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※更新:2018年11月25日

こんにちは。サウスピーク、ワーホリ記事ライターの、はなえです。

みなさんはワーホリというと、どのようなイメージがありますか?華の海外生活、日本のようにしがらみのない環境で生活できる、外国人の友人をたくさん作れるなど、魅力的なことがたくさんあります。一方で、ほとんどの方が心配されるのが、ワーホリ後の就職なのではないでしょうか?

ちまたでは、ワーホリ経験は「職歴の空白」と言われることも多く、一部ではワーホリ=遊んでいたと捉えられることもあると聞きます。

この記事では、

  • ワーホリから帰国後の就職状況における現実
  • ワーホリから帰国後の4つの進路
    (①ワーホリ前の仕事、②海外滞在、③個人で起業、④企業へ就職・転職)
  • ワーホリから帰国後の就活・転職活動で評価されるために必要なこと

を紹介しています。

ワーホリから帰国する前にこの記事を読んだ方はラッキーです!ぜひこの記事を読んで、ワーホリ中の自分に何が必要なのか考えるきっかけにしてください。

ワーホリから帰国後の就職状況における現実


ワーホリ後の就職は、社会人経験がある人には特にシビアなものであると考えられることが多いです。それには、いくつかの理由が考えられます。

就職が厳しい理由1.ワーホリ経験をうまくアピールできない

ワーホリで身につく能力として、コミュニケーション能力や異文化適応能力などが挙げられます。

これは多くのワーホリ経験者が述べることであるので、うまくアピールしなければ他の人の経験談に埋もれてしまい、面接官の記憶に残りにくくなることがあります。

就職が厳しい理由2.ワーホリ中の仕事と、帰国後の就職がうまく結びつかない

ワーホリで多くの日本人が経験する仕事が、日本食レストランやファームの仕事です。これらを通して、英語の接客や海外で生活する大変さを味わうのはいい経験となります。しかし、ワーホリ後に事務職やIT関係の仕事などを目指している場合、接客業やファームの経験がそのままの形で役立つとは限りません。

帰国後の就職を見通してワーホリ中に事務職をやろうと思っても、渡航時の英語力が十分でなければ希望する仕事ができません。また、滞在期間に限りがある日本人が企業の一員として雇ってもらうのは厳しい現実があります。
そうなると、ワーホリ中の人でもできる仕事のみを経験することとなり、キャリアアップという目的を果たすのは難しくなります。

就職が厳しい理由3.ワーホリで身についた英語力を的確に表現できない

「ワーホリで英語を話せるようになりました!」と多くの人が口にします。とはいえ、どのくらいの英語力があるかを問われると「日常英会話くらい」「ビジネス英語を話せる」など、大まかな表現しかできない人が多いです。

具体的な英語力を面接官に示せなれば、ワーホリ中に身につけたスキルを正確に評価してもらうことができません。

ワーホリ経験を生かした帰国後の進路・体験談

「ワーホリ経験者が帰国後は何をしているのか」に関しての情報は、ワーホリ前の情報と比べるとそれほど多くありません。その中で、大きく分類すると次の4つとなります。

  1. 1.ワーホリ前の仕事に戻る
  2. 2.海外滞在を延長する
  3. 3.個人で仕事を作る(起業、フリーランス)
  4. 4.企業へ就職・転職する

ワーホリから帰国後の進路1.英語力を生かし、ワーホリ前と同じまたは関連した仕事をする

看護師や保育士などの資格を持つ人の場合、ワーホリ前と同じ職種に就く方が多いです。しかし同じ職種とはいえ、英語を身につけた方であれば英語を使うポジションを任せてもらえることもあります。また、新しい価値観を持って働けたり、その仕事のよさに改めて気付けたりすることもあるようです。

その他、ワーホリ前から興味がある分野と英語力をかけ合わせて新しい仕事にチャレンジする方もいます。

教育の専門性と英語力を活かし、ワーホリから帰国後に児童英語講師となったMさん30代女性

『私は、J-shine(小学校英語指導者認定協議会)の児童英語指導資格認定を取るためにオーストラリアでワーホリをしました。

教員採用試験に落ちたとき、海外に住むという子供の頃からの夢が頭に浮かびました。滞在方法を調べる中で、海外滞在を形にした上で小学校英語指導者認定を取れることを知りました。さらに、認定には日本だと1年かかりますが、海外では6週間、しかも現地実習もできるということが分かり、オーストラリアで資格を取りました。

帰国して10年経ちますが、今もワーホリ当時の経験を活かしながら英語指導者を続けています』

ワーホリから帰国後の進路2.海外滞在を延長する

ワーホリを通して一度日本を出ると、海外生活が楽しくなり滞在を延長したいと考える方もいらっしゃいます。サウスピーク卒業生のMayukoさんはオーストラリアでワーホリ後に学生ビザを取得し、滞在延長中です。

※Mayukoさんのワーホリ体験談はこちらです。
オーストラリアで永住権を取りたい! という目標を見据え、ワーホリ中の1年間で英語力向上と仕事に励んだMayukoさんの体験談

その他、ワーホリを海外生活の一つのステップと考え、青年海外協力隊などに挑戦する方もいらっしゃいます。

ワーホリから帰国後、青年海外協力隊として活躍したSさん20代男性

『私は、ワーホリで1年間オーストラリアへ滞在した後、青年海外協力隊(以下、協力隊)のスポーツ指導員としてアルゼンチンで8ヶ月活動を行いました。

アルゼンチンの母国語はスペイン語ですが、英語教育も進んでいました。私がスペイン語をうまく話せなかったこともありますが、日系人相手とは日本語と英語で会話をしていました。ワーホリで英語を習得してよかったと思いました。

海外では、日本と比べると不便なことが多いです。また「言いたいことは言う」「行間は読まない」など日本ではないような価値観が存在します。これらは頭ではわかっていてもすぐに受け入れられるものではありません。

ワーホリ生活は、海外特有の文化に触れるという点でも協力隊活動に役立ちました』

ワーホリから帰国後の進路3.個人で仕事を作る(起業、フリーランス)

ワーホリ中にフットワークが軽く様々なことに挑戦した人の中には、大企業に属さずに自分で会社と立ち上げたり、フリーランスとして独立した働き方をしたりする方もいらっしゃいます。

ワーホリ中に身につけた英語力と行動力を活かし、帰国後に起業したKさん30代男性

『ワーホリから帰国した直後は、営業やITの勉強ができそうな会社に就職しました。いろいろな会社のオーナーさんと会うと「自分だったらこうするのに」というようなアイディアがたくさん浮かんできたので、それを形にするために起業しました。現在は、日本ではサロン経営やウェブデザイナー、フィリピン・セブではゲストハウスと飲食事業をする2拠点生活をしています。

ワーホリで得た英語力や行動力は、セブでのビジネスに役立っています。起業するにあたり、ワーホリ中に出会った人を思い出し「彼らができたなら自分にもできそう」と思ったことが原動力になりました。どんな状況下でも今を楽しむことが大切と思えるのは、ワーホリの経験があったからだと思えます』

ワーホリから帰国後の進路4.企業へ就職・転職する

「ワーホリで英語力を上げたい」と考える方の目標で多いものが、就職・転職活動の成功にすることです。ワーホリで目標を持って英語を勉強した方は、帰国後も希望の仕事に就職されています。

大学を休学してワーホリへ渡航し、帰国後の就活で航空業界やホテルなど5社で内定を勝ち取ったTakumaさん

―――就活でワーホリ経験はどのように評価されたのでしょうか。

内定先の航空会社から面接のフィードバックをいただきました。そこには、海外での行動力や、他国の文化に興味を持ち外国人相手でも仕事をやりとげる素質について評価していただけたと書いてありました。

航空業界の客室乗務員として就職を希望する場合は、最低でもTOEIC600点が必要です。僕のサウスピークに留学する前のTOEICスコアは200点台でした。長時間勉強しても500点台後半が3回続き、なかなか600点の壁を越えることができずに悔しい思いをしました。しかし、休学して留学するという大きな決断をしましたし、周りに航空業界での就職を目指している方もいたので頑張れました。

最終的にはトロントで600点以上取ることができました!
「自分には航空業界での就職は無理だろう」そう諦めていたTakumaさんが見事内定を勝ち取るために、確かな英語力と行動力を身につけたカナダでのワーホリ体験談

ワーホリから帰国後に転職活動を行い、外資系医療機器メーカーへ転職されたEmiriさん

ーーー転職活動において、英語力はどのように評価してもらえましたか?
面接では、TOEICの点数を評価してもらえました(サウスピーク卒業後は875点)。放射線技師の資格があっても、MRIの知識がなかった私には英語だけが取り柄でしたので、とても有利に働いたと思います。職場では英語関係の仕事を任せられるので、英語が身についていなかったらと思うとゾッとします。

サウスピーク留学と、カナダでワーホリ中の病院見学を経て外資系医療機器メーカーへ就職をされたEmiriさんの転職成功ストーリー

帰国後の就職活動を有利にするために、ワーホリ中にやっておきたいこと

以上のように、ワーホリ後は、

  1. 1.ワーホリ前の仕事に戻る
  2. 2.海外滞在を延長する
  3. 3.個人で仕事を作る(起業、フリーランス)
  4. 4.企業へ就職・転職する

といった道があります。

このうち、企業での就職や転職を目指す方々がワーホリ経験を最大限に生かして就職活動をするために必要な対策をまとめました。

帰国後を見据えた就活準備1.
オリジナリティーのあるワーホリ経験を自分の言葉で語れるようにする

ワーホリ経験者の話を踏まえて、海外経験がその後の仕事で生かされる部分は次のようなことがあると考えられます。

ワーホリで身につくこと1.コミュニケーション能力

英語、日本語に限らず、仕事する上では必ず必要となるのがコミュニケーション能力です。日本で生まれ育った日本人は、空気を読むのが得意でなかなかNoと言えない方が多いと言われます。ですが、一歩海外に出ると、自己主張することが不可欠と思い知らされます。そこで得られた、自分の意見を根拠を持って述べる力は帰国後にも役立ちます。

ワーホリで身につくこと2.異文化体験

日本は島国であるため同じような文化を持った人が一緒に暮らしています。それに対し、海外はさまざまな国籍を持った人が集まる地域が多いです。日本では普通とされるマナーがそうではないこともあるため、海外生活を通して様々なことを受け入れられ心の広い人になります。また、自分の常識とは違った生き方をしている人との出会いも多く、自分自身の人生に対する選択肢が広がります。

ワーホリで身につくこと3.トラブル解決能力

海外に出ると、日本ではありえないトラブルに見舞われることがあります。私自身もシェアハウスを追い出されたことがあり、そのときにオーナーと英語で交渉したことで度胸がついたと感じます。日本人を避ければ避けるほど直面しやすいトラブル。これらを英語を駆使して自分の力で解決することは、大きな力になります。

就職活動での面接では自分の強みを経験と結びつけて伝えることが大切です。面接官の印象に残るには、日本にいては味わえないような貴重な体験や苦労を語るとオリジナリティーを出すことができます。海外ならではの経験をするには、英語環境で生活してみることが一番の近道です。

帰国後を見据えた就活準備2.
ワーホリ後に何をしたいのかを明確にし、帰国後のビジョンに関係ありそうなことには積極的に参加する

「ワーホリは、英語力を高めるのに効果的なのか?」という質問を聞くことがあります。
個人的には、英語力を高めることだけが目的であればワーホリより語学留学のほうが優れていると思います。
語学留学であれば、英語を勉強することだけに集中できます。一方、ワーホリは、語学学校に通える期間に限りがあります(国によって異なる)。

ワーホリのメリットは、海外で働けるということ、そして旅行やボランティア活動などを通して海外に住むという経験が比較的簡単にできるということです。

その経験を自分の今後の人生に生かすものにするかは、自分の努力にかかっています。ワーホリ後のなりたい自分像に近い人がいるところには積極的に顔を出し、転職に必要なスキルも身につけられれば、ワーホリがスキルアップに繋がる確率が高くなります。

※ワーホリと留学の違いは、海外で働けること以外にもあります。詳しくは「ワーホリ」と「留学」はどう違うのか? 目的・年齢・費用・就労などの違いを徹底的に比較します!をご参照ください。

帰国後を見据えた就活準備3.
ワーホリ中に身につけた英語力を、客観的な指標で表せるようにしておく

ワーホリ後の日本人の英語力について、一部では「英語で話すことに抵抗がない、日常会話はできる。しかし専門的なビジネス英語までは話せない」と言われています。この状況を避けるためには、高い英語力を身につけてそれを誰にでもわかる指標としてアピールすることが有力です。

サウスピークの企業が就職・就活・転職で求めるTOEICスコア一覧には、企業が求める英語力について次のように書かれています。

2013年の時点で、新入社員に期待するTOEICスコアは565点、中途採用に期待するスコアは710点となっています。(中略)中途採用におけるTOEICスコアの重要性がより高まっていると言えるでしょう。

「上場企業における英語活用実態調査」報告書によると、(中略)国際部門の業務遂行の平均的な期待スコアは750点となっていますので、国際部門への配属を希望している方はTOEIC800点を取得しておくことが無難でしょう。

これらの3つのことから、ワーホリでオリジナリティーのある体験や帰国後の就職に関連する体験をするためにも、英語力を身につけておくことがとても大切だと分かります。

ワーホリから帰国後の就活・転職活動で英語力をアピールするために有力なサウスピーク

実は、フィリピン・セブの語学学校サウスピークには、ワーホリや欧米留学の後に留学する方がいらっしゃいます(この記事を書いている私もその1人です)。

ワーホリ中に英語環境にいたにも関わらず、座学をしなかった人は語彙力不足となります。基本的なコミュニケーションは取れても、同じパターンの英語フレーズしか使えないということは多くの人に起こりうることです。

そのような人のために、サウスピークでは自学自習で英語の知識をインプットし、授業中にアウトプットする「反復授業」スタイルを行なっています。20歳を過ぎて英語学習を始める人は、繰り返し座学で英語を学ぶことが必要です。

サウスピークで根気強く英語学習をすることで、目標のTOEICスコアを獲得し、ぜひワーホリ後の就職・転職活動を成功させましょう。

ワーホリから帰国後にサウスピークへ留学し、TOEIC865点を取得されたShuheiさんインタビュー

ワーホリでオーストラリアに居たときは英語を話す機会には恵まれていたものの、参考書を持参していなかったこともあり、新しい英単語を学ぶことが容易ではありませんでした。やっぱり新しい知識は別で学ばないと、話すときにも聴くときにも使える語彙は増えません。

サウスピークで留学中、新しい表現をどんどん覚えて、カリキュラムで指定された参考書を着実に終わらせていけば、気がつけばTOEIC試験の点数が710点から865点まで向上していました(留学期間 は8週間)。

実際に海外で働くとなると、実感値としてTOEIC800点以上に該当する英語力が必要です。そうでなければ、社内の人の指示も正確に聴き取れないですし、自分の主張や報告も満足にできません。ワーホリに行くのであれば、せめてTOEIC800点以上の英語力を身につけてから行かれることを推奨します。

【在校生インタビュー】ワーホリ前にTOEIC800点到達が望ましい理由。Shuheiさんインタビュー

※ワーホリ後のリベンジ留学については、【逆2カ国留学・リベンジ留学のすすめ 】ワーホリや欧米留学で上がらなかった英語力を、フィリピン留学で上げよう!を参考にしてください。

ワーホリを有意義な体験とするために、帰国後を見据えながら海外生活を楽しみましょう

サウスピーク「ワーホリ準備講座」の様子。履歴書の書き方を習ったり、ワーホリ仲間を増やしたりできます。

ワーホリから帰国後の就活・転職活動で評価されるためには、次の3つのことが大切です。

1.オリジナリティーのあるワーホリ経験を自分の言葉で語れるようにする

2.ワーホリ後に何をしたいのかを明確にし、帰国後のビジョンに関係ありそうなことには積極的に参加する

3.ワーホリ中に身につけた英語力を、客観的な指標で表せるようにしておく

特に、日本の就活で評価されるTOEICで高得点を取得しておくことは、企業に就職したい方には必須です。ぜひ、帰国後をイメージしながらワーホリ生活を楽しんでください。

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