TOEIC500点レベルを徹底分析(初心者が日本人受験者の平均水準TOEIC500点を目指す)

TOEIC受験者の平均水準TOEIC500点レベルとはどの程度なのか?

Hidenoriさん
この記事では、TOEIC500点レベルの英語力の特徴と、その水準に届く為の勉強法を詳しく解説します。TOEIC500点レベルは、公開データによると、TOEIC LR試験の受験者の中でも最もボリュームの大きいスコア層になります。

500点はTOEIC300点〜400点台前後の英語学習初心者が目指す、最初の目標スコアと考えても良いのではないかと思います。

(このページの目次)
?TOEIC500点レベルはTOEIC受験者の平均?(どのような層なのか)
?TOEIC500点レベルの英語力(読む、書く、話す)
?TOEIC500点レベルを目指す勉強法
?超初級からTOEIC500点レベルに届いた卒業生達
?TOEIC500点に満たない人の為のサウスピークのカリキュラム

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TOEIC受験者の平均?TOEIC500点のレベル層とは。

TOEIC500点は、日本のTOEIC受験者の平均的なスコアと言えます。例えば2016年7月の受験者平均は586.9点で、それ以前も500点台真ん中から後半で推移しています。つまりTOEIC500点くらいだと、特に英語を使う仕事をしていない社会人の中では「普通」という事になります。

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近年では、新入社員のTOEIC平均スコアも伸びています。少し前までは400点台半ばだったのが、今では500点台に届く勢いです。
(参考pdf)2016年度新入社員、TOEIC最新データ

TOEIC500点台は、ボリューム層の厚さから分かるように、一定の英語学習を行った人が簡単に確実に到達する英語力水準です。逆に言うと、TOEIC500点台を抜ける事で、実用的な英語の世界が見え始めるのではないかと思います。

イメージとしては、中学・高校レベルの文法・語彙は抑えている。短期間のリスニング対策により英語に耳は少し慣れてきている状態と言えるでしょう。

2003年〜2007年と、データはやや古いですが、千葉大学の大学生がIPテストを受けた場合、平均点は500点台前半となりました。
(参考pdf)千葉大学におけるTOEICスコアの包括的分析

大学入試センター試験の英語科目で7割〜7.5割の得点の中堅レベルの国公立大学や、偏差値60前後の私立文系大学生が、特に対策せずに初めてTOEICを受けた場合、500〜550くらいの間で推移すると予想しています。

初級学習者(300点〜400点台)の人にとってTOEIC500点は短期間で掲げられる現実目標に思います。既に500点を取得している人は、履歴書に書けるスコア(600点〜)までもう1歩という状態です。

TOEIC500点レベルの英語力(読む ,聞く,話す)

TOEIC500点レベルの英語力(読む、聞く、話す)は、バラバラです。物凄く個人差が大きいと考えてください。

元の受験基礎学力が高い場合、readingパート(読解問題)で点数を稼いだけど(300点以上)、listeningパート(聞き取り問題)では聞き取れなかった(200点前後)という方が多いのではないでしょうか。そういう人は「読む」に関してはある程度は可能なのだと思います。耳は慣れていないません。

逆に、短期の留学帰りで耳は鍛えられてるけど、文法・語彙知識は曖昧。という方は得点構成がListening Partが300点を超えていることがあります。一方、Reading partは100点台、ということも有ります。こういう方はだいたいが文法問題が多数あるPart5をとても苦手としている方が多いです。


Naokiさん 入学時TOEIC495点
⇒(Naokiさん・サウスピークに2回目に留学した際の体験談)日本語禁止校でなぜ日常英会話能力が向上するのか?2つの校舎でサウスピーク留学を経験したNaokiさんが語る

※naokiさんはTOEIC500点ではないですが、TOEIC500点レベルの方のスピーチ力を示す良いサンプルだと思ったので掲載しました。

総合的に言うと、個々人の程度の差こそあれ、実用面(読む、書く、話す)において、最低限の事しか出来ない人が多いと考えられます。TOEIC500点とは実用面のスタートラインに立ち始めた水準なのです。英語力とTOEICスコアの関係が気になる方は、サウスピークのTOEICに関する考え方。をご覧ください。⇒TOEIC批判と意義 TOEICは英語ができるための必要条件で十分条件ではない

TOEIC500点レベルを目指す勉強法(中学英語を理解していれば、たった4冊でOK!)

冒頭でも書いたのですが、TOEIC500点はまず最初の目標です。TOEIC300点〜400点の英語初心者が一皮向ける目標として丁度良いでしょう。また長く英語から遠ざかっていて久々にTOEICを受けた方など、英語学習から遠ざかっていた人の短期目標とても良いでしょう。

TOEIC500点に到達するためには、中学・高校で学ぶ英文法を一通り抑えて、TOEIC LR試験向けの易しめの教材を数冊やり込めば良いです。高校の英語で平均点を取れていた方であれば、下記の4冊で十分です。

まずは中学レベルの英語はクリアしているとして、以下の参考書をお勧めします。

※中学レベル(TOEIC300点前半〜200点台)の方は、こちらの学習を済ませてから下記4冊を行ってください。

TOEIC300点レベルからの脱出法!(中学英語からの再スタート)

TOEIC500点を取得するには、この4冊の参考書でオッケー!

英文法対策 英文読解の参考書
まずは下記の2冊をやりこんで、理解の漏れを無くしましょう。

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高校英文法をひとつひとつわかりやすく。

高校英文読解をひとつひとつわかりやすく。

その後に、TOEIC LR試験の易しめの対策書を2冊やり込みましょう。

TOEIC LR試験 参考書

 

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TOEICテスト公式プラクティス リスニング編

TOEICテスト公式プラクティス リーディング編

 

上記4冊、これだけの教材で大丈夫なのか?と感じると思います。

断言します。この4冊をやりこめば十分です。
より具体的な勉強方法としては、英文法対策の参考書1冊目「高校英文法をひとつひとつ分かりやすく」をまずは2回通読してください。この際には7割程度の内容を理解できていれば大丈夫です。

次に英文対策の参考書2冊目「高校英文読解をひとつひとつわかりやすく。」に進みましょう。こちらの本も同様に2回通読してください。その後、それぞれの本をもう一度ずつ通読して、分からないところは理解するように読み込んでください。

それぞれの本を8~9割ほど理解出来る状態になったら、次のTOEIC対策の易しめの対策書に移ります。まずは「TOEICテスト公式プラクティス リスニング編」から初めて行きましょう。リスニングパートの方が文章自体はリーディングに比べて簡単なものが多いので、リスニング編→リーディング編と学習していくことで段階的に接する英文のレベルを上げることが可能です。

このTOEICの対策書の勉強法としては以下の通りです。付属音源のついている箇所を聞き込んでください。その後、品詞分解なども行いながら英文を精読して、9割程度が分かるまで英文の理解を深めてください。この際によく分からない文がある場合には、1,2冊目に用いた英文法の参考書も参照しながら、疑問を解消してください。その後、読み込んだ文章の音源を聴き、音読を繰り返すことで文章中の表現や使われている単語を自分に染み込ませるようにしてください。

この4冊の参考書ですが、高校レベルの英文法、読解をスタートとした教科書なので、もっと初心者の方は下のレベルからスタートしてください。

補足 中学レベルからやり直したい方向け

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高校の英語ではなく、中学レベルの英語学習からやり直したい方の場合には、下記の記事を参考にして学習を行って下さい。

TOEIC300点レベルからの脱出法!(中学英語からの再スタート)

超初級からTOEIC500点レベルに届いた卒業生達

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ここでは、TOEIC200点〜300点レベルの最初級者から短期間でTOEIC500点レベルにまで到達した卒業生を紹介します。まず英語学習のスタートラインに立ちたい初級者の方が、彼らの体験談は参考になると思います。

初級者からTOEIC500点レベルまで到達するためにはある程度の学習時間が必要になります。特にTOEIC200〜300点レベルの最初級者から抜け出す段階は新たに覚える文法や単語に関する知識は多いものの、その学習量に比例した英語力の伸びは感じにくいことも多いです。そのため最初に一歩抜け出す段階の手前で英語の学習を諦めてしまう方も一定数います。

ですが、彼らの体験談を読むと根気強く学習を続け、必要な学習時間を確保することが重要であることが分かると思います。英語学習で何よりも重要なことは継続することです。適切な難易度の参考書を選び、適切な学習のステップを踏んでいくことにより確実に英語力を高めることは可能です。

今回ご紹介する生徒の方々も上記勉強法で書いたテキストや勉強法に沿って勉強を進めることで英語力を高めることに成功した生徒の方々です。是非、読んでみてください。

アルファベットも怪しかった30歳のKatsujiさん、23週間のフィリピン留学で1589時間勉強→TOEIC575点に!

フィリピン留学で音読と品詞分解に取り組み、中学生レベルからTOEIC505点レベルまで向上させたYosukeさん

大学生のChizuruさん 英語の苦手意識を克服できた6週間の留学

TOEIC500点に満たない人の為のサウスピークのカリキュラム

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語学学校サウスピークでTOEIC500点を目指す学習カリキュラムを作成する場合、まずは基礎力をまんべんなく上げるようにしています。

そのため記事中で述べたように、高校英文法の理解漏れを無くして、英文読解・リスニング学習の参考書として易しめのTOEIC LR試験向け参考書に取り組んでもらいます。これだけで500点到達は十分可能です。

大学生の平均点が500点という得点ですので、難易度は高くないです。TOEIC LR試験対策に取り組めば到達出来る点数です。まずはTOEIC500点を獲得し、その後に600点、730点という高得点を目指しましょう。

サウスピークでは、TOEIC300点、500点、600点、800点、900点、990点(満点)と、TOEIC最初心者から上級者までのスコアレベル別勉強法を公開しています。こちらも参考にしてみてください。

⇒TOEICスコアレベル別勉強法

TOEICスコアという分かりやすい指標を元して、英語学習を続けるのは効率的です。TOEIC300点台の初心者の方は、まずはTOEIC500点を目指してみてはどうでしょうか?

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執筆者
柴田 はるじぇー @HAL_J
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柴田 はるじぇー @HAL_J

セブ島にある語学学校サウスピークの英語学習アドバイザー。著書に「3ヶ月でTOEIC300点上げるフィリピン留学」「20歳を過ぎてから英語を学ぼうと決めた人たちへ」