Satoshiさん 3ヶ月のフィリピン留学でTOEIC試験の点数を315点上げる

名前 : Satoshiさん

年齢 : 20代男性、転職活動中

留学期間 : 12週間

開始時の英語力 : TOEIC 510点 (L 245, R 265)

留学終了時の英語力 : TOEIC 825点?【315点↑】 (L 445 【200点↑】, R 380 【115点↑】)

フィリピン留学で使用した参考書 TOEIC対策用の参考書も利用しています?

 

はじめに

Satoshiさん「私はサウスピークへのフィリピン留学をする中で最も重視したのは目に見える結果、誰が見ても明らかな客観的成果を出す事でした。求職中と言う状況もあったため「留学した事で視野が広がった」とか「発音が綺麗になった」と言った曖昧な根拠の乏しい結果では終わらせたくはなく、これがフィリピン留学の成果だと言える定量的な結果を出す事をとにかく追求しました。」

 

この記事ではわずか3ヶ月という短期間でTOEIC試験の点数を315点上げたSatoshiさんの学習法を紹介します。

 

フィリピン留学以前の学習法

@HAL_Jさんとの留学前のSkype学習相談の後に下記の参考書に取り組みました。

 

事前学習で使用した参考書

 

フィリピン留学中の学習方針

サウスピークでは平日10?11時間、土日6?8時間の割合で学習を続けました。

最初は読む、聞く、話す、書く、これら4技能を全て満遍なく伸ばすつもりでした。しかしながら、しばらく学習してそんな事は実現不可能だと分かりました。全体を満遍なく伸ばす学習法は時間がかかり過ぎるため、3ヶ月と言う短期で結果を出す事を求めていた私には非効率的でした。そのため一旦話すこと(Speaking)と書くこと(Writing)を切り捨てて、TOEIC試験で明確に数字に結果が出るReadingとListeningを伸ばす事に決めました。

 

サウスピークでの基本カリキュラム

発音矯正1時間+英文音読&英作文1時間+グループレッスン1時間+義務自習の時間5時間

 

発音矯正クラスで使用した参考書

発音矯正レッスンの結果、R,L,B,V,T,TH,Z,Nなどの日本人が苦手とする音を意識的して出せる様になりました。

 

英文音読&英作文クラス使用した教材

⇒品詞分解をしながら読み進め、音読は1記事につき20回行いました。内訳としては10回音読、5回は音源を聞きながら1文1文読み上げました。その後に5回シャドーイングを行いました。

⇒レッスンでは使用しませんでしたが、リスニング学習用に使用しました。

 

サウスピークで行ったTOEIC試験対策

フィリピンに来てから2ヶ月目に受けたTOEIC試験で700点強を得る事ができました。この時は指定のあったTOEIC対策本を一通り流した程度で特別な対策していませんでした。そのため、約2ヶ月のサウスピークのカリキュラムだけで200点の点数が上がった事になります。

3ヶ月目に受けたTOEIC試験のために事前にマンツーマンレッスンを1コマ削りました(発音矯正1コマ+グループレッスン1コマのみ受講)。その後に手探りながら独自の対策をミッチリと行なう事で、800点超えを達成できました。そして留学全体を通して315点アップをする事ができました。

 

TOEIC試験対策の基本方針

私の行った対策として全てに共通するのは複数回行なう事、試験形式で時間を測って行う事の2点です。

複数回行う目的は懸念点の洗い出しです。1回目では解けたが2回目では解けない。逆に2回目では解けたが1回目では解けなかった。この様な問題は自分が十分に聞き取れていないか、勘で解けた問題です。こう言った理解があやふやな問題を可視化する事で、集中的な対策を行える様にしました。

試験形式で時間を測って行なう目的は、実戦に近い緊張感を持つためです。TOEIC試験は速さが求められる試験のため、時間に追われた状態で正確に回答する必要があります。そのため時間を気にせず問題を解いていたのでは意味が無いため試験・問題集形の教材は時間指定の有無に関わらず時間制限を決めて学習しました。

ただ、この学習法は単調な作業の繰り返しとなるため負担が大きく、TOEIC試験直前の1週間は飽きが来たせいか平均勉強時間が2?3時間減っていました。しかし、漠然と学習しているだけでは留学期間中に成果を残す事はできなかったと思います。今現在高得点を取られている方も多かれ少なかれ似た手法を取られているのではないかと思います。

 

TOEIC試験Listening対策

すでに述べたTOEIC試験対策のTOEIC試験対策の基本方針に基づいて複数回・時間制限有りで学習を進め、最終的には本文、選択肢双方を完全に聴き取れるまで聴き込みました。

また、2回目以降にListening音源を聴き込む際は全て30%増しの速度で聴き込みました。そのため本番の試験でも慌てずに問題に取り組む事が出来ました。

 

TOEIC試験Listening対策で使用した教材

⇒前半部分の解説を読み込んだ後、後半にある模擬試験に取り組みました。模擬試験は2回取り組みました。

⇒模試1回目の後、公式問題集のリスニングパートを独立させて2?3周回行いました。そのため3冊の公式問題集を最低3周した事になります。

 

Listening学習中に使用したiPhone APP

Audipo

速度を上げてのリスニングを行う際、特定の箇所を繰り返し聴き込む際に使用しました。英文音読&英作文クラス(Reading&Writing)の教材の予習、復習にも使用しました。上記の写真のマーカーは手動で設置します。

SpeedUp Player

30%速いリスニングを行う際に使用。3秒前、1秒前、3秒先に戻れるためAdiopoのマーカー設置がめんどうな人はこちらがお勧め。

 

 

TOEIC試験 英単語学習対策

英単語学習で使用した参考書

1日1分レッスン!TOEIC Test 英単語、これだけを主に取り組みました。こちらは複数回行なうだけで時間制限は設けていませんでした。

暗記方法としては読み込み複数回→音源の聞き込み・発生練習の順で行いました。書き取りは費用対効果が全く感じられなかったので行っていません。唯一書き取りを行ったのは、どうしても覚えられない単語をサウスピークレッスンの宿題エッセイ作成時に盛り込んだ時だけです。

 

TOEIC試験 Reading対策

Part5・6対策概要

TOEIC試験対策の基本方針に基づいて複数回・時間制限有りで学習を進めました。

このパートの対策としては積極的に問題の答えを覚える事にしました。当初答えを覚えるのは抵抗感がありましたが、答えを覚えない場合には同じ場所で同じ間違いを繰り返しており、誤った知識が植え付けられる恐れがあったため認識を改めました。そのため最初に答えを覚え、回答の根拠となる文法を後付けで覚える事で相互の結びつきを強め、汎用性を高める事に努めました。

また、問題の和訳、読み込みは無駄だと考えたため行っていません。回答のキーとなる要素だけを抽出し、反射的に回答できる様に学習しました。時間制限は特に厳しく管理し22秒/問以内で回答出来る様にしました。

 

TOEIC試験 Reading Part5・6対策で使用した参考書

Part5・6対策としてはこの教材は他の問題集で不明点があった際、その確認に使うと言う参考書的な使い方が多かったです。

模試1回目の後、公式問題集のパート5・6を独立させて4?5周行いました。TOEIC試験日まで残り2週間を切ってからは、公式問題のPart5とPart6の模擬試験を毎日解き続けました。

⇒1?2章の単位で区切って学習を進めました。これら3冊はそれぞれ5周しました。その上で2回以上間違った問いに付箋をつけて集中的に復習しました。TOEIC試験日まで残り2週間を切ってからは毎日解き続けました。

 

TOEIC試験 Reading Part5・6対策で使用したアプリ

Part5とPart6対策で使用しました。1問当たりの回答時間設定できてひたすら解き続けられる、間違えた問題をストックし呼び出せるという点が良かったです。スキマ時間、消灯後寝る前にやっていました。

 

TOEIC試験 Reading Part7、長文対策概要

TOEIC試験対策の基本方針に基づいて複数回・時間制限有りで学習を進めました。

ただし、パート7は出たとこ勝負な印象があるため、パート5・6とは異なり問題や答えを極力覚えない様に1度学習をした教材は2?3日空けてから取り組む事にしました。

 

TOEIC試験 Reading Part7、長文対策で使用した参考書

⇒解説部分を読み込み、チェックすべきポイントの確認を行いました。問題部分は2周行ないました。

⇒模試1回目の後、公式問題集のパート7を独立させて3周行いました。

 

TOEIC試験に飽きた時の気晴らし教材

⇒1/5だけTOEIC試験の気晴らしに取り組みました。

 

補足 TOEIC試験対策のために一旦捨てたSpeakingとWritingの成果

Speaking…カリキュラムにあるものだけ取り組みました。それでも、来た当初よりは伸びたと思います。実績として3つ星クラスのスピーチコンテストでは優勝1回、3位に1回入賞する事が出来ました。

Speaking補足

グループレッスンでSatoshiさんと同じクラスになった5つ星生徒(TOEIC800点以上)の方のコメント

「SatoshiさんはTOEIC試験対策ばかりしていたので、話す方は全然伸びてないかと思っていましたが、それは誤解でした。Satoshiさんは使われる語彙がすごかったです。自分もまだ上手く使いこなせい英語表現を多用しているのに驚きました。

TOEIC試験のための徹底的なインプット学習が英会話でも有効な事をSatoshiさんを見て実感しました。」

 

Writing…宿題でエッセイ作成が出ていたため、最低限はやっていたので伸びは感じています。頭の中で英作文の回路ある程度できているので、時間があれば作成をする事が出来ます。ただ、まだ冠詞、複数形単数形等の間違いは頻繁に指摘されます。

 

サウスピークでの生活を振り返って、サウスピークの良かった点

サウスピークでは周りに英語学習と言う共通の勉強を真剣にしている人達がいる事が非常に良かった点です。私は学生ではなく地方都市に住んでいた事もあり、この様にひたすら勉強だけができる場所も英語学習の仲間を見つける事もできませんでした。最近ではソーシャルメディア等を通じて学習仲間を見つける事できますが、やはり今ひとつ実感に欠けると言うのが私の印象だったため、早朝からそこら中に勉強をしている人が居るとこの学校の環境は非常に刺激的でした。

また、学習を行なうに当たって私はこの生徒の方達の中から勝手にライバルを設定して競い合っていました。人が最もパフォーマンスを発揮するのは目に見える競争相手が居る時です。「他人に負けたくない」という感情がエネルギーとなり普段の自分を超えた能力を出せると言うのがありきたりながら私の考えです。

「勉強をする際、自分自身が一番のライバル」と多くの人は言われますが、これが出来るのは本当にストイックな人だけだと思います。そのため私は自分のライバルを設定して、自分が怠けたらその分置いて行かれる、ライバルが怠けたら差をつけるチャンスと考えて勉強に励みました(サウスピークでは怠ける人がいませんでしたが)。

他にもサウスピークではTOEICの試験の点数に応じてレベル分けされており、それが星の数で示されていたので学習の動機付けになりました。私は3つ星クラス(TOEIC 450?595点)からのスタートでしたが、わざわざフィリピンまで来た訳ですから最終的には5つ星クラス(TOEIC800点以上)に到達する事を目標にしました。

Satoshiさんのバッジ

レベルアップして限定解除する。そうしたら高い英語スキルを持つ人達とグループレッスンを行える様になり、教師も高度な表現を教えてくれる様になる。こうした身近な目標があったからこそモチベーションを維持する事ができたのだと思います。

サウスピークは自習時間が長く、カリキュラムにも柔軟性があって良かったです。留学の最後の1ヶ月は「自分は何をしにフィリピンに留学に来たのか?」と思う位にTOEIC試験対策に集中する事ができました。TOEIC対策ばかりでしたが、当初の目標を超える800点強を獲得する事ができ本当にこの学校に来て良かったと思います。

生活面では滞在していたドミトリー(Room B)が良かったです。部屋も広く、雨漏りもなく、風通しも良かったため住環境で悩まされる事はありませんでした。次回があればまたこの部屋に滞在したいです。

 

フィリピン留学の動機、英語学習の動機

私は地方の企業で自動車部品の量産を統括する部署に所属しており、そこでものづくりに関わるほぼ全ての業務を担当していました。仕事で英語を使用する機会は全く無く、英語は転職の時に箔が付く物と言った程度認識でした。しかし、2008年のリーマン・ショックを皮切りに円高等も相まって企業の海外移転が加速化し、会社を取り巻く環境が変わりました。

海外生産ができないのであれば案件の見積もりすらさせてもらえないと言う話を社内外で聞く様になりました。海外進出の動きは今後も続く事はまず間違いなく、日本国内の産業の拠点としての重要度はどんどん落ちている、その様な情勢の中私の様に何の専門知識もない人間はどうなるのだろうか?それ所か文系の癖に英語すら満足に出来ない人間が今後生き残れるのか?と言った不安が日に日に募っていきました。

そんな中かねてよりTwitterでフォローしていた@HAL_Jさんがサウスピークを設立すると言う話を目にし、ちょうど転職を考えていた時でもあったためサウスピークへ留学する事を決心しました。その際他の留学先は特に考えませんでした。

サウスピークに来て驚いたのは最上級の5つ星クラス(TOEIC800点以上)、Advancedの生徒に想像以上に技術系の方が居た事でした。専門知識もあり英語も出来る人がわらわら居る、不安はそこで危機感に変わりました。フィリピン留学の間に英語で最低限聞く事と読む事が出来る様になっておかなければ話にならない。これがサウスピークでの留学生活の大半をTOEIC試験対策に割り振った理由でもあります。

 

Satoshiさんにとってのフィリピン留学

私にとってフィリピン留学は予備校での学習の様なものでした。衣食住の生活全部の面倒をみてもらえて、また英語学習の競争相手が身近にいる環境が良かったです。

マンツーマンレッスンで関わったフィリピン人講師達は皆真面目でした。キャラの面白い人も居ましたが教える事に関しては真摯です。特に文法で分からない点を教えてもらえた事は助かりました。たとえその時に答えられなくてもわざわざ持ち帰ってまで調べ、翌日には必ず答えを返してくれました。

 

これからサウスピークへ来る人へ

自分の上げたいと思う英語力を最高でも2つまでに絞った方が良いと思います。留学と聞くと読む・書く・話す・聞くの4技能を満遍なく上げたいと考えるかもしれません。でもそれはまず無理です。私は3ヶ月かけてTOEICの点数を上げるだけでやっとでした。

サウスピークの様な環境は中々ありません。ここでは朝起きてすぐに勉強が出来ます。そして日本で勉強するのと較べて、衣食住の費用も手間も圧倒的に安く抑える事が出来ます。

もし集中的に英語学習をしたいのであれば、フィリピンで引き篭って勉強すると言う選択肢も有りだと思います。サウスピークを大人の予備校、もっと言うと英語合宿所として活用してみてはいかがでしょうか。

 

この記事を書いた人 @HAL_J

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執筆者
柴田 はるじぇー @HAL_J
  • twitter

柴田 はるじぇー @HAL_J

セブ島にある語学学校サウスピークの英語学習アドバイザー。著書に「3ヶ月でTOEIC300点上げるフィリピン留学」「20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ」