【この記事の概要】

・英語が得意ではない人がどのように外資系企業に転職を成功させるのか

・外資系転職でフィリピン留学がどのように評価されるのか

「外資系企業への転職に興味があるけど、英語が得意というわけではない」

「学生時代にできなかった留学を実現させたいけど、それをどうキャリアアップに活かせるのかイメージが湧かない」

このような思いを抱えている人はいませんか?

今回は、2ヶ月半のフィリピン留学で英語力を伸ばし(TOEIC445点から725点)、外資系大手の総合広告代理店に転職されたMotokiさん(26)にお話をうかがいました。

この記事を読むと、①彼が留学でどのように英語力を伸ばし、②それがどのように転職活動で評価されたのか、③どのような人が転職活動を成功させられるのかがお分かりいただけると思います。

インタビューに協力してくださったMotokiさん(26)

新卒入社した広告企業は、第一志望ではなかった

ーMotokiさん、この度は転職活動のご成功おめでとうございます。はじめに転職先の企業やそこでの役職について、簡単に教えてください。

第一志望であった外資系の総合広告代理店に内定をいただきました役職はaccount exective職で、簡単に説明すると「広告制作のプロデューサー」です。またクライアント対応なども行います。

ー転職前はどのようなお仕事をされていたのですか?

広告業界の日系企業で、セールスプロモーションのお仕事をしていました。職種は法人営業職です。

ー転職のきっかけについて教えてください。

実は新卒入社した広告企業は第一志望ではなかったため、入社時から「3年ここで経験を積んで転職しよう」と決めていましたそれから3年、一人前として仕事ができるようになり、また成果を得られるようにもなったので、転職するために会社を辞めました。

ー実際に、3年が経っても思いは変わっていなかったのですね!

Motokiさん(左の手前から2番目)のために、前職の同僚の皆さんが送別会を開いてくれました

退職のタイミングで、学生時代に実現できなかった留学へ

 ー退職をされたタイミングで2ヶ月半留学に行かれたのですよね。何か目的があったのですか?

「英語を使える人生にしたい」と思ったからです。

その際、英語力の伸びを定量的に測るため「留学終了時はTOEIC試験で700点、最終的には800点を取得する」という目標を立てました。

ーそのように思い始めたのはいつ頃ですか?

グローバルに活躍したい思いは学生時代からずっとありました。しかし当時は「留学して英語を話せるようになる」という目標を実現できず、いつの間にか就職をしていました

 大学時代は海外建築ボランティアサークルに入っていたMotokiさん(最前列の右から4番目)  マレーシアで家を建設した際の写真

 就職してからも「日本の経済は停滞しているので、海外に目を向けないといけない」と感じていました。

そこで英会話力(聞く力と話す力)を身につけるため働きながら国内の英会話スクールに通っていたのですが、週に一度の1時間のグループレッスンだったので、亀のようなスピードでしか上達しませんでした。

「このまま30代、40代と歳を重ねていきたくはない。じゃあ今だと思い、退職と同時に思い切って留学に行くことを決めました。

ー実際に留学に行かれていかがでしたか?

英語力に関しては留学前のTOEIC試験が445点で、日本での事前学習の成果で595点まで上がり、その後、開始2ヶ月で725点まで伸びました

 留学開始から2ヶ月でTOEICは725点に

※Motokiさんは日本に帰国後も継続して英語学習を行い、帰国から2ヶ月後のTOIEC試験で770点を取得されました。

また毎日3時間のマンツーマンレッスンや休憩時間の講師との積極的なコミュニケーションにより、国内の英会話スクールに通っていたときよりも、明らかにリスニング・スピーキングの力の伸びを感じました。

ー留学中は講師に積極的に話しかけていらっしゃったようですね。その意識こそが、留学を成功に導いたのだと思います。

さらに多方面で挑戦している友人に出会えたのも大きな収穫です。海外就職を検討している人やワーホリを控えている人、就活中の学生などいろいろな人と友だちになって、彼らと話すことで視野が広がりました。 

多方面で挑戦されているご友人の方々と、フィリピンの名物料理を食べに行った際の写真(Motokiさんは一番手前)

美しい海のあるオスロブ地域へ行った日の1枚

ー成果を出しつつ、充実した留学期間を過ごされていたのが伝わってきます。写真を見て、なんだかうるっときました。

外資系企業への転職で評価されたこと

ー転職活動時のお話を聞かせてください。

先ほども少しお話ししましたが、第一志望である外資系の総合広告代理店にaccount exective職(主な仕事は広告制作のプロデューサー)として内定をいただきました。

「自分のしたいことができる」また「その後のキャリアの選択肢も広げられる」という点で、転職活動は満足のいく結果に終わりました。 

履歴書を準備しているMotokiさん

ーそれはよかったです! 転職時はどのような力が評価されたのでしょうか?

面接の後にフィードバックをいただいたので、そこで言われたことをお話ししますね。

第一に、自ら社外でコピーライター講座を受けてきたことや、短期間の留学でTOEIC700点代を取得するという成果を得ていることなど「学び続けることに対して積極的な姿勢」が評価されたようです。

さらに、端的かつ論理的にコミュニケーションを取る力についても高い評価をいただけました。

ー前職での経験についてはどのようなフィードバックをもらいましたか?

前職での経験も優遇されましたが、26歳という私の年齢ですと転職市場においては第二新卒としてのポテンシャル採用の扱いに近く、意外に経験よりも「熱意」が大事でした。

熱意というのは「御社が第一志望です! (ここで涙を流す)」というようなものを指しているのではないですよ(笑)

ーあ、違うのですね(笑)

「一本の筋が通ったキャリアビジョンが、転職先の事業内容や理念といかにマッチしているかを自分の言葉で表す」という熱意です。

ネイティブスピーカーとの英語面接について

ー内定先の企業では、英語面接もあったのですよね?

はい。ネイティブスピーカーとの英語面接がありました。面接と言ってもそんなに堅苦しいものではなく、和気あいあいとしたラフな雰囲気でしたよ。話した内容は「自分が担当するであろうクライアントについて」や雑談などです。

ー意外にラフな雰囲気なのですね。そこではどのようなポイントが見られていると感じられましたか?

ネイティブスピーカーのような流暢さは求められておらず「相手の言っていることを聞き取り、自分の考えを述べること」が重要なんだなと感じました。

私の場合は英語に対する抵抗感がないことと、伸び代があることが好評価に繋がったようです。

ーネイティブスピーカーを前にして、物怖じせず英語の受け答えができるのはすごいですね。

留学中はレッスンの時間内外に関わらず積極的に講師と話していたので、こういった面接の場で英語を話すことに対して恐れはありませんでした。 

 レッスン中や昼食時間、休憩時間と、積極的に講師と英語を話していたMotokiさん(一番左)

またレッスンで講師からもらったアドバイスや、スピーチコンテストの練習で何度も繰り返した表現が染み付いていたので、面接でも瞬発的に話すことができました。

レッスン時のノート。講師により、適切な表現や単語が書き込まれています 

スピーチコンテストにて、全生徒の前で英語を話すMotokiさん

ー自信を持ってスピーチをされているので、かなり練習を重ねられたのではないかと思います。この自信こそが、英語面接をも恐れることなくクリアできた要因ではないでしょうか。

今後も講師と連絡を取り続けて、英語力を伸ばしていきたいと考えています。

英文履歴書を添削してくれた講師に、内定の報告を送った際の講師からの返事。「本当に嬉しい。私はいつもあなたの実力を信じてるから、これは当然の結果だと思ってるよ。新しい環境でも頑張ってね。また会いたいね!」

日系企業から外資系企業への転職。労働条件の変化について

ー差し支えなければお給料や労働環境など、転職後の労働条件に関してお聞きしてもよろしいでしょうか?

労働条件については、すべてが良くなりました。前職での経験も考慮され、年収も上がったので留学費も簡単にPayできました(笑)

カフェスペースでは毎朝無料の朝食やドリンクが提供されますし、オフィスもかっこよくてきれいなので気分が上がります(笑)  

カフェスペースでは毎朝無料の朝食やドリンクが提供されます。※写真はイメージです

 また世間一般的に広告代理店は激務なイメージがありますが、内定先の企業は「コアタイムなしのフレックスタイム制」です。

ーえ、コアタイムなしですか?

そうなんですよ。またバースデー休暇やプレミアムフライデー休暇、家族や恋人と過ごすための休暇なども充実しています。

「プライベートを充実させて仕事にも役立てられるように」というのが会社の方針です。こういうところは外資系企業っぽいなと思います。

キャリアを描いて

ー同世代で転職を検討している方に、アドバイスがあればお願いします。

親世代では当たり前だった終身雇用制度が、最近では当たり前ではなくなってきています。転職も選択肢の1つです。

ただ、会社に対する不満を理由に転職を考えているのであれば、転職をしたところでその場所でも不満が見つかります。

「どういうキャリアを見据えて、この先どういうことがしたいのか、そしてそれは転職先で実現できるのか、今の職場ではなぜ実現できないのか、環境のせいにせず努力したのか」を考えるのが大切だと思います。簡単なことではないんですけどね。

ー何がしたいのか次第ですね。最後に、今後の目標を聞かせてください。

内定先の企業は世界的な広告賞を数多く取っているので、大きなやりがいがあると期待しています。環境は揃っているので、あとは如何に自分が力を付けてチャンスを掴んでいくかだと思います。

私もいずれ世の中にムーブメントを起こすような広告に携わることが目標です!

ー素敵な環境に、素敵な目標ですね。今後もご活躍し続けてください!

おわりに

第一志望ではなかった新卒入社の企業で経験を積み、大手の外資系企業へ転職を成功させたMotokiさん。

転職活動では、苦手だった英語を短期間で習得したことで「成果を出せる人間である」という長所を証明できたようです。

彼の成果は「熱意」ゆえのもので、その熱意は「どのようなキャリアを積みたいのか」を考えて選んだ環境の中で「着実な努力」をされているところに表れていました。

またMotokiさんのように、英語力を上げることでキャリアの幅を広げたり労働条件を向上させたりできるのは、英語を学ぶことのメリットではないでしょうか。

最後に「留学や転職を検討しているけど、その後のキャリアが想像できない」という方に向けて、関連記事をいくつか貼っておきます。ぜひ参考にしてみてください!

「転職を成功させるために、転職期間中に一気に英語力を高めよう」

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 留学中に講師や生徒の皆さんと(Motokiさんは一番右)  世界へ羽ばたいてください!

サウスピークへの留学をご検討される方はこちら:留学までの流れ