TOEFLで出題される学問領域の種類と数について

TOEFL iBTで取り扱われるトピックは、英語圏の大学生が1年目の学科コースで網羅すると想定される全ての学術系科目から選定されます。

学術系科目の一例は、芸術、文学、言語学、哲学、生物学、環境科学、生態学、地質学、天文学、物理学、人類学、経済学、教育、歴史、ビジネス、コンピュータ科学など多岐に渡り、約50程度の学術系科目がトピック扱われています。

各学問についてどの程度の理解が必要か

では、どの程度各学問について知っていればいいのでしょうか。

TOEFLの問題は、その学問の専門性を問うものではなく、英語力を測る試験のトピックとして扱われているため、各学問について完全に理解している必要はありません。(理解していれば大学に行く必要もありません。)

そのため、TOEFLの問題は専門的な知識がなくとも、出題されたリーディングやリスニングパッセージを読んだり聞いたりしただけで内容が理解・回答できるように設計されています。

大抵の文章では、主題を理解するための基本的な概念が扱われます。また、それらの主題を説明するための具体例や詳細についても尋ねられることもありますが、あくまで文章内からの情報でどれも回答できるものとなっています。

しかし、当然ながら各学術系科目について全く知らないよりは、当然知っている方が有利であることも間違いない事実です。

具体例を出すと、「Evolutionary theory (進化論)」と聞いて、すぐに「ダーウィンの話かな」と思いつく人の方が、進化論なんて全く知らないという人よりも有利ですよね。

専門性を持ち合わせている必要はないものの、すでに慣れ親しんでいるトピックに関する質問であれば比較的簡単に答えることが可能です。あまりパッセージを読み返す必要もなくなるため、パッセージの読解などにかける時間を節約することも可能です。また、リスニングなどでは聞き逃してしまった情報などを事前知識で補完することも場合によっては可能となります。

サウスピークのTOEFLコースでは 1ヶ月以内に、少なくとも10以上の学術系テーマ及び、それに関連する派生した各トピックについて学ぶことができます。 3ヶ月でのサウスピークでの滞在では、最も一般的な学術系テーマ及び派生するトピックの約60%を学習することが可能となります。

また6ヶ月の滞在では、学術系テーマ及び派生するトピックの80-90%を網羅することが可能です。サウスピークに長く滞在することで、より多くのテーマやトピックを体系的かつ計画的に学ぶことができる設計となっています。

TOEFLで出題される具体的なトピック

TOEFLで頻出のトピックから、さらに具体的な内容を見てみましょう。まずTOEFLのトピックは、芸術、生命科学、物理科学、社会科学の4つの主要なカテゴリーに分類されます。

芸術では、下記のようなトピックスが出されることが予想されます。

例:印象派と写実派の両側面を持ち合わせる現代画家のRose Frantzenについて
例:フランス南部にある約3万2000年前の洞窟(Chauvet cave)壁画について
例:Jazz音楽の歴史とその発展に寄与した人物達について

生命科学では、次のような詳細内容になることが予想されます。

例:アメリカ西部にしかいない絶滅の危機に瀕する渡り鳥とその保全の話
例:イルカが水中で行う3種類のコミュニケーションの話
例:2種類のモルモットの異なる生息域から生じる、特色的な行動の話

物理学では、次のような詳細内容になることが予想されます。

例:特定の地域の氷河の形成について
例:砂漠化の過程とその影響について
例:光の性質とそれらが人類に与える影響

社会科学では、次のような詳細内容になることが予想されます。

例:集団的社会行動とそれらがマーケティングに与える影響
例:小児発達の過程とそれに伴って、確認される子どもの特定の行動心理

一見とっつきにくいテーマだと感じる人も多いかもしれませんが、いずれも文章さえ理解できれば、背景の知識がなくても正解できる問題となっています。あくまでTOEFLは、トピックに関する専門性を問う試験ではなく、英語力を測る試験となっていますので、その点は安心してください。

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