<この記事の要約>
◆SI業界に見切りをつけ、転職を決意したソフトウェアエンジニアのYukiさん。
◆サウスピークへの2度の留学+日本での自主学習で、TOEIC930点に到達!
◆「英語力のあるエンジニア」として、大手フリマアプリ運営会社へ転職成功。

「この業界にいても楽しくないし、未来はない」と決意した転職

– 転職のきっかけについて教えて下さい。

私は大学卒業後、約9年間ソフトエンジニアとして働いていました。

新卒入社した会社では自社開発に携わっていたのですが、家族の事情で地元の石川県へ戻ったことを機に、システムインテグレーター業界(SI業界)で働き始めました。

SI業界は多重下請け構造が広がっています。私が働いていた会社も、多くの仕事は元請けの大手企業がお客様から受けた発注を、2,3次受けする下請け企業でした。

基本的に決められた開発だけを行うので、「安定性」や「開発のしやすさ」ばかりが求められます。使っている技術も全体的に古く、自分のアイデアを反映できる場所はありませんでした。

こうした状況から「SI業界にいても楽しくないし、未来はない」と考えるようになり、自社開発ができる東京の企業への転職を決意しました。

「英語力を強みに、転職したい」と決意して、飛び込んだ2回のフィリピン留学


– 転職前にフィリピン留学をされたのはなぜですか?

転職に際して、「エンジニアとしての技術」だけではなく「自分の強み」といえるスキルが欲しいと考えたんです。

その時に「英語力を上げる」もしくは「大学院を卒業して、修士号の学位を得る」という2つの選択肢が頭に浮かびました。後者の「修士号を取得する」という選択肢は、時間がかかり過ぎると考えてやめました。当時、私は既に30歳くらいでしたので、大学院卒業までにかかる「2年」は長すぎたんです。

一方で「英語力を上げる」という選択肢であれば、修士号取得よりも短い期間で実現できると思いました。なにより英語力を上げることで、エンジニアとして「生の情報」を入手できるようになりたかったんです。

– 「生の情報」ですか。

例えば、クラウドを使おうとネットから情報を得ようとしても、アマゾンウェブサービス(AWS)の文書は主に英語で書かれているんですよね。英語ができなければ、「英語で書かれた文書」が日本語訳されるのを待つか、機械翻訳に頼るしかありません。このように英語力がないばかりに、「新しい情報に触れるのが遅くなる」と歯がゆい思いをすることが何度もありました。

そこで私は「英語力を上げる」ことを決意し、英語学習方法についてネットで色々調べました。そのときにサウスピークの情報を見つけ、サウスピークへ留学することを決めました。

– 英語力がないことで情報取得が遅れてしまうんですね。サウスピークでの2回の留学を通して、英語力はどのくらい向上しましたか。

前職を辞めた後に決意した1回目の留学では、3ヶ月でTOEIC LR試験500点台から750点まで伸ばすことができました。

留学中に到達したい目標点は無かったのですが、TOEIC LR試験750点を獲得したときに「自分の英語力はまだまだ大したことない」と思いました。なので帰国してから約4ヶ月間は、転職をせずに実家で英語学習を継続していました。

日本で学習を始めて2ヶ月が経過した頃、TOEIC LR試験のスコアが全く伸びなくなりました。「これはまずいぞ」と思い、サスウピークへの2回目の留学を申し込んだんです。

2回目の留学では1ヶ月半滞在したのですが、この滞在中もTOEIC LR試験のスコアを思うように伸ばせませんでした。日本で勉強していた時間も含めると、約半年間にわたって点数が伸び悩むという苦しい時期でしたね。

– 英語学習のスランプ期ですね。転機は訪れたのですか。

帰国後に受験した1回目のTOEIC LR試験で、やっと750点から890点まで向上させることができました。喜びと同時に、「900点の壁」を超えられなかったという悔しさがこみ上げてきました。

「900点の壁」を越えるために学習を継続し、その2回後のTOEIC LR試験で、ついにTOEIC900点を突破することができました。

まとめると、約1年間英語学習をする中でサウスピークを2回利用して、TOEIC LR試験500点台から930点まで伸ばすことができました。その間は、全く仕事をしていませんでした。


– 大学院で2年間勉強するよりも、より短期間で「英語力」という1つのスキルを身につけることができたんですね。

転職活動で評価された「TOEIC930点」の英語力


– TOEIC LR試験で930点を獲得した後に、Yukiさんは転職活動を始められたんですね。

自社でサービス開発する企業に転職したいと思い、日本の企業を何社か受けました。

現在の会社に関しては、サウスピークに留学していた2015年当時から注目していました。会社は既に創業していましたし、創業者は昔から業界では有名で、憧れの目で見ていましたので。

現在の会社への入社意欲はとても強かったです。なので、中途半端なTOEIC LR試験の点数は提出しないと決めていました。「TOEIC930点」という自分の武器を手に入れたことで、転職活動に踏み切ることができました。

– 現在お勤めされている会社の採用面接で、英語力を評価される場面はありましたか?

実は、採用面接で「英語力について言及される場面」は一切無かったんです。

履歴書の資格欄には「TOEIC LR試験 930点」と記入していましたが、英語ができるかどうかは面接で聞かれませんでした。他の企業の面接でも、やはり英語力については触れられませんでしたね。

でも、現在の会社に入社してから「英語を話せることが評価されていた」ことを知りました。

今私自身も、採用面接の面接官を担当することもありますが、履歴書を見てTOEIC LR試験のスコアを確認します。また、口頭で「英語が話せるか」も確認しますね。

現在の会社はアメリカやイギリス向けの事業もやっていますので、「英語力がある」ことはかなり評価されるんです。

– エンジニアの英語習得は必須なのでしょうか?

現在私が勤めているようなベンチャー企業で働くのであれば、英語力はあった方がいいです。けれど、必須ではありません。英語ができない日本人のエンジニアは大勢いますし、日本国内だけで活躍する分には問題はないでしょう。

しかし英語ができれば、エンジニアとしての「情報感度」を高めることができます。

転職する際も「英語資格」を武器に、有利に就職活動を進めることができます。転職が多いこの業界で「英語力」という強みを持っていれば、外資系企業へ転職することもできます。むしろ、英語ができないと外資系企業へは入社できません。

– どのくらいの英語力であれば、転職時に評価してもらえるのでしょうか?

「英会話ができること」が必要だと思います。

例えばAmazonの入社試験は「英会話ができる前提」で行われています。ケーススタディとして課題が出題されると「US本社に問い合わせてください。」という指示をされます。英語が話せなかったり、英語でEメールを書くことができなかったりすれば、試験に合格することはできません。

TOEIC LR試験で800点以上を取得して、外国人とチャットやメールを使ってコミュニケーションを取れるレベルの英語力があれば問題ないと思います。

転職活動を経て、大手フリマアプリ運営会社に入社。「英会話能力」があることで海外出張へ

– 現在勤務されている会社へご入社した後の話を聞かせていただけますか。

今はマネジメント中心に働いていますが、元々はエンジニアとして入社しました。

仕事をする際に使う言語は、基本的に英語ではなく日本語でした。でも私が入社した頃は、社内の開発リソースの9割をアメリカ事業に当てていたので、英語力があることでアメリカ出張へ行きやすかったです。

今でも英語力があることで、グローバルメンバーと密にコミュニケーションを取ることができます。

– アメリカ出張へは、入社してからどれぐらいで行かれたのですか。

私は入社してから1年弱くらいの時に、アメリカ・サンフランシスコへ1ヶ月間の出張に行きました。

アメリカへ出張するには、アメリカ向けの事業開発をしているUSチームに入る必要がありました。USチームはアメリカ人が多いので、「英語が話せるか」は重視されていました。

– 海外出張に行く際の具体的な「英語力の基準」はあるのですか。

もともと、出張に行くための英語力の基準は「TOEIC Listening Reading試験 800点」でした。

それが1,2年前くらいから変わってきて、TOEIC Speaking Writing試験の得点が基準になった後に、最終的に「TOEIC Speaking試験150点」が出張に行くための英語力の基準になりました。会社としても「英語で話す能力」を考慮しているということですね。

この英語力に達していなくてもチームとして必要であれば出張に同行しますが、英語力があるに越したことはありません。チームによっては3ヶ月丸ごと出張する場合もありますし、開発能力が高いうえに英語もできれば、アメリカへの赴任も認められます。

開発経験が一定年数以上のエンジニアを私たちは「シニア」と呼びますが、アメリカでも日本でも「一般的なシニアエンジニアの開発能力」って大して変わらないんですよね。シニアよりも開発経験が長い「Staff以上のタイトルが付くエンジニア」や「Tech Leadを任されるレベル」であれば差もあるかもしれませんが、アメリカでも十分に活躍できる日本のエンジニアはたくさんいます。

– 「英語力」は昇進に影響するのでしょうか。

今のところ「明確な基準」があるわけではありません。しかし個人の能力を評価する項目の1つに「英語でのコミュニケーション能力」があるので、英語力があれば昇給する可能性がありますね。

全く同じ開発能力を持っている「英語力のないエンジニア」と「英語力のあるエンジニア」の2人がいたとしたら、高い評価を受けるのは確実に後者の「英語力のあるエンジニア」です。海外出張や赴任に選ばれるのは後者ですね。

アメリカのベイエリアで企業がシニアレベルのエンジニアを雇うとなると、平均年収2,200万円程度*の人件費がかさみますから英語力のある日本のエンジニアは貴重です。
(*参考文献:Senior Software Engineer Salaries in Mountain View, CA

– 最後に、留学を考えるエンジニアの方に向けてメッセージをお願いいたします。

エンジニアの方は、英語力があることに越したことはありません。ただし「エンジニアとしての開発能力」を持っているのが前提です。

ある程度の技術力があれば、「開発能力×英語能力」という掛け算で「自分の能力」を大きく向上させることができます。

世界中で活躍する可能性も、給料が倍になる可能性も開けくるでしょう。

個人で海外に飛び出すという方法もあるかもしれませんが、就労ビザの壁が立ちはだかります。当社のように海外進出している日経企業に転職することで、海外出張に行く機会にも巡り会うことができますよ。

– エンジニアの方には「3~5年の開発経験を経た後に、半年から1年間で英語力を上げて転職する」という選択肢がオススメかもしれませんね。本日は、貴重なお話をどうもありがとうございました。

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