サウスピークでの半年間留学とカナダのトロントで4ヶ月のワーホリ経験後に外資系医療機器メーカーへ転職されたEmiriさんに、現在の仕事に就くまでの経緯と仕事のやりがいをお聞きしました。

Emiriさんの転職までの流れ

  • 2015年4月〜2017年3月
    • 都市部の大学病院にて放射線技師として勤務
  • 2017年5月〜10月
    • サウスピークへ26週間留学 TOEIC400→帰国後875 475点UP
  • 10月〜12月
    • 日本へ帰国
    • TOEIC受験やサウスピークで出会った友人と再会
  • 12月〜翌年3月
    • カナダのトロントでワーキングホリデー
    • TESOL・児童英語教授法を学ぶための語学学校へ。
    • イタリアンバーでアルバイト
  • 3月下旬
    • 日本へ帰国し転職活動
  • 5月
    • 外資系医療機器メーカーへ内定をもらい入社

転職のきっかけはサウスピーク留学中に出会ったクラスメイト

サウスピーク卒業式の様子。Emiriさんたちのお兄さん的存在であった生徒、Seijiさんが歌を歌っているところ(写真右がEmiriさん)

―――元放射線技師のEmiriさんが医療機器メーカーに勤めたいと思ったきっかけはどのようなことですか?

サウスピークEOP校留学中に医療機器メーカーに勤めている方に出会って仕事の話を聞いたからです。

留学を決めた当初は、転職というより英語力を高めたい、海外に行ってみたいという思いが強かったです。しかし留学中にその方の話を聞く中で、放射線技師の資格を活かしつつ英語に触れ続けることができる外資系の医療機器メーカーの仕事は、今の私にとってはよい選択肢だと思って目指すことにしました。

 

カナダでワーホリ中、現地の病院に訪問して病院見学をすることに成功

―――外資系の医療機器メーカーに勤めたいという思いを持ちながらワーホリ先のカナダへ行かれたのですね。夢の実現に向けて、カナダでどのようなことをしましたか。

現地の病院へ見学に行き、放射線技師と話す機会を持ちたいと考えました。まずは語学学校の講師に相談したのですが「カナダの病院スタッフは突然の訪問者には警戒するから、行っても無駄だと思うよ」と言われました。しかし、やってみないとわからないと思い、平日の夕方、病院の業務が落ち着く時間帯を見計らってアポなしで病院訪問をしました。

―――アポなしで訪問されるとは、思い切ったことをされたのですね。実際に話を聞くことはできましたか?

はい。放射線科の受付で自分がもともと日本の病院で放射線技師として勤めていたことを伝え、カナダの技師と話をさせてほしい、使っている機械を見せてほしいと頼みました。受付の方はとても親切で、放射線科のドクターに電話してスタッフと会うための手配をしてくださいました。

病院の地下道にはこのような案内板があり、それぞれの施設への行き方が示されていた

―――現地の技師にお話を聞き、日本とカナダの病院での違いについて学んだことを教えてください。

1番驚いたのは、トロントではがん専門、小児専門など5つくらいの領域の専門病院が1つのエリアに密集しており、それらがすべて地下で繋がっているということです。技師は5つの病院の中でローテーションをして働いているとのことでした。日本では1つひとつの病院が独立していると伝えると、カナダのスタッフは驚いていました。

また「日本の医療は素晴らしいのに、なぜわざわざトロントの病院に見学に来たのか」と言われ、日本の医療は海外でもレベルが高いと評価されていることを実感しました。そのほか、MRIやCTでどのような機械を使っているかなど自分が知りたいと思って箇条書きにしたことを質問できました。

トロントで病院訪問をしたときに話を聞かせてくださった放射線技師さんと記念撮影

―――自分から行動を起こし、カナダで病院訪問をできてよかったですね。この病院訪問が成功したカギは、ご自身のどのような行動にあると思いますか?

『ワーホリ中にやらなければいけないことリスト』を作ったことですね。学校の講師に行くのを止められたときに「やめておこうか…」と思ったのですが、「リストに書いたからやらなければ」「今しかできないから行動しなければ」という使命感を持つことができました。

この病院の他にも別の施設を訪問しましたが、忙しさなどを理由に見学させてもらえませんでした。今回訪問できたのはとても運がよかったと思います。

「カナダで1年過ごすより今後のことを優先しよう」と思い4ヶ月でワーホリを終了し帰国

家の前で撮影した雪景色。真冬のトロントは気温-20度になる日もあったそう

―――Emiriさんは他にもワーホリ中に児童英語教授法の資格を取ったり、イタリアンバーでアルバイトをしたりされていたそうですが、カナダにはどのくらい滞在されたのですか?

4ヶ月です。ビザの有効期限は1年なのでそれより早めに帰国しました。

※Emiriさんのワーホリ体験談は、4ヶ月間のカナダのワーホリでTESOL・児童英語教授法の学習と仕事を両立させたEmiriさんの体験談をご覧ください。

―――通常のワーホリより短い期間で帰国されたのはなぜですか?

アルバイトと英語勉強だけの毎日となり「このままカナダで生活するより、場所にとらわれず新たな1歩を踏み出したい」と思うようになったからです。

もちろん、日本より海外の方が英語を話す環境には恵まれていますが、英語で独り言を言うことや、オンライン英会話を通じて話すことは日本でもできます。外国人の友達も日本で作ることは可能です。行動次第で日本にいても英語に触れる環境は作れるので、日本に帰って英語学習を続けながら仕事をするという道を選びました。

カナダのワーホリビザは1年間有効です。4ヶ月で帰国してもったいないとは思いましたが、帰ってきてよかったです。そのおかげでタイミングよく会社に入社することができました。

外資系医療機器メーカーに勤めて2ヶ月。医療機器の説明や調整の仕事をしている

休日に勉強していた図書館

―――医療機器メーカーではどのような仕事をされているのですか?

営業の人が売ったMRIなどの医療機器について、使い方などの初期トレーニングをしたり、不具合があったら調整したりする仕事をしています。デモンストレーションや展示会、学会発表などに出席することもあり、優勝すると海外の国際学会へ出る機会を得られます。

英語を使う場面は、MRIに関する論文を読むときや他部署の外国人上司とコミュニケーションを取るときです。 また、海外から送られてきた資料を日本語に翻訳する手伝いもしていますし、日本のウェブサイトをグローバルに移行するチームメンバーにも選ばれました。今後は、日本人スタッフと海外本社スタッフが問題を解決するための橋渡し役など、英語に関わるフィールドで役に立てるようになりたいです。

ーーー転職活動において、英語力はどのように評価してもらえましたか?
面接では、TOEICの点数を評価してもらえました(サウスピーク卒業後は875点)。放射線技師の資格があっても、MRIの知識がなかった私には英語だけが取り柄でしたので、とても有利に働いたと思います。英語関係の仕事を任せられるので、英語が身についていなかったらと思うとゾッとします。

―――毎日どのように英語学習をされているのですか?

仕事が終わってから医療機器の原理などを英語で勉強しています。技師のときに扱ったことがなかったMRI機器の担当になりましたし、以前自分が働いていた放射線技師や医師が現在は顧客になりました。勉強の必要性を感じる日々です。

英語力を伸ばしたければ、それが必要な環境に身をおくことは大切です。今は日本にいますが英語が必要ですし、周りの人が自分より英語ができるため焦って勉強しています。

 

―――今の仕事でやりがいを感じる点を教えてください。

自分が目標としている先輩を目指し、勉強して自分を高めることが楽しいです。以前病院で技師として働いていたときは定時上がりで17:30には帰宅していましたし、勉強は好きではありませんでした。でも今は20 時くらいまで職場にいます。

勤務時間は以前より長くなりましたが、わからないことを知ることが楽しいのであっという間です。自分の将来のためになると思って勉強することに時間を使いたいと思っています。

これからも、資格や英語力を生かした道を貪欲に模索していきたい

ワーホリ中にお世話になった卓球コーチとの写真

―――放射線技師の資格とサウスピークやカナダでのワーホリで取得した英語力を生かし、将来はどのようなことにチャレンジしたいですか?

今はまだ将来何をするか正確には決まっていませんが、自分が楽しいと思えることを探しつつ、放射線技師の免許にとらわれずにやりたいことをやれる人生にしたいです。そのために今は人生を模索している途中です。

サウスピークで身につけた英語力や出会った方の影響で外資系のメーカーへ転職することができました。サウスピークへ留学していなかったらこの道はなかったと思います。留学して本当によかったです。

 

サウスピークでの英語力向上や留学中の出会いがきっかけで医療機器メーカーへ転職されたEmiriさん。ワーホリ中の行動力や英語力で自分の未来を切り開いていく姿は多くの方の刺激になると思います。これからも持ち前のポジティブさと行動力で更に充実した仕事をできるよう応援しています。