この記事では中上級者への入り口、英会話・英作文が最低限できるようになるTOEIC600点レベルについてまとめました。TOEIC L&R試験で600点とはどの程度の英語力なのか。また、TOEIC600点に到達するための勉強法や参考書、学習体験談を紹介します。

中級者への入り口「TOEIC600点台」の英語力や勉強法について解説します。

サウスピークでは、全生徒平均で3ヶ月でTOEIC L&R試験226点UPという成果を達成しています。約数千人規模のTOEIC L&R試験を受けた生徒の膨大なデータを保有しています。このTOEIC600点レベルについての記事も、それらのデータを元に分析して書きました。(参考記事⇒ 日本初TOEIC L&R試験「平均」226点UP

(このページの目次)
TOEIC600点レベルとは?
TOEIC600点レベルを目指す勉強法
役に立つ参考書一覧
サウスピークの勉強環境
TOEIC600点レベルに届いた卒業生達(体験談)
TOEIC600点レベルを目指す方へ贈る言葉)

TOEIC600点レベルの英語力とは?

TOEIC L&R試験で600点がどれくらいの英語力なのかを説明します。

TOEIC600点代とは、中堅の国立大学・私立大学に一般入試において英語科目を選択した学生達が最低限到達している水準になります。筆記試験が必要とされない指定校推薦・内部進学・AO入試ではなく、英語科目の筆記試験を課せられる一般入試を通過した人達の水準です。

TOEIC600点とは中堅の国立大学・私立大学の一般入試を通過したレベル。

高校で学ぶ英文法・英文読解の内容をひと通り理解し、かつリスニングもそれなりに出来るという基礎が確立できている状態だと言えるでしょう。

TOEI LR試験では「リスニング能力を測るListeningパート」と「英文読解能力を測るReadingパート」の2つで構成されています。Listening Part300点+Reading Part300点=TOEIC600点とした場合、TOEIC600点レベルの英語力は以下のようになります。

TOEIC600点レベル(Listeningパート300点の場合)

Listeningパートで300点を取得している人は、自分がその分野についてよく知っている分野、また仕事場で使用される英会話を最低限聴き取ることが出来ます。話し相手がゆっくりと話してくれるのであれば、なんとか聞き取れます。英語を日本語に訳すことなく、英語を英語のままとして聴き取れるようになるのがListeningパート300点なのです。

TOEIC600点レベル(Readingパート 300点の場合)

Readingパートで300点を取得できている人は、英文法・英文読解の学習において基礎がしっかりと確立されていると思います。仮定法、分詞構文、WouldやCouldなどの丁寧表現の使いわけなど、難易度の高い英文法表現に関しても時間をかければ理解できるでしょう。

履歴書に書けるのはTOEIC600点から

英語を使って業務ができる最低限の水準がTOEIC(R)試験600点だと考えられています。逆に600点未満だと話になりません。英文法の知識があやふや、必要英単語を知らない、だから英文がまともに読めないし、書けない。また、会話の聞き取りができないからまともなやり取りも望めない。ギリギリなんとかこの状態から抜けだしているのがTOEIC LR試験600点です。そのため、履歴書の資格欄に書く際には最低TOEIC600点が必要です。

日本の大学生のTOEIC LR試験平均点は450点前後です。そのため、平均的な大学生は「英語が満足に使えない」と見なされています。だからこそ、企業では最低限履歴書に書ける点数として、最低600点という基準が示されていることが多いのです。

TOEIC600点は、履歴書に書ける最低点。

また、格安オンライン英会話、フィリピン語学留学、ワーキングホリデー、アメリカ・カナダへの語学留学などもTOEIC600点はないとそのサービスを十分に活用することは極めて難しいです。600点以上の人であれば、遅かれ早かれ「適切な英文法に従った文章での英語のやり取りが出来る」ようになります。

一方、TOEIC600点未満の人の場合、「文章でのやり取りを行うのは難しく、不完全な英文、英単語をつきはぎしながらなんとかやり取りするのが精一杯」です。また、「基礎力が足りないため、英語を日常的に使用する国に数年いても英語力を上達させることが出来ない」という状態に陥ります。※これらは成人の場合です。

TOEIC380→680点 卒業生Saeruさんのスピーチ

TOEIC380からスタートし、4ヶ月の留学を通して680点まで向上させたSaeruさんのスピーチ動画を紹介します。留学当初は自分の夢を話そうとも、適切な語彙が分からないために途中で「だめだ」と諦めてしまっています。しかし、4ヶ月間の留学を通して文法知識や語彙力が磨かれ、表現豊かに「夢」についてスピーチをするSaeruさんはまるで別人です。※英語で話す練習をしていない場合、TOEIC600点以上あってもほぼ全く話せません。


⇒Saeruさんの体験談 「勉強の仕方が分からなかったので、ひたすらカリキュラム通りの勉強をしました」大学生が4ヶ月でからTOEIC380点から680点まで伸ばし、自信をつけるまで

TOEIC600点レベルを目指す勉強法

TOEIC(R)試験で600点を目指すために必要となる学習に関して、「1. 英文法の学習」「2. 英文読解・リスニング学習」という順番でやるべきことを解説します。

1. 英文法の勉強法

高校で学ぶ英文法の内容をひと通り理解する必要が有ります。まずは高校英文法の参考書を読み、理解に漏れがないかを確認下さい。

英文法の参考書で登場する英文を品詞分解し、精読して下さい。そして精読を終えた英文に関してリスニング音源を聴きこんで下さい。通勤・通学中にリスニング音源を聴きこみ、英文法の重要例文は全て丸暗記するくらいに聴きこんで下さい。

高校英文法の抜け漏れを確認し、精読を終えた英文の音源を聞き込みます。

ここで学習した内容がその後の英語学習を支える全ての基礎となりますので、理解をおろそかにしないで下さい。

ただし、この段階で徹底的に聴きこんでも、学んだ英文を自信を持って使いこなせるようにはなれません。この後に行う英文読解の学習を通じて、自信を持って使いこなせるようになります。英文法を学習することで、建物の骨組みを作成します。そして、その後の英文読解の学習でしっかりとした基礎を固めます。

【補足】TOEIC600点レベルを目指す前に、そもそも中学レベルの基礎英文法が出来ている状態なのか、と不安な人達へ

この記事の内容を読み進める前に、先に以下の記事の内容を確認下さい。
【関連記事】「TOEIC300点レベルからの脱出法!(中学英語からの再スタート)

2. 英文読解・リスニングの勉強法

英文法の学習と同様に、英文を品詞分解し、精読して下さい。そして精読を終えた英文に関してリスニング音源を聴きこんで下さい。通勤・通学中にリスニング音源を聴きこみ、参考書に登場する重要例文は全て丸暗記するくらいに聴きこんで下さい。

「品詞分解→精読→リスニング音源の聞き込み→重要例文の暗記」という流れです。

この学習方法はその後の全ての学習において共通しています。『全く理解していない状態 ⇒ うっすらと理解している状態 ⇒ 明確に理解している状態』と知らない英単語・英語表現をどんどん自分の中に定着させていくのが、英語学習です。

今後続く英文読解やリスニング学習では、ひたすらこの過程を辿り続けます。そしてTOEIC400点、600点、800点の違いは突き詰めると「明確に理解している、自分の中に定着させている英単語・英語表現の数の違い」とすら言えます。(参考記事⇒ TOEIC800点を徹底分析(勉強法・体験談あり)|TOEIC800点の英語レベルとは?

TOEIC600点レベルを目指す為のお勧めの参考書

ここではTOEIC(R)試験で600点を目指すのにサウスピークで推奨している参考書を紹介します。

1.英文法・英文解釈のお勧め参考書

高校英文法をひとつひとつわかりやすく
⇒最低2周して下さい。丸暗記することよりも理解することを優先して読み進めて下さい。別冊の回答英文をリスニングCDを使って暗記するまで聴きこんで下さい。

高校英文読解をひとつひとつわかりやすく
⇒最低2周して下さい。丸暗記することよりも理解することを優先して読み進めて下さい。本書を使うことで『高校英文法をひとつひとつわかりやすく』で学んだ内容を定着させて下さい。また、空き時間には復習としてリスニングCDを聴きこんで下さい。P122からの「音読用英文の一覧」は暗唱できるようになるくらいに音読して下さい。

2.英文読解・リスニングの学習

学んだ英文法の内容を定着させるために、次は英文読解・リスニングの学習です。代表的な教材を下記に紹介します。

公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リスニング編
⇒易しめのTOEIC L&R試験 Listening Part公式対策本。公式本であるため、英単語の選択が適切であり、実際の試験の問題に近いです。(※想定終了期間 4週間)

TOEICR L&Rテスト正攻法で攻めるパート7読解問題
⇒易しめのTOEIC L&R試験 Reading Part公式対策本。公式本であるため、英単語の選択が適切であり、実際の試験の問題に近いです。

3.語彙力を鍛える

新TOEICテスト出る語句
⇒これまで本格的に英文読解の学習をしたことが無い方は、本書を使ってTOEIC L&R試験向けの語彙力を増やして下さい。本書は日常英会話の表現も多く使われているため、基礎の英会話表現を学ぶのにも有効です。

ここまで終われば次は本番試験と同じ難易度のTOEICテスト公式問題集 新形式問題対応編に着手できるようになります。

サウスピークにおける初級者向け学習カリキュラム作成方針

サウスピークでは何はともあれ、初級者を脱出してTOEIC600点レベルに到達してもらうことを初級クラスの全生徒の目標として設定しています。

TOEIC600点以上になれば、英会話のレッスンを受講して、着実に英会話能力を伸ばしていくことが出来ます。600点未満の方でも出来なくはないですが、基礎が固まっていない段階であるため、伸びる速度は遅いです。

また、英会話レッスンだけでなく、TOEFL iBT試験、IELTS試験にある難易度の高いSpeaking試験に挑戦することが出来ます。逆に600点ないと読み上げられた問題文すら理解できないので挑戦することが出来ません。

サウスピークの学習アドバイザーHALJこと、柴田

そのためサウスピークでは、600点に満たないレベルの生徒には英文法・英文読解・リスニング学習に重点を置いた勉強法、勉強カリキュラムを提供しています。これは600点未満の段階でSpeakingレッスンをしても、話す能力がなかなか向上しないことが分かっているからです。

なお、もう少し基礎的なところから学習する場合の方法に関してはこちらの記事を参照してください。(参考記事⇒ TOEIC500点レベルを徹底分析|初級者がTOEIC500点レベルに届く勉強法。

Speaking能力だけを伸ばすことは出来るのか

補足すると、600点未満の段階でもマンツーマンレッスンを続ければ、英会話に慣れることは出来ます。けれど「慣れるだけ」です。英文法・英文読解・リスニング学習のインプット学習を行わなければ、3〜4週間程度で「英会話能力が伸びていないのでは?実は場馴れしただけ?」という壁に当たることになります。

多くのフィリピンにある語学学校が「話す」能力を伸ばすことに特化しているけど、英会話能力をほとんど全く伸ばせていないのには理由があります。それは話すために必要となる「読む・聴く」という地道なインプット学習、基礎学習をカリキュラムに入れていないためです。「話す」能力を伸ばすためには、「読む・聴く」というインプット学習をもバランス良く行わなければいけません。

「読む」「聴く」能力を高めるためには座学は必須です。

一方、サウスピークでは「読む・聴く」ためのインプット学習を行った上で、「話す・書く」ためのアウトプット中心の勉強を行うという、当たり前の勉強法を行っています。しかしながら、この勉強は地道な努力が必要なので、一般的な受けは悪いです。けれど、地道なインプット学習をしないと最終的に「話す」能力も高めることは出来ないとサウスピークでは考えているため、安易な方向に逃げることなく、大変でも確実に英語力を伸ばせる学習カリキュラムを採用しています。

TOEIC600点を超えた卒業生たち

TOEIC600点以上に到達した人達は地道な反復練習を必要とする筋トレのような英語学習を継続して行った方々ばかりです。英語力は努力した時間に比例して伸びます。英語は地道な努力を必要とする、一発逆転のない学問です。下記に紹介した人達を参考に、日々継続して学習して下さい。

地道な努力を重ね、TOEIC600点台へ到達した卒業生たち

「憧れだった海外就職に挑戦したい!」徹底的に基礎を叩き込んだ26週間で、TOEIC250点から660点までアップさせたKotaさん。

「聞くことさえ嫌だった英語に、真剣に向き合えた!」3ヶ月でTOEIC385点から605点までアップさせたKozueさん

「フィリピン留学は人生を変えた半年間でした。」中学1年で英語を諦めた女子大生Akaneさんが、半年間でTOEIC310点を650点まで向上させた話

「英語話せたらかっこいいな」が現実になったSakiさん。5ヶ月のフィリピン留学でTOEIC355点から695点までアップ!

※サウスピークは日本で初めて、3ヶ月で「平均」TOEIC226点UPを達成した学校です。一部の生徒だけではなくて、全てを含めた「平均」です!(参考記事⇒ 2017年生徒成績データ。TOEIC平均226点UPを達成!

TOEIC600点レベルを目指す人に贈る言葉

そもそも大学受験時に英語の勉強をしっかりと行った人であれば、最初からTOEIC LR試験で600点を獲得出来ます。現在600点未満の人達は、まずはこの大学受験をしっかりと行った人達に追い付くための学習をしましょう。大学受験組と比較すると周回遅れのスタートと言えますが、まだまだ追い付くことは十分に可能です。

そして、このTOEIC LR試験で600点に到達した段階ではじめて英語で、語学学校の外でもまともな英語のやり取りが出来るようになります。600点未満の人達の場合、お金を払わないとまともな英語でのやり取りをしてもらえません。語学学校の外でもサバイバルできるように、まずは最初の目標となるTOEIC LR試験600点を目指して学習して下さい。

TOEIC600点を目指して英語学習をする方へ

サウスピーク留学説明会(東京・大阪・名古屋)について

サウスピークではこの記事で書かれた学習法を実践しています。お気軽に説明会にご参加ください。主に東京新宿のオフィス、名古屋、大阪の出張説明会を行っています。下バナーのページに説明会で話す内容や、開催日、場所、など随時更新で掲載しています。↓↓↓

こちらの記事では、TOEIC LR試験 600点台についての学力分析、スコアUP勉強法を書きました。サウスピークではTOEICスコアの向上だけではなく、英語力自体(文法、単語)から、聞く、話すといった全ての能力をバランスよく向上させる学習カリキュラム、学習環境を用意しています。

全体
「聴く」「読む」「話す」「書く」能力を高め、そして発音矯正をした上で、結果としてTOEIC LR試験の点数も上がる学習カリキュラムとなっています。これが3ヶ月で平均TOEIC226点UPが実現する理由です。⇒日本初3ヶ月間でTOEIC「平均」226点UPを実現した語学学校

サウスピークの特徴については、他のページを読んでいただいても分かるのですが、下のYou Tube動画で解説しています。 参考にしてください。↓↓↓

皆さんの英語学習が、英語力のUPだけではなく、就職、転職、を含めた人生のキャリアパス開拓に繋げる事が、我々のミッションであり、やりがいだと考えています。サウスピークの留学を通して、英語力という武器を得る事で、アドバンテージを獲得していただければと思っています。