サウスピークへ3ヶ月留学後にカナダのトロントでワーキングホリデー(以下、ワーホリ)をしたTakayukiさんへインタビューを行い、ローカルレストランの仕事やトロントでの生活についてお聞きしました。

(Takayukiさんのサウスピーク留学中のインタビュー記事はこちらです。
3ヶ月でTOEIC550点→890点まで340点アップ!ワーホリ前に英語の基礎力だけでなく、論理的に話す力まで身につけた大学生のTakayukiさん)

ワーホリスケジュール
・2017年3月〜6月
サウスピークへ留学(TOEIC550→890まで340点アップ)
・6月
日本へ1週間帰国しワーホリ準備
・6月〜11月
カナダのトロントでワーホリ
ローカルレストランのキッチンでアルバイト
・11月〜翌年2月
トロントで学校へ通い英語力を上げ、日本へ帰国。

大学生のTakayukiさんがワーホリを決めたのは、英語をマスターしたい思いと、就活に対する迷いがあったから

AirBnBで同時期に滞在していたスロバキア人のTommyさんと

―――Takayuki さんがワーホリをしようと思った経緯を教えてください。

ワーホリで英語を話せるようになりたい、かつ、価値観を広げたいという思いがあったからです。以前、東南アジアを旅したときに、そこで出会った外国人の英語が聴き取れなかったことがありました。もっと英語を理解し話すことができればさらに多くのことを語れたのにという後悔があり、それがワーホリしたいという思いに繋がりました。

もう1つの理由は、大学生活が終盤に差し掛かったとき「このまま就活していいのだろうか?」という考えが頭をかすめたからです。将来やりたいことが明確でありませんでしたし、もう少し大学生でいたいという思いもありました。そこで、大学4年生のときに1年間休学してサウスピークでの留学とワーホリをすることにしました。

―――学生が海外へ行く選択肢として、大学の交換留学制度や海外インターンシップなどがあると思いますが、Takayukiさんはなぜワーホリを選んだのですか?

ワーホリは自由度が大きいというのが理由です。

僕は、海外へ行く目的を4つに分けて考えました。

1つ目は英語力が伸びるかという面。2つ目は、英語以外の勉強、例えば価値観が広がるかというところです。3つ目は、金銭面。4つ目は、海外生活を楽しめるかという点です。

大学の交換留学制度は、大学で学んでいる経営学をさらに深く勉強できますが、それよりも僕はいろいろな人と出会い1つの分野だけでなく広い視野で「働き方」について考えたいと思っていました。

インターンシップは、日本人の渡航先としてベトナムやマレーシアなど東南アジアが多いと思います。そこで「本当に英語を話す機会があるのだろうか?」「英語が話せない状態で海外インターンシップに行き雑務ばかりすることにならないか?」という不安がありました。

 

僕が海外へ行く大きな目的は「実践的な英語力を身に付けたい」ということでした。ワーホリをすれば渡航先で学校に通えますし、働きながらインターンシップのような経験もでき、さらにお金を稼ぐことも可能です。ワーホリが1番選択肢が多いと考え選びました。

サウスピークの休学×留学体験談サイト”休学ラボ”では、海外インターンには、英語力が上がる、海外で働くことの現実を知れるなど5つのメリットがあると紹介しています。詳しくはこちらをご覧ください。
海外インターン経験者が語る海外インターンのメリット5つ

―――さまざまな思いがあって、ワーホリをすることを選択されたのですね。ワーホリするにあたりどのくらいの資金を準備しましたか?

30万くらいです。

―――30万円はワーホリする人の中では多い方ではないですよね。どのように生活しましたか?

僕はトロントへ到着後2週間、仕事探しを始めて実質2日でローカルレストラン働くことが決まりました。英語力など準備をしっかりして渡航すれば、仕事は見つかります。5ヶ月半働いて稼いだお金を使って2ヶ月学校へ行ったり旅行を楽しんだりしましたが、お金は少し余りました。

※Takayukiさんによると、ローカルレストランで働くためのコツは、「たくさん応募すること」「レジュメをしっかり書くこと」「エレベータートークを練習すること」ということです。詳しくは、ご本人執筆の記事ワーホリでローカルジョブで働くための3つのコツ。をご覧ください。

ローカルレストランのキッチンで英語力を身につけながら、日本人とカナダ人の仕事への向き合い方の違いを体感した

ローカルレストランのキッチンで一緒に働いていた仲間とともに。写真左がTakayukiさん

―――仕事探しを始めて2日で採用が決まったとのことですが、レストランの仕事に就くための面接の様子について教えてください。

面接というより、日常会話でした。「いつトロントに来ましたか?」「料理の経験はありますか?」など、ある程度英語で意思疎通ができるか最低限のところを見られていた印象でした。座ってかしこまって行う雰囲気ではなかったです。

―――トライアルはいかがでしたか?

少し会話をしたあとすぐキッチンに入って「今からまかないを出すから、冷蔵庫にあるもので何か作ってください」と言われました。料理を作り終わったら、楽しかったかどうか聞かれてそれで終了でした。キッチンでの動きを見られていたと思います。

スタッフに「ある程度動けていたから、メインのポジションではないけど採用」と言われ、働き始めました。他にトライアルを受けていた人の中には、指示された通りに動けず採用に至らなかった人もいましたね。

僕は、日本のイタリアンレストランのキッチンで2年間アルバイトをしたことがありました。そこでパスタやサラダを作っていた経験が今回生かされました。

キッチンでは、普段の生活で見慣れないくらい大きな肉の塊を使うこともよくあったそうです

―――やはり海外は実力、経験が重視されるのですね。給料や労働環境はいかがでしたか?

給料は15ドル、チップも合わせれば18ドルくらいでした。英語環境でしたので、現地の人と同じ条件で働けて友達作りもできてよかったです。ワーホリ中に日本食レストランでは安い賃金で働かされると聞いたことがありますが、僕の職場はそういうことがありませんでした。

さらに、料理の腕が上がり一生もののスキルを身につけられたことも働いて得られたことの1つです。働いたレストランでは料理をイチから作るのがコンセプトでしたので、小麦粉をこねてパスタを作ることもできるようになりました。

―――ローカルのレストランで働いて、日本人の働き方と違うと感じた点はありましたか?

楽しんで働くところですね。夜に店の閉店作業をするときに、スタッフ自らビールを飲みながら片付けることや、お客さんがいなければ仕事中でも大音量で音楽を聴いたりダンスをしたりする点が日本にはない働き方だと思いました。

私生活では日本での常識が通じず驚いたことも

シェアメイトのジンバブエ人と食卓を囲んでの1枚

―――実際にカナダで生活してみて、外国人との文化の違いを感じたことはありましたか?

日本での常識が通じなかったことですね。シェアハウスでは、いろいろな国籍の人と住んでいました。朝起きたら、他のベッドで寝ていたはずのジンバブエ人のシェアメイトが隣に寝ていて驚いたことがあります。

また、朝4時から電話をしていたことに対してうるさいと注意をしたら、扉枚挟んだ別の部屋に移動しただけで全く静かにならなかったこともありました。

日本では「言わなくても分かるだろう」と予想できることも、海外では通じないのだと痛感しました。

カナダ人とルームシェアをしていたときは、家賃をいくら払うかという話が中途半端になり関係がうまくいかなかったことがありました。とはいえ、学校に通っていたときにネイティブスピーカーである彼に宿題を手伝ってもらい、よい勉強になりました。

―――カナダ人とも一緒に住まれたのですね。外国人の友達を作るためにどのようなことをしましたか?

とにかく多くの場所に足を運んでいました。地元の人が行くバーやミートアップなどの集まりなどで話しかけて友達を作っていました。

 

カナダのトロントは寒かったが、仕事が多く暮らしやすい街

職場の同僚と遊びに行った時の写真

―――トロントに7ヶ月住んでみてどうでしたか?

カナダのトロントはとにかく寒く、-30度になる日もありました。日本から冬服を持っていかなかったため、2月は凍えそうになりました。

―――カナダでのワーホリでトロントへ滞在するメリットはどのようなことですか?

仕事を見つけやすいことです。

カナダの滞在先として人気である都市は、トロントとバンクーバーです。

バンクーバーは日本人が多いです。トロントにも日本人はたくさんいますが、都会であるため人口そのものが多く日本人の割合はバンクーバーに比べて少ないと思います。都会ということで仕事の数自体が多く働きやすいです。

また、雨が多いと言われるバンクーバーよりも、雪の多いトロントへステイしたいと思いそこで7ヶ月過ごしました。日本とは気候も文化も違った環境で生活でき、よい経験ができました。

 

Takayukiさんのワーホリ生活からは、自分のやりたいことと真摯に向き合いカナダでの生活を楽しむ様子が伝わってきました。次の記事では、ワーホリ期間の最後で学校へ行った話と帰国後の就職活動についてお伝えします。