フィリピン留学の学校選びで大切な視点である、宿泊施設と校舎が同じ建物内にある「一体型学校」と宿泊施設と校舎が離れている「分離型」学校について説明致します。結論としては、「一体型学校」を選ぶことがフィリピン留学において非常に大きなメリットがあります。

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「一体型学校」と「分離型学校」の違い

サウスピークは全ての校舎が宿舎と校舎が一体型です。

サウスピークは全ての校舎が宿舎と校舎が一体型です。

上記の写真のように宿舎と校舎が同じ場所にある学校を「一体型学校」と呼びます。サウスピークは全てのキャンパスが「一体型学校」です。そのため、時間が全く必要なく、起きてすぐに勉強ができますし、疲れた時は部屋で一休みすることも出来ます。

逆に宿舎と校舎が別々の場所にある学校を「分離型学校」と呼びます。学校によりますが、ホテル型の学校やITパーク、ビジネスパークなどのビルの中に校舎がある学校の多くが「分離型学校」です。

宿舎と校舎「分離型学校」のデメリット

一方で、分離型の場合は宿舎と校舎が離れた場所にあります。仮に宿舎と校舎が1kmは離れていた場合にどのような問題があるのかデメリットを挙げてみます。

デメリット1. 歩いて学校に行くことはほぼ不可能

日本の普通の感覚であれば、1kmくらいであればいい運動だなという感じで歩くのもいいと思うかもしれません。しかし、フィリピンのインフラは日本のように整っていないため、1km程度の距離でも歩くような環境ではありません。

フィリピンではまだ、雨が降るとこのように冠水する場所が多くあります。

フィリピンではまだ、雨が降るとこのように冠水する場所が多くあります。

例えば、写真のように雨が降ると冠水する場所も多くあります。また常夏で平均気温も高く、道路もデコボコなところが多いため歩くにはあまり適していません。

フィリピンは気温が高く日差しも非常に強いです。また、道路には路駐している車も多く、歩くのには適していません。

フィリピンは気温が高く日差しも非常に強いです。また、道路には路駐している車も多く、歩くのには適していません。


デメリット2. タクシーの移動は時間とお金がかかる

では、歩くのではなく別の移動手段はどうでしょうか?まず、セブではタクシーが一般的な移動手段として利用されています。サウスピークでも移動はタクシーを利用するように生徒に伝えています。

しかし、最近ではタクシーが非常に混み合っており、時間帯によってはなかなか捕まりません。特に朝と夕方のラッシュアワーでは1時間以上タクシーが捕まらないということもざらにあります。週末にショッピングに出かける時にだけタクシー使うという程度であれば問題はないのですが、毎日学校の行き帰りに使うとなると非常に大きな時間のロスとなります。また、タクシーで1Km走った場合は、混雑状況にもよりますが片道300円程度はかかります。往復で600円ですので、1ヶ月で約2万円の出費となります


デメリット3. ジプニーでの移動の場合は犯罪に合う危険性がある。あと排気ガスがつらい

では、もう少し安い移動手段であるジプニーという乗り合いバスを利用した場合はどうでしょうか。

乗り合いバスのジプニー。常夏のフィリピンで10名〜20名以上がぎゅうぎゅう詰めで乗るため車内は非常に窮屈で深いです。エアコンも付いていないので、女性であれば、ばっちりメークをしていても化粧が汗で崩れてしまうほどです。

乗り合いバスのジプニー。常夏のフィリピンで10名〜20名以上がぎゅうぎゅう詰めで乗るため車内は非常に窮屈で深いです。エアコンも付いていないので、女性であれば、ばっちりメークをしていても化粧が汗で崩れてしまうほどです。

庶民の足であるジプニーは非常に安価で、20円程度で利用することができます。そのため費用はほとんど無視できますが、非常に窮屈で不快であることと、犯罪にあうリスクがあります。特に、日本人はフィリピン人から見ると富裕層に当たるので、犯罪に巻き込まれやすくなります。ジプニー内で脅されたり、財布をすられたりする危険性は高いです。

ちなみに、サウスピークでは生徒がジプニーに乗ることを禁止しています。これは他の学校と比べると厳しいルールですが、これらの厳格なルールによりサウスピークでは犯罪に合った生徒が開校以来2年半で1名(財布をすられた)だけと他の学校よりも圧倒的に犯罪に合う確率が非常に低いです。生徒にセブの現状をはっきりと伝え、ルールを厳格にすれば治安の心配はそれほどありません。逆にこのような話を隠し、事件をもみ消そうとする語学学校が多くあるのが現状のフィリピン留学の問題と言えるでしょう。

ジプニーに乗るのであれば、マスクは必須です。

ジプニーに乗るのであれば、マスクは必須です。

また、ジプニーは窓が開いているため排気ガスをまともに受けることになります。日本の車とはことなり、ディーゼル車も多く、規制もあまりないフィリピンでは真っ黒な排気ガスが車から出ています。ジプニーでの移動や道路でタクシーを拾う際にも排気ガスが苦手な人には非常につらいです。喉が炎症を起こし、熱が出るということもよくあります。


デメリット4. どの移動手段でも想像以上に時間がかかり勉強時間が大幅に減る

このくらいの渋滞は普通です。また、排気ガスも酷いです。

このくらいの渋滞は普通です。また、排気ガスも酷いです。

セブの渋滞は年々酷くなっています。信じられないことですが、時間帯によっては1kmの距離でも30分から1時間程度かかることがあります。授業が終わり宿舎に戻る時間帯や宿舎から学校に行く時間帯はラッシュアワーと重なる場合がありますので、多くの時間を失うことになります。

タクシーが捕まらず、やっとタクシーに乗れたとしても30分も宿舎までかかるというような生活を毎日行なうことは語学学校で英語を勉強する上でマイナスでしかありません。


以上のように、語学学校を選ぶ際には「一体型学校」なのか「分離型学校」なのかにも着目しましょう。「分離型学校」の場合、上記のようなデメリットをしっかり認識して判断されることをお勧め致します。