サウスピーク卒業後に、香港でワーキンングホリデー(以下、ワーホリ)をされ、いくつかの飲食店で勤務をされたAratakaさんにお話をうかがいました。

Aratakaさんのワーホリスケジュール

  • 2017年5月〜7月
    • サウスピーク留学
  • 10月〜翌年6月
    • 香港にてワーホリ 飲食店4店舗で仕事
  • 6月〜現在
    • 東南アジア周遊旅行中

サウスピーク留学中に香港でのワーホリへ興味を持ち、旅の予定を先送りにしてワーホリをすることに決めた

サウスピーク留学中のAratakaさん(写真右)とクラスメイト、講師

―――Aratakaさんがワーホリに興味を持った理由を聞かせてください。

きっかけは、仲の良かった友達がフィリピン留学をした後に、オーストラリアでのワーホリへ行ったことでした。その時自分は大学を卒業する直前だったのですが、恥ずかしながらその時初めて海外というものに興味を持ちました。

―――ご友人の影響があったのですね。英語を学ぼうと思ったきっかけはどのようなことだったのでしょうか。

大学卒業前に1人でタイに行ったり、入社後も1年に1度は連休を利用して1人で海外を訪れたりしていました。渡航先は全部で8カ国。現地に滞在できるのは1度の旅で5、6日くらいでした。旅行中は現地の人とコミュニケーションがうまく取れず、帰国のたびに英語を勉強しなければと思っていました。しかし、意思が弱く、長続きしなかったのが事実です。

東京でシェアハウスに住んでいたとき、韓国人の男子学生がこのようなことを言っていました。
観光客としてお金を使う側の語学力と、働き手としてお金を稼ぐ側の語学力は全く違う。僕の日本語力ではお金は稼げない」
これを聞いたときに、それまでの旅行で英語が話せなくてもなんとかなっていたことに納得したんです。

大学を卒業して3年経った頃「そろそろ大きく環境を変えて、やりたかった英語学習にチャレンジしなければ手遅れになってしまいそう」と思い、会社を辞めてサウスピークでの留学と香港でのワーホリをしました。

―――ワーホリの渡航先に香港を選んだのはなぜですか?

もともとサウスピーク留学のあとは東南アジアを中心に旅をして、その後どこかでワーホリをしたいなと思っていました。

旅の1カ国目は、小説『深夜特急』の影響で香港に決めていて、そこから西へ行こうと思っていました。そう考えていた矢先、サウスピーク滞在中に、香港にもワーホリ制度があることを知りました。さらに、情報収集にと思って参加したサウスピークのワーホリ準備講座で卒業生の体験談を聞き、よりワーホリに対して興味を持ったんです。そこで、旅をする前に香港でワーホリをしてみても面白いかもしれないと思いました。周りに香港でのワーホリの経験者や渡航予定の人がおらず、情報も少なかったのも、香港への好奇心が湧いたきっかけです。

※Aratakaさんが参加されたワーホリ準備講座はこちらです。【ワーホリ準備】ワークショップ・英文履歴書添削・交流会を行いました!
サウスピーク卒業生である私が体験談をお話しました。

 

ワーホリ中は、飲食店4店舗での仕事を経験

香港の夜景

―――香港のワーホリではどのように仕事探しをされたのですか?

街を散策するとき、雰囲気の良さそうなお店を見つけては人を雇っているか訪ねてレジュメを渡していました。僕は、ウェブサイトやフリーペーパーの求人情報はあまり使っていません。

マネージャーがいない場合は出勤時間を教えてもらい、来るまで待ったり会える日にちを聞いて再度訪問したりして直接マネージャーと話す機会を作っていました。求人申し込みをした店のショップカード(店舗名や連絡先などが書いてあるもの)をもらい、お店から連絡がきたときにスムーズに対応できるようにしておくのも仕事探しのコツですね。

十数件回ったところでフィリピン人マネジャーと出会い、その場で働かせてもらえることが決まりました。

―――香港でワーホリするにあたり、仕事探しに役立つウェブサイトを知っていれば教えてください。

渡航する前に見ていたサイトは、香港掲示板MixBです。あとはFacebookにも日本人ワーホリのグループ、現地での求人グループがあります。

現地の飲食業従事者は、仕事を探す時にFacebookを利用している印象を受けました。

香港の屋台で食べた食事

―――Aratakaさんはワーホリ中にどのような仕事をされたのですか?

計4つの飲食店で働きました。はじめはローカルのレストランバーと、日本人男性が1人で経営しているバーでそれぞれ週3日ずつ働きました。

ローカルのお店はチムサーチョイという九龍側(大陸側)で香港人の生活の中心地のような場所にあり、スタッフは香港人とフィリピン人で、お客さんは香港人が多かったです。日本人はいなかったので、会話は全て英語でした。

日本人経営のバーはコーズウェイベイという場所(香港島側)でした。経営者以外のスタッフは香港人、お客さんは香港人か西洋人でしたのでこちらも基本的には英語を使わないと仕事はできない環境でした。

海外で働くことも英語レベルも初心者の僕でしたが、フィリピン人マネジャーや日本人の経営者の方が寛大な心で見守ってくれたことに本当に助けられました。

当時香港ワーホリは同じ雇用主の下で働けるのは3ヶ月まででした(2018年1月以降は6ヶ月までに改定)。ですから、3ヶ月働いた後、ソーホーとランカイフォンという2つの西洋人街をターゲットに仕事を探しました。

最後に働いた飲食店前の通り。香港ではあるが、西洋人が多く驚いたそう

―――仕事を探すのに注意したほうがよい時期はありましたか?

チャイニーズニューイヤー(旧正月)前は、求人を出している店がほとんどありませんでした。旧正月自体は2月上旬なのですが、1月初め頃に仕事探しのため店を訪問しても募集していないと言われることが多かった気がします。

この時期、香港人は家で家族と過ごすのが一般的です。外食先は中華料理屋のみで、中国本土に家族や親戚がいれば中国へ行って過ごします。さらに現地の会社なども休みになり、香港で働く外国人は帰国します。とにかく飲食店街やバーなどから人がいなくなる時期でした。

仕事探しをした時期がチャイニーズイヤー前と重なってしまったこと、仕事探しをした西洋人街に人が少なかったこともあり、トライアルまでいってクビになってしまい2週間ほど無職になってしまいました。

そのあとは無事採用されましたが、この経験で、仕事を探す時期と場所には注意したほうがいいと学びました。

―――他に、香港でワーホリする人はどのような場所で働けるのでしょうか。

日系企業であれば、営業職や事務職、受付の求人でも、ワーホリ歓迎と書かれている求人を目にしました。

僕は飲食店以外トライしていませんが、おそらく営業職などは中国本土への出張などもあり、かなり濃い経験ができると思います。中国語か広東語が必要になってくることもあると思いますが、英語が話せるだけでも日本と比べると給料は高くなる印象があります。

あるフランス人女性(ワーホリで香港滞在)は、もともと営業職で働いており、香港でも営業の仕事をしていると話していました。中国語や広東語は話せないとのことでしたが、仕事の経験や英語力があれば企業でも働けるようです。

 

仕事中、日本人との働き方の違いを感じながら英会話も楽しんだ

ハロウィンの時期、仕事先のスタッフでお揃いの格好をした(写真右がAratakaさん)

―――香港で働きながら英会話を楽しむために、どのようなことを心がけましたか?

仲の良いお客さんや仕事終わりの同僚と積極的に話をすることで、日々新しい英単語や英語表現に触れるように心がけました。

正直、飲食店で使う英語表現には限りがあります。自分からあえて新しい単語や表現を試してみないと同じ範囲の中での英会話を繰り返すことになります。最後に働いた店では、西洋人のお客さんを中心に接客し、働きながら会話も楽しめました。

―――香港で働いてみて、日本人の働き方と違うと感じた点はありましたか?

はい、香港人の仕事に対する考え方や働き方は、日本人とはまるで違います。

お店によりますが、香港では完全分業制なので自分のポジション以外のことは基本的にしません。いくら自分が手持ち無沙汰でも、手伝おうとすると不思議がられたり、怒られたりします。

衛生面をみても目につくところはかなりあるのですが、あまり日本人の考えを押し付けるのは良くないと思います。「店にとって有益な発言をしてくれているな」と考えてくれる場合もありますが、「また日本人が細かいこと言っている」と面倒臭いと思われているような反応も感じました。

そういった経験をできたのもワーホリをしてよかったと思った点の1つです。

―――香港でワーホリ中、お金はどのくらい稼げましたか?

僕が働いていたところの時給は70香港ドル(約1,000円)でした。香港の最低賃金は34.5ドル(2017年5月〜)とあるのですが、飲食店で仕事を探せば最低でも時給60ドルという印象です。

香港人にはチップの習慣はありません。代わりに飲食店では10%のサービスチャージが会計に乗ります。ただお釣りのコインは取らない人が多いためそれが従業員のチップになります。一方、お店にもよりますが、西洋人のお客さんは10%のサービスチャージがわかっていてもさらにチップをくれることがあります。最後に働いたお店では、毎週1,000円~3,000円ほどのチップをもらっていました。

数回ですが、これは君にと言って100ドル札(約1,400円)を渡されることもありました。

ワーホリ当初は普通に暮らせる分を稼げればいいかなと思っていたのですが、運良く安いシェアハウスに住めたことやまかないが食べられたこと、チップのおかげなどもあって月に7万円ほどは貯金に回すことができました。

 

Aratakaさんはワーホリの渡航先としては珍しい香港で、香港の文化に浸りつつ英語話して仕事を楽しんだとのことでした。次の記事では、シェアハウス生活や旅、英語ネイティブ圏と比較しての香港ワーホリの良さについて紹介します。

 

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