・英語が話せないとアメリカ人に相手にされない

・人に合わせるのではなく自分で主張する必要がある

・もっと自己中心的である必要を感じた

 

高校を卒業後、サウスピークに留学をして、そのままアメリカの大学ウィスコンシン大学スペリオル校に進学をしたYudaiさんにインタビューをしました。サウスピークの卒業から2年、現在どのようなアメリカ留学生活を送っているのでしょうか。

*Yudaiさんのサウスピーク留学体験談はこちら
TOEFL iBT対策を行い、4週間の留学で64点から80点へ16点アップさせ、米国大学への進学を決めた矢口雄大さん

高校を卒業してアメリカの大学に進学もレベルが低すぎて転校する

– こんばんは。いや、おはようございます、ですかね?

いま、ポルトガルにいるので、おはようございますですね。

– いまポルトガルですか。何をしているの?

大学が夏休みなので、インターンシップに来ています。2ヶ月のプログラムで、残り2週間です。

– あいかわらず活発ですね。とりあえず、サウスピークに留学後してから2年くらい経ちましたが、そこから聞かせてもらっていいですか?

わかりました。サウスピーク留学して、アメリカのウィンスコンシン大学スペリオル校に入学をしたんですけど、なんか周りの学力が低くて自分に合わないと思ったので、その大学には1年だけいて今のウィスコンシン大学マディソン校に転校をしました。

– 周りの大学生のレベルが低いとかあいかわらず、強気だね笑 でも、英語とか苦労したでしょ?

そうですね。TOEFLが80点は取れたんですが、それでは正直全然足りないですね。最初は授業も理解するのがかなり難しくて、正直ついて行けないくらいでした。あと、アメリカ人と全然友達になれなかったんですよ。あいつら、英語が下手だと全然話を聞いてくれない。だから、中国人、韓国人、ベトナム人とかの留学生しか友達ができない状況でした。

– 全然話聞いてくれないの?

そうですね。アメリカ人は英語下手だと全然相手してくれないと感じました。でも、せっかくアメリカに来たんだから、日本でできることしても仕方ないと思って、半年間くらい必死で勉強しました。それでやっと少し友達と呼べるアメリカ人ができましたね。でも、やっぱりジョークとかすぐ言えることもないし、盛り上がって話すというのも難しいですね。

日本人の留学生が仲良く話せるのは、ホストファミリーとかが気を聞かせてくれているだけとか、語学学校の先生と話しているだけな気がしますね。アメリカ人と絡むと本当に辛い体験が多い。

思っていたよりも言語の壁はなかなか乗り越えられない。面白いことも言えないし、でもチャレンジして行くことで少しずつ友達ができるようになった感じですね。

– そこはやっぱり努力家だね。

いや、最初は本当にきつかったです。日本人で留学楽しかったという人はちょっと話を盛っていると思うんですよね。 アメリカ人と英語でやっていくのはかなり大変なので、ほとんどの日本人は留学生(international)しか友達ができてないと思うんですよ。やっぱり、留学生は留学生で固まるのが普通ですよね。

なんだかんだ、楽しそうな写真

– 相変わらず、表現が過激だね笑
楽しんでいる人もたくさんいると思うけど。で、転校したんだよね?

最初の学校はキャンパスが小さくて、日本人も周りに多かったというのもあります。やっぱり、自分が安心できるコミュニティで固まってしまうので、それをさけるために学校を変えたという感じもありますね。あと、あんまり学校の授業のレベルが高くなかったというか、コミュニティのレベルが高くなかったというか。

– なるほど、まあもっと上を目指したかったということですね。

そんな感じですね。それで、転校しました。

– 転校してどうでしたか?

やっぱり、全然違いました。周りもレベルが高くて、いい学校にいくと、質のいい生徒が集まるんだとやっぱり思いました。大学内のプロジェクトもしっかりやっているし、学生が積極的なのが違いますね。いま、ポルトガルに来てインターンシップをやっているのも周りの影響が大きいですね。

まあ、でも実際に勉強は自分でしないといけない部分も多いので、Courseraとか使って自分で学習するということも積極的にやっています。

– そうだよね。結局は自分で積極的にやらない人は伸びないと思う。卒業後はどうするの?

卒業後にアメリカで仕事を得たいと思っています。いま、コンピューターサイエンスを学んでいるので、大学院も検討していて、AIを学びたいと思ってます。その辺をやっておくと、食いっぱぐれないなと思ってるので。

– その点は実利的だね。それで、いまはアメリカの大学が夏休みでポルトガルにインターンに行っているんだね。インターンはどうですか?

ポルトガルのインターンは最初の1ヶ月はウェブに関して技術を学んで、後半の1ヶ月は企業に行って、サービスを作るということをしています。40人くらいいるんですが、専門がデータサイエンスとプログラミングとマーケティングに分かれていて、一つのチームになって企業に派遣されて、アンドロイドのアプリを作っています。

– なかなか本格的なインターンですね。どういう人がきているの?

アメリカの大学からみんな来ていますが、来る人が優秀すぎて最初は相当落ち込みました。ハーバードとか、プリンストンとかバークレーとかから学生が来ていて、自分と違いするぎることに自信無くしてしまって、正直最初はかなり落ち込みました。

– これが「世界」かと?

本当にそうですね。これが「世界」かという感じでした。今回のインターンではみんなと共同生活だったので、なんか引けを感じてしまって、みんな優秀だし、当然英語がネイティブだしと。自分なんか英語も下手だし。でも、アメリカって別にこっちがそう思っていても誰かが優しくしてくれるのを待ってても全然ダメなんですよね。ぜんぜん、気を使ってくれることなんてない。

– 誰も優しくしてくれない?

そうですね。誰かが落ち込んでいても別にそれを気遣ってくれるみたいなこと期待しないほうがいいですね。少なくとも僕はそう感じました。人のことを思いやることが大切みたいなのが、日本で学んだことだと思うんですけど、なんかそれ逆でした。人に合わせるだけだとだめだし、自分が主張しないとだめな社会ですね。

例えば、アメリカだと簡単にごめんなさいと言っちゃいけないんです。アメリカだと謝ったらその人が悪いということになるので、車をぶつけても謝ってはいけないという部分がある。日本の感覚だとすごいダメなことなんですけど、こっちだと謝っちゃいけないんですよね。全部自分が悪いとことになっちゃうから。

Yudaiさん写真中央

正直、強い奴が勝つということを絵に描いたような社会だと思いました。アメリカがなんで強いのか分かります。競争がすごいし、みんな自分を主張する社会でなので。だから、英語ももちろん大事だけど、強いメンタルが必要だと思いました。それで、インターンの最初の頃は、メンタル的に結構やられていました。

– まあ、アメリカも広いからいろいろあると思うけど、大変そうだね。で、今は立ち直れたの?

今はだいぶマシになりました。フェイスブックで正直に今の気持ちを書いて投稿したんですよ。「どれだけ努力しても、アメリカでの生活に孤独を感じる、自分が無価値なように感じられて来る」って。どうしたいいのかって投稿してみたんです。

そしたら、そこにコメントをくれる人たちがいて。大学の友達とか。あと、インターンシップに参加している人の中でも声をかけてくれる人がいて、初めて自分のことを気にかけてくれている人がいるんだと気づくことができました。

– そうなんだ。よく、投稿できたね。結構恥ずかしいというか、なかなかできないことだと思う。

そう言ってくれた人もいました。勇気があるって。この投稿のあとから、だいぶ気持ちが楽になりました。なんか、周りを優先したり、周りを気にすることがやっぱり考え方の根底にあったんですが、そんなことよりも自分はどうしたいのか、どうしたくないのかをはっきり言えるようになった気がします。

Yudaiさんの投稿とコメント

– Noと言える日本人というやつですね笑。

そうです。今までは英語が下手だから、無視されたりしても仕方ないと思っていたんですが、英語が下手だからっていう理由で差別するような奴となんで友達になる必要があるのかと考えるようになりました。自分はたしかに、周りにいる人間に勝てない部分もあるけど、誰よりも勉強している自信があるし、そんな自分のことを理解してくれている人もいると分かりました。多分、2年間のアメリカでずっと葛藤していたことがあったから、今回のことで吹っ切れられたのだと思います。

たぶん、いま自分が言っていることは、日本だったら評価されないことかもしれないけど、もっと自分中心でやっていけばいいんだなと思えるようになりました。

– すごいね。なにが正解かはわからないけど、自分のなかで答えを出していくのは大切だと思う。アメリカの大学に行ってよかったと思う?

正直、みんなに勧められるかはわからないです。やっぱり辛いことも多かったので。。。でも、自分としては来てよかったと思います。自分のやりたいことがみつかったし、アメリカという自分がどういう人間か言えることが重視される社会で、自分がどういう人間かがだんだん分かるようになって来たので。

あと、より自分らしさを求めて行くうちに周りの自分に対する態度も変わったし、何よりも自分がその方がずっと楽になった。ポルトガルのインターン生で何人か自分をわかろうとしてくれる人が見つかり、やっと”アメリカ人”として生きるのが楽しくなってきました。

いろいろあったので、落ち込むことも多かったし、何度も自分を見失いそうになりましたが、前よりうまくいくようになって今までの経験が生かされてきたと思います。今は、自分をよく見つめて自分の生き方を見つけるというのも悪くないと思っています。

– 今日はありがとうございました。引き続き、アメリカでの生活を頑張ってください。

まとめ

高校を卒業後にそのままアメリカの大学に留学したYudaiさん。サウスピークに留学に来た際も、4週間でTOEFLを64点から80点へ16点アップさせるすごいバイタリティがある生徒でした。当時も他の人とは一緒にされたくないという強い個性を感じていましたが、アメリカに言ってもその精神で挑戦しているのがすごいと思います。苦しかった時期も抜けて来たと言っていたので、今後益々突き抜けて欲しいですね。