海外ボランティアでエクアドルの子どもたちに英語を教えたShoheiさん、中学の英語教員に戻る前にTOEIC840点までレベルアップ

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名前 Shoheiさん
職業/年齢 20代後半、中学校教員(英語科目)
留学期間 11週間
開始時の英語力 TOEIC700点(L370 :R340)⇒840点(L470 :R370) 140点アップ!

ーー早速ですが、サウスピークに来られる前はどのようなことをされていたのですか?

高校生のときに1ヶ月間オーストラリアに交換留学に行き、大学生のときに3ヶ月間卒業論文の研究でアメリカに行きました。

そして、大学卒業した後の3年間は英語教育に携わっていました。最初の1年は中学校で英語科目の教員をし、その後海外ボランティア活動の一環で2年間南米エクアドルに滞在しました。現地では日本に居たときと同じように教員として小学校にて勤務しました。

ーーなるほど。英語教育者としてキャリアを積まれてきたとのことですね。それではそんなShoheiさんが、なぜサウスピークへ留学しようと思われたのですか?

サウスピークを選んだ理由は2つあります。まず最初の理由は、TOEIC(R)試験の点数を上げたかったからです。実は私は英語教員をやっていながら、人に胸を張れるような英語の資格を持っていなかったんですよ(留学前TOEIC700点)。

英語教員の世界でも、これからは英語資格が必要だなと思う機会が増えてきています。例えば、大学入試でもTOEFL試験が導入される予定です。このように国全体の方針としても、客観的な学力を証明する英語資格を評価する時代になってきています。それを考えると英語力を証明する資格を持っていた方が良いなと思い始めました。今年2月から日本の学校で働き始める予定ですので、それまでの間にどのような英語資格が取れるか考えてみたんです。そこでまずはTOEIC(R)試験だと考えました。

もう1つの理由としては、これから日本の教育産業に携わり一石を投じたいと考えているので、日本人英語学習者に最適化された英語学習環境で、「英語学習に対して真剣な人たちが集まる語学学校」というものを見てみたかったです。結果、サウスピークに留学しようと決めました。

実際留学してみて実感しましたが、さまざまな経歴や想いを持った人たちが来ており、そして「英語学習」という共通課題で繋がっていました。例えば、大学生から大手外資系企業のITエンジニアの方まで幅広い業種・職種の方がいらっしゃいました。これから様々な方の人生に教育という面から携わっていく自身として、多様な人達に出会えたことはとても勉強になりました。

「エクアドルの子供の笑顔」が英語教育を志す原点

ーー私もShoheiさんは色んな生徒の方と話をされているところを拝見したことがあります。ところでShoheiさんが携わりたい「教育」とは具体的にどの分野のことでしょうか

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今は「英語教育」に携わりたいなと考えています。大学生の頃から教育の世界に携わりたいと思っていました。最も大きな社会的影響を与えられるものが学校教育でした。こう考えて学校教員という道を選びました。

大学卒業後は英語教師として仕事をしてきましたが、当初は英語教育よりも教師という仕事全般に魅力を感じていました。しかし、海外ボランティアの一員としてエクアドルに赴任したとき、「あれ、英語教育って良いな」と思える出来事があったんですよ。ここが私にとっての原点でした。

私は海外ボランティアとして、南米・エクアドルで人口4,000人ぐらいの町の小学校で働くことになりました。私の配属された小学校には約300人の子どもたちがいたんです。その中に頭の良い子たちが4人いました。すごく優秀な子たちだったのですが、エクアドル人の先生の質が高いとは言えず、先生が優秀な生徒に指導することが難しいという状況があったんですよね。

彼らの授業を見学していて分かったことが有ります。その学校の教育では「できない子」へ教えることの焦点が合っていて、「できる子」たちが置き去りにされていたんですね。4人の優秀な子たちも「先生はできない子たちに集中するしかない」という事情はわかっていて、学校には進学するための成績を取るためだけに登校していました。この光景が私の目には哀しく映りました。

例えば、その4人の中の1人がとても真面目な子で、実家が農家で表向きには「将来僕も家業を継ぐんだ」と言っていました。ただ「本当は看護師になって海外で働けたらいいのになって思うんだよね」と零していました。頭の良い子だからこその悟りのようなものがあったのかもしれません。

ーー元々優秀な子たちなのに、実家の状況などが理由で可能性が頭打ちしていたんですね。

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「優秀なこの子たちの将来のために何かできないか」と思い、私は彼らに対して特別授業として、放課後に英語を教えることにしました。ちょうどその頃1年に1回、アメリカの慈善団体から派遣されてくるアメリカ人学生ボランティアが2ヶ月ぐらい滞在する時期が近づいていました。「アメリカ人が3ヶ月後に来るから、彼らに自己紹介ができるようになろう」という目標を立てたんです。

子どもたちも最初は授業がもっと受けられると喜んでいたんですが、だんだん私のことを「この人が教えてくれている英語は本当に正しいのかな」と疑い始めたんですね。確かにそうですよね、そもそも英語は私にとっても第二言語だというのは彼らもわかっています。

そのときスペイン語を使って英語を教えていたんですが、「スペイン語もままならない日本人が本当に英語をよく知っているのか」という疑念が子供たちの中に生まれたんです。授業をしていて、子供達から不信感みたいなものを一身に感じました。「この英語、本当に通じるの?」と何度も聞かれたり、苦しかったですね。

「自分が教えている英語が正しいことを証明できるのは、実際にアメリカ人が来た時しかないな」と感じながら教えていました。それで3ヶ月後慈善団体のアメリカ人ボランティアが来て、子どもたちが自己紹介を行う機会が訪れたんです。

結果、彼らはとても上手く自己紹介をやってのけました。ちゃんと自己紹介して、質問もして、相手も頷いて、ちゃんと会話が成立していました。その瞬間、4人の子どもたちは本当に良い顔をしてたんですよ。私の方を見てニヤッとしました(笑)。もうその顔が忘れられないんですよね。それで「ああ、英語教育をやっていこう」と心の底から思えました。

英語力の伸びを感じられたのはTOEIC SWレッスンと1日5時間の音読学習

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ーーエクアドルでの英語授業がShoheiさんが英語教育者としての原点になったということですね。では、実際にサウスピークではどのように英語学習を行いましたか?

レッスン科目としては、発音矯正レッスン1コマ、TOEIC SWレッスン1コマとマンツーマンレッスン2コマを受講していました。加えてグループレッスン1コマを加えた計3コマですね。その他の時間はレッスンの予習復習に加えて、TOEIC(R)試験対策を行いました。学習方針としては基本的にはカリキュラムを信頼して、スタッフの指示通りに学習することを心掛けていました。

例えばTOEIC SWレッスンでは、TOEIC SW試験の形式と同じように15秒、30秒、60秒という制限時間内に自分の意見を述べられるよう学習していました。実際、留学前に録音した自分の解答音源と現時点での解答音源を比較したとき、表現できる英語表現の幅や英単語の速度が明らかに変わっていました。

毎日取り組めばここまで変わるんだなと驚きましたね。英語表現・英単語の知識はTOEIC700点レベル程度は持っていたと自覚しています。自分の課題はそれをアウトプットする場だと考えていたので、TOEIC SWレッスンは有用でした。

また、卒業前の1ヶ月間はほぼ毎日英作文に取り組んでいました。TOEIC SW試験問題の形式に従いながら30分以内にエッセイを書いて、講師に作成した英作文を確認してもらっていました。間違っている箇所については、なぜこの英語表現だと誤りなのかを理屈と共に教えてもらったのがためになりました。単なる文法的な正否だけではなく、英語表現の微妙なニュアンスを丁寧に説明してくれたのが良かったです。英作文の添削については、サウスピークの講師をとても信頼できます。

ーースピーキングやライティングでは、具体的にどのような指摘が講師からありましたか?

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最初、お前はBossy(「偉そう)の意)だとすごい言われました(笑)。指摘されれば「なるほど」と思うようなことが多かったですね。「幼稚に思われるので『 I 』ばっかり使わないように」ということや、「丁寧さを表現するためには文章を単純化し過ぎず、一定以上に長くしよう」という指摘を頂きました。

また、TOEIC SWの問題文で、商品の発送が遅れて客先からクレームがきたときの文章表現に単なる「Can you ~?」ではなくて、「Would you mind if ~?」とより丁寧に表現する方が良いということも、勉強になりました。丁寧に文章を見てくれる人がいないとこのくらい細やかに指摘してもらえないので、担当してくれたフィリピン人講師に感謝していますね。

ーーその他、英語学習において心掛けていたことはありますか?

学習オリエンテーションでの指示通り、いやそれ以上に音読学習は徹底して行うようにしていました。音読学習は本当に良いですね。英文を聞き込むリスニング学習と一緒に取り組んでいたので、指定教材はほとんど全ての英語表現を覚えてしまうぐらい音読していました。これくらい音読すると、言葉が自然に口から出てくるようになりますね。

大体1日4~5時間は音読していました。リスニング学習も一工夫して、1人部屋の中で直接スマートフォンのスピーカーから音を出して聴くようにしていました。海外生活の実体験から、「綺麗な英語ばかり聞いていても英語は聴き取れるようにならない」ことを痛感していたので、私はあえてそういう勉強方法にしてましたね。

あとは、レッスンと自習学習で覚えた表現は意図的に日常生活で利用するよう心掛けていました。海外ボランティアの研修時にスペイン語を徹底的に学習した経験があるんですが、「実際に喋る機会がないと、語学の伸びは実感しづらい」ことを感覚的に知っていたので、今回は覚えた表現を使うことを意識しました。

ーー本日はありがとうございました。引き続き頑張って下さい!

2月からは日本の中学校で英語教員としてまた働き始めます。そして10年間は英語教員として経験を積み、その後にレベルの高い英語教育を提供できる何かをつくっていきたいですね。頑張ります!

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神農 亮

海外就職アドバイザー。インドネシアでの勤務経験を生かし、海外就職・海外転職対策講座にて海外就職のサポートを行っています。海外就職をメイントピックにした個人ブログ Keep Rockin’!BRO を運営中です。Twitter IDは@kanchan_r