Sawaさんのフィリピンのサンカルロス進学インタビュー。3記事目では、私生活についてお伝えします。

Sawaさんはフィリピンのセブ島でホームステイをされています。現地の家庭に住むリアルな生活と、フィリピン人や他の留学生仲間の生活について聞いてみました。

1記事目:高校卒業後はフィリピンの大学へ!セブのサンカルロス大学へ通うSawaさんに聞いた、リアルな大学生活と必要な英語力 ~留学のきっかけと準備編~

2記事目:高校卒業後はフィリピンの大学へ!セブのサンカルロス大学へ通うSawaさんに聞いた、リアルな大学生活と必要な英語力2. 〜大学生活編〜

ホームステイは異文化体験ができるほか、学習環境も整っている

ホストファミリーと食卓を囲んでの1枚

―――Sawaさんは、フィリピンでの生活中どちらに滞在しているのですか。

現地の家庭でホームステイをしています。

―――フィリピンでホームステイとは、珍しい体験をされているんですね。ホームステイ先はどのように見つけたのですか。

1番はじめのきっかけは「うちに泊まったら?」と誘われたことです。1度宿泊してみて居心地がよかったので、そこからホームステイにはまってしまいました。現在住んでいるところは2ヶ所目になります。大学入学前に通っていた語学学校の講師のご自宅です。フィリピンの中では裕福な家庭ですね。

―――アメリカなど先進国留学のホームステイですと、エージェントなどを使い誰かに探してもらうイメージですが、Sawaさんはご自身で見つけたのですね。ホームステイ生活はどうですか。お食事や、生活環境について教えてください。

食事は、フィリピンの普通の家庭料理ですね。豚肉や野菜の炒め物、魚を揚げたもの、チョリソー(ソーセージ)などを食べています。

シャワーやトイレについては、日本の生活とは違いますね。住んでいるエリアは、水を使いすぎると断水が起こってしまいます…

―――えっ、そうなんですか(裕福な家庭と言っていたのに…)。

家にシャワーはありません。大きな水瓶に張ってある水を洗面器で体にかけるのがシャワーの代わりです。お湯は出ません。湯沸かし器をつけないかとファミリーへ聞くと、「ヤカンでお湯を沸かしてそれを使えばいいじゃない」と言われました(笑)。

あとは、トイレの水も水洗ではなく、バケツの水を汲んで自分で流すスタイルです。

―――日本とは全く生活環境が違いますね。実際に生活してみてどうですか。

私は「ローカルな暮らしこそが海外生活」だと思っています。楽しいですよ。日本の親も、ホストファミリーと会っているので、ここを出るといったら止められると思います。大学卒業までいるつもりです。

大学の勉強に集中できるのが、ホームステイ生活の良さ

ファミリーとの集合写真

―――Sawaさんの1日のスケジュールを簡単に教えてください。

毎日このようなタイムスケジュールで過ごしています。

Sawaさん1日のスケジュール

  • 6:00  起床
  • 6:30  学校へ
  • 7:30  授業開始
  • 16:30  授業終了
  • 17:30  帰宅後、ホストファミリー(子ども)の世話
  • 18:30  夕食
  • 19:00 大学の課題
  • 24:00    就寝

―――予定がびっしりですね。ホストファミリーの子守もされているのですか?

そうです。家のドライバーと一緒に学校へ迎えに行き、帰宅してからは自分の課題をする前に子どもの宿題を見ています。

―――忙しそうですね。ホームステイ先から大学まではどのように通学されているのですか?

最初の半年は、毎日車で送り迎えしてもらっていました。でも、いわゆる「フィリピンタイム」でよく学校に遅刻してしまっていたので、今はジプニー(フィリピン人が日常的に使う乗り合いバス)で通っています。通学時間は渋滞によりますが、40分〜1時間です。

フィリピンの乗合バス、ジプニー

―――フィリピン人と暮らす中で戸惑うことはありませんでしたか。

そうですね、今は自分の部屋があるのですが、最初に泊まったときはキングベッドとソファーのある部屋に6~7人で雑魚寝しなければならず、驚きました。

―――えっ…かなり過酷ですね。

そうですね。まあ、親切にしてくれる家族だったのでいいかなという感じでした(笑)。

―――一方、ホームステイのよいところはどういった点ですか。

勉強に集中できるところですね。

大学生活は課題があって忙しいので、自炊や洗濯など自分のことをするのがしんどいです。その点、ホームステイだと食事など身の回りのことはお手伝いさんがやってくれるので勉強に集中できます。

―――Sawaさんとしては、よい環境で暮らしてらっしゃるのですね。ちなみに、他の日本人の留学生はどこに住んでいるのですか。

友人は、家族でフィリピンに来ていたり、1人暮らしをしたりと様々です。1人暮らしの物件は、フィリピン人の友達に聞いて見つけることが多いようです。クラスメイトのグループチャットに家を探していると投稿したところ、友達の家にホームステイしてよいことになったケースもあります。

その他、寮に住む人、金銭的に余裕がある人はマンションの契約をするなど、選択肢は多いです。

―――住んでいる場所は、留学生によって違うのですね。とても貴重なお話をありがとうございます。

フィリピン人と日本人の友人、バランスよく付き合っている

マレーシアからの留学生と

―――Sawaさんの交友関係についてもお話を聞かせていただければと思います。お友達はどこの国の方が多いですか。

入学してすぐの頃は、フィリピン人と仲良くしていました。やはり初めての大学生活でしかも海外となると分からないことがたくさんあります。それを教えてもらうには現地の人と仲良くするのが1番です。

2学期になった今は学校のルールを覚えて1人でこなせるようになりました。ですから、日本人とも一緒にいます。そのほか、韓国やパプアニューギニアからの留学生とも仲良くしています。

フィリピン人の友達とは、金銭感覚が合わないと感じることがあるんですよね。

―――大学に進学するようなフィリピン人とも、やはり金銭感覚は違うのですね。フィリピン人の同級生は、日本の大学生と同じようにアルバイトをされているのでしょうか。

コールセンターやジョリビー(フィリピンのファーストフード店)で働いている友達もいましたが、大学と両立できなくて辞めてしまいました。毎日の大学の授業に加えアルバイトとなると、2つを同時にこなすのは簡単なことではないです。

アルバイトの他、学内で物を売って稼いでいる学生もいます。自分で作ったブラウニーを売ったり、バレンタインにはバラをラッピングして1本40ペソで売ったりなどですね。バラを指定した場所に届けて欲しいときは+10ペソといったように、いろいろな方法でお金を稼ごうとしています。

―――なるほど。フィリピン人大学生がお金を稼ぐ方法は、アルバイトだけではないのですね。

学費と生活費、合わせて1年間で100万円あればフィリピンの大学進学は可能

―――これまでの話から、Sawaさんが異国の文化を楽しみながら、たくましく大学生活を送っていることが分かりました。金銭的な面について伺いたいのですが、フィリピンの大学に行くには、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。

1ヶ月の生活費は5万円あってお釣りがくるくらいです。

私の場合、ホームステイ滞在費は4,000ペソ(約8,500円)が基準です。加えて、エアコンをたくさん使った月などは電気代をプラスでお支払いしています。その他の出費は食事や娯楽費などです。

他の友人の中には、生活費20,000ペソくらいでやりくりしている人もいます。

その他も合わせると、1年間で必要な費用は下記のようになります。

年間の学費 20万円
年間のビザ代15,000ペソ 3万円
生活費(月5万円×12ヶ月) 60万円
日本との往復航空券(4回分) 17万円
合計 100万円

―――生活費や航空券も入れて100万円なのですね。日本の私立大学ですと授業料と施設維持費だけで年間100万円を超えますので、フィリピンの大学のほうが圧倒的に安いですね。

そうなんですよ。親にもそれを伝えると「日本の大学に行くと、学費だけで100万円かかる。お金がかかるのは、日本にいても海外にいても同じだから、フィリピンに行けばいい」となりました。

※参考:文部科学省HP 私立大学等の平成28年度入学者に係る学生納付金等調査結果について

―――フィリピンのホームステイ生活から友人関係、金銭面まで、貴重な話を聞かせていただいてありがとうございます。

 

4記事目ではこれまでのまとめと、フィリピンの大学進学に必要な英語学習について解説しています。

4記事目:高校卒業後はフィリピンの大学へ!セブのサンカルロス大学へ通うSawaさんに聞いた、リアルな大学生活と必要な英語力 〜まとめとTOEFL対策〜

英語初心者は、まず「TOEFL準備コース」で基礎的な力をつける

TOEFLは、主にアメリカの大学・大学院への留学や編入学をする際に、英語力の基準を満たしているかどうかの指標とされる試験です。

英検やTOEICより難易度が高いため、英語初心者の方がいきなりTOEFLの対策を始めるのは効率がよくありません。そこで、サウスピークでは、中学レベルの英文法が身についていない方にも対応した「TOEFL準備コース」を開講しました。

TOEIC600点に満たない方は、まずは「TOEFL準備コース」で基本的な英語力を身につけましょう。

詳しい内容は、英語学習初心者でもTOEFL対策ができる「TOEFL準備コース」のご紹介を参考にしてください。