(2019年4月更新)

英語力を測る試験として、日本人に最も人気のある試験の一つに、TOEIC LR(以下TOEIC)が挙げられます。

TOEICは主に、リスニングとリーディング力を測る試験で、最高スコアは990点です。

英語学習者の中には、TOEIC800点以上の高得点の取得を目標にしている人も多くいると思います。

しかし、TOEIC800点の英語力が具体的にどのくらいのものなのか、そしてどんなメリットがあるのかを、理解していない人も多いのではないでしょうか?

そこで今回の記事では、TOEIC800点を取得するメリットや英語力、勉強方法についてご紹介します。

サウスピークは、当校に留学した生徒のTOEICの点数を「3ヶ月で「平均」200点以上伸ばした」実績がある語学学校なので、正確な情報を提供できると考えています。

この記事を読むことにより、TOEIC800点レベルの英語力に対するイメージが明確になり、モチベーションの向上にも繋がるでしょう。

当記事の内容
TOEIC800点を取得するメリット

TOEIC800点レベルの英語力とは

TOEIC800点の内訳(Listeningパート400点、Readingパート400点の場合)

TOEIC800点レベルを目指す勉強法と参考書

TOEIC800点レベルに届いた卒業生たち

TOEIC800点を取得するのに必要な学習時間

TOEIC800点レベルを目指す人たちへ

TOEIC800点を取得するメリット

TOEIC800点を取得するメリットについて、大学生と社会人に分けて紹介していきます。

【大学生の場合】

大学生にとって、最もTOEICスコアを有効活用できるのは、就職活動のときでしょう。

一般的に、就職活動の際に履歴書に書けるスコアは、600点以上といわれています。

2013年には、上場企業の約7割が、新入社員採用の際にTOEICのスコアを参考にしており、その上565点以上のスコアを期待しているというデータが出ています。

2013年時点で約7割の企業が採用時に「TOEICスコアを参考にしている」と回答

(引用元:「上場企業における英語活用実態調査2013年」報告書

就活前の大学生が、TOEICで800点を取得していれば、企業からの期待値を大きく上回れるケースが多いので、ぜひ大学生のうちに800点以上のスコアを獲得しておきましょう。

【社会人の場合】

社会人の場合、会社内での「異動・昇進・昇格」の際に、規定以上のTOEICスコアを求められることが多いと考えられます。

上記の写真にある通り、2013年時点で中途採用社員に期待しているTOEICスコアは710点というデータが出ています。

そのため社会人にとっても、TOEIC800点は、自身の能力をアピールする上での武器になり得るのです。

また、英語力と年収は比例します

つまり、TOEICのスコアを上げれば収入も上がるということです。

英語を学ぶことで収入アップに直結するのであれば、学ばない手はないでしょう。

TOEIC800点レベルの英語力とは

TOEICが800点あれば、どれほどの英語力だといえるのでしょうか。

英語初心者にとっては英会話はもちろんのこと、英字新聞で情報収集することや、英文メールでのやり取りも容易に行えるというような「英語ができる人」を想像することが多いと思います。

しかし実際のところ、TOEIC800点の英語力では、英語に馴染んだ帰国子女や海外で既に働いている人からすると「英語ができる」という水準には程遠いと厳しい意見もあるようです。

以下に具体例を上げてTOEIC800点のレベル感をまとめました。

TOEIC800点は大学入試においては、難関の国立大学・私立大学に一般入試で入った学生たちの中でも特に英語が得意な学生たちが到達している水準です。

例えば、大学受験の最高峰である東京大学の文系学部・院生の平均スコアがTOEIC800点で、理数系だと703点まで落ちます。

東大文系の院生のスコア平均がTOEIC800点なので、受験英語レベルで見ると、やはりTOEIC800点というのはかなりの難度であることが分かります。

[参考] 東京大学消費生活協同組合

さらに、企業の国際部門で活躍するビジネスパーソンの平均点である679点(企業が期待するスコアは655〜855点)を、100点以上上回る点数です。

2012年から英語公用語化して話題となった「楽天」では、社員のTOEIC平均点は2010年と比べて526点から794点へと向上し、ほぼ800点近い点数になりました。

TOEIC800点レベルの英語力とは、高校で学ぶ英文法・英文読解といった基礎的な内容を確実に身につけ、理解できる水準です。

そのため、英語学習用の参考書に限らず、時間をかければNative English Speakerが読む英字新聞や洋書なども理解できます。

基本的な聴き取り能力もあり、ゆっくりであれば、あまり馴染みのない分野の英語であっても、耳で聴いてそのまま理解することが可能です

馴染みのある分野、内容であれば、テレビ・ラジオ・映画といったNative English Speakerが普段話すそのままの英語であっても、単語や表現を聴き取ることができ、なんとか全体の意味を推測できます。

余談ですが、本当に英語力が高い日本人英語学習者の場合、無対策でもTOEIC800点には到達できます。

TOEIC800点の内訳(Listeningパート400点、Readingパート400点の場合)

TOEICは、英語の聴き取り能力を測る「Listeningパート」と英文読解能力を測る「Readingパート」に分かれています。

「Listeningパート+Readingパート400点=TOEIC800点」とした場合、TOEIC800点レベルの英語力は以下のようになります。

TOEIC Listeningパート 400点レベルとは

Listeningパートで400点を取得している人の場合は英語を日本語に訳すことなく、英語のままで理解することが可能なレベルです

英語を英語のままで理解できないとなると、少し速く英語を読み上げられると、まるで聴き取れなくなってしまいます。

職場においては、Native English Speakerの同僚がゆっくり話してくれれば、議論に参加できるレベルです。

英語で話す練習をしたことがない人はなかなか話に入るのは難しいですが、話している内容を理解することはできます。

職場以外の日常的な場面においては、一対一の会話であれば、ほぼ問題なく聴き取れます。

ただし、自分の守備範囲外の専門的な内容になると基本的にお手上げです。

TOEIC Readingパート 400点レベルとは

Readingパートで400点取得できている人は、英文法・英文読解の基礎を習得しています。

そのうえで、仮定法、分詞構文、WouldやCouldなどの丁寧表現の使い分けなど、難易度の高い英文法表現もしっかり理解しています。

そのため、Readingパートに出題される問題を、正確かつ速いスピードで解くことが可能です。

職場においては、社内の英語資料を読み解くことができ、業務に必要な文章を読んで理解できるレベルです。

業務に関連する内容であれば、インターネットから必要な情報を、英語で入手することもできるでしょう。

TOEIC800点に到達している人の場合、職場以外の場所ではまだまだ力不足ですが、職場でやっていくには問題ない水準です。

まったく話せない人でも、1〜3ヶ月話すための練習をすれば、最低限の英会話はできるようになります。

TOEIC800点のレベルに到達している向学心のある人であれば、話し相手が使った表現、目についた英語表現で使えるものがあれば逐一自分の中に必要な表現を取り込んでいける水準です。

そのため、英語を使う環境にいるのであれば、月日と共に英語力を向上させられます。

TOEIC800点台のスピーキング力

TOEIC対策に加えて、スピーキング力を高める訓練・レッスンを受けた場合、下記の動画のようにSpeaking能力を向上させることができます。

(留学体験談⇒ 大学を休学して半年間のセブ島留学でTOEIC385点から810点まで425点アップ!英語の総合力と共にスピーキング力も大きく向上させたNatsukiさん

(留学体験談⇒ 「夢のイギリス留学を有意義にしたい!」TOEICを555点から815点まで伸ばし、半年のフィリピン留学をやり抜いたYuiさん

(留学体験談⇒ フィリピン留学失敗経験者のMayuさんが、苦難を乗り越え、10週間でTOEIC600点から800点へアップさせるまで

スピーチ以外の日常会話に関していえば、TOEIC800点以上になってはじめて時間差なく、日常会話が出来るようになります。

ここでいう「時間差がない」とは、話していて「反応が遅い」と見なされないレベルです。

アメリカ・イギリスなどに語学留学を考えている方に「TOEICで800点以上になってから留学するのがおすすめ」といっているのは、この「反応が遅い」状態を脱するだけの基礎力を身に付けてから留学した方が、学習効率が良いと考えているためです。

TOEIC800点レベルを目指す勉強法と参考書

TOEIC800点を取得するためには、以下の能力を向上させる必要があります。

1. 英文法

2.英文読解

3.リスニング

順番に説明していきます。

1.TOEIC800点を狙う 英文法の勉強法

TOEIC800点に到達するためには、高校で学ぶ英文法をもれなく理解しておく必要があります

英文法理解

高校英文法をひとつひとつわかりやすく。

大学入試英語長文ハイパートレーニングレベル1 超基礎編

⇒高校英文法について一通り不明点がないか確認するための参考書です。

特に不明点がない場合(Reading part300点以上の人が該当)、本書にはあえて取り組まなくても良いでしょう。

【学習方法】

不明点、理解があやふやな項目に絞って、最低2周してください。

丸暗記することよりも、理解することを優先して読み進めるのが効果的です。

そして理解が曖昧な項目に関しては、別冊の回答英文を、リスニングCDを使って暗記するまで聴きこんでください。

上記英文法で理解漏れがないことを確認したら、次はTOEIC対策用の参考書を解き、インプットした内容を定着させましょう。

TOEIC対策用の参考書

1日1分! TOEIC L&Rテスト 炎の千本ノック! これなら続けられる英語の筋トレ

1日1分! TOEIC L&Rテスト千本ノック! (祥伝社黄金文庫)

一点注意事項を挙げると、上記の参考書は解きっぱなしにしてはいけません。

解けなかった問題は必ず解説を読み、どうして解けなかったかを、しっかりと理解しましょう。

英文法の理解が曖昧だったのであれば、参考書の該当箇所を読み返し、100パーセント理解できているか確認します。

文法を理解した上で、繰り返し音読し、リスニング音源を聴き込みましょう。

目安の回数は「1英文あたり、リスニング20回+音読10回」で、これを2回繰り返します。

すなわち「1英文あたり、リスニング40回+音読20回」行いましょう。

音読&リスニング学習を通じて、英文法の理解がさらに深まることに加えて、試験問題のパターンに慣れることができます。

そうすれば、問題を目にした瞬間に、ほぼ自動的に答えを見抜くことができるようになります。

数多くの問題集に手をつけるのではなく、ここで紹介している参考書を着実に仕上げましょう。

紹介した英文法教材には、すべて復習用のリスニング音源が付属しているため、通勤・通学時間に完全に暗記できるようになるまで聴き込んでください。

2.TOEIC800点を狙う リスニング・英文読解の勉強法

リスニング・英文読解の精度を上げるためには、まず英文を読むこと自体に慣れることと、英語の語彙を増やすことが必要です。

いろいろな読解問題集に手を出すよりも『公式TOEIC Listening & Reading問題集 4』と『公式TOEIC Listening & Reading問題集 3』の2冊を使ってください。

この2冊の公式本で4回分の模試をやり込むだけで、TOEIC800点に到達することは可能です。

この2冊が難しく感じる人の場合には、下記の3冊を必要に応じて使用してください。

Listening Partが300点に満たない人向け

【TOEIC LR試験対策】公式 TOEIC Listening & Reading トレーニング リスニング編

Reading Partが300点に満たない人向け

【英文法】TOEIC(R)テスト英文法 プラチナ講義

英文法の不明点を本書で確認した後に、プラチナセンテンスと巻末にある英単語を、音読とリスニングでやり込み定着させましょう。

英文法対策と同様に「1英文あたり、リスニング20回+音読10回」を2回繰り返してください。

特に現時点でReading Partが300点未満の学習者は、本書を十二分にやり込みましょう。

【TOEIC LR試験対策】TOEIC® L&Rテスト正攻法で攻めるパート7読解問題

英単語力に不安が有る方向けの英単語帳

【TOEIC LR試験対策】【語彙力アップ】TOEICテスト英単語 出るのはこれ!

⇒特にReading Partの点数が低い人に有効です。

1日50~100個の英単語の暗記を行い、完璧に覚えなくてもいいので、何周もするようにしましょう。

その際に、リスニングファイルを必ずダウンロードして、聴きこんでください。

これら参考書に登場する、すべての英語表現を暗記するくらいに繰り返し解きましょう

一文一文を品詞分解し、知らない単語・英文表現は必ず辞書もしくは参考書で調べてください。

3.TOEIC800点を狙う 多読・多聴の勉強法

参考書の読み込みが一段落した時点で、多読・多聴学習にも着手しましょう。

TOEICテスト新公式問題集で使用していないVol.5以前のものを、片っ端から読み、リスニング音源を聴くことにより、未知の英文を理解する能力を高めます。

教材としては、英語書籍やPodcastでビジネス寄り、もしくはそれほど砕けていない日常英会話表現を取り扱っている教育系のものがおすすめです。

例えば、朝日出版社から出版されているCNN English Expressであれば、そんなに負担にならずに、適度な息抜きとして英語に触れられるでしょう。

CNNニュース・リスニング2018[秋冬] ※年に2回発売されます。

他にも900点を目指す人であればNHK英語教材で最難関の実践ビジネス英語に着手されても良いかもしれません。

難易度は非常に高いですが、最先端のビジネス事情や洒落た会話表現について学べます。

TOEIC LR試験向けではない内容も含まれますが、『ポリグロッツ(POLYGLOTS)』や『VOA』といった、ニュースアプリで気になるニュースを読むのもいいでしょう。

また、全世界300万部の児童書「ワンダー(原題:wonder)」を多読・多聴の教材として読むのもオススメです。

(書籍)ワンダー(原題:wonder)

(オーディオブック)ワンダー(原題:wonder)

書籍と一緒にオーディオブックを一緒に買えば、リスニングの練習をすることもできます。

「TOEIC LR試験向け参考書を使った精読」と「興味が持てる教材を使った多読」を交互に繰り返すことにより、語彙を増やし、英文を読むこと自体に慣れます。

それによってより速く、かつより正確に英文を読み、聴けるようになります。

TOEIC800点に到達した卒業生たち

地道な学習を重ね、見事TOEIC800点代に到達した卒業生の方の留学体験談をご紹介します。

ぜひ彼らの体験談を読んで、今後の英語学習の道のりをイメージする手助けとしてください。

TOEIC800点代に到達した卒業生たち

「ノースキルニートからの脱却!」ブロガーのHidebuさんが中学英文法からスタートし、14週間でTOEIC410点から825点へ伸ばすまで

転職活動に活かせるフィリピン留学!13週間でTOEIC400点から820点まで向上させたRyosukeさん

「新卒入社前にフィリピン留学!」就職活動が終わった後に、13週間でTOEIC525点から880点へ向上させたKentoさん

16週間のフィリピン留学でTOEIC610点から840点まで230点アップ!スピーキング能力も向上させ、「将来の夢」を見つけたYukaさん

※サウスピークは日本で初めて、「平均」TOEIC226点UP/3ヶ月を達成した学校です。一部の生徒だけではなくて、全てを含めた「平均」です!⇒2017年、生徒成績データ。TOEIC226点UPを達成!

TOEIC800点を取得するのに必要な学習時間

サウスピークでは、これまでに2,000人以上の生徒を受け入れてきた実績から、目標のTOEICスコアに到達するまでにかかる学習時間のデータを出しています。

以下の表をご覧ください。

現時点でTOEIC600点の人が800点に到達するためには「750〜900時間」英語学習に時間を割く必要があります。

これだけの学習時間を日本で確保するのは、簡単なことではありません。

週に5日間、3時間の学習を続けたとして、1ヶ月で60時間なので、目標の時間に達するまでに1年前後の時間がかかってしまいます。

その点サウスピークに留学した場合、1ヶ月に200〜250時間の時間を英語学習に割けるので、最短3ヶ月で目標を達成できます。

そもそも日本で、週に5日間英語を学ぶこと自体の難易度が高く、途中で挫折してしまう人も多いのではないでしょうか?

効率よくTOEICの点数を向上させたいと考えている方は、ぜひサウスピークへの留学をおすすめします。

また以下のリンク先で、目標とする英語レベルに到達するための学習時間を算出できるので、自身に必要な学習時間が気になる方はご利用ください。

英語学習時間シミュレーター

関連記事:

TOEIC LR試験の点数を上げるために必要な勉強時間

TOEIC800点レベルを目指す人達へ

TOEIC800点到達の必要条件は「長時間勉強すること」です。

私自身もなかなか800点の壁を超えることができず、700点台で停滞していた時期がありました。

でも、ある時期に集中して長時間の英語学習を行うことで、800点の壁を突破することができたのです。

「座学1時間、リスニング学習3時間」を毎日行えるのであれば、現時点でTOEIC600点の人であれば、半年以内に800点に到達できることでしょう。

TOEIC800点という大きな壁を超えるために、英語学習を優先できる人生の時間配分を行ってください。

時間をかければ必ずTOEIC LR試験で800点以上に到達できます。

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また以下の記事では、フィリピン留学のメリットや失敗パターンについて詳しく紹介しています。

せっかく留学するからには、有意義なものにしたいですよね?

フィリピン留学を成功させて圧倒的に英語力を伸ばしたい方は、ぜひ一度ご覧ください。

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