サウスピークで14週間の語学留学した後に、日系の大手コンサルティングファームに転職されたHirokiさんに寄稿していただきました。本項では、

・語学力向上に役立った5つのコト
についてお話をしていただきます。

留学に至った経緯、フィリピン留学での生活に関しては、
【前編】日系大手コンサル企業に転職!転職活動で評価される英語力を身につけるために、人生をかけフィリピン留学に挑んだ。Hirokiさん

をご覧ください。

英語力向上に役立った5つのコト

英語力向上に役立った、5つのことを紹介したいと思います。

英語力向上①:スケジュールをしっかり立て、目標を明確にする

サウスピークでは生徒一人ひとりに対して、教材と各教材の勉強方法、学習期間が提示されます。私は指定教材を14週間で終えられるように、「どの教材をいつから開始すべきか」と「いつまでに終わってなければならないか」を全体のスケジュールに組み込みました。具体的には、各教材がその期間内に終わるように、ページ数や章ごとで区切りました。

また最終目標の点数と自分の現在の点数を引いて、それを滞在期間の週で割り、自分が何週目に何点取得していなければならないか目標値を点数で出しました。例えば、最終目標が800点で現在の点数が500点、15週間留学する場合、(最終目標800点−現在の点数500点)÷15週=20点/週なので、2週目には520点取得できるレベルになっていなければなりません。

これらによって自分の勉強の進捗具合が適正なのか、また取得している点数は目標到達に足りているかどうかを判断することができました。これらは長期間であればあるほど、モチベーションを保つためにも重要であると考えています。

英語力向上②:リスニング、音読、精読を正しくやる

カリキュラムにおいて記載されている学習方法の一例

サウスピークのカリキュラムに忠実に従い、英語学習を行いました。例えば、4技能向上(4S)レッスンの場合だと、
1.予習では最初に音源を最低5回リスニングし、聴きとれなかった部分を把握する事も含めて精読(単語の意味・発音のチェック、文章構造の確認)する
2.リスニング2回+音読2回を5セット繰り返す

参考:4 Skills Lesson (4技能向上レッスン)

※カリキュラムとは・・・「英語学習法」×「日本の参考書」×「学習環境」×「フィリピン人講師」を意識して作成された学習の手引き
詳しくは別記事「3ヶ月でTOEIC試験の点数が200点上がる学習カリキュラム」をご覧ください。

という要領です。特に前述のリスニング、音読、精読学習は英語力向上に効果的だと感じましたので、詳しく紹介したいと思います。

そもそも、英語学習を始めたばかりのときは、リスニングができません。リスニングで聴き取れない理由は、

①単語の意味・発音方法を知らない
②文法がわからない
③リンキングによって音がつぶれてしまっている
の3種類に分類できるかと考えています。

リスニングで理解できなかった部分があると、どうしてできないのか音読、精読学習を通して、上記の3つに当てはめます。例えば精読学習をして、単語の意味がわかっても、正しく発音ができないと分かったとします。その場合、リスニングパートでのそのサウンドが流れると、聞き取れない可能性が高くなるので、発音方法を確認する事が非常に大事です。

発音矯正レッスンで、指導される英語独特の発音方法

またネイティブスピーカーは、リンキングと言って特定の単語の末尾の音と、直後の単語の先頭の音が連結し、違う発音をすることがあります。そこで精読を終えると、正しい発音でネイティブスピーカーと同じように発音ができるように、リスニングと音読を繰り返します。

正しい発音方法はサウスピークの発音矯正の授業で徹底的に直し、そこで学んだ発音方法を確認するように音読する事で、読み上げた文章が自然と自分の中に知識として残ります。非常に不思議な事ですが、次に同じ表現を聴いたときに自然と頭に意味や情景が浮かんできます。それが英語脳になるということだと思います。

英語力向上③:日本人スタッフと仲良くなる

サウスピークの日本人スタッフは高い語学力を持っていて、当然ながら英語の勉強方法を私たちより知っています。例えば、日本人スタッフとの交流で、非常に参考になったのは学習相談でした。

当時、私は語学力向上のため1日3時間ほど、100単語を完璧に覚えようとしていました。しかし翌日に復習をすると、頑張って覚えたはずなのに、忘れている単語が数多くありました。そこで日本人スタッフにアドバイスを求めると、単語を完全に暗記しようとするのではなく「単語に触れる回数を増やす事」を教えてくださったのです。

例えば、1つの単語帳に1000語程度あるとしたら、章やページ単位で分けます。

まずは最初の300語を100語ずつACBと分けてーテーションする場合
1日目:Aの100語を朝昼晩見る
2日目:朝に前日のAの復習とBを朝昼晩3回見る
3日目:朝に前日のBの復習とCを朝昼晩3回見る
4日目:最初のAの100語に戻る。完璧に記憶しているものは消し、次のローテーションでは飛ばして見ない。

上記を繰り返してみていると、覚えている単語も増えてきて、見る時間が少なくなっていきます。ある程度覚えてきたら400語以降を同様に行います。完璧に覚えようとすると、覚えていないことにストレスを感じますが、単語に触れるという事を意識すれば、触れた分だけ記憶に残っていくので、暗記するよりもストレスも溜まりません。それに、自然と覚えています。

サウスピークのカリキュラムで指定される単語本の一例

このように朝100語を“見る”、昼、夜も同じことをする。翌朝も復習のため、前日の100語を”見る”。完璧に覚えようとすると時間がかかりますが、単語のスペルと発音と意味を確認するだけなら、30分ほどで確認できます。これによって1日3時間かかっていた単語の勉強時間が、1日1時間半に短縮されました。

他に新しい教材を始めるときは学習相談を行って、勉強方法の確認を日本人スタッフと行いました。留学5週目に模試を受けて結果を分析したところ、TOEIC試験のリスニングパートは伸びましたが、パート7の長文の得点率が悪いことがわかました。そこで日本人スタッフに学習相談をして、カリキュラムを見直し、留学終盤で使用する英語参考書を順番を変えて使用することにしました。結果としてパート7の解き方に慣れ、リーティングパートの点数が伸びました。

学習方法はカリキュラムを参考にしつつも、日本人スタッフの学習相談を活用すると効率的でよいと思います。

英語力向上④:英語を話すことを恐れない

スピーキングの向上においては、先生や生徒と英語で話す回数を増やすことが重要であると考えています。TOEICの点数は自分よりも高いのに、自分よりも話せない学生がちらほらいました。では、なぜ自分はどんどん話せるようになったのかというと、話すことに対して間違える事を恐れなかったからだと思います。

英語を話せるようになりたいと思ったときに、最初は完璧な英語なんていらないです。要は自分の言いたい事が伝えられて、相手の言いたい事がわかればコミュニケーションは成立します。それこそ単語をつなげたり、主語、述語、目的語を意識して伝えるだけでも、第二言語の方々は意味をくみ取ろうとしてくれます。また、最初は主語や述語を意識して話すのが精いっぱいだと思いますが、慣れてくるとそれらを意識しないでも自然と話せるようになってきます。

スピーキング能力を向上させるために、HirokiさんがオススメするNOBU式トレーニング

ゆとりができると、前置詞や三単現、過去形を意識して話せるようになるなど、次のステップを意識できるようになります。私も最初の頃は知っている単語と中学英文法を使ってなんとかコミュニケーションを取るようにしていました。そうやって英語を使ってコミュニケーションを図っていると、会話の中で相手の英語表現から学ぶ事もあり、また自分が表現できないものを確認していくようになります。

その繰り返し知識として溜まり、徐々に話せるようになってきます。スピーキングに関しては「英語のスピーキングが驚くほど上達する NOBU式トレーニング」の表現を繰り返しリスニングして音読する事で、表現力の知識が自分の中に蓄積されていくのでおすすめです。

英語向上⑤ネイティブスピーカーに近づく発音矯正レッスン

サウスピークの発音矯正レッスンは、自分の中ですごく役に立っています。例えば、Zの発音方法って知っていますか?日本語発音だと「ゼット」とか「ジー」みたいに発音しますが、正しい発音は無声音の「ズー」の音に近いです。舌先を下の歯の裏に当てて、舌が振動するように音を出します。

発音方法は発音記号によって、それぞれ口の形や舌の使い方が変わります。今まで中学や高校の授業では、こんな事を学ぶ事はありませんでした。実際いま海外で日本人や外人と仕事を一緒にしていますが、「南條さんって帰国子女ですか?」と言われる事があります。英語は話せているけど、発音が日本人の発音だなーと思う人がたくさんいます。サウスピークで正しい発音を学ぶことでネイティブに近い発音方法を習得する事が可能です。

また、なぜ発音が重要かというと、正しい発音ができる事によって「めちゃめちゃかっこいい!」というのは冗談で(笑)、リスニングをした時に相手が何を話しているのかが聴き取りやすくからです。意味を分かっていても正しい音がわかっていないと、相手の言っている事が聴き取れない事があります。だから正しい発音を行う事は大事であると考えます。

英語力を向上させたHirokiさんは、どのようにして転職活動に取り組んだのでしょうか?また転職先ではどのような機会で英語を使用しているのか。後編に続きます。