高校卒業後にフィリピンのサンカルロス大学へ進学されたSawaさんにインタビューを行いました。

海外の大学進学のきっかけや授業内容、生活スタイル、必要な英語力について、具体的なお話を聞いて4本の記事にまとめています。

1記事目は、フィリピンの大学への進学したきっかけと入学準備についてまとめました。海外の大学への進学を考えている方もそうでない方も、日本とは異なる大学生活についてぜひ知識を深めてみてください。

Sawaさんの大学入学までの流れ

  • 2018年3月:京都の高校を卒業
  • 2018年 6月:大学入試
  • 2018年8月〜:サンカルロス大学 ビジネスのマーケティングマネジメント専攻に在籍中

Sawaさんがフィリピンの大学に進学した理由は、フィリピン人への興味や比較的安い学費による

―――Sawaさん、今回はインタビューにご協力いただきありがとうございます。Sawaさんは、フィリピンのセブ島にあるサンカルロス大学に通われているそうですね。まずはじめに、フィリピンの大学に留学しようと思った経緯を教えてください。

高校へ入学した時点では、日本の大学への進学を考えていました。受験シーズンになったときには、慶應大学などを視野に入れていたのですが、大学へ行ったところで特にやりたいことが見つからないなと思っていたんです。

一方、海外に行きたいという考えも持ってはいました。しかし、高額な学費を誰が払うのかというところで親が反対していたんですね。

そのとき、フィリピン人の友達が「フィリピンの大学1年間の学費は、語学学校1ヶ月分よりも安いから、こっちに来ればいいよ」という選択肢をくれたため、進学を現実的に考えはじめました。

※語学学校1ヶ月分の費用について:
サウスピークのオリジナル校(6人部屋)へ1ヶ月留学する場合、留学料(レッスン料、食費、寮費)、登録料、現地納入費で約23万円となります。
参考:実際、サウスピーク留学費用の総額はいくらかかるのですか?

―――フィリピンの大学ってそんなに安く進学できるのですか?

そうですね。学部にもよりますが、フィリピンの大学の授業料は、私立であっても1年間に20~40万円くらい(学校と学部による)です。

「大学で学問を学ぶ」という視点で考えても、フィリピンの大学は少人数制の授業であることが魅力的だと感じました。グループディスカッションや、自分で調べてプレゼンする機会が多いということを知り、直感で「面白そう」「一度行ってみたい」と考えたんです。

―――なるほど。他にフィリピンを選んだ理由はありますか。

私が初めてフィリピンに来たのは高校1年生のときです。当時は高校のプログラムで語学学校へ進学するというもので「遊び」の要素が多く、あまり勉強した記憶はありません。

そのときに現地の人と関わりながら「フィリピン人って、優しくて面白いな」と思って。また1人で来ようと考えて以来、高校2年生以降の長期休暇中は毎回フィリピンに来るようになっていました。

―――そこでフィリピンのとりこになっていたんですね。

時間があるたびにフィリピンに来て、地元の人の家に泊まってローカルを味わっていました。そのような生活を体験しつつ「いつか長期で住んでみたいな」と思っていたところ、フィリピン人が「大学進学」という選択肢をくれました。これで、行こうという気持ちが高まりましたね。

―――「1人でフィリピンの大学へ進学する」となったとき、親御さんからは何と言われましたか?特にSawaさんは女性ですので、周りの方も心配されたのではないかと思いますが。

家庭の事情があり、親は金銭面を気にしていたようです。ですから、学費に関しては、日本国内も含めてどこの大学に進学すればいくらかかるのか、全て見積もりを出しました。

具体的には、日本の私立大学へ進学し下宿した場合としなかった場合、フィリピンの大学に進学した場合などですね。

計算したところ、1年間のフィリピンの大学の学費と生活費、ビザ代、航空券など全て合計すると100万円くらいだったんです。

―――日本の私立大学へ行くより金銭的な負担は少ないんですね。その他、親御さんの不安は解決されましたか。

フィリピンに対し、教育水準が低いようなイメージがあったようですが、そこに対しては「英語を学べる」ということをアピールしました。

また、親としては私が4年間通えるか不安だったそうです。話し合いを重ね、「1年間通って、無理だったら帰ってくればいい」ということで考えがまとまりました。

最終的には、親がフィリピンに行った際に「娘がサンカルロス大学に行きたいと言っている」と話をしたところ、周りのフィリピン人も必要な情報を送るなど手助けをしてくれたことで納得したようです。

セブ市内の様子

―――Sawaさん自身も、親にフィリピンへの進学を許可してもらうためにいろいろな策を練られたのですね! サンカルロス大学以外に、フィリピン国内で入学を考えたところはありますか。

フィリピン大学(フィリピンで1番偏差値の高い大学)も視野に入れていましたが、提出物が間に合いませんでした。

他も考えつつ、できるだけレベルが高いところ、ビザ手配なども含めて外国人へのサポートがしっかりしているところを考えサンカルロス大学に決めました。

サンカルロス大学は、フィリピンのセブ島にある私立の大学

フィリピン・サンカルロス大学留学生の写真

―――Sawaさんが通われているサンカルロス大学について教えてください。

サンカルロス大学は、フィリピンのセブ市にある私立大学です。現在は、18ヶ国から計128人の外国人留学生が在学しています(2018年の情報)。

アジア大学ランキングでは、青山学院大学などと同じくらいのレベルとされています。

―――留学生はどういった国出身の方が多いですか。

韓国人が1番多いです。2番目に多いのがパプアニューギニア人、次が日本人です。

約半年前、同時期に入学した日本人は11人いましたが、交換留学の方などは帰国し、今残っているのは8人です。

サンカルロス大学に入学するまでの、おおまかな流れ

大学の友人たちと

―――サンカルロス大学に入学するための流れを教えてください。

大学入学までにやることはこちらです。

サンカルロス大学入学までの大まかな流れ

    • 1.必要な書類をそろえる
      (英語版の高校成績証明書や卒業証明書、戸籍謄本、TOEFLやIELTSの結果証明書など)
    • 2.そろえた書類を外務省に提出する
    • 3.フィリピン領事館でレッドリボン(領事認証)を取得する
    • 4.大学に書類を提出する
    • 5.受験日程を決める
    • 6.フィリピンへ渡航し筆記試験を受ける
    • 7.外国人オフィスで試験結果を受け取る。合格であれば面接試験へ。
    • 8.合格し、入学手続きへ

―――大学に入るには入学試験があると思うのですが、試験はどのように行われるのでしょうか。

日本だとあらかじめ決まっている日に受験者が一斉に入学試験を受けますが、フィリピンの場合は日時が決まっているわけではありません。

4月〜7月の間、自分の都合のよいときに受験するスタイルです。

とはいえ、各学部の定員に達したら募集終了となるので早く受験したほうがよいですね。

―――好きな時に受験できるとは、日本とは違いますね。Sawaさんはいつ頃受験されたのですか。

私は6月に受けて、第一志望のマーケティング学部は定員締め切りギリギリでした。友人は、5月に資料を集めを開始しそれらが揃った7月に受験をしましたが、希望の学部が定員に達していたので他学部に入学したようです。

フィリピンのサンカルロス大学への入試科目は、IQテスト、数学、英語、(理科)、面接

―――入学試験はどのような内容でしたか?

試験科目は、IQテスト、数学、英語、理科(理系科目受験のみ)です。

IQテストは、ネットで検索して出て来るような問題が多く出題されました。

数学の試験は、日本でいう中学生レベル。具体的には分数の計算、四則計算、文章問題、図形問題などです。

英語は、文法問題や長文読解が主に出題されました。理科は受験していません。

どの科目も試験時間は40分です。IQテストと数学に関しては、それぞれ約80問を時間内に解かなければければならず、時間との勝負でした。

ちなみに全てマークシート式の試験ですが、問題用紙への書き込みは禁止されています。計算問題も書き込んではいけないため、全て暗算で行いました。

※英語に関しては、受験申請の段階でTOEFL61もしくはIELTS6.0が必要です。詳しい勉強法については4記事目〜をご参照ください。

―――筆記試験のあとは、どのような流れになるのでしょうか。

外国人オフィスで筆記試験の結果をもらってから、各学部の担当者のところへ面接を受けにいきます。

面接では、なぜサンカルロス大学を受験したのか、なぜ日本でなくフィリピンの大学に進学したいのか、大学に進学して何ができるか、といった項目について聞かれました。

―――書類集めから筆記試験、面接まで、忙しそうですね。最終的に合格したかどうかはどのようにして確認できるのですか。

直接大学に聞きに行く、もしくは電話で合否を確認しました。

第一志望の学部に入れない場合は、現状の成績で入れる別の学部やコースへ進学するように言われるそうです。

―――そこで合格が確定し、大学生活がはじまりですね!

 

1記事目では、Sawaさんがフィリピンのサンカルロス大学に行こうと考えた理由や、大学入学までに必要な書類の準備、入学試験、英語力についてうかがいました。

Sawaさんのサンカルロス大学進学インタビュー2記事目では、大学生活について紹介しています。フィリピンの大学の授業は、少人数制でプレゼンテーションが多いとのことです。具体的な授業の内容や、日本人が苦労する点、大学の時間割などについて詳しくお話を聞きました。ぜひ次の記事もご覧ください。

2記事目:高校卒業後はフィリピンの大学へ!セブのサンカルロス大学へ通うSawaさんに聞いた、リアルな大学生活と必要な英語力 ~大学生活編~

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