サウスピークへ留学後にニュージーランドでワーキングホリデー(以下、ワーホリ)を開始し、永住権取得に向けて仕事をされているMachikoさんへお話をうかがいました。

Machikoさんのサウスピーク留学インタビューは、ワーホリ準備を効果的に リゾート系語学学校をキャンセルした26歳Machikoさんの体験談をご覧ください。

Machikoさん ニュージーランドでのワーホリスケジュール

  • 2018年3月末〜6月末
    • サウスピークで3ヶ月留学(TOEIC495→680)
  • 6月〜
    • ニュージーランドでワーホリ開始
    • オークランドでトルコ料理レストランと現地ガイドの仕事
  • 9月〜現在
    • レストランの仕事に絞り、永住権取得へ向けて準備中

昔見た映画の影響でニュージーランドに住みたいと思い、ワーホリで渡航

―――今回は、インタビューへご協力いただきありがとうございます。まずはじめに、Machikoさんがワーホリをしようと思われた経緯を教えてください

きっかけは、中学2年生で映画「ロードオブザリング」を見たことです。映画の撮影場所がニュージーランドであることを知り、初めて映画を見たときからずっと、あの大自然の中で暮らしたいという思いを抱いていました。

社会人になってもそれを忘れられず「普通の旅行ではなく、ニュージーランドへ住むにはどうしたらよいのだろう」と考えていました。そこで、ワーホリという制度を使えばニュージーランドへ住めることを知り、渡航を決めました。

ニュージーランドでワーホリ中は、トルコ料理レストランのスタッフとバスガイドとして2ヶ月間掛け持ちで働く

トルコ料理レストランの同僚と

―――サウスピークを卒業されてすぐにニュージーランドへ渡航されたとのことですが、どのような仕事をされたのですか。

2つの仕事を経験しました。1つ目は、トルコ料理レストランのウエイトレス、もう1つはバスガイドです。

―――レストランの仕事はどのように見つけられたのですか。

レジュメを配って仕事探しをしました。日本語が通じるレストランでは働かないと決めていましたので、それ以外で店の雰囲気やスタッフの身のこなしを見ながら、働きたいと思ったところにレジュメを配りました。

レジュメを配ったのは全部で7ヶ所で、その中で採用されたところで働いています。仕事探しは10日くらいかかったと思います。

レストランのトルコ料理。ヨーグルトやオリーブオイルを使った品、野菜、肉がバランスよく含まれている

―――トルコ料理レストランの環境はどうですか。

同僚は全部で12人、トルコ人、インド人、フィリピン人などで日本人は私1人です。ウエイトレスやレジのスタッフをしています。最近では「〜〜の在庫がないからいつまでに配達してください」といったサプライヤーとのやりとりなども行なっています。24時間英語環境ですので、大変ですが勉強になります。

―――もうひとつの仕事であるバスガイドについて教えてください。

お客さんを空港で出迎えてホテルまで送ったり、半日で市内を周遊するツアーのガイドをしたりというのが仕事でした。でも、これでは日本にいたときとあまり変わらないのではないかと思ったんです。

2つの仕事を掛け持ちしながら、ワーホリ中の自分がニュージーランドで本当にやるべき仕事は何か真剣に悩んだ

―――「バスガイドの仕事は日本にいたときとあまり変わらない」と考えられたのは、なぜですか?

同僚もツアー客も全て日本人だったからです。お店へ行けば外国人はいるのですが、せっかく学んだ英語を活かす環境ではないなと思いました。

ワーホリに来る前は、日本で6年間勤めたバスガイドの仕事をニュージーランドでも続けるつもりでした。しかし、想像した英語環境とは全くかけ離れたものでしたね。「私は何のためにサウスピークで英語の勉強をしたんだろう。これでは英語を使うことがない」と思い、続けるかどうかかなり悩みました。

英語環境以外に、レストランの仕事1つに絞った理由がもう一つあるのです。

―――それはどのような理由ですか。

ニュージーランドに住むにつれてこちらの暮らしがとても気に入り、渡航1ヶ月を過ぎた頃から永住権を取りたいと思うようになりました。永住権取得のためには、英語力はもちろん他にも条件があるのですが、金銭面についてバスガイドの仕事だけで条件を満たせるか不安でした。

―――ニュージーランドの永住権はどのような人が取得できるのでしょうか。

英語力の他に、一定の税金を2年間払い続けることが条件の1つとなっています。

バスガイドの仕事は、繁忙期とそうでないときの差がとても激しいです。仕事をした時間に応じて歩合制で給料が支払われるので、シーズンにより収入が変わります。これでは、この仕事を続けながら永住権を取るのは難しいような気がしたんです。

いろいろ考えた結果、バスガイドの仕事は永住権を取ってからすればいいと思うようになりました。今は安定した給料と英語力向上が期待できるレストランの仕事のみに力を注ぐことに決めました。

―――英語の伸びや将来の永住権など、様々なことを悩まれて仕事を決められたのですね。レストランの仕事で英語力が伸びた実感はありますか。

そうですね。日本語で考えずに英語が口から出てくるようになりました。はじめのころは、英語を話すとき「主語の次に動詞がきて…」など考えていましたが、今は聞かれてもすぐ答えることができます。

レストランの同僚からも、英語が上達したと言われますね。今ではお客さんへの受け答えはもちろん、料理の説明や簡単なトラブル対処などは問題なくできるようになりました。

ワーホリ中に学校に通わない代わりに、ニュージーランド現地のコミュニティーで英語学習や友達作りをしている

―――Machikoさんはニュージーランドへ入国してからは語学学校には通われたのですか。

通っていないですね。英語の勉強はサウスピークのみです。日本にいたときにニュージーランドの学校について調べると、現地で体験入学をしてから学校を決められると知りました。ですので、決めずに渡航しました。

―――学校に通わず、生活は充実していますか。

そうですね。英語に関しては、通う必要はなかったと思っています。しかし、現地の友達ができないのが悩みの1つでした。

―――友達作りへの不安に対して、どのような行動をされたのですか。

現地のスポーツコミュニティーに入り、知り合いを作りました。あとは、休みの日は図書館の英語フリースクールへ通っています。リタイアした現地の教師が英語を教えてくれるのでよい勉強になります。

―――その他、英語学習はどういった方法で続けてらっしゃいますか?

毎日ニュースを見ています。とにかく、英語を聴くことに慣れる必要があると感じているので、ニュースを聞いたり、口の動きを見たりして英語に触れています。その他、子供向けの絵本を読むこともありますね。絵本では基本的な英語を楽しく学べます。

―――サウスピークで使っていた問題集の中で、今でも活用しているものはありますか?

『英語のスピーキングが驚くほど上達するNOBU式トレーニング』2冊と『一億人の英文法ーーすべての日本人に贈る「話すため」の英文法』をよく使っています。NOBU式トレーニングは、例文がたくさん載っていて勉強になります。一億人の英文法は、英語を見飽きたときにパラパラとめくっています。英語を使うネイティブスピーカーのニュアンスについて、日本語で細かく解説してあるのでとても分かりやすいです。普段の英語学習の息抜きで使っています。

ニュージーランドでのワーホリ前に本気で英語力を上げるため、出発直前に他校をキャンセルしてサウスピークへ留学

―――ニュージーランドでなくセブで語学学校に通おうと考えた理由を教えてください。

マンツーマンレッスンが魅力的だと思いました。欧米の語学学校では集団レッスンですので、発音の授業で口を大きく開けたり舌を出したりということがあまりできないですよね。しかし、セブ留学であれば、講師と1対1で徹底的に発音について学べることが魅力的です。しかもニュージーランドの学校よりも学費、生活費共に低価格です。マンツーマン授業を受けられる上に授業料が安いという点で、セブ留学はコストパフォーマンスがよいと感じました。

さらに、食事や洗濯サービスが付いているので、英語学習に集中できそうであったこともセブ留学を決めた理由の一つです。

※参考記事:フィリピン留学、セブ島留学において3食の食事を提供しない語学学校に行くことの2つの大きな損失

―――なぜサウスピークを選ばれたのですか?

実は、半年前から別な学校に申し込みをしていました。しかし出発2週間前にキャンセルしてサウスピークに変更したんです。出発前にセブ留学について調べていたとき、自分が申し込みをした学校が「バカンスっぽい雰囲気」という記載を見つけました。これでは自分の意図する「本気の英語学習」とは違うかもしれないと考え、出発間近にサウスピークへ申し込みをしました。

短期間で急いでSkype面接をして、出発前日にやっと教科書が全て揃いました。サウスピークに変更し、本気で英語学習に打ちこむことができてよかったです。

ーーーサウスピークの授業の中で印象に残っているものを教えてください。

4Sの授業ですね。講師から指定された英単語を使ってエッセイを作りながら、語彙力と英作文力が身につきました。

※サウスピークの4Sの授業については、スピーキング力もリスニング力も、全部向上させる!?サウスピークの名物授業「4Sレッスン」に潜入してみた。をご参照ください。

―――他にサウスピークの優れている点はどのようなところだと感じましたか。

周りの人が真面目に勉強しているところですね。生徒の目的は、友達作りでもバカンスでもありません。将来のことを考えて周りの人が本気で勉強している環境だったことがよかったです。「仲間と高め合う」とはこういうことだなと感じました。

セブのリゾート地から離れており遊びへの誘惑が少ないことも、勉強を続けられる要因になっていると思います。

留学期間3ヶ月のうち、最後の1ヶ月はEOP(English only policy)校へ行きました。24時間英語でしたので、ワーホリ前に英語を話す習慣をつけるのにとても有効でした。

※フィリピン留学の大多数は、観光や国際交流(遊び)を重視しており、実際に就職などで結果を出す人は2割以下という話もあります。詳しくは、フィリピン語学留学を成功させるための5つの学習鉄則!を参照にしてください。

ニュージーランドは多国籍で人がとても親切。初めてワーホリに挑戦する人にも過ごしやすい環境。

ニュージーランドの羊たち

―――ニュージーランドはどのような点で住みやすいと感じますか?

ニュージーランドは移民が多く暮らす国です。私も実際に住んでみて驚いたのですが、街を歩けば、インド人やアラブ系の人、アフリカ人、もちろんここに長く住んでいるニュージーランド人など、とても国際色豊かです。様々な国の人と接する機会があり、自分が世界を旅しているような気分になります。

―――楽しそうですね! ニュージーランドの英語はアメリカ英語などと比べてなまっているなどと聞いたことがありますが、実際のところはどうでしたか。

確かに、渡航してすぐは聴き取りが難しいと感じました。しかし、毎日聴くうちに慣れました。

サウスピークへ留学してレベル4からレベル6(TOEIC400点→600点台)へ上がりましたが、渡航したときは英語をうまく話せませんでした。そのような私に同僚は親切に仕事を教えてくれたんです。喋れないから差別をするという雰囲気は、一切なかったですね。

日本でも最近国際化が進んでいますが、外国人に話しかけられても「知らない。ごめん」など冷ややかな対応をする人がいると聞きます。一方、ニュージーランドはさまざまな国籍の人がおりバスの乗り降りやATMの使い方などについても、質問すれば丁寧に説明しようとしてくれました。

ニュージーランドに住んでいる移民の中には、英語を第二、第三外国語として話す人も多いです。彼らは、英語をうまく話せない経験をしているため、同じように英語が苦手な私たちの気持ちがわかるのだと思います。

―――人が親切であるという点は、Machikoさんがニュージーランドを好きになる理由と繋がっているのでしょうね。先ほど永住権を取得したいと話されていましたが、それに、向けてどのようなプランで行動する予定ですか。

永住権を取るためには、まずワークビザを取得して2年間働かなければなりません。ワークビザの取得条件の1つが、職場でマネージャークラスのポジションになることです。お酒の提供に関する勉強をはじめ、ホスピタリティーや衛生管理について講義を受け、試験に合格する必要があります。

英語に関してはIELTS7.5が基準ですので、それに向けて勉強する予定です。

来月、日本へ一時帰国をし、必要書類を合わせてワークビザ取得に挑戦します。そこからスムーズにいけば2年後くらいに永住権を取れたらいいなと考えています。

「英語で話す」って意外と楽しい! ぜひワーホリへ向けて一歩踏み出してみてください

フィリピン人の同僚と。自身もフィリピンのセブに滞在していたため、共通の話題で盛り上がったそう

―――これからワーホリに行きたい方へ向けて一言お願いします。

英語を話すことをプレッシャーに感じず、楽しんでほしいです。日本では英語を話せないことがコンプレックスでしたが、実際に海外へ来てみると思ったよりも楽しく英語に触れることができています。

苦難に直面すると、どうやったらいい方向に向かうか自分で答えを見つけざるを得ません。しかし私はニュージーランドでの生活を通して、自分からアクションを起こせば周りの人も親切にしてくれることや、自分の理想とする道が開けていくことを実感しました。

これからワーホリへ行かれる方にも、ぜひ怖がらずに一歩踏み出してほしいと思っています。

 

Machikoさん、インタビューに協力いただきありがとうございました。やりたいことは何か深く考えながら自分の道を決めて行くMachikoさんの話からは、力強いパワーを感じました。無事に永住権を取得できるよう、応援しています!