英語学習者の皆さん、こんにちは。私達はフィリピン・セブ島の語学学校サウスピークです。

本記事では、TOEIC L&R試験と単語力・語彙数の関係についてご紹介いたします。初級レベル(TOEIC L&Rスコア200~400)でどれくらいの英単語を身につける必要があるのか、参考にしてくださいね。

「3ヶ月で平均点TOEIC 226点UP」を達成したサウスピークの実績

「3ヶ月で全生徒平均TOEIC L&R 226点UP」という成果を出した当校は、3,000人以上の卒業生を輩出し、英語力を向上させた全生徒の膨大な学習データとTOEICスコアデータを保有しています。そのデータを分析し、TOEICスコアの効果的レベル別学習ノウハウを確立しました。この記事も、そのデータが元になっています。
参考記事:2017年度TOEIC LR試験受講者全員のデータから分析。3ヶ月で「平均」TOEIC226点UP

【この記事の目次】
TOEIC(200~400点) 初級レベルの英語力とは
TOEIC(200~400点) 初級レベルで求められる語彙数

TOEIC初級(200~400点)レベルの英語力とは

ではまず、TOEIC初級(200~400点)レベルの英語力について分析します。

TOEIC400点台というのは、中高英語を70%ほど覚えているものの曖昧が知識で、リスニング慣れしていない層が当てはまる英語力と言えるでしょう。

つまりTOEIC400点以下の英語力とは、総合的に言うと、個々人の程度の差こそあれ実用面(読む、書く、話す)において最低限の事しか出来ない場合が多いと考えられます。超初心者とったところでしょう。

知識的な面でも中高英語の基礎が完全ではないので、「読む」では英語看板、センター試験レベルの長文、英語の漫画、程度が限界ではないかと思います。簡単なビジネスメールやチャット文などを読む事も可能かもしれません。

ただ、原著で小説を読んだり、英語ニュース記事をスラスラ読んだりする事は出来ないでしょう。よほど事前知識のある内容でないと語彙不足により、すぐに詰まってしまいます。知識が十分でないので、もちろん「書く」もおぼつきません。

「聞く」に関しては人それぞれです。短期のホームステイなどから帰ったばかりの高校生などであれば、基礎英語が乏しくても耳が英語の音に慣れているのでlisteningパートのスコアで稼ぐ事が出来ます。逆に受験英語の知識がある人だとreadingパートのスコアが高めで、listeningパートのスコアが低い構成となります。

「話す」に関しても同じです。会話慣れしている人は、日常会話は可能ですが、少し複雑な内容を伝える事は困難です。その日の天気や、今の気持ち、何処にモノがある。などシンプルな伝達が辛うじて可能なレベルだと考えられます。

また、TOEIC 300点以下なら中学レベルの英文法・英単語の理解すら、怪しい状態。中には「be動詞の使い分け」や「三単現のSの概念」といった中学1年生で学ぶ内容すらあやふやなこともあります。
※TOEIC L&R試験は、選択式のマークシート方式です。全問を勘で埋めたとしても「TOEIC300点前後なら取得できる」と言われています。(全200問で、最高点は990点)

参考記事
安河内哲也先生・連続インタビュー2 「TOEIC試験で400点が取得出来ない人へのアドバイス」

TOEIC200点レベルを徹底分析|TOEIC200点レベル(中学英語やり直し組の戦略)
TOEIC300点レベルからの脱出法!(中学英語からの再スタート)
TOEIC400点レベルを徹底分析|TOEIC400点台から脱出する勉強法

TOEIC(200~400点) 初級レベルで求められる語彙数

サウスピークは在校生を対象に「語彙数調査」と「速読調査」を行い、次のような結果を得ました。

【TOEIC スコアと語彙数】

TOEIC スコア 語彙数(語)
300点以下 1,729
400点台 2,494
500点台 3,195
600点台 3,640
700点台 5,040
800点以上 5,367

【TOEIC スコアと速読データ】

リーディングスコア (点) 平均速読文字数/分(語)
100-200 77
200-300 103
300-400 129
400-490  144

サウスピークが独自に行った語彙数調査では、TOEIC 300点以下の被験者の平均習得語彙数は1,729語、400点台の場合2,494語でした。TOEIC対策や英語学習者を始めたばかりのみなさんは、ぜひこの数値を目安に語彙力増強を図ってみてくださいね。
参考記事
英語の語彙力を高めるために”VERY”を使うのをやめよう
「語源暗記法」のすすめ
「語源暗記法」の参考書と学習方法

初級レベル(TOEIC 200点〜400点)なら『速読速聴・英単語 Basic 2400 ver.3 』を用いて単語力UPを目指しましょう。

分からない単語や文法事項をしっかり調べ、英文を音読して頭に入れましょう。そのプロセスを通して単語を定着させてください。詳しくはこの記事を参考にしてくださいね。
累計159万部突破『速読速聴・英単語シリーズ』著者:松本 茂先生インタビュー『「英語で学ぶ、英語で何をやる」の発想を!』

また、同様に行った速読調査によれば、リーディングスコアが100から200点の被験者は平均で1分間に77文字を読んでいることがわかりました。リーディングスコア100~200点相当で、文章を読むスピードが遅く圧倒的に解答時間が足りないという方は、このスピードを目安に読むトレーニングをしてみてください。
参考記事:累計159万部突破「速読速聴・英単語シリーズ」著者:松本 茂先生インタビュー『「英語で学ぶ、英語で何をやる」の発想を!』

これまで勉強をしてこなかった人達が数ヶ月間英語漬けの日々を送っても、突然英語が身につくといった奇跡は起きません。英語力を伸ばし続けるには、長期の継続学習が不可欠です。下の表を見てください。

【TOEIC L&R試験 スコア200点上げるために必要な勉強時間】
 200点から400点 ⇒  1,000〜1,200時間
 300点から500点 ⇒  750〜900時間
 400点から600点 ⇒  500〜600時間
 500点から700点 ⇒  500〜600時間
 600点から800点 ⇒  750〜900時間
 700点から900点 ⇒  1,000〜1,200時間

このデータはTOEIC L&R試験で、点数を200点上げるために必要な時間を示しています。こちらはサウスピークの卒業生による結果を集計し、導き出したものです。TOEIC300点から500点に上げるには、750〜900時間の英語学習が必要となります。1日に2時間勉強したとして、375日〜450日ほどかかる計算です。

ここで、「英語学習時間シュミレーター」を紹介します。これはサウスピークの卒業生である日本人英語学習者のデータを利用して、必要な学習時間を自動的に算出してくれるものです。単に必要時間を表示するだけでなく、あなたと同じ程度のステータスを持つ卒業生が目標を達成するまでの過程を綴った体験談や、成長後の動画もあわせて表示します。ぜひ利用してみてください。
英語学習時間シミュレーター

超初心者の中には「長時間机に座って勉強することができない」という人もいます。(あなただけではありません、安心してくださいね。)
【山田暢彦先生連載|英語の初級者は “ココ” をやろう!】
(1)〜文法編〜
(2)〜発音編〜
(3)〜単語編〜
(4)〜学習の心構え編〜

そのためまずは「長時間机に座って勉強できるようになる」ということから始め、英語学習の習慣を身につけて下さい。英語学習の習慣化に関しては、以下の記事を参考にしてみてください。

英語学習を続けるための3つの時間戦略
これで毎日、英語の勉強ができるようになった。英語学習を習慣にしたければ、毎日の生活は変えない
二宮金次郎のように歩きながら英語を学び、1,000時間の英語学習を成し遂げましょう

参考記事
エビングハウスの忘却曲線から分かる忘れない英単語の覚え方
英語学習にアウトプットが重要な理由|記憶は「出力」を重視する
睡眠は勉強の記憶を定着させる|勉強の仕上げは一夜漬けではなく睡眠
運動で脳を鍛える!?|長期の学習継続には「適度な運動」も必要である理由
なぜ、英語は音読が効果的なのか?|音韻ループ・構音記憶での補強について