はじめに

英語学習者の皆さん、こんにちは。フィリピン・セブ島の語学学校サウスピークです。

私達は述べ1,000人以上の卒業生を輩出し、全生徒平均「3ヶ月でTOEIC 226点UP」を達成し、TOEICを活用して英語力を伸ばした生徒1,000人以上の膨大なデータを保有・分析しています。
参考記事:2017年度TOEIC LR試験受講者全員のデータから分析。3ヶ月で「平均」TOEIC226点UP

今回は就職活動や転職活動で求められるTOEICスコアや、TOEICに関する記事をまとめてご紹介します。

【この記事の目次】
キャリアとTOEICスコアの関係
就職活動でTOEICスコアはどこまで求められるのか?
TOEICリサーチ記事一覧

キャリアとTOEICスコアの関係

ここでは、企業が求める英語力についてTOEICスコアを指標にして解説します。

TOEIC(R)試験を運営する一般財団法人国際コミュニケーションズ協会(IIBC)がまとめた「「上場企業における英語活用実態調査」報告書には、一般上場企業でTOEIC(R)試験がどのように利用されているのかまとめられています。

入社後の国際部門への配属とTOEICスコア

まず、国際部門での勤務にあたって企業がどの程度の英語力を求めているのか見ていきましょう。

「グローバル化に伴う業務遂行に必要なTOEICスコア(国際部門)」 出典:一般財団法人国際コミュニケーションズ協会「上場企業における英語活用実態調査」報告書

68.6%の企業が、国際部門の業務遂行にはTOEIC 700点以上を期待しています。また、期待スコアの平均は750点となっていますので、国際部門への配属を希望している方はTOEIC800点を取得しておくことが無難でしょう。

海外出張や海外赴任者選抜とTOEICスコア

「TOEICテストを海外出張者選抜に利用するか」 出典:一般財団法人国際コミュニケーションズ協会「上場企業における英語活用実態調査」報告書

海外出張者の選抜にTOEICスコアを利用している企業は22.8%です。また「現在は利用していないが、将来的にはTOEICスコアを利用したい」と考えている企業が30.3%と非常に高い割合を占めているため、近い将来より多くの企業が出張の要件としてTOEICスコアを導入する可能性が高いと言えるでしょう。

海外出張者に期待する平均スコアは675点となっていますので、700点以上のスコアを保持していることが無難ですし、海外赴任よりは短期の出張であっても一定の英語力は不可欠と言えます。

「TOEICテストを海外赴任者選抜に利用するか」 出典:一般財団法人国際コミュニケーションズ協会「上場企業における英語活用実態調査」報告書

海外赴任者の選抜にTOEICスコアを利用している企業の割合は30.3%です。こちらも将来的に利用したいと考えている企業が29.8%ですので、全体で60.1%もの企業がTOEICスコアの活用を肯定的に考えていると言えるでしょう。

そして海外赴任に期待されるTOEICスコアの平均は700点程度となっていますので、将来海外赴任をしたいと考えている方はTOEIC 700点以上の取得をしていることが望ましいです。

異動・昇格・昇進とTOEICスコア

「上場企業における英語活用実態調査」報告書によると一部の企業ではTOEICスコアが異動・昇進・昇格の要件として利用されていますが、その数字は15.8%とまだあまり高くありません。しかし、将来的には可能性があると答えた企業は45.2%もありました。

現在の若い世代が企業の幹部候補となる際には、より多くの企業が異動・昇進・昇格の要件としてTOEICスコアを要件にする可能性は高いことが読み取れます。また、昇進・昇格要件スコアは以下のとおりです。

出典:一般財団法人国際コミュニケーションズ協会「上場企業における英語活用実態調査」報告書

参考記事:企業が就職・転職・海外赴任で求める英語力|TOEICレベル一覧

就職活動でTOEICスコアはどこまで求められるのか?

学生の皆さん、特に就職活動を控えた方は、就職活動において求められるTOEIC(R)試験の点数が気になっていることでしょう。一般的に履歴書に書ける最低限のスコアは600点と言われています。

「採用時にTOEICスコアを参考にするか」 出典:一般財団法人国際コミュニケーションズ協会「上場企業における英語活用実態調査」報告書

TOEICの運営団体であるETSが上場企業を対象に行った調査によると、約7割の企業が採用時にTOEICスコアを参考にしています。また、「入社時に期待するスコア(平均)」として2011年時点で550点、2013年時点で565点という結果が出ていることからも、今後就職活動を行う方はTOEIC 600点を目安にスコアを取得するべきといえるでしょう。

出典:一般財団法人国際コミュニケーションズ協会「上場企業における英語活用実態調査」報告書

また、外資系企業の場合TOEIC 700点が足切り水準となっていますので、外資系企業入社を希望している場合には700点以上の英語力が大前提です。そしてトップ企業の場合、TOEIC 900点以上の高い英語力はもちろんのこと、実用的な英語を話せることが求められます。

TOEIC対策は英語力を高める上で必ずプラスになりますし、 英語力に限らず自分の能力や努力を定量的に示す姿勢は他者に評価してもらう上で重要になると思います。だからこそ、おそらくこれまでの人生で最も自分の将来について考えるであろう就職準備期間に、TOEICのスコアという形で結果を残すことをおすすめします。

TOEICリサーチ記事一覧

では最後に、TOEICや英語学習に関する記事をいくつかご紹介します。

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