ます。

  • 無理…自分のレベルに合った学習内容を選ぶことで解消。
  • 無駄…簡単すぎる内容は飛ばす。
  • ムラ…疲れたら休む。自分のペースで学習できる。

この無理(Muri)・無駄(Muda)・ムラ(Mura)の3Mを無くすという発想はトヨタ生産方式を参考にしたものです。

独学(自習学習)で英語力を高められるのなら、なぜ語学学校に行く必要あるのか

自習学習は自らを律して出来る人であれば良いのですが、ほとんどの人間はそこまで強くないです。だからサウスピークのような語学学校や大学受験予備校が有ります。

英語学習に最適化された環境が整っている
英語学習法を指導するコーチを雇う
同じ場所で切磋琢磨して学ぶ学生が他にもいる。

語学学校は上記のように「独学よりもはるかに効率がよく、かつ学習を継続するのに最適な環境を提供する」ことで生徒の英語力を短期間で劇的に向上させます。

「自分は1人でも英語力を高められる」「TOEIC LR試験対策は日本で独学で出来る」とあなたは思うかもしれませんが、実際それが出来るのは100人中で10人もいないです。

英語学習においては本当に多くの人が英語学習に挫折しています。独学で学べる人は偉大ではありますが、それは万人に当てはめて考えるものではありません。こういった考え方は独学で学ぶことが出来る人の傲慢な考え方であるとすら言えます。

人間はそんなに強くないです。でも、強くなくても上手く他の人達の力を借りれば、自分一人ではたどり着けない高みにたどり着くことが出来ます。

補足 上級者は独学では出来ないSpeakingとWritingを学びましょう

TOEIC LR試験で800点以上の上級者は独学では対策が難しい、TOEIC(R) Speaking & Writing Testsの対策をされるのがお薦めです。フィリピン留学で最も効果があるのが、このSpeakingとWritingの対策です。これは独学では難しいです。

自習学習は英語が出来なかった人たちにこそ向いている

これまで英語が出来なかった人たちは、学校時代からずっと「英語が出来ない自分」を意識してきています。だからこそ、そういった人達のために、精神的な負担がより少ない独学をサウスピークの学習カリキュラムに取り入れました。

たとえマンツーマンレッスンであれ、「自分は出来ない」という事実を指摘され続けるのは精神的に辛いことです。この事実を踏まえてサウスピーク では自習の時間を設けました。自習であれば、書籍が相手であるから人から学ぶよりも精神的に楽です。

オンライン教育で有名なカーン・アカデミーの紹介動画の中でも同様の場面がありました。カーン・アカデミーのような動画教材が評価されるのは、分からない点について気軽に何度もアクセスできる点にあります。人が相手であればついつい遠慮してしまうけど、動画コンテンツに対しては遠慮は要りません。書籍が教材である場合にも同様の事が言えます。

マンツーマンレッスンの利点と課題

成長をするためには出来ない自分と向き合うことは不可欠です。けれど、毎日毎日出来ない自分を他の人に目撃されるのは普通の人にはキツイし、そればっかりではやる気が無くなります。多くの語学学校において「生徒をひたすら褒める」方針を取っているのもこのためです。中には『3分に最低1回は生徒を褒めましょう』という語学学校も有ります。

「生徒をひたすら褒める」指導では生徒のやる気を維持できるのが良い点です。一方、生徒が「出来ない自分に向き合う時間」がかなり少なくなるのが悪い点です。

悪い点が助長されると、生徒は新しいことを学ばずに居心地のよりフリートーク(雑談)から抜け出せなくなります。フィリピン留学・セブ島留学には『1対1で学べる』という素晴らしい利点がありますが、一方で生徒の自立心を阻害する欠点もあります。

サウスピークこの悪い点が無くなるようにと、あえてグループレッスンを取り入れています。グループレッスン中に他の生徒と接することで自分の英語力や英語学習に対する姿勢を客観視して下さい。

サウスピークのカリキュラムの狙い 「生徒の自立」

フィリピン留学においてとても重要なことなので繰り返しますが、マンツーマンレッスンを通じて英語力を伸ばすことが出来るのは、あくまで予習・復習をしている場合のみです。そのため生徒がまず学ぶべきは予習・復習をする習慣です。そしてまた勉強の学習習慣さえ身につければ、自ら進歩することが出来ます。

マンツーマンレッスンを強調して、「他の人から学ぶ」ことを強調するサービスに私が心底から共感できないのは、「生徒を特定サービスにいつまでも依存させる」という欠点があるからです。生徒を自立させず依存させるサービスは教育として正しい方向では決してないと思います。

「マンツーマンレッスンからしか学べない」という状況になったら最悪です。これではいつまで経っても、誰かから魚をもらい続ける必要があります。そして、いつまで経っても自ら魚を獲ってこれるようにはなれません。

サウスピークでは生徒の皆さんに「卒業」してもらいたいと思っています。サウスピークに入学をすることで「英語学習の必要性を意識する」ようになってほしいです。そしてその後には「英語学習の方法を学び」、フィリピンから帰国した後にも1人で学習を出来るようになってほしいです。サウスピークでは「魚を与えるのではなく、魚の釣り方を教える」ということを学習の根幹に置いています。

(次の記事へ)TOEIC試験 Reading Partで300点を取れない人達が最初に学ぶべきこと