サウスピーク留学後にオーストラリアのシドニーで7ヶ月間ワーキングホリデー(以下、ワーホリ)をされたHiroyaさんに、日系企業営業の仕事内容や苦労ついてお話をうかがいました。

シドニーのニューイヤー花火を一緒に見たメンバーと(右から3番目がHiroyaさん)

名前 Hiroyaさん
職業/年齢  21歳 大学4年生を休学中
留学期間 3ヶ月
ワーホリ渡航先 オーストラリア・シドニー

【Hiroyaさんのワーホリスケジュール】
・2017年4月〜7月
サウスピークへ3ヶ月留学

・7月〜2018年1月
オーストラリアのシドニーでワーホリ
日系企業で6ヶ月勤務

・2018年1月
ケアンズ、ゴールドコースト、ブリスベンへ2週間旅行し日本へ帰国

英語圏のネイティブと働きながら、移民大国オーストラリアで異文化交流をしたいと思いワーホリすることを決めた

仕事着に身を包むHiroyaさん(写真左)

―――Hiroyaさんはなぜワーホリをしようと思ったのですか?

私がワーホリをしようと思った理由は、英語のネイティブスピーカーと働く経験や異文化交流をしたいと考えたからです。移民が多いといわれるオーストラリアに行き、さまざまな国籍の人と交流しながら仕事をしたいという思いがありました。また、就活に必要なお金を稼ぎたいという目的も持っていました。

―――貯金もワーホリの目的の1つだったのですね。どのくらいの資金で渡航されましたか?

10万円です。

―――準備金10万円はだいぶ少ない方ですね。少ない資金でワーホリするためにどのような準備をしましたか?

私はサウスピークを卒業してからオーストラリアに渡航するまで、数日間セブに滞在していました。そこで事前に仕事先や住む場所を探して、オーナーと連絡を取っていました。

渡航前に準備をしていたので、シドニーに着いてから5日で仕事を始めることができました。サウスピーク留学中にレジュメを完成させておいてよかったです。住居に関しても、はじめの1週間だけバッパーに泊まった後にすぐに引っ越すことができました。

※バッパー:バックパッカーズホテルの略。安くで素泊まりできるため、ワーホリをする人がよく利用する。

通常業務に加え「英語で営業する」という新しいポジションに挑戦し仕事を広げた

営業をするときはネイティブ相手に英語を話していたそうです

―――以前のワーホリインタビュー記事で、現地の日系企業での日本食品の卸と新商品の販促活動の仕事をしていたと話されていましたよね。どのような仕事をされていたのですか?

アジア系のスーパーなどに商品を卸したり、ローカルのスーパーでオーダーをもらった商品の請求書や売上状況のチェックをしたりしていました。各店舗の担当者との話は英語でした。そこで6ヶ月間勤めました。

Hiroyaさんが具体的にどのような仕事をされていたかは、渡航1ヶ月目のインタビュー記事、ワーホリ1ヶ月で最高のスタートダッシュ!本気留学後にワーホリで英語力を活かせる仕事と環境を手に入れたHiroyaさんの体験談をご覧ください。

―――7ヶ月間のワーホリ期間のうち6ヶ月を同じ職場で過ごされたのですね。有意義な時間を過ごせましたか?

実は仕事を始めて3ヶ月くらいで飽きてしまいました。すでに6,000ドルくらい(約50万円)貯金できていましたし、新たなフィールドでチャレンジしたいという思いがありました。でも、職場で出会った尊敬できる上司ともっと一緒に働いてその方の仕事のスキルを学ぼうと考え、続けることにしました。仕事を継続するにあたり、さらにやりがいを持って働けるよう、仕事の範囲を広げてもらいました。

オーストラリア人の友人とともに

―――どのような仕事を新しく任せてもらったのですか?

はじめの3ヶ月はルート営業でしたが、その後は新規営業も任せてもらえました。ただ、開拓済みの地域や他社との契約をすでに結んでいるところには通常のアプローチをするのは厳しいと感じたため、私は現地大学生インスタグラマー(友人のつながり。フォロワー3万人くらい)を活用したインフルエンサーマーケティングに取り組みました。その結果、ニューサウスウェルズ大学周辺のお店で2件の契約を獲得することができました。

―――しっかり実績を出されたのですね。英語で営業をするのは難しくなかったですか。

私はワーホリ前に日本で訪問販売の仕事をしていたので、そこまで難しいとは感じませんでした。英語はツールであって、仕事ができるかできないかは自分の持っているスキルの問題だと思います。英語は海外で仕事をするための最低条件だと感じました。

ワーホリ中に貯めたお金でラフティングに挑戦

英語を使って外国人と働く経験は楽なことばかりではなかった

―――さまざまな経験ができてよかったですね。オーストラリア人と働く上で日本人との文化の違いなどを感じたことはありましたか?

ときどきお金に対してルーズな対応をされたことですね。

月末になるとそれぞれの契約先から売り上げの資金を回収するという仕事がありました。契約先によって、資金の払い方は銀行振込、小切手、現金払いなど異なるのですが、支払いをお願いしても忘れたふりをされたり、忙しいときに声をかけると逆に私が怒られたりしたことがありました。これは日本ではない対応だと思いました。

―――他に大変だったことはありましたか?

実は仕事中に2トントラックを運転していて事故を起こしたことがありました。人身被害はなかったのですが、会社の車を傷つけてしまいました。日本の会社であれば事故の事務的な対処は手伝ってくれると思うのですが、私のいた会社では全て自分ですることを求められたので少し戸惑いました。

でも、貴重な機会だからといって勤務時間内に手続き処理に行かせてもらい、英語で書かれた保険書類の手続きをはじめ、事故状況の説明など全て自分で行いました。大変でしたがよい経験になりましたね。

学生に知ってほしい、お金のかからないワーホリをする方法

休みの日も常に英語漬けの環境でした

―――Hiroyaさんはワーホリの目的の中に「資金を貯める」ということもあったようですが、ワーホリにかかる費用を節約するためにどのようなことをしましたか?

現地のエージェントは使いませんでした。住居や仕事を探すことはもちろん、銀行口座開設やタックスファイルナンバーの手続きに関しては今までのワーホリ経験者がブログなどで詳しく書いています。それを見ながら全て自分でやりました。

※タックスファイルナンバー:納税者番号。オーストラリアで働くときは必ず申請し、雇用主に見せる必要がある。
取得の仕方はオーストラリアで仕事をはじめる前に必須!「Tax File Number」の取得方法をご覧下さい。

そのほか、銀行口座や携帯電話の手続きについては以下の記事が参考になります。
【オーストラリア】ワーホリで必要な銀行口座。開設方法をわかりやすく丁寧に

【オーストラリアの空港に到着】まずはSIMカードを手に入れて、ネット環境を整えよう

―――毎月の資金はどのようにやりくりされていましたか。貯金は月にどのくらいされたのでしょうか。

私は月に約3,000ドル稼ぎ、支出は1,000ドルくらいでした。内訳は、家賃600ドル、食費300ドル、そのほか、通信費やスポーツジム代、雑費などが100ドルでした。自宅と職場は徒歩圏内でしたので、交通費はほとんどかかりませんでした。

月に大体2,000ドル貯金できていたので、帰国するころには10,000ドル貯まりました。

※10,000ドル:2018年6月の為替レートで計算すると約80万円

―――かなり貯金されましたね。娯楽費が少ないような印象がありますが、休みの日はどのように過ごされていましたか?

仕事は土日が休みでしたので、現地のサッカーコミュニティーで知り合った人とサッカーをしたり遊びに行ったりしていました。現地の人は私よりほぼ全員年上で、飲食代を出してくれることもありました。車でハイキングやビーチに連れて行ってもらったのがよい思い出です。

お金のかからない休日の過ごし方は、無料の美術館や博物館巡りをすることですね。それからシドニーの場合、日曜日は2.6ドルでバスや電車、フェリーなど乗り放題であったためそれを活用していました(2018年6月時点での情報)。

※公共交通機関の参照情報はこちらです。予期なく変更されることがありますので、実際に利用される場合は公式サイトで確認をお願いします。

https://transportnsw.info/tickets-opal/opal/opal-card-benefits

大自然の中で挑戦したバンジージャンプ

―――ワーホリ期間中の旅は楽しめましたか?

そうですね。ワーホリ期間の最後2週間でケアンズ、ゴールドコースト、ブリスベンに旅行をして、スカイダイビングやスキューバダイビング、サーフィンにチャレンジしました。

オーストラリアで新しいスポーツに挑戦するのはオススメです。とくにサーフィンやゴルフに関しては、日本より道具が安いです。私は日本では20万円するようなサーフボードを5万円で購入して持って帰ってきました。輸送費を考えてもオーストラリアで買う方が安かったです。

7ヶ月間シドニーへ滞在し、仕事をするときは仕事、休みの日は現地の人と思い切り遊び貯金もするという充実した生活ができました。

 

Hiroyaさんのワーホリ体験談からは、仕事での営業や金銭問題、事故の手続きなどを英語を使って乗り越えた経験や、学生ならではの休暇の楽しみ方についてさまざまな体験をされたことが伝わってきました。

次の記事では、ワーホリ中の英語学習や休学して就活することへの思いをご紹介します。

英語で営業職へ挑戦! オーストラリアのシドニーで海外インターンのような仕事をし、半年で80万円貯金されたHiroyaさんのワーホリ体験談 〜英語学習・就活編〜