ここでは、海外留学を目指す日本人に必要とされるTOEFLスコアとセクションごとのスコア配分について説明します。まず一般論から言って、日本人はTOEFLにおいて、スピーキングで高得点を取ることが難しいです。そのため、TOEFLを受講する日本人の受講者は、スピーキングでの点数を他のセクションで補う必要があります。

(*実際に過去の日本人受講者の平均点を参照しても、スピーキングの平均点は、ライティングやリーディングに比べて劣る傾向にあります。)

この記事では、そのような現実的な観点から、想定されるTOEFL iBTのスコア表を下記にまとめました。高得点を目指す上で、当然ながらスピーキングも伸ばす必要はありますが、他のセクションでスピーキングの点数を補う形となっていることがわかります。サウスピークのTOEFLコースでは、下記のような点数配分を獲得することを想定した戦略的な授業構成となっています。

TOEFL80点以上あれば、約80%の米国の大学の入学基準を満たします。サウスピークで考える日本人がTOEFL80点を取るために最短で目指せる各セクションの点数は、リーディング22点、リスニング20点、スピーキング18点、ライティング20点です。

TOEIC600点(リーディングセクションが300点以上)の英語力があれば、3ヶ月程度でこの英語力の到達が見込めるような設計の元にカリキュラムを作成しています。

日本人の受講者が目指すTOEFLiBTスコアと配分
合計点 リーディング リスニング スピーキング ライティング
60 18 15 13 14
70 20 18 15 17
80 22 20 18 20
90 25 23 20 22
100 29 27 22 22

TOEFLiBTにおいて、日本人受講者はどこのセクションに焦点を当てるべきか?

上述したように、スピーキングやライティングでは、一般的に日本人の受験者は高得点を取得するのが難しいことを考えると、リスニングとリーディングの両方に重点を置く必要があります。

特にTOEFLではリスニングセクション対策に時間や労力を費やすことが非常に有効です。その理由としてはスピーキング及び、ライティングセクションにおいては、リスニング力が必要となるIntegrated Task(統合型問題)という問題が含まれているからです。

これらの問題には高いリスニング能力の運用がタスクパフォーマンスとして含まれてくるため、ノートテイキングの仕方と共にリスニングの練習を繰り返すことが重要です。つまり、高いリスニング運用能力があると、受験者はリスニングセクションのみならず、スピーキングとライティングセクションの両方でも、より良いスコアを獲得する機会が増えることになります。

逆にいうと、リスニング力が低いとスピーキングとライティングでも高得点を狙うことが難しくなります。

TOEFLで目標点に到達するためにはどのくらいの留学期間と学習時間が必要か

では、次にTOEFL iBTの必要な点数に到達するためには、どのくらいの留学期間と学習期間が必要かについて説明します。

TOEFLiBT 60点を目指す場合
留学前のスコア 必要留学期間
学習時間
必要な試験回数 推定される上昇値 期待できるスコア
Total Score: 36
Reading:      11
Listening:      9
Speaking: 8
Writing: 8
8 – 12 weeks
480 – 720 時間
2 Total Score: + 24
Reading:      +7
Listening:     +6
Speaking:    +5
Writing:        +6
Total Score: 60
Reading:     18
Listening:    15
Speaking:    13
Writing:        14
TOEFLiBT 70点を目指す場合
留学前のスコア 必要留学期間
学習時間
必要な試験回数 推定される上昇数値 期待できるスコア
Total Score: 50
Reading:      15
Listening:      13
Speaking: 10
Writing: 12
12 weeks
720 時間
2-3回 Total Score: + 20
Reading:      +5
Listening:     +5
Speaking:    +5
Writing:        +5
Total Score: 70
Reading:     20
Listening:    18
Speaking:    15
Writing:        17
TOEFLiBT 80点を目指す場合
留学前のスコア 必要留学期間
学習時間
必要な試験回数 推定される上昇数値 期待できるスコア
Total Score: 60
Reading:      18
Listening:      15
Speaking: 13
Writing: 14
12 -16weeks
720-960 時間
2-3回 Total Score: + 20
Reading:      +5
Listening:     +5
Speaking:    +5
Writing:        +5
Total Score: 81
Reading:     23
Listening:    20
Speaking:    18
Writing:        19
TOEFLiBT 90点を目指す場合
留学前のスコア 必要留学期間
学習時間
必要な試験回数 推定される上昇数値 期待できるスコア
Total Score: 70
Reading:      20
Listening:      18
Speaking: 16
Writing: 16
16 -24weeks
960-1440 時間
3-4回 Total Score: + 20
Reading:      +5
Listening:     +5
Speaking:    +4
Writing:        +6
Total Score: 90
Reading:     25
Listening:    23
Speaking:    20
Writing:        22
TOEFLiBT 100点を目指す場合
留学前のスコア 必要留学期間
学習時間
必要な試験回数 推定される上昇数値 期待できるスコア
Total Score: 80
Reading:      24
Listening:      21
Speaking: 17
Writing: 18
20 -24weeks
1200-1440 時間
3-4回 Total Score: + 20
Reading:      +5
Listening:     +6
Speaking:    +5
Writing:        +4
Total Score: 100
Reading:     29
Listening:    27
Speaking:    22
Writing:        22

上記はあくまで予想された参考数値であるため、スコアの上昇数値や必要期間は、自身の英語力・TOEFLテスト受験力・学習する自己動機等によっても異なります。また、一部の教育機関などへの出願では、各セクションに一定の最低スコアが設けられる場合ある(Speakingセクション24点以上など)。自分が出願したい教育機関のTOEFLの応募要件を確認することが必要となります。

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