TOEIC400点レベルを徹底分析|TOEIC400点台から脱出する勉強法

この記事ではTOEIC400点レベルの英語力と、そこから英語力を上げる勉強法について詳しく解説します。dsc04346-768x512
中高時代、基礎学力に自信があったけど、英語から離れて数年経つ人。
そういう人が、初めてTOEIC試験を受験した場合。大学のIPテストや大学院試験で必要に迫られ、初めて無対策でTOEICを受けた時。実は大したスコアが取れません。「TOEIC400点台」という事は良くあります。事実、広島大学を中心に中堅国公立大学が公開している平均スコアは400点台後半となっています。

「えっ、こんだけしか取れないの?」と自信を失うかもしれませんが、心配ご無用です。
初受験(ほぼ無対策)でTOEIC400点台を取得できた方は、確実に+150〜300点は伸びます。この記事では「TOEIC400点台」の分析と、そこからの学習法を解説したいと思います。

(このページの目次)
?初受験でTOEIC400点台は、大学生の平均以上
?TOEIC400点レベルの英語力(読む、書く、話す)
?TOEIC400点レベルからの勉強法(+150〜300点を目指して)
?超初級からTOEIC400点レベルから飛躍した卒業生達
?TOEIC400点の方へのサウスピークのプログラム

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サウスピークは日本の語学学校で初めて「平均成果」で、TOEIC200点UP/3ヶ月を達成しました。一部の優秀な生徒だけではなく、全生徒の成果です。
語学学校初、3ヶ月でTOEIC200点UPを達成

本記事は今までにサウスピークを卒業した膨大な生徒のTOEIC学習記録を参考に作成しています。TOEIC400点レベルに到達するために、英語初心者がすべき学習法をまとめています。

1)初受験でTOEIC400点以上は大学生の平均超え?

TOEIC400点台と聞くと「低い」という印象を持つのではないでしょうか?
実際、2016年度のTOEIC受験者平均は586.9点と、TOEIC400点台よりも遥かに高いスコアとなっています。直近の新入社員の平均取得スコアを見ても、500点台に近い点数となっています。大学卒業を控えた内定者に至っては500点台中盤と更に高いスコアとなります、

TOEIC400点だと世間的には恥ずかしいレベルと考えるかもしれません。

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しかし、これらデータはTOEIC受験者層の平均は何度も受験している人達の平均データです。しかも「自主的」にTOEICを何度も受験している人達の平均データなのです。すなわち、基礎英語力の鍛錬はもちろんのこと、TOEIC特有の時間配分、単語、回答ポイントなどを十分に抑えて受験している人達が平均点を釣り上げているのです。

では、TOEIC用の対策をしなかった人達がTOEICを初めて受けた場合はどうなるのでしょうか?中高英語も忘れ去るほど、英語から離れている場合、200点台〜300点台という目も当てられない点数になるでしょう。⇒(過去にまとめた参考記事)TOEIC300点レベルからの脱出法!(中学英語からの再スタート)

中高で受験勉強をして基礎英語を抑えた人だと、もう少しスコアは上がります。長く英語を離れていて、TOEICを受けた場合400点台〜500点台という事は凄く多いのです。

つまり、TOEIC400点台というのは、中高英語が70%ほど覚えているけど、曖昧な知識であり、リスニングの耳慣れしていない層が当てはまる英語力と言えるでしょう。

TOEIC400点レベルの英語力(読む ,聞く,話す)

TOEIC400点レベルの英語力(読む、聞く、話す)は、大したモノではありません。
TOEIC450点から730点にスコアアップしたchihiroさん。400点レベルの留学当初と卒業時で比較してみましょう。


TOEIC450点の時は、適切な単語が思い浮かばず。また文法的に繋げる事も出来ません。スムーズに話す事が出来ません。ですので英語を話すことに恥ずかしさが感じられます。TOEIC730点にまでスコアが伸びると、かなりこの問題が解消されているのがわかります。

TOEIC400点とは、総合的に言うと、個々人の程度の差こそあれ、実用面(読む、書く、話す)において、最低限の事しか出来ない人が多いと考えられます。TOEIC400点とは実用面のスタートラインに立ってさえもいないのです。

知識的な面でも中高英語の基礎が完全ではないので、「読む」では英語看板、センター試験レベルの長文、英語の漫画、程度が限界ではないかと思います。簡単なビジネスメールやチャット文などを読む事も可能かもしれません。

ただ、原著で小説を読んだり、英語ニュース記事をスラスラ読んだりする事は出来ないでしょう。よほど事前知識のある内容でないと語彙不足により、すぐに詰まってしまいます。

「聞く」に関しては人それぞれです。短期のホームステイなどから帰ったばかりの高校生などだと、基礎英語が乏しくても、耳が英語の音に慣れているのでlisteningパートのスコアで稼ぐ事が出来ます。逆に受験英語の知識がある人だとreadingパートのスコアが高めで、listeningパートのスコアが低い構成となります。

ただ、listenigパートがやや得意でも、合計400点です。「聞く」も大したレベルではありません。簡単な英会話や国内バスの英語音声案内が辛うじて理解できる程度だと考えられます。

「話す」に関しても同じです。会話慣れしている人は、日常会話は可能ですが、少し複雑な内容を伝える事は困難です。その日の天気や、今の気持ち、何処にモノがある。などシンプルな伝達が辛うじて可能なレベルだと考えられます。

TOEIC400点レベルからの勉強法

TOEIC400点台の人達が目指すスコアは何点がよいのでしょうか。現在すでに400点を取れている人の場合、最低限の英語力はすでにあるため、どのレベルの参考書に取り組めば良いのか迷う人が多いです。

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TOEIC400点台であれば、試験の問題が一問も分からないということはないでしょう。が、それでも試験自体は大部分が分からず、手応えが全くないことでしょう。

このような段階でいきなり実践的な問題集などに手をつけても、上滑りの知識が増えるだけで英語力の大きな向上は望めません。ですので、最初はやや簡単に思えるかもしれませんが、高校英文法の基礎的な復習から始めて、しっかりとその後にも使える英語力の基礎を固めましょう。

これまでサウスピークで英語力が伸び悩んだ生徒で圧倒的に多いのは、『英文法の理解が曖昧なままTOEIC試験の問題演習を繰り返していた』という生徒です。一見遠回りですが、最初に高校英文法までの理解漏れを無くすことで、その後の学習を円滑に進めることが出来ます。

例えば、仮定法、現在分詞・過去分詞、分詞構文、倒置表現などがよくある理解漏れの項目です。これら項目に関する知識は大丈夫でしょうか。

その上で、最初に目指す点数に関しては、TOEICの平均得点を上回り、英語を使って業務ができる最低限の水準である600点を設定するのがお勧めです。
(参考記事:TOEIC600点レベルに届く最短勉強法(TOEIC600点への道)

TOEIC600点を取得できるだけの英語の基礎力を身につけると、その後に格安オンライン英会話、フィリピン語学留学、ワーキングホリデー、アメリカ・カナダへの語学留学などのサービスを有効に活用出来る基礎力が身に付きます。基礎力を備えた上で例えば海外の語学学校へ行くとどうなるでしょうか。当然ですが、初心者よりも圧倒的に充実した日々を送れますし、学力の伸びも早いです。

また、英語の学習自体も楽しくなってくるのが、600点位の中級者レベルからです。この中級者水準まで到達していれば、英英辞典も問題なく使えます。

一方、TOEIC600点に満たないようであれば、オンライン英会話サービスやアメリカ・カナダへの語学留学で思うほどの効果も得られず、聞くにしろ、話すにしろ英語を使うことに困難が伴います。ですので、TOEIC400点台の方はいかに600点台まで自身の英語力を高めるかが重要になってきます。

本記事の冒頭でも書きましたが、TOEIC400点台の方の中には、TOEIC対策をせずに受けた大学生など、TOEICの形式に慣れていないが故に400点台の点数に落ち着く方も多くいます。そのような方はもう少し高い点数を狙えるだけの基礎力は持っている場合が多いので、それほど時間がかからずに600点台まで到達する方も多いです。

一方、200、300点台という中学英語すらも怪しい段階から400点台へと上がってきた方は、600点台へと上がるためにさらに英文法の基礎力を蓄える必要があるので、少し時間がかかるでしょう。

ではここから具体的な勉強方法をご紹介いたします。使用する参考書は全部で4冊です。

英文法・英文読解対策の参考書

まずは下記の2冊をやりこんで、理解の漏れを無くしましょう。

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高校英文法をひとつひとつわかりやすく。
高校英文読解をひとつひとつわかりやすく。

TOEIC LR試験 参考書

その後に、TOEIC LR試験の易しめの対策書を2冊やり込みましょう。

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TOEICテスト公式プラクティス リスニング編
TOEICテスト公式プラクティス リーディング編

上記4冊の教材だけで大丈夫なのか?と感じると思います。
この4冊をやり込んでもらえれば、大丈夫です。

まだまだTOEIC400点台では英語学習のビギナーですので、いろいろな参考書に手を出すよりも、学んだ内容を確実にひとつひとつ、自分の中に落とし込んでいきましょう。

具体的な学習方法

より具体的な勉強方法としては、英文法対策の参考書1冊目「高校英文法をひとつひとつ分かりやすく」をまずは2回通読してください。この際には7割程度の内容を理解できていれば大丈夫です。例えば「態であれば能動態と受動態がある」というようにどのような文法の概念があるのか、全体像の把握とそれぞれの項目の大まかな理解に努めてください。

次に英文対策の参考書2冊目「高校英文読解をひとつひとつわかりやすく。」に進みましょう。こちらの本も同様に2回通読してください。その後、それぞれの本をもう一度ずつ通読して、分からないところは理解するように読み込んでください。これらの本には随時復習として立ち返るので、この段階で完璧に理解する必要はありません。文法を完璧にすることは難しいので、それよりも先に進んで聞くことの方が重要です。

それぞれの本を8~9割ほど理解出来る状態になったら、次のTOEIC対策の易しめの対策書に移ります。まずは「TOEICテスト公式プラクティス リスニング編」から初めて行きましょう。リスニングパートの方が文章自体はリーディングに比べて簡単なものが多いので、リスニング編→リーディング編と学習していくことで段階的に接する英文のレベルを上げることが可能です。

このTOEICの対策書の勉強法としては以下の通りです。

付属音源のついている箇所を聞き込んでください。その後、品詞分解なども行いながら英文を精読して、9割程度が分かるまで英文の理解を深めてください。

この際によく分からない文がある場合には、1,2冊目に用いた英文法の参考書も参照しながら、疑問を解消してください。(最初から文法を完璧にするよりもある程度使いながら、分からない部分に出会った時に随時その文法項目の解説へ立ち返る方が効率的です。)

その後、読み込んだ文章の音源を聴き、音読を繰り返すことで文章中の表現や使われている単語を自分に染み込ませるようにしてください。学習量の目安は『音読10回する、リスニング音源を10回聞く』です。この過程を飛ばしてしまうと、単語や表現を使えるレベルまで落とし込むことができないので、見たことはあるけど、正解は選べないという状態にとどまってしまいます。

この4冊の参考書ですが、高校レベルの英文法・英文読解から始まる参考書なので、もっと初心者の方は下のレベルの参考書から着手ください。

中学英語からやり直したい方へ

高校の英語ではなく、中学レベルの英語学習からやり直したい方の場合には、下記の記事を参考にして学習を行って下さい。

TOEIC300点レベルからの脱出法!(中学英語からの再スタート)

TOEIC400点レベルからスコアを上げた卒業生達

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ここでは、TOEIC400点レベルの中初級者から短期間で大幅にスコアUPした卒業生を紹介します。彼らの体験談は、これから英語学習を始める400点台の方々にとって、参考になる部分が多いでしょう。

第二新卒でも転職で評価されるスキルが欲しかった」事前学習と20週間の留学でTOEIC465点から885点まで向上されたShuheiさん?

海外インターンで自分が伝えたいことを英語で伝えるために!18週間でTOEIC450点→730点までアップさせたChihiroさん?

「それでも、とにかく音読学習をやりなさい」文法と音読学習でTOEIC450点から765点までアップ!Soheiさん?

何より、彼らが辿った道筋が可視化されることはこれから続く英語学習者にとっては良き道しるべになります。上記の体験談を見ても分かるように、400点台の方が現状から抜け出し、英語をある程度扱えるようになるためには相当の学習時間と英語学習への集中が必要であることが伺えます。

英語学習の道のりは決して楽なものではありませんが、少なくとも努力量と成果がある程度の相関関係にあること、そして必要とされる努力の量を事前に認識できることは非常に大きな利点であると言えます。暗闇の中の航海ほど辛く寂しいものはありませんが、下記の体験談がこれからの学習の道筋を照らし出してくれるでしょう。

彼らのように自分に合った適切なレベルの参考書を用い、適切な学習方針によって学習を根気強く続けることにより、英語力をTOEIC400点台から上げていくことは必ず可能です。

今回ご紹介する生徒の方々も上記勉強法で書いたテキストや勉強法に沿って勉強を進めることで英語力を高めることに成功した生徒の方々です。是非、読んでみてください。

TOEIC400点レベルの人達に向けたサウスピークのカリキュラム

語学学校サウスピークではTOEIC400点レベルを目指す生徒向け学習カリキュラムを作成する際に意識することは、その生徒の英語学習の根幹を成していく基礎力を漏れなく身につけてもらうことです。具体的にはまずは高校生レベルの英文法を習得してもらいます。

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サウスピークではすべての生徒に対して、まずは高校英文法の理解を再度確認してもらいます。その後に、英文読解・リスニング学習の参考書に取り組んで、学んだ英文法を定着させて、英単語の語彙を増やしていきます。そして、ほとんど全ての生徒にTOEIC LR試験の参考書を指定します。理由はいろいろありますが、一番の理由は「TOEIC LR試験向け参考書が一番よく出来ている」からです。

そして、サウスピークでは4Skills(4技能)というマンツーマンレッスンを通して、繰り返しますが、『学んだ英文法を定着させ』て、『英単語の語彙を増やして』いきます。

この4Skillsというレッスンで中心となるのは『品詞分解による英文法の定着』『音読』です。英語学習において両輪を担うこれら2つの勉強法ですが、この両者は同時に取り組むことでより学習効果を高めることができます。

品詞分解を行うことで、文法知識の精度を高めます。そして、品詞分解をした英文を音読することで英語という言語自体に対する理解を深めます。最初は短くて易しめの文章から取り組みますが、徐々に長く難しい英文に取り組んでいきます。

この学習の過程で蓄積されていく基礎的な英語に関する知識こそが、「英語を話す」ために必要な基礎知識になります。基礎知識のインプット無くして英語を話せるようになりません。英語を話せるようになるためにも、まずは英文を品詞分解し、その上で英文を音読していきましょう。

最後に一言

本格的に英語を学習し始める、あるいは久しぶりに英語に触れるという方も多いTOEIC400点台ですが、自力で効率的な方法で語学を学習するのは難しいものです。短期間で成果を出したいというのであれば、家庭教師なり語学学校を活用するのがお勧めです。

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執筆者
柴田 はるじぇー @HAL_J
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柴田 はるじぇー @HAL_J

セブ島にある語学学校サウスピークの英語学習アドバイザー。著書に「3ヶ月でTOEIC300点上げるフィリピン留学」「20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ」