(2019年1月最新版)

英語学習者の皆さん、こんにちは。私達はフィリピン・セブ島の語学学校サウスピークです。

本記事では、TOEIC L&R試験と単語力・語彙数の関係についてご紹介いたします。初級・中級・上級の各レベルでどれくらいの英単語を身につける必要があるのか、参考にしてくださいね。

「3ヶ月で全生徒平均TOEIC L&R試験スコア平均226点UP」を達成した当校はTOEICスコアの向上だけではなく、英語力自体(文法、単語)から、聞く、話すといった全ての能力をバランスよく向上させる学習カリキュラム、学習環境を用意しています。
参考記事:語学学校サウスピークの魅力

「聴く」「読む」「話す」「書く」能力を高め、そして発音矯正をした上で、結果としてTOEIC L&R試験の点数も上がる学習カリキュラムとなっています。これが3ヶ月でTOEIC L&R試験平均226点UPが実現する理由です。
参考記事: 日本初3ヶ月間でTOEIC(平均)226点UPを実現した語学学校

TOEIC 各スコアレベルの英語力とは

TOEIC L&R試験スコアと英語力との関係の、大まかな目安を表にまとめました。参考にしてみてくださいね。

最低限必要なTOEIC スコア可能なこと備考
 500点初歩的な日常会話や自己紹介少しずつ会話が可能になり、英語学習自体も楽しくなってくる段階。
裏を返せばTOEIC 500点以下の場合、道を尋ねたり簡単な挨拶程度の会話をするのにも困ります。500点以下の人の場合は英語を見ること自体がかなり苦痛でしょう
 600点・ワーキングホリデー
・海外就職(アジア就職)
・海外旅行(世界一周など)
・ワーキングホリデーに行く人が最低限取得しておきたい点数です。
Chihiroさんのワーキングホリデーの体験談
・海外就職をする上で望ましい水準は800点以上ですが、最低限の水準は600点です。600点以下だとコミュニケーションが上手くいきません。また、履歴書に書ける最低レベルの点数です。600点以下は履歴書に点数を書かない方が無難です。
・自己紹介以外の会話ができるために必要な最低限の水準ですので、海外旅行や世界一周旅行を楽しむために必要な水準です。
 700点外資系企業の足切り水準外資系企業で働きたい人は最低限TOEIC 700点以上のスコアがないと、履歴書の段階で落とされることがあります。
 800点就職活動で武器として使える転職活動で英語を自分の強みとして積極的に利用できる点数。
→英語を武器として転職活動に成功したMasahiroさんHidekiさんの体験談
また、友好的交渉であればネイティブと行なうことも可能な水準です。
 900点アメリカなどで仕事をする上での最低水準ネイティブと互角に英語でやり取りをする上で最低限必要な水準です。

TOEIC 各レベルで求められる語彙数|TOEIC スコア英単語

サウスピークは2018年11月に校内で「語彙数調査」と「速読調査」を行い、次のような結果を得ました。

【TOEIC スコアと語彙数】

TOEIC スコア語彙数(語)
300点以下1,729
400点台2,494
500点台3,195
600点台3,640
700点台5,040
800点以上5,367

【TOEIC スコアと速読データ】

リーディングスコア (点)平均速読文字数/分(語)
100-20077
200-300103
300-400129
400-490 144

TOEIC 初級(200〜400点)で必要な英単語|TOEIC 初級者の単語数と速読データ

サウスピークが行った語彙数調査では、TOEIC 300点以下の被験者の平均習得語彙数は1,729語、400点台の場合2,494語でした。TOEIC対策や英語学習者を始めたばかりのみなさんは、ぜひこの数値を目安に語彙力増強を図ってみてください。

初級レベル(TOEIC 200点〜400点)なら『速読速聴・英単語 Basic 2400 ver.3 』を用いて単語力UPを目指しましょう。

分からない単語や文法事項をしっかり調べ、英文を音読して頭に入れましょう。内容を理解した上で音読することが大切です。内容をしっかり定着させるために、面倒でも丁寧に調べてください。詳しくはこの記事を参考にしてください。
累計159万部突破『速読速聴・英単語シリーズ』著者:松本 茂先生インタビュー『「英語で学ぶ、英語で何をやる」の発想を!』

また、同様に行った速読調査によれば、リーディングスコアが100〜200点の被験者は平均で1分間に77文字を読んでいることがわかりました。リーディングスコア100〜200点相当で、文章を読むスピードが遅く圧倒的に解答時間が足りないという方は、このスピードを目安に読むトレーニングをしてみてください。
参考記事:TOEIC 初級(200〜400点)で必要な英単語|TOEIC 初級者の語彙力と速読データ

TOEIC 中級(500〜700点)で必要な英単語|TOEIC 中級者の単語数と速読データ

本語彙数調査の結果、TOEIC 500点台の被験者の平均語彙数は3,195語、600点台の場合3,640語でした。300点以下の被験者の平均習得語彙数は1,729語でしたから、600点台の被験者が持つ語彙数は300点台の被験者の2倍以上の語彙数を持っていますね。

中級レベル(TOEIC 500点〜700点)なら下の3つの教材を使用して単語力UPを目指しましょう。

また同様に行った速読調査によれば、リーディングスコアが200〜300点の被験者は平均で1分間に103字、300〜400点なら129字読んでいることが判明しました。スピーディーに解答することもTOEIC スコアアップのカギですから、文章を読むスピードを上げることも意識して英語学習に取り組みましょう。

参考記事:TOEIC 中級(500〜700点)で必要な英単語|TOEIC 中級者の語彙力と速読データ

TOEIC 上級(700〜900点)で必要な英単語|TOEIC 上級者の単語数と速読データ

今回行った語彙数の調査では、TOEIC 700点台の被験者の平均語彙数は5,040語、800点以上の場合5,367語という結果が出ました。TOEIC 300点以下の被験者の平均習得語彙数は1,729語、800点以上の場合5,367語で、3,600語以上の開きがあります。また語彙数だけでなく、読むスピードも倍以上の差が出ました。

では続いて、単語力UPのためにおすすめな教材2冊をご紹介します。1つ目は『TOEICテスト英単語 出るのはこれ!』です。

特にReading Partの点数が低い人に有効な教材です。1日に50個から100個の英単語を暗記し、完璧に覚えなくても良いので何周も繰り返しましょう。リスニングファイルを必ずダウンロードして聴きこんで下さい。

もう一つ学習すべきことを挙げるとすれば、それは「語源学習法」です。膨大な英単語を暗記するなら、暗記を手助けしてくれる語源に関する知識を付けましょう。そこでおすすめなのが『語源で英単語 増補改訂版 (連想式にみるみる身につく)』です。

著者の清水 建二先生は英語指導のエキスパートで、2018年に出版した『英単語の語源図鑑』がAmazonの「英語の単語・熟語カテゴリ」でベストセラー1位となりました。語源の知識無しで膨大な英単語を覚えるのは極めて困難ですので、この語源本は早期にマスターして語彙力増強に備えましょう。

また、多くの単語を身につけたいなら、単語用教材だけでなく使用した参考書をフルに活用しましょう。問題集や文法書中の問題に使われている英文を一文一文品詞分解し、知らない単語・英文表現は必ず辞書もしくは参考書で調べて、暗記するようにしてください。
参考記事:TOEIC 上級(700〜900点)で必要な英単語|TOEIC 上級者の語彙力と速読データ

単語の効率的な覚え方|エビングハウスの忘却曲線

英単語に限らず、人間は基本的に覚えたことをすぐ忘れてしまうものです。そこで大切なのが「記憶すること」→「記憶を貯めること」→「思い出すこと」の3ステップです。
(この3ステップについては、サウスピークが重視する英語学習の記憶アルゴリズムをチェックしてみてください)

ドイツの心理学者エビングハウスは、「自分に馴染みの全くない無意味な音節を記憶し、時間が経過した後、「どれくらいの難易度で思い出すことができるか」を調べました。そしてその結果から、「最初に覚えてから時間が経てば経つほど、思い出すことに手間・時間がかかる」という事がわかりました。

つまり出来るだけ早いタイミングで英単語を復習をすると、より負担が少なく・早く暗記することができるのです

また彼は同様に、無意味な音節の数(N)と必要な朗読回数(n)の因果関係も研究しました。

エビングハウス忘却曲線(2)

この研究から、朗読回数(n)が多ければ多いほど暗記できる音節(N)の数も多くなっていることが分かっています。

つまり「同じものを反復的に学習することで、多くの英単語を暗記できる」ということです。

▪︎できるだけ早い時期での復習
▪︎高い頻度の反復学習

この2つが英単語を記憶し、定着させる上で重要です。

では、この2つをふまえた英単語暗記法のコツをご紹介しましょう。

多くの英単語に一定期間繰り返して触れる

「毎日1時間1単語ずつ完璧に覚えよう!」
「毎日1つ新しい単語を覚えていけば、いずれ単語帳を終えられるはず・・・」

このように単語を覚えている方はいませんか?「一つの英単語にどれだけ時間をかけたか」ではなく、「一定の期間でその英単語にどれだけ触れたか」が大切になります。

例)1日300個の単語に触れる→同じ300語を1週間繰り返して触れる。
×)1時間かけて1単語を覚える→毎日新しい単語を1時間かけて覚えるを繰り返す

日本語訳を覚えるのではなく、単語のイメージを映像化する

単語ごとに意味を頭の中でイメージ化(映像化)することが大切になります。英単語を日本語対訳でがちがちに固めるのではなく、イメージで覚えることで、ニュアンスを掴むことができますし、複数の意味を持っている単語もその大まかな意味がつかめます。

これは、似た意味の単語を区別して覚えたい時にも便利です。例えば“road” と“street”の場合、画像検索すると以下のような結果が出ます。

“road”は「道路」といったイメージでしょうか。画像検索の結果を見るに、“road”は車が走るような道幅の広い道路や、山沿いの道路など、人が行き交うというよりも車が走る場所といった印象を受けますね。

“street”で検索すると、街中の人通りが多い場所の写真がでてきます。建物などの間を縫うように通っているのが“street”のようです。「通り」といった印象を受けます。

このように使い分けが難しく、意味の違いがいまいちよくわからないという単語は、画像検索などを駆使してイメージで覚えてみましょう!

音読学習を取り入れることによってより効果的に

音読している際の口の運動は構音リハーサル(情報処理のこと)といって、運動の記憶として保存されます。また口を動かし、自分の声を自分の耳で聞くとき、音韻ループと呼ばれる脳の機能が刺激され、音の記憶に保存されます。

英語を思い出す際も、ただ知識・情報として引き出すのではなく、口と音のイメージが密接に結びついたカタチで思い出すことができるので、音読学習によって得た知識は定着しやすいと考えられるのです。詳しくは以下の記事を参考にしてください
なぜ、英語は音読が効果的なのか?|音韻ループ・構音記憶での補強について

語源暗記法によって、より定着しやすく

すでに紹介したとおり、語源を理解することにより単語同士の関連性が増すので暗記が容易になります。詳しくは「語源暗記法」の参考書と学習方法をご覧ください。

参考記事:エビングハウスの忘却曲線から分かる忘れない英単語の覚え方

また、ここで語彙力増強に関する記事を紹介します。
英語の語彙力を高めるために”VERY”を使うのをやめよう

会話や英作文の際に、とりあえず “very” を使っていませんか?

最もよく使われる単語の1つであろうこの “very” を封印して “very + 形容詞” を別の形容詞で言い表そう!という提案がなされているのが本記事です。 例えば “very short” は “brief” と言い換えることができ “very fast” は “rapid” と表現することができます。

“very” を使わないという制限は、“very” ヘビーユーザーの方は特に重い負荷であるはずです。ですが、このような制限を設けなければなかなか新しい単語を定着させることは難しいでしょう。はじめこそ単語が出てこなかったり発音に自信がなかったりと、もどかしい思いをすることがあると思いますが、大きな成果を得るために負荷をかけていきましょう。

語彙力も同様ですが、英語力を伸ばし続けるには長期の継続学習が前提になります。一般的に、TOEIC L&R試験の点数を100点伸ばすとなると最低でも200時間は必要です。1日3時間勉強するとして、最低2ヶ月は必要になります。

英語学習は成果が出るまで時間のかかるものですから、じっくりと取り組みましょう。だからこそ、フィリピン留学のように1日10時間の勉強をして、短期間で一気に英語力を上げるサービスが生まれました。

【TOEIC L&R試験 スコア200点上げるために必要な勉強時間】
200点から400点 ⇒  1,000〜1,200時間
300点から500点 ⇒  750〜900時間
400点から600点 ⇒  500〜600時間
500点から700点 ⇒  500〜600時間
600点から800点 ⇒  750〜900時間
700点から900点 ⇒  1,000〜1,200時間

これはTOEIC L&R試験で、点数を200点上げるために必要な時間をまとめた表です。こちらはサウスピーク卒業生のデータを集計し、算出したものです。例えばTOEIC スコア400点から600点にスコアアップするには500〜600時間、700点から900点にスコアアップするには1,000〜1,200時間前後の英語学習が必要となります。個人によって差はありますが、ぜひ学習時間の目安としてみてくださいね。

ここで、「英語学習時間シュミレーター」をご紹介します。当校卒業生3000名以上英語学習データを分析し、必要な学習時間を自動的に算出するものです。同程度の学習習慣や英語力を持つ卒業生の英語学習体験談や、留学ビフォーアフター動画もあわせて表示します。ぜひチェックしてみてくださいね。
英語学習時間シミュレーター

単語力UPは1日では成し遂げられません。語彙力増強を目指すなら英語学習の習慣を身につけましょう! 英語学習の習慣化に関しては、以下の記事を参考にしてみてください。

英語学習を続けるための3つの時間戦略
これで毎日、英語の勉強ができるようになった。英語学習を習慣にしたければ、毎日の生活は変えない
二宮金次郎のように歩きながら英語を学び、1,000時間の英語学習を成し遂げましょう

参考記事
エビングハウスの忘却曲線から分かる忘れない英単語の覚え方
英語学習にアウトプットが重要な理由|記憶は「出力」を重視する
睡眠は勉強の記憶を定着させる|勉強の仕上げは一夜漬けではなく睡眠
運動で脳を鍛える!?|長期の学習継続には「適度な運動」も必要である理由
なぜ、英語は音読が効果的なのか?|音韻ループ・構音記憶での補強について