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【記事のポイント】

・フリータイムは洋書を読みリーディング力向上につなげた
・カナダは多国籍様々な国の人と英語で会話できることに感激した
・Noとはっきり言っていい文化に触れ、自分の考えを発信することの必要性を強く感じた

大学生活中に英語をマスターしたいと心に決めたHayatoさんが、どのように英語を身につけていったかがわかる体験談です。今回は、カナダのビジネス専門学校での経験について書いていただきまいた。

第一回はこちらをご覧ください。また、Hayatoさんのサウスピーク留学体験談はこちらです。

専門学校での授業

語学学校を卒業した後は、英語を通して何かを学んでみることをしてみたいと考えていたので、カナダにあるSprott Shaw Colllegeという専門学校に行きました。現地ではVocational schoolと呼ばれていて、自分の働きたい分野で必要なスキルを学べる学校です。

看護系、教育系、ビジネス、など様々な学生が学びに来ていました。自分はBusiness Management Communicationという3ヶ月ほどのビジネスのクラスを受講し、プレゼンテーション、クリティカルシンキング、ビジネスに関する基礎知識(メールやメモの書き方など)についての授業を受講していました。

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ほとんどのクラスは10~20人ほどで構成されていて、自分のクラスはアジア圏の学生が多く特に韓国からの学生が半分以上を占めていたと思います。ちなみに自分と同じ日本からの学生は自分を含めて多い時で2~3人という感じでした。授業の様子は語学学校でもそうでしたが、こちらのカナダでの授業は日本と違って先生と生徒のお互いのやりとりで授業が成り立っていて、先生が一方的に話し、説明しているだけでなく、生徒に質問したりして、生徒の意見を求めたり、考えを聞いたりする機会がたくさんあり双方向のやり取りで授業が進みました。

自分から積極的に発言していく姿勢が大切だなと感じました。やはり日本人の自分からすると人前で手を上げて発言することに最初は抵抗などもありましたがやっていくうにに慣れました。また頻繁に課題などが与えられるのですがこれがなかなか最初はしんどかったのを覚えています。

特にどのクラスでもほぼ毎週末(だいたい金曜日)にプレゼンテーションがありクラスでの発表がありました。先生から授業内容に関連したプレゼンテーションのトピックなどを3日前ほどに与えられ、授業後はそれに対して英語でさらに調べて、英語で情報を集め発表に備えていました。(英語のサイトを使用するように指示されてたため)。プレゼンテーションが最低10?15分という条件もありましたので、それだけの時間発表し続けられるだけの事前のリサーチや情報の読み込みをしました。

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与えられた制限時間を超えることも許されていなかったので、時間内に収まるように事前に練習をしていました。プレゼンテーションではパワーポイントの使用もOKだったので、なるべく文字数は減らして、写真やイメージを多く使って相手にクリアに自分の伝えてることのイメージをしてもらえるようにも工夫しました。その方がより深いレベルで相手に自分の伝えようとしていることが理解されるますし、より自分の話に耳を傾けてくれる気がしました。

プレゼンの準備段階でのリサーチをしているときは最初はしんどく感じていましたが、大量の英語の文章を読むということに慣れることができたのはとても大きな進歩だと思います。今まで何かを調べる時に「英語で調べる」という発想はなかったので、日本語で調べることが主でした。実際にやってみて感じたことですがReadingの力を飛躍させるのにすごく効果的だったなと感じました。また授業中は生徒同士でのdiscussionの時間などもあったので、やはりここでも自分個人の意見をしっかりと相手に伝える力とそれを積極的に発表していく勇気が大切だと実感しました。

またサウスピークでSW(Speaking&Writing)の授業で学んだ、英語の文章のロジックの構成など意識的に使うようにしたことで、相手にわかりやすく伝えることができました。実際にwritingの提出物なども良い評価をもらうことができたので、とてもSWの知識が役に立ったなと思いました。

最終的にプログラムを終えHonor’s Diplomaと共に卒業することができ、自分の努力が良い形で評価されたのでとても嬉しかったです。(ちなみにHonor’s Diplomaとは全ての授業を90%以上の成績で修了したものに与えられる称号です。普通はただのDiplomaらしいです。)

カナダで自分がやっていたこと

自分が学校の他に毎週のように頻繁に通っていた場所があります。それは本屋さんです!自分にとってはものすごく刺激的な場所でした。留学の大きな目的の一つとして、英語力の向上がありました。また自分は読書が苦手ということもあったので、Reading力を上げたいなと考えていました。そしてバンクーバーにChapterという大きな本屋さんがあり、初めてカナダの本屋さんに立ち寄った時に『ここだ!』と思いました。

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Image: Adam Lederer via Flickr
Image: Ezequiel Chernikoff via Flickr

大量の洋書に囲まれるとともに、本を読むことで、楽しみながら自分の読む力を上げれるのではないかと感じました。そこで自分は読書を習慣にしました。通学時にipadに自分の読むページを写真で撮って(もちろん買った本で!)、バスや電車の中で読むようにしたり、また語学学校が終わった後も、図書館に直行し、本を読むことを毎日の習慣としました。こうして多くの英語に毎日触れるとともに、英語で新たなる知見を得ることに没頭していました。結果的に、帰国時に40冊ほど持って帰ってきた書籍のうち6冊しか読めませんでしたが、この留学時に英語のペーパーバックを原書で読むという習慣は大きな財産となり、また良い思い出でもあります。

最初はバンクーバーの街を歩いていると本当に多くの人で賑わっていて、自分もせっかくカナダにいるのだから楽しまなくてはいけないと感じていました。しかし、第二言語として英語を習得しようとしている立場の人間としては、毎日やることをやらなければ、堅実な英語力をあげることは難しいと再認識したので、空いてる多くの時間を洋書を読むことに費やしました。

ちなみに笑い話ですが、帰国時にスーツケースに本を詰めようとしたところ、全てがスーツケースに収まらず、慌てて追加のスーツケースを買い足し、待って帰ってきたところ、荷物がが合計で80kを超えてしまい、大変な思いをして帰ってきました!

カナダで感じたこと

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カナダに渡航前、正直あまりカナダについて調べたりすることをしなかったので、来る前はいわゆる「白人」ばかりで構成されているという固定観念がありました。実際にカナダの地に足を入れ、様々な人種で溢れかえっていてことに驚きました。特にアジア系の人種も多く、中国、韓国、インド、フィリピンがルーツの人々が多く暮らしています。本当にインド系の人、中国人、フィリピン人の移住者が多くてびっくりしました。ちなみに自分は約10ヶ月間カナダで生活をしました。最初の2ヶ月間はホームステイに滞在したのですがホストファミリーはもともとはフィリピンからの方々でした。

そしてその後、カナダで新しい入居先を探すために、Craigslistというサイトがあるのですが、そのサイトを利用して家探しをしました。自分が気に入った部屋を見つけて、いざ引越しをし、ハウスメイトが自分を含めて4人いたのですが、ここもまたカナダ(バンクーバ)らしく多国籍でドイツ、カナダ、バハマ、日本(自分)という構成でした。こうして異国の人間同士でも、英語という言語を通して、コミュニケーションが図れるって、「すごい!」ことだなと思いました。

食事に関しては問題なく生活できました。自炊をするのであればスーパーなどもたくさんありますし何でも手に入ります。日本の食材なども手に入りますので、安心して食材を調達できます。といっても自分は主にパスタばかり作っていたので、そのような心配も無用でした。またレストランなどもたくさんあり、多国籍な国ということもあり、日本食レストラン、韓国料理、中国料理、インド料理、ベトナム料理、メキシコ料理、ギリシャ料理レストランなど様々な国々のレストランがありますので、気分転換に外食をすることもできます。

自分はやはり日本食が恋しくなった時には、少々値段も高いですがラーメンやお寿司屋さんに食べに行くことがありました。ちなみに値段は大体ラーメン一杯だと13~15カナダドル、お寿司だと12カナダドルほど払うと僕の場合はお腹いっぱい食べれました。(チップ含まず)(1カナダドル:約85〜90円)

Noとはっきり言っていい文化

はっきりNoとえることもまた大切なことの一つかなと感じます。日本人の感覚からするとNoというと相手の意見を否定しているような感覚、もしくは相手に申し訳ないというような感覚がある人もいるでしょう。カナダではみんな普通にNoと言ってきます。つまり、相手は相手!自分は自分!という感じでこれも個人主義の国ならではの考え方かと。要するに「あなたはそう思うのね!でも私はこう思うわ!」的な感覚です。

例えば、あなたが友達に「あの映画面白かったね?!」と尋ねたとします。日本の友達同士であれば、たとえつまらないと感じていたとしても、おそらく相手の気を気遣って「うん!そうだね!」と答える人が多いと思いますが、カナダではみんな「No! Actually, I didn’t like it」 とみんな普通にはっきりNoと言います。

カナダの留学を通して一貫して重要だと感じたこと

留学を通して重要だと感じたことは、やはり同じことの繰り返しになってしまいますが自分の意見をしっかりと持ち、自分の考えを発言することの大切さです。カナダ(特に自分の生活していたバンクーバー)は思った以上に多国籍な国でした。色々な人種、民族が共存して暮らしている都市で、本当に多種多様な人々が生活しています。

単一の人種が暮らしている日本で長年生活してきた自分からするとなんとも不思議な感覚でした。これは面白いなと感じたことですが、日本にいる場合は、日本人と外国人の区別がはっきりとしていますが、カナダにおいてはあまりにも多国籍なため、カナダ人と外国人を見分けるのは不可能です。それくらい多国籍の国です。

また英語を通して本当に色々な人々と話せることは素晴らしいことだなと実感すると共に、さらに語学力を向上させる必要があるなと感じました。それプラス自分の考え、意見をしっかり持つことの大切さを学びました。色々な人々とコミュニケーションをとっていく中で感じたことはカナダのような多国籍の国においては日本と違ってみんなが同じ価値観、考え方、意見を共有しているわけではないので、空気を読んだりする文化もないですし、ハッキリ言わなきゃ伝わりません。

なので自分の主張をしっかり待ち、相手にしっかりと伝えていく力がとても重要だなと思いました。語学学校に通ったときも、専門学校に通っていたときも、シェアハウスで生活していたときも、旅行をしていたときも、常にwhy??と聞かれることが日本で生活しているときと比べて多かったように感じます。

つまり、会話するときは自分の考えをしっかりと持ち、それを伝えていく姿勢が大事なのかなと。これは自分もさらに特訓して鍛えていかなければならない能力なので、英語の学習を続けると共に、自分の意見や考えをしっかりと話せるように訓練していきます。

「空気を読んだりする文化はないな」と感じた時の一例。

Ex) 自分がキッチンを使おうとしていた時の話。

たとえば、自分が生活していたシェアハウスのキッチンはみんなで共有でした。自分が料理をしていたのですが他のルームメイトが二人で話していて、一人がキッチンに寄りかかっていました。その時、ジャガイモと包丁を洗うために、シンクまで歩ていったのですが、そのルームメイトはキッチンに寄りかかって話し続けていました。おそらくこの状況で、彼らが日本人だったら、自分が何もいうことなく、『あ!シンク使いたいのね!』みたいな感じで、空気を察して譲ってくれると思いますが、このように彼らには言わなければ伝わらないというような場面が沢山ありました。

また、彼らは相手が何か必要なことがあればこちらから言ってくれることを期待しているから、自分がジャガイモと包丁を待って、シンクに向かっている状況を見ても、僕が何も言っていないから使いたいのではないのだろうという思考法なのかなと。そのような『あ!言わなきゃ伝わらないのか!』というような場面が多々ありました。なのでカナダで他人と共同生活をする上では、自分の思っていることを口に出して、相手に伝えることが大切だなと感じました。

最後に一言

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記事でも記したように、僕は大学入学当時、英語が出来る方ではありませんでした。しかし、そのような平凡なレベルからでもコツコツ勉強をすることで、英語でコミュニケーションが図れるレベルになることができました。いま英語ができないと思っていいる大学生の方でも、コツコツやれば少しずつでも、出来るようになっていくので、ぜひ諦めずに頑張って下さい。僕もまだまだ道のりは長いですが頑張ります!

最後まで長々と稚拙な文章にお付き合いいただきありがとうございました。最後にこの場をお借りして、サウスピークでお世話になった先生方、スタッフの皆さん、並びに一緒に学んだ生徒の皆さんに感謝いたします。本当にありがとうございました!